五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

何を信じるか

2012年11月28日 | 第2章 五感と体感
自分の力は、限られています。

自分の視野も案外狭いはずです。

それらのことを意識しているだけで、思い込みの世界から解放されるように思います。

自分の力が全てだと思い込み、他者の自己実現を最後まで管理しようとしたら、どうなるでしょう。

ほんとうに「自分の中に答えがある」ことを自分は信じることができているとしたら「他者に関してもその人の中に答えがある」ことを自ずと繋がるはずです。

自分の何を信じるか。。。

自分の心の内を再点検しながら、日々の生活を営んでいきたいものです。

自分の中にある「解決できていない何か」や「常にまとわりついている不安感」が、関係の無い他者への関わりの仕方に繋がっている事に気付くと、案外、他者ではなく「自分が何を信じているのか」の答えに繋がってゆくように思います。

自分の力は、ほんとうに限られていて小さなものであることを受け容れてみると、他者の力も信じることができるかもしれません。

依存性の謙遜さは考えものでしょうが、自分はガンジスの小さな砂粒の一粒であると感じ、道端に転がっている小さな石ころである自分を感じたあの体感は、謙遜という概念を私に与える良き機会であったことは確かのようです。
時々、私も自分の思い込みに突っ走りますが、或る程度まで行くと、この体感が自分に現実を吟味する力へと変えてくれるのです。

そして、他者の力を信じることは、自分の懐の深さを測るバロメーターであるとも言うことができそうです。

こうやって、人生の修行は続くのです・・・

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