2015.11.3(火・祝)
青空と乾いた空気がとっても気持ちの良い文化の日。
なのにお出かけ出来ず・・・
でも、こんな天気の良い日に家から一歩も出ないなんてもったいない!
と夕飯の買い物がてら自転車に乗ってお山に行きましょう、目指す先は・・・
富士山 (・∀・)
住宅の間の狭い道を走って行くと”東大久保富士”のある西向天神社に突き当たりました
浅間神社と書かれたりっぱな石碑があったので期待に胸が膨らみます
駐車場脇の斜面には「三合目」の石碑と 人ひとり入れるくらい大きな「胎内」
奥には溶岩のごつごつした起伏が見えるのですが、金網でおおわれているのでここからは入れなさそう・・
神社の中へ入って行くと、肝心な部分は小さな公園になっててここにも柵
柵の切れ間、入れそうな門には鍵がかけられていました
東大久保富士は1842年築造。
富士塚は公園側からみると高さ2.5mほどだが、下からみれば8mほどらしい
どうやらこれが山頂のようなのだが・・・よく解らない。
下からの繋がりが見たくて柵から身を乗り出してみるもこれが精いっぱい。
あー、もうちょっとなんだけど!
残念ながらその山頂に立つことは出来ないまま下山します
ここも「お山開き」期間しか入れないタイプなのかもしれないけど、
思いつきでやってきたので、いつ開いているのかは情報不足の為不明
なんだか色々アイテムがありそうだったんだけど・・・見たかったなぁ~
あー、もやもやするぅ・・・
《東大久保富士:新宿区新宿 6-21-1》
※東京メトロ東新宿駅・A&Fのすぐ近くです
------------------------------------------------------------
スッキリしたくて出てきたのに、もやもやしたまま帰るのでは意味がない、
もうひとつの富士山を目指しましょ
青空の清々しさとはうらはらな、昼間でも怪しい新宿の街を自転車走らせ・・・
お次は我が家から一番近いであろう富士塚”成子富士”
何度もこの青梅街道は通っているのにこの”成子天神社”に入るのは初めて
大変近代的でりっぱな天神社、境内にはお祭りの山車が大事そうに展示されていました。
ぴっかぴかな赤、どうやら2~3年前に建て直されたようです。
成子天神社の力石
江戸~明治時代のものらしい、それぞれに四拾貫~五拾八貫余と書かれています
さて、富士塚はどこだろうと進んで行くと・・・
おおっ!なんとりっぱな!
ビルの谷間に燦然と輝く富士山頂が見えました!
成子富士は大正九年築造、天神山という小山があった場所に、
正真正銘の富士山の溶岩を運んできて築山されたものらしい。
山腹には烏帽子岩かな?&小御嶽神社かな?
ごつごつ溶岩の登山道をぐいぐい登って行くと山頂到着
山頂は人が4人立てるくらいの広さでしょうか
眼下に見えるのは以前山頂にいらしたという木花咲耶姫命の像(コノハナサクヤヒメノミコト)
3.11をきっかけに下に降りたらしいです。
山頂から下界を見るとなかなかの高度感☆
高さ12mあるそうです
登れるタイプと見るだけタイプ、いろんな富士塚がありますが
私はやっぱり登れるタイプが好きかなぁ
こちらの成子富士は遠目で見てもキレイな富士山型
緑も多くて良い感じ♪
こちらの成子富士は最近流行のパワースポットとして有名になり、
いつしか常時登れる塚になったそうです。
それにしてもこんなに高層ビルに囲まれて、富士塚から富士を望むことができなくなるなんて、
当時の人はもちろん思いもしなかったでしょうね。
私が子供の頃は我が家からも富士山を望むことができ、
朝、学校に行く時富士山が見えると一日ラッキー☆なんて言ってたのに、
今では高いビルの上に行かないと見ることは出来なくなりました。
《成子富士・新宿区新宿8-14-10》
※東京メトロ・西新宿駅徒歩三分
▽富士塚とはなんぞや?という方はこちら(私なりの解釈です)