カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

花巻でスキー、の巻

2010-01-06 | スキー

2009.12.29、今日から冬休み。
朝一の新幹線やまびこに乗って、北上で降り花巻へ。

 
花巻駅、初めて訪れました。予想通り静かな駅。
10:00発の路線バスに乗り換え、ますます静かな方へ進むと、右手に「大沢温泉」が見えてきました。

目的地はその先「鉛温泉スキー場
冬はあまり帰省しない我らですが、今回ダンナが温泉に寄りたいなぁ、
と言うのでプランナーの私は地図を眺めて閃いた

温泉とスキーを同時に楽しんでしまえばいいじゃ~んシメシメ。
(あ、普通か)


 
交通の便がよく、ダンナの実家にも遠くないところを探すと、ここに行き着いた。
どうも調べてみると小さなスキー場らしい。
「スキー場前」というバス停を降りると、もう入口。
行ってみると想像通りのスキー場、建物は小さな体育館か地域センターのようなシンプルさ(笑)
市営のスキー場らしく、レンタルも50人分あるかないか?の少しだけでした(でもちゃんとカービング
でもこじんまりとして、アットホームな雰囲気がとってもGOODです!
レンタルの係りも地元のお母さん二人。
個人的にはこういうレトロな感じ、好きですねー

それになんと言っても安い!
レンタルが(3点セット)1日¥2000、リフトは半日¥1600
しかも午後券が11:30~16:30の扱いなのですよ!
無駄な時間を過ごさなくていいではないですか。
なんと良心的な・・・



地元のスキー場でこんな雰囲気だったら、嫌がっていたダンナも一緒に滑ってくれるかも・・・
という作戦を胸に秘めここを選んだのですが、この場に来ても答えは「NO」
頑固者め・・・

じゃあ、仕方ないから食堂で待ってて、私の滑るところを写真に撮ってよ。
とカメラを渡したものの・・・撮ってくれたのはこの一枚のみ・・・(あとは寝てた)

2階の食堂の位置から正面が、ちょうど最後の16度くらいの斜面なのですが、
普通の人なら5秒もあれば通り過ぎるところ、私は3回ぐらい転んでしまうのです。
が、転んでも転んでも立ち上がり、また滑ってきては転んで・・・の私を見て、
その根性に呆れたらしい・・・。私だってうまく滑りたいのに出来ないんだからしょうがないのよ。
だったら教えてくれ~~

結局、上から下まで転ばずに降りれたのは1回だけでした(笑)


あまりにダンナを待たせておくのも気が引けるので、お昼も休憩もせず3時間で終わりにしました。
今シーズン初めてだったので、この程度がちょうど良かったかも。
この時は積雪35cmでしたが十分、さらさらで気持ちよかったです。


スキーウエアのまま、宿まで歩いて行きます。
住宅街からスキー場まで徒歩圏内なんて、いいな~。

小さなスキー場で楽しんじゃった初スキーでした

温泉編へ続く。



スキーチャレンジ★今季最終回

2009-03-22 | スキー

何を考えたか?私がスキーを始めたくなったのは・・・


(山形蔵王ライザスキー場にて)
2回あった、一回は2008年の冬、「蔵王」かんじきツアーの下山時。
えっさほっさ下る私たちの脇をすり抜けていくスキーヤー達を見たとき。

「なんて気持ちよさそうなんだろう・・・一生に一度くらいスキーで滑り降りてみたい」

山歩きをしていなかったら、絶対湧いてこなかった感情だった。

そして、このトシで初めてスキーをしてみたいなぁ・・・
と呟いたときの周りの声といったら。
「無理」「骨折するから止めた方がいい」「若くないんだから・・・」「何を今更」
と否定ばかりだった。ま、冷静に考えればそれは正しい反応かもしれない。


あれから一年・・・
自分でも「無理なんだろうな・・・」と思っていたけれど、
2008年夏、ふと仕事中に会社の保養所のパンフを見ていたときに閃いた。
草津温泉、天狗山スキー場近くに提携保養所があるではないか!
草津なら、ダメでも温泉で雪見風呂、と言う手もあるし、
スノーシューで白根山というパターンもあり・・・

と軽い気持ちでチャレンジしたスキーだった。


(はじまりはここから)
生まれて初めてスキー板を履いた、2/7「草津天狗山スキー場」
ダンナは事情により不参加。
ひとりでスクールに入ったものの結果は散々、雪の上で静止していることもできなかった。
初めてスキーの感想は、辛かった、の一言だった。
もう二度とスキーはしないでもイイかも・・・
と、ヨレヨレで体中が痛く、ロボットのようになって帰ってきた。


帰り道、諦めたはずなのに・・・感じた不思議な挫折感。


筋肉痛が治まりかけた火曜日、
「あのまま終わりじゃ、納得できない」ふつふつと湧き上がる悔しさ。
ダンナは「スキーをする意味が解らない」と今回も反対モード。
そうか、じゃあ一人で行くしかない、とバスツアーに申し込んだ。
さすがに緊張していたので、一人でも行けそうな、初心者な場所を選んだ。


2回目・2/14「軽井沢スノーパーク」
スキーの板にのって歩くことが出来るようになり、緩やか斜面で10~30m位ハの字で降りてこれた。
雪の上で板を履く、という事に慣れ、なんとかハの字で止まれるようになった。
でもリフトに乗るのが怖くて先へ進めなかった私に、その後、強力な助っ人が現れた。


3回目・3/7「湯沢パークリゾート」
スキー大先輩のmichiさんに付き合ってもらい、リフトの乗り降り、曲がり方を習った。
大きく転んで、斜面の怖さも感じた。
ここでもたいした進歩は見られず、斜度10度の傾斜ではまともに滑ることはできなかった。
でも一人じゃない安心感が嬉しく、誰かと共有できるスキー時間が楽しかった。

なんとか、もうちょっとまともに滑りたい・・・。

そして新幹線でスキー、のラクさを教えてもらったので一人でも行きやすくなり、
また翌週に行った4回目・3/14「湯沢高原スキー場」


改めてスクールで学びなおそうと参加した日は大雨。
幸い、先生とマンツーマンでレッスン2時間。
でもちょっと斜度がきつくなるとあっけなく板が飛び撃沈・・・
基礎ができていないため7度のコースに戻り自主錬・・・そして時間切れ。

もう・・・今季時間がない・・・越えられない斜度10度の壁。
焦ったけど仕方ない、運動オンチは昔から。
時間をかけてもなんとかもう少し滑れるようになりたい!
そして来シーズンへ希望を繋げられるように、楽しんで終わりたい。

そんな思いで頭は一杯だった。
最後と決めた5回目・3/20 最終決戦、自分と見えない壁との戦い・・・

+++++++++++++++++++++++

【3/20(祝)越後湯沢 NASPAスキーガーデン】

(ピングー好きだったんですよ★)
湯沢はこの日も雨。連休初日と合ってか東京駅はごったがえしていた。
このツアーを申し込んだとき既に指定は全便満席。
予定していた「とき」自由席も長蛇の列だったので諦め、
空いた「たにがわ」で出遅れ、スキー場に着いたのが10:00。

今回ココを選んだのは、「スキーヤーズオンリー」と「初級者コースでも1600mのロングコース」
長い距離を滑ってみたい、という思いから。

予想外に混んでいて、ちびっ子達も多くこの初心者Fコースは大人気。
スタートはほぼ平の7度、最後が12度の600m。
それでも前回までの300m弱よりは長くて滑り甲斐がありそうだ。


(もうあちこち土が見えています)
が、雪はこんもりシャーベット状態で、あちこち盛り上がっている。
それに乗り上げると12度のところではバランスを崩して転倒。相変わらずダメダメ。
でも初心者が多いせいか?12度のところでは転んで転がっている人が多い。

そんな訳でコントロールの効かない私がよけるのもまた一苦労。
キッズスクールも人気のようでしたが、12:00になるとスクールが終わるので空いてきた。
今がチャンス!と13:00まで練習するが・・・進歩なく疲れて午前の部終了。



(ドでかいおにぎり!が魚沼産のこのおにぎりのお米のナンテ美味しいこと・・・)
ピークが去ったレストハウスで一人ランチをしていると、
携帯に予想外の応援メールが入っていた。



ポエット先生からの応援メッセージ)
午前中はイマイチ進歩が見られない自分。
気分も凹み気味だったがポエット君のマジ顔に、緊張と焦っていた気持ちがほぐれ
そして応援メールに元気をもらい、やるっきゃない!と決意を新たに。
勇気を出して最大20度の初級者コースへのリフトに乗った


大きな4人乗りのリフトに乗って運ばれていく・・・
上がっていくと下からは見えなかった左手に、予想より緩やかで幅広い斜面が広がっていた。


(この方向は中級者コースです)


リフトを降りると、スキーを履いた自分が始めて降り立ったような景色。
一瞬、前回の悪夢が蘇るが、見渡すと滑り出しは緩やかな感じ・・・
いけそうな気がする・・・


(ここでコンデジの電池切れ。携帯カメラに変更です)
Hコース(最大20度、平均9度)行ってみます!

最初の滑り出しはハの字で通り抜けた。
いったん平らになり、また緩やかに下り、左へのカーブからが最大傾斜の位置。
ハの字を作り直しスタンバイ。先を見ると案外幅が狭く、5人並べる位の幅だった。
右端の網の向こうは川が流れているが、落ちてもたいしたことなさそうだ。
気持ちを落ち着け、いざ!!!!

1回2回3回4回目のターンで、山側のシャーベットに乗り上げスキーの先が突き刺さる(笑)
またハの字を作り直していざ!!!
1回2回3回4回目のターンで・・・転倒。ま、仕方ないでしょう。

その先は傾斜がいったん緩み、15人位並べる位の幅の広さ。
ここがとっても気持ちよく、スイスイとターンが出来た。
レストハウス手前でまた若干傾斜があるが、大丈夫になったようだ。

うん、ここなら出来るかも!
少しだけ自信をつけて2回目のリフトへ。

そして2回目も同じあたりで転んだ。


(さっきあそこにいたのに、と思うと嬉しくなる!)
3回目、なんとなく慣れてきた、今度こそ転ばずにすり抜けるぞ!

1回2回3回4回・・・だんだんスピードが出ちゃっておっとっとおっとっと状態。だけど、転ぶもんかっ!踏ん張って踏ん張って・・・・
なんと転ばずにすり抜けることが出来たのだ

やった!初めて16度を越えることができた!たった一人で「やった!やった!」と叫んでしまった。
気分は上村愛子、ガッツポーズを作りたくなるくらい嬉しかった
こんな感動、何年ぶりだろうか。
人って努力しても叶わぬことはたくさんあるけれど、
スポーツは費やした時間だけそれなりの形になって自分に返ってくる、なんてシンプルな構図なんだろう。
あー、体を動かすことってなんて素敵なことなんだろう
一人で感動して泣きそうになった(恥)


(サングラスの奥は目が赤かったよ)
嬉しい自分を記念撮影。自然と笑みがこぼれる(笑)


そこから後はもう、楽しくて楽しくて
スイスイと雪の斜面をクルーズする楽しさを知ってしまった。
「スキーって楽しい~~~~~~
と叫びながら降りていた人を見かけたら、それは私です。

何度も何度も滑りたくて、早くリフトへ。
何度も滑っているうちに、なんとなく・・・なんとなくですよ!
ターンのコツを掴みかけたような気がして。
調子に乗ってグイグイスピード上げました(上がっちゃいました)ら・・・すっころびまして。
シャーベット状態に板が刺さって、変な形で転倒。
立ち上がろうとしたら左膝がアイタタタ・・・。
立って見たら大丈夫だったけど、あー、これはあまり無理しない方が良いな、
と思ってラスト二回だけ滑って、16:10今季のスキーを終了しました。

トップから一度も転ばずに、全長2.2km滑る楽しさは格別でした!
午前中転んでいた初心者コースも、何?ってな具合で降りてこれた。
やっぱりある程度は挑戦していかないと上達しないんだなー、
と勝手に解釈

来季に向けて、手応えを感じられたラストスキー、でした。

こんな私がここまでこれたのも、応援、同行(michiさんアリガトウ)、
そしていくつものアドバイスを下さった皆様のおかげと、
本当に心から感謝しています。
皆さんの励ましがなかったら、一人ではこの壁を乗り越えられなかったと思います。
生まれて初めてチャレンジしたスキーに教えられた感動と、
皆さんの優しさに出会えた感動が、真っ白な雪と共に思い出に刻まれました。


来季は憧れのあの場所にきっといけるはず。


(リフトで降りてきた2008年)

大好きな景色を見ながら滑るぞ~~~!


長文お読み頂きありがとうございました




スキーチャレンジ★4回目~見えない壁にぶつかる編~

2009-03-15 | スキー

ちまたではもう桜が咲き始めたと言うのに、
私の冬はまだ終わりません・・・

【3/14(土)湯沢高原スキー場】
新幹線ならドアtoドアで2時間、というラクラク移動に味をしめた私は、
またしても「越後湯沢」に降り立った。

駅に着いたら土砂降りの雨あ~・・・雨のスキーは初体験。

この日は全国的に荒れ模様だったようなので、新幹線は10分遅れで到着。
ま、電車が止まる、なんてことにならなかったので良しとしましょう。

先日michi大先輩と話していたときに、
「1回目はなにがなんだか解らないまま終わってしまったけど、
今ならスクールに入っても、余裕を持って習えるかもね。癖がつかないうちが良いかも~」
あ、そうかも、と気付いた。
そうだね、そうしよう、と筋肉痛の残る翌日には日帰りツアーを申し込んでいたワタクシ(笑)

9:30、スキー場に到着今日は150cmの板を借りてみた。
10:00からのスクールを申し込むも、私のコース(ハの字で止まれるレベル)生徒は一人。
先生とマンツーマンのレッスンとなった。

今回は2回滑っただけですぐにリフトに乗ってもよし、ということになった。
ちょっと安心


練習は「布場ファミリーゲレンデ」斜度約7度、スキーヤーオンリー。
1回目に草津で習ったのとはやはり全然違って、言われていることが良く解る。
曲がることを中心に教わった。空いていたので勉強しやすい。

それなりに曲がることは出来るようになったけど、スムーズではない。
頭で「曲がらなければ」と思ってしまうようで、もっと自然に~~
と悪いところも指摘してもらって、あっという間に2時間終了。

レッスン中も容赦なく雨が降り続いていたが、夢中な私は寒くもなかったので、
帽子のまま練習していたが・・・これがいけなかった。

12:00、レッスンが終わって建物内に入ってビックリ
帽子は水を吸って重たく、髪もびっしょり。
襟と袖から雨が入ってアンダーシャツも結構濡れてしまった。
つまり・・・寒いのだフードかぶるべきだった。
フードには水がたまっていた^_^;
こんな日に限って・・・余分な着替えは持っていないし。

いままでずっとスキー場では必死だった為、寒いなんて感じたことがなかったので、
今回初めてストーブの前を陣取り(空いててヨカッタ)お昼を食べながら乾かしました。

でもグローブと帽子だけはもう重たくなって乾く余裕もなし。
(アンダーは山用だったので速乾性、役に立ったね
帽子は2個もっていたから良かったけど、グローブは今日に限って1個しか持ってこなかった。
レンタルグローブを探すも、ないって言われ・・・
仕方なく一番安いのを購入(¥2980余計な出費)やっぱり油断はいけませんね、反省。

そして午後はまた一人自主練習。
幸い、雨が止んで曇りになってくれた。




リフトではもう転ばなくなったよ!乗りながら撮影が出来る余裕も・・・(笑)

ひとりになると、どうしても同じところをぐるぐるするのに飽きてしまい、
隣の「布場ゲレンデ」まで遠征。一番左のリフトに乗った。


しか~~~し!ここは初心者コースのはずなのに、上まで行ったら悲しいほど急(に見える)
滑り出しがプールサイドみたいに平で、斜面ががくん、としていて、
どっから降りたら良いのさ?状態で、ストック握り締め固まること5分・・・
もう覚悟を決めて少しナナメ横方向に滑り降りてみるも・・・
やっぱり1回転で派手に転び・・・またしても板二枚ふっとばしますた・・・。
起き上がるもそんな斜面で板を着けれるはずもなく・・・途中までオシリで滑り落ちて来る始末・・・
周りの皆さん、ご迷惑をおかけしました

仕方なく、隣の「途中下車OK」のリフトで練習始めますが、
こんどは距離が短くてつまらない(生意気)3回ぐらい曲がったら下に着いてしまうし、
雪がぼこっ、となっているところでは転んでしまう。

どうやって曲がっているかイマイチ理解していないのに、こんなんじゃダメだ~オレ
と自分に腹を立て、またすごすごとファミリーゲレンデに戻って練習しなおしました。

初級コースを滑れるようになるためには、あの傾斜に慣れないとダメなのね。
やっぱり一人だと怖いし、どうやって滑りだしたらいいのかわからない。
斜度7度はスムーズだけど、10度以上になると転んでしまう・・・
「初心者」と「初級者」のハザマにいる私。
初級コースの前に立ちはだかる壁は、私にとっては大きいようです。

------------------------


新幹線ギリギリの15:50まで滑って、館内の温泉へダッシュ。
幸い貸切状態で、20分で(カラス)出てきました。


今シーズンはもう今日で最後だろうか・・・
などと考えながらシャトルバスに乗ろうと外に出ると、今度は強い風と雪が。
新潟はまだ冬


越後湯沢駅で日本酒をまたたんまり仕込んで新幹線に乗った。
谷川岳のトンネルをくぐったらこんなまぶしい夕日が。
関東は、春


もう少し冬であって欲しいと願う私が、現実に戻った瞬間でありました。




イメトレ

2009-03-12 | スキー

目から得る情報って、やっぱり大事だと思うのです。
それも・・・動くヤツ。


だからこれを買ってみたのだけれど・・・
今の私には高度すぎてちっともイメージがわかない。


もっともっと初心者用はないのか
と探し当てたのがこちら。


・・・・・・・・・・・私はこのレベルでOKみたいです。コレ¥1000しないし
(パパじゃなくて教えられる方です、もちろん)
安いわりにはちゃんとしてたなー。
でもこれは練習の仕方、が中心なのでやっぱりイメージトレーニングには・・・?

DVDの上級者用はたくさんあるんですよね。
これらの中間ぐらいが欲しいんだけど、案外ないものですね。
動画とかも適当なのが見つけられないし、結構探したんだけど。
やっぱり需要がないってことかしら

以前平泳ぎが全く出来ない時、プールでスイスイ気持ち良さそうに泳いでいる人を見つけ、
ゴーグルで潜りながらじーーーーーっとその人の泳ぎを見て覚えたことがありました。
毎週来ていた人だったので、毎週潜って観察してました(笑)
多分、ずいぶん怪しいオンナがいる、と評判になっていたことでしょう。


やはり実践あるのみ、でしょうか





スキーチャレンジ★3回目in湯沢

2009-03-09 | スキー
3/7(土)、3回目のスキーに挑戦してきました。

今回は強力助っ人、スキー暦100年(?)の我らが「いきあたりばったり隊」michiさんが、
こんな私に教えてくれる、というなんともありがたいお言葉に甘え、行ってまいりました!

今回のスキー場は越後湯沢「湯沢パーク」
初心者向けと言う事で選んでいただき、新幹線で約1時間30分というラクラクコース。
駅からはシャトルバスで10分、というアクセスの良さ。

この日の天気は雪・・・でした。
雨じゃなかったのでよかったー。


(リスちゃんがかわいくお出迎え)

こじんまりとしているけれど、さすがスキーといえば新潟、という感じでした。

今日はレンタルに短い板があったので、140cmをチョイス。
20cmの差はどうなんでしょう?持った感じはとても短い。

今日の目標は「リフトデビュー」と「曲がること」です。
さあ、目標に向かってGOGO

まずは広くて気持ちの良い緩い傾斜(7度?)ゲレンデで前回の復習。
板には慣れてきたようで、このくらいの傾斜なら自分の中ではスイスイな気分。

一人乗りリフトにチャレンジ~

高所恐怖症なんで、こんな小さなリフトでも1回目は怖かったですが、
2回目から大丈夫になりました。でも教えてもらっても乗り降りって大変・・・


無事に乗れたには乗れたのですが・・・


ばーさんのようにへっぴり腰で降りる私・・・
(もちろんリフトを降りたとたん転びました)

午前中はそのゆるゆるエリアで足慣らししたのですが、
生意気にも物足りなくなり・・・
先輩からも「ここでは練習にはならないよー」とのアドバイスを受け、
ペアリフトに乗って、初級者コースへチャレンジ!

が、しかし・・・ここが怖かった


初級者エリアまで行く途中のナナメの傾斜・・・
そこをボーゲンでふんばって越えれば、初級者コースへたどり着く予定だったのですが・・・
私にはまだ、早すぎました。

何をどうやってそこを超えたのか?記憶がないくらい必死で・・・
傾斜の途中で2回転び、2回目は派手に転び、1回転半?
頭を打ち、気付いたらスキーの板は2枚とも外れ、すっとんでいました


それを拾い集め・・・板を履きなおす私・・・

そこから先もひどくて、一回ターンするたびに転び・・・
何回転んだか?数え切れないくらい。
草津のときのように、転んだ自分を起こすための力が入らなくなり・・・


↑腕がプルプルで力が入らない私・・・

結局、普通の人が5分かからないところを40分かけて降りてきますた・・・

+++++++++++++++++++++++++++

午後は、さっきのコースはさすがに怖い気持ちが先立ってムリっぽいし、
怪我でもしてしまってはまずい、と思い考えた末、
リフトが運休している場所を、板担いで上がって、下りてくるという自主練を決行。

そんなヤツは誰もいないけど、もう、練習の為には恥ずかしさなど感じなくなっている私、
こんな時こそ普段鍛えた山歩きの脚力を活かす時だっ
板を持って停止中のリフトの脇を登って行くこと数回・・・
(途中3,4回休まないと上がれなかったから全然活かされてない^^;)


(ここからあの白い建物に向かって降りていくのじゃ~!)

一回だけ、右に左に曲がりながら(約10度?)、一度も転ばずに降りてこれました!
ええ、もちろんへっぴり腰で、習ったことが出来ているのかどうかも解らず、
スキー板に引っ張られて滑り落ちてきただけなんですけどね

もっと滑りたかったけど、さすがに板持って登るのに疲れて終了。
温泉で汗を流して帰りました。


michiさん、こんな私に付き合ってくれてアリガトウゴザイマシタ


↑先輩のように、膝をそろえて滑れる日は来るのだろうか・・・?


スキーしてきた、と呼べるようになる日が遠い私ではありますが、
とっても悔しくて、とっても楽しい一日でした


・・・今日もまだ全身筋肉痛です




スキー自主トレin北軽井沢

2009-02-15 | スキー
先週の初体験スキーの後はヨレヨレで、もう「わたしには無理かも」
と諦めかけていたのですが、なんだかあのまま終わるのは納得行かない・・・。
とふつふつと持ち前の「悔しがり根性」が湧いてきた。

それに加えて皆さんの励ましのお言葉に元気になり(調子に乗り)奮起
ダンナに教えて~、と頼んでも、やっぱり「イヤ」の一点張り。
どうせダンナはこの日仕事だったので、
「じゃーしょーがねぇ~~!一人で行ったる
と男らしく行って参りました。


どうせダメダメなんだから、初心者コースの多いところで、価格の安いところ・・・
と探した先が【軽井沢スノーパーク
日帰りバスツアー、レンタルもリフトも全部混みで¥6700 安い

しかし、この日はいきなり気温14度!途中の道路はもう雪なんて全然見当たりません・・・
2月とは思えない・・・


なんだかんだ1時間遅れて11:30、スキー場到着。
浅間山が良く見えます。
先週草津から見たときより更に山の雪はなく、地肌が見えていました。


(↑ちなみに先週2/8の浅間山)

早速レンタルしてスキー場へ。
う~ん、とってもコンパクトなスキー場、というよりもやっぱりパーク。

最初貸してくれたスキー板がなんか先が尖っててヘン?
ソレをはいて歩いてみたものの上手く歩けない。
前回と同じじゃないと多分出来ない・・・とカービングスキー(160cm)に変えてもらった。

最初は平らなところで歩いてみたり、ストック使って平行移動してみたり、
板と戯れること30分。
ほぼ平な所では前回と違い、雪がシャーベット状になっているから?全然滑れないことにやっと気付く。

その後、意を決して傾斜のある場所へ移動。


ジャジャーンそう、今回の必殺アイテムはこれ。
「スノーエスカレーター」
板を履いたまま乗れば、ちょっと上まで連れてってくれる優れもの

これに乗り・・・初めての傾斜のある場所へ。
転んだって構うもんか!恥ずかしがってたら上達なんてできない!
大体、ココに参加した段階で一人で来てるのは私だけで恥ずかしかったんだから・・・
・・・もう、平気


先週習った通りにハの字を作り、いざっ緊張の一瞬!
おっとっと、おっとっと・・・・と・・・止まった。

超へっぴり腰だったけど、下まで転ばずにこれた

よし、もう一回!

おっとっと・・・とっとっと・・・・止まった。

よし、もう一回だ!


(下から見るとただの緩やかな道、上から見ると傾斜しているように見えるのよね)

ハの字、そして平行、そしてハの字・・・おりゃ?なんか滑ってる感じ?
あ~開くとスピードが落ちて、閉じると早くなるのね
と当たり前のことをやっとなんとか理解し始め、
ちょっとバランスを崩しても、ストックでごまかしてなんとか転ばす着地・・・

こんなことを3時間繰り返し・・・
結果、1回しか転ばないで終わったのだ
(一回は調子に乗って横向きで止まろうとして転んだ^_^;)

自分でも・・・信じられないけど・・・

私、滑れた?

大体、子供達しかいないようなところ、傾斜もゆるゆる。
雪もべしゃべしゃでスピードが出なかったから良かったのだろう。

ほとんどの人はここでウォーミングアップして、リフトに乗って私がいた場所の上から滑ってくるのですが、
悩んだ結果、やっぱりリフトの乗り方(降り方)も解らぬまま乗る勇気がなく、
(リフトの先がどうなっているのか見えない)リフトに乗るのは今回は諦めた。
でも、平らな場所ですら10mも進めなかった先週、今日は多分30mくらいは合った気がする。
ここまでこれただけ相当満足だった

しかも、こんな初心者緩やかなコースでも、最後のほうは浅間山を見ながら滑ることが出来、
「スキーって気持ちいいものなんじゃないの~
と思ってしまった、生意気な私でありました。(多分今日だけ)

自主トレ大成功??あ~~~もっと練習したい!
寒波カモ~~ン



初めてのスキー体験in草津

2009-02-10 | スキー

スキー場にすら行ったことのなかった私が、なぜかスキーをやりたくなったのが昨年、蔵王に行ったとき。

かんじきで降りてくる私の横をス~イス~イ滑っていくスキーヤーを見て、
・・・私も一生に一度くらい滑ってみたい・・・

と思ったのが間違いの始まりでした。

そして今回たまたま健保組合の宿が天狗山スキー場の近くにあることを知り、
受付開始と共に申し込んで、生まれて初めてのスキーを昨年から楽しみにしていたのでした。

ところが前日、ダンナが
「歯が(補綴物)取れたから歯医者に行きたい!」
と言ってきた。
最初からどうもスキーは好きではないらしく(滑れるらしいのだが真実は?)
行きたくない、と言っていたから確信犯か?とも思ったが、
医者に行くには土曜日しかないから仕方ない、
私一人で先に行くから、後で迎えに来てね、
と約束してひとり家を出たのでした・・・

----------------------------------------

【2/7(土)】新宿4:44⇒4:53池袋5:02⇒5:10赤羽5:24⇒6:54高崎7:25⇒8:48長野原草津口
バス8:58⇒草津温泉バスターミナル9:26 タクシー⇒天狗山スキー場

スキーの靴すら履いたこともない私がスキーをやるには、とにかくスクールに入らなきゃ!
と初心者コースの受付時間が9:50、それまでにどうしてもたどり着かねばならなかったので、家を出たのが4:15。
5時間もかけてスキー場に到着。長い一人旅だった・・・。


(天狗山スキー場正面。 雪、駅前からずっとないんです・・・)
大急ぎでスキー場に着くとなんだかものすごい人で、ごった返してた。
初めて来た場所、右も左も解らないけどとにかくまずはレンタルだ!
が、レンタル受付も混んで並んでモタモタ。

お金を払って慌ててロッカールームに飛び込み、オーバーパンツだけはいてスキーを借りる。
次は急ぎ足で隣の棟の「スクール受付」へ。
が、ここも並んでいてバタバタ。
「すいませ~~ん!10:00のスクールに入りたいんですけどっ!」
と叫んでギリギリ入れてもらい、集合場所へ着いたときはもう始まっていた。

ゼーハー息を切らせながら水のイッテキも飲めないまま、板の履き方から歩き方など基本を習う。
そしていよいよ滑ります!(距離にして10mくらいデス)
・・・と言ってもほぼ傾斜の無いところでの練習。

がしかし。運動オンチでは誰にも負けない私は、やっぱりここでも負けていなかった。
同じコースのメンバーは私より皆さん年上で私を入れて5名。
が、皆さん普通に習ったとおりにほぼ滑れる。
転ぶのは私だけなのだ・・・
そう、何度滑ってもまっすぐには進めなくて・・・停まれなくて転んでしまう。

この日はとても天気が良くて日差しがガンガン降り注ぎ、暑い。
転んで起き上がるのも一苦労、ほぼ傾斜の無いところでも滑ってしまう私にとっては、
元の位置に戻るまでのカニ歩きがまた辛い・・・

喉はカラカラ、体は熱いし、先生の言っていることは解るんだけどそれが体に伝わらないのよ!
と、もう、何をどうしたらいいのか?訳解らなくなり頭から湯気出して頑張ってみたのだけれど・・・
転ばずに止まれたのはたった1回。(でも午前中滑れたのは5,6回だけど)
そんな時先生は「そうだ!今のだよ!今のを忘れないで!」
って言うけどさぁ~~何がどうして転ばなかったのか解らない、たまたま偶然できただけなんだから~~~

あまりの運動オンチっぷりに泣きそうだった。
確かに子供の頃から運動は大の苦手だった、体育の時間は大嫌いだった。
そう、そうだったよね、何をやってもどんくさくて、同じ事をやっても人の何倍も覚えるのに時間がかかったよね・・・
だから運動が嫌いになったんだよね・・・
悲しいけど、運動能力ってやっぱり個人差あるんだよね~。
私にはその能力は少ししか備わってなかったんだ、ということを思い出した。
う~凹むぅ~~。
あまりにひどい自分の滑りに嫌気が刺し、午後は黙って帰っちゃおうか・・・とも考えていた。



そんなこんなで何も解らないまま午前の部が終わり、
「午後は5分前に集合してくださ~い」
と言われ、フラフラしながらロッカーに戻り、暑くてシニソ~~だったウエアを脱ぎ、最小限に着替えた。
ペットボトル500mlを一気に飲み干し(それ位カラカラだった)気がつけばもう12:25。
あと30分でご飯食べなきゃ・・・お腹ペコペコだし。
と店に行けばあっちもこっちも長蛇の列!
え~~、絶対間に合わないよ!もう諦めて非常食のチョコレートだけで我慢しようか、
と思ったところで、レストランにパンを売っているのを発見。
このパンなら並ばずに買える様だったので慌てて購入。レストラン内も座るところを探すのが一苦労。
もーいいや!恥もすて(もう無い)駐車場脇でジュースでパンを一気に流し込み。
なんか、惨めっぽいなぁ・・・

と、そこまでしたらなんか吹っ切れた。
ここで帰ったらオンナがすたる気合入れなおして午後の部へ。


午後の生徒は私と午前中の一番上手だった奥さんの二人だけ。
先生は「リフトに乗るまでやりましょうね」と言っていたのだけれど・・・

どこへ滑っていってしまうか予測できない私を止めるのが大変な先生。
所定の位置より先へいってから戻ってくるから、上手な奥さんが二回滑る間に私は必死に戻ってきて、疲労困憊。
停まったままの姿勢でいちにっさん!と開脚の練習する間に支えている腕も辛い。
水すら飲めない、休む暇もなくて一瞬クラっと来て・・・
私「先生、ちょっと疲れました。私少し休んでますから○○さんと・・・」
先「あ、そうですね、じゃちょっと休みましょう。ハイ深呼吸~」
(って言っても立って休んでいるだけ)
先「○○さんは、あ、そうですか昨日から来てるんですか。
 cyu2さんは?今日来たんですか。え?新宿から?4時に起きて電車で?
 そりゃ~疲れるよね!今一番疲れがピークの時間帯だね。
 それに初心者ほど疲れるんですよね。力を入れるところと抜くとところが解らないから。
 でもね、みんな最初はそうなんですよ。それを乗り越えないとね。じゃ、はじめましょう
・・・ぜーーんぜーーーん休ませてくれない、てぃーちゃーぁ~~

先生にふんばってふんばって!と言われても、出来ない。
腰が引けちゃダメ!と言われても、引けちゃう。
膝まげて!と言われても膝が曲がらなくて腰が落ちてるだけ。
前に重心置いて!と言われてもすぐに後ろに伸びてずるっと転ぶ。
私のあまりのへたっぷりに・・・リフトどころではなくなり・・・

カ~ン15:00、1日コース、終了。奥さんゴメンナサイ、ワタシ足引っ張りました
今日上手くできたのは「転んだときの起き方」のみ。
あまりに何度もストック使って起き上がったのでもう腕がプルプルになって、
なぜかしら手首が筋肉痛で力が入らない。
足はまったく筋肉痛無いのに腕だけ筋肉痛。
ガックリと肩を落としたところへ・・・
ダンナ登場。

遅いよ

最初で最後になるかもしれない私&スキー板の写真を無理やり撮らせて終了。

まだ時間はたっぷりあったのだけれど、もうフラフラでし。。。
着替えて宿に向かうのでありました。


(みんな楽しそう・・・)
コンデジをウエアの中に持っていたのだけれど、撮る暇も余裕も無かったので、
スキー写真はこれしかありませんでした、ハイ。
最高の天気だったのにね。


やっぱり、スキーで滑るなんて夢のまた夢だったのね・・・
やっぱり最初からスノーシューで山の上で楽しんだ方がよかったのかも・・・
敗北感と自分の運動オンチっぷりに嫌気がさした悲しい1日でありました。


つづく・・かな?