五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分の枝葉

2012年11月12日 | 第2章 五感と体感
生育史は宝物です。
自分の感情は、自分の生育史によって育まれた考え方によって湧き出してきます。

何も無いところからは湧き出さないでしょう。

「心は自由です」と言われても、何かきっかけが無い限り、いつも同じ考え方と湧き出す感情で過ごす方が多いかもしれません。

アトリエモンキュールで講座に組み込まれている生き甲斐心理学講座は、昨日も身体と心に優しいお料理を頂きながら、ゆるりと勉強会が始まりました。

食することでリラックスしてくると、自分の枝葉が広がっていくような体感になります。
樹木に例えれば、幹だけで生きていると、枝葉の優しさがわかりません。

幹だけ大切にしようとすると、枝も葉が見えません。見えないと栄養も行かず、枯れてしまいます。
枝の葉っぱが光合成をすると、幹はどんどん丈夫になるのです。

自分の枝葉は、多様性の受容や何かとの繋がりや、他者への興味とも置き換えることができそうです。

枝の先についた葉っぱが、隣の樹木の枝に触れた時、何かが生まれてくるようにも思います。そんな風にして人との繋がりを慈しんでいきたいと思うことをしみじみ感じた勉強会でした。

自分の枝葉は、どこかに繋がっていることを信じている人は、きっと何かを生み出す力も秘めているはずです。

やっぱり、「砂の一粒一粒が繋がって関係していくことで大きな役割を担う」というガンジスの砂粒の思想は、私の原点であるようです。枝葉も同じです。

週末に一区切りできた満足感が、雨上がりの週明けの気分を夭夭(ようよう)とさせています。

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