カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

鳥海山リベンジ・その2

2021-07-27 | ヤマのこと

2021.7.23(金・祝) 鉾立ルートで鳥海山をピストンします


4時起床 5時出発
4時に起きて外を見たら、車の方々が続々と支度をしていたので焦りましたが
眠くて体が動きません・・・(鉾立山荘が居心地よすぎて飲みすぎたという噂)



鉾立展望台
ここから見る頂上・新山のなんて遠いこと(;^ω^)
前回はスタートから雨で何も見えなかったので「ほんとにたどり着けるのか・・・」
なんて思いすら沸いてなかったな



朝のひんやりした空気の中を進む



賽の河原到着
早速ひと息入れる



チョウカイアザミ


シロバナトウウチソウ
終わりかけのチングルマ散見



たしか前回はこのあたり一帯が雪で覆われていた気がする、と雪渓方面へ
ひんやり空気が眠い身体を起こしてくれそう、涼しくて助かる~



スタートからぞろぞろと列をなして歩いていたけど、賽の河原から分かれたこちらのルートは人が少なく快適
しかもいろんな花たちで縁どられた登山道を登るんですもん、こんな幸せない♬



でも、ね。
ヨツバシオガマ・イワイチョウ・ウラジロヨウラク・ハクサンシャジン・ハクサンフウロ
次々と現れる花を全部写真撮ってたら、とてもじゃないけど山頂までたどり着かないわ・・・




振り返る日本海
鳥海山は海からわずか16kmで標高2,236mへ一気に盛り上がっているという
海からすぐにこんな大きな山がそびえるって、日本では他には屋久島くらい?
しみじみと自然の偉大さを感じる
海に裾野を浸した山容は独特で、上から見ても下から見ても大きく美しい鳥海山
東北の名山に間違いない



鳥海湖への分岐を左に登ると御浜小屋に着いた
建物の右手に回ると、



おー!新山と美しく広がる裾野が見え、



眼下に鳥海湖!ヤター!嬉しいよ~



しかもこのあたりのニッコウキスゲがちょうど咲き初めでかわいいったらない



扇子森から鳥海湖 いい眺めだな~
前回なーんにも見えなかったから、感動もひとしお



ようやくやる気スイッチが入り、気持ちの良い稜線を進みます



トウゲブキ・ハクサンシャジン・ミヤマリンドウ・チングルマ・ハクサンイチゲetc
この斜面もお花たくさん



御田ガ原 前方にしっかり新山見えてます
こんな風に見えるんだったのね



コバイケイソウ・ミヤマトウキ



花のサイズが大きいハクサンイチゲ



ヒナザクラ・イワブクロ・イワギキョウ・チョウカイフスマ



八丁坂を登って七五三掛(しめかけ)



ここでも休憩・何回目?
それほど気温は高くないけれど、やはり暑いのが苦手な私、太陽が照り付けると苦しいよ~

今回は暑さでバテるとかなりマズイので、凍らせゼリー・フルーツ・炭酸水・サーモスに満タン氷、
自分対策全部持ってきて、1時間おきにエナジー注入しながら来ました(*_*;



どっち周りにしようか一瞬迷ったけど、この登り返しはきつそうだな、と予定通り千蛇谷へ



新しいルートは旧道(通行禁止)をちょっと進んだところから
降りる途中で振り返ったら、前回はあの梯子を通ったんだ、とふと記憶が蘇った





思い出すなぁ・・・
あの日この雪渓でこんなふうにガスにまかれルートを見失い、
若いお兄ちゃんたちと探して、見つけたときの喜びを(^^



外輪山が近くなって


雪渓歩き終了
ここからがきついんだけど、さっきからダンナに「遅い!」って怒られているので
ここは頑張って黙々と登りますよ・笑



前回怖がってた雪渓渡りは何それ?って感じで通過して



鳥海山大物忌神社(おおものいみじんじゃ)に着きました
天気予報は朝9時まで晴れで、あとは曇りだったから天気予報当たり、な感じですが
青空は消え、あたり一面真っ白な中、ザックをデポして新山へ向かいます

大きな岩を越えて行くの、前回は雨で濡れていても平気だったのに
今回は岩の間に落ちそうで怖かった・8年の月日を感じた~



新山2236m
ここから日本海を眺めたかったけど今回もかなわなかった、ざんねーーん
それに、とにかく登山者が多くてすれ違い待ち、山頂撮影待ち、と5分も居れなかった(涙)


長くなったので続きます







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