その1はこちら
翌朝、テントの中に入れておいた水もモチロン凍っていたが、
シュラフの中は暖かくて助かった~。初めての緊張雪中テントでの一夜が終わった・・・
朝。小屋からあがる煙を見るだけでなんだかほっとする。
撤収作業は頑張って素早くやってみた、それでも足先がジンジン。
冬山用の靴も欲しいかな~
【7:20】
今日の予定は下山のみ。
他にも行ってみたいピークはあるけれど、ピッケルの必要な山には登ら(れ)ない私たち、
雪の森を楽しみながら、目指すは温泉 出発~!
(高見石小屋のテラスにほんのり朝日が注いできた)
目覚めの鈍い体にはちょうどよい、ゆるやかな「高見石小屋」までの登り。
夜中に雄叫び(?)が聞こえていたので、かもしかやリスに会えないものかとキョロキョロ。
・・・残念ながら会えませんでした。
【8:10】
「高見石小屋」で休憩。こちらでもテントが3張ありました。
バスの時間があるのでちょっと焦って出てきたけど、
余裕がありそうなので石の上まで行って見ます。
上がって見ると、さっきまでいた「白駒池」と「青苔荘」の赤い屋根が良く見えました、今日も天気良さそう。
池は全面凍結しているので、真っ白く浮かび上がっていました。
水汲み場も肉眼ではっきり確認(笑)向こうに見えるのは「浅間山?」
【8:25】
さていよいよ今日のメイン、「賽の河原」へ突入です!
「山あり谷あり」さんのレポを以前から拝見していたので、どんなに恐ろしいところか(笑)挑戦です!
最初は樹林帯をなだらかに下ります。このコースはトレースは細いですが良く歩かれているので安心です。
団体さんが2組ほど上がってきて、渋滞していたその先に・・・
おっと、見えました!これがウワサの「賽の河原」か~
雪の下に隠れきれない岩たちが頭をにょっきり出しています。
さえぎるものが何もないので、日差しが眩しいです!
前方には中央アルプス?景色を見ながらの下山は結構気持ちよい。
でも風が強くて、またしても鼻の感覚が・・・
振り返ってみると、こんな感じ。多分・・・やっぱり・・・夏はしんどそう・・・
今回は雪のおかげで全く歩きにくさを感じなくて、さくさく降りてこれて良かったです。
この時期なら登りも下りも問題なさそうです。heppocoさん、アリガトウゴザイマシタ。
ウワサのお地蔵様が・・・思わず手を合わせます。
ところで「賽の河原」の意味を調べると、もう一つの意味が、
"むだな努力のたとえ"
う~ん、この道歩くことを考えるとそっちのほうがしっくりくるかも^^;
再び樹林帯に入り、何回か橋を渡ります。
橋の上にも雪がこんもり。
【9:30】
渋の湯登山口が見えました~。
時間がかかると思っていたのに、夏のCT一時間半のところ、約1時間で下山。
今回は雪の恩恵を受けました。
さ~、温泉温泉
今回は前回入り損ねた「渋御殿湯」へ。
ちなみに「渋の湯ホテル」は冬季休業中。4月のGWに再開予定だそうです。
日帰り入浴は10:00からとのことなので、外で荷物整理などをして時間を待ちます。
そして一番乗りで・・・
碧いほうが冷泉、左の木の蓋が渡っている方が温泉、でした。
木の造りの内装が、山のいで湯っぽい風情がありイイ感じです~
誰も入っていなかったので、温まるまで時間がかかりましたが、
そのうち覚悟を決めて冷泉へ。温・冷に繰り返し浸かり、なんと1時間も入ってました。
ロビーには歴史ある宿の写真が。
雪山のあとの温泉ってやっぱり最高
念願の湯にゆっくり入ることが出来、11:30のバスに揺られ茅野駅まで戻り、(バスは満席でした!)
初めての冬の北八ヶ岳の旅を満喫できました。
でも今年は雪が少なかったから私たちでも大丈夫だったけど、
雪の多い年だったら、小屋泊まりじゃないと厳しいかも~と思いました。
またまた色々勉強になった旅でした。
おしまい。
(でもまた来年も絶対行くよ)
冬の北八ヶ岳、初体験!
【2/21(土)~2/22(日)】
往路:新宿駅 あずさ7:30(¥4200)⇒茅野駅9:51 バス10:15(¥1200)⇒ピラタスロープウエイ11:10 ロープウエイ(¥900)山頂12:00
復路:バス渋の湯11:30(¥1100)⇒茅野駅12:27 茅野駅あずさ13:26(¥4200)⇒新宿駅15:37
いちどは行って見たい「冬の北八ヶ岳」
そして一度やってみたかった「スノーキャンプ」
どちらも同時にかなえられそうな場所として、3月頃に行くつもりで計画していた。
が、今年は雪が例年の半分、とのことと、先週末の春のような暖かさに、
3月まで待ったら逆に遅いかも?と急遽予定変更。
二人が休みの日、それに我が家から行くとなると交通費が結構かかるので、晴れの日狙いで行きたいし・・・
と準備だけはしていたところ、この週末絶好のチャンスが訪れたのでした!
なぜかしら土曜のこの「南小谷行きあずさ」は満席。自由席もかなりの混雑の様子。
皆さんどこへむかったのでしょう?
画像は車窓から見える「南アルプス」合成写真みたいですよね~!
自分の家からこんなの見えたら、考え方変わるんでしょうね~・・・といつもながらほれぼれ。
雪をかぶった山を見ると、よりいっそう威厳を感じるワタシです。
【11:10】バス到着。
「ピラタスロープウェイ行き」のバスは一人2席使用でほぼ満席でした。
到着すると既に駐車場は一杯、人も一杯。
先週末の雪で多分積雪が増えたスキー場。
雪を待ちに待ってたスキーヤー、ボーダーさんたちの長蛇の列に混ざり、
山頂駅を目指します。
2台見送りましたが、10分おきに出ているので意外に早かった。
スキー場は最近スキーを始めたばかりなので、興味津々でしたが、
縦に長く上級者コースが多いのかな~?(ロープウェイぎゅうぎゅうで写真撮れませんでした)
ワタシが練習できる場所ではなさそうです
山頂駅へつくと、目に飛び込んでくるのは真っ青な空と真っ白な雪。
眩しい★さらっさらのパウダースノー♪
みなさん、ここから滑って行きます!
いいな~・・・上級者になるとこんなパウダーでこんな景色で滑れるのね・・・
【12:20】
と、今日はスキーのことは忘れ(ましょう)準備をし、山を目指します。
右手は「五辻」方面。スノーシュー、XCスキーのコースみたいです。
しかし、今日の天気は最高!素晴らしい景色です!
去年行った「蔵王」を彷彿とさせます!遠くに行かなくてもこんなステキな景色に出会えるのですね・・・
私たちは「縞枯山荘」方面へ歩き出します。
予想以上の雪の量、きしきし、という音が心地よくてシアワセ
縞枯山荘前ではスノーシューイベントの準備に大忙しな様子でした。
「雨池峠分岐」で右に折れ、樹林帯に入ります。
雪がたっぷりの森の中、気持ちいい。あ~楽しい♪
そこそこな急登りを汗をかきかき約1時間、前を行く人の踏み後をちゃっかり拝借。
まだかな~と思う頃、前方が明るくなって・・・
【13:20】
縞枯山頂到着。確かここにはベンチがあったよね。
予想通りのものすごい強風です!
エビフリャ~が一杯です!さっきまでの汗が一気に引きました!
でも寒くても強風でもこれが冬の醍醐味、と思うと楽しいのです!
強風の稜線を通り過ぎると、風も穏やかな樹氷の森へ。
自然の造形美、何度見ても美しくて・・・また見に来たくなっちゃうんですよね。
膝ぐらいまでは雪があるでしょうか。
先週の軽井沢、雪全然なかったのに(今週で積もったかな?)
さすが、北八は例年より雪が少ないと言ってもやっぱりすごいんですね。
【13:40】
展望台ポイントへ着きました。前回は雨で行かなかったので、今回はちゃんと行って見ます。
カリンコリ~ンに凍っています。
うわ~~!素晴らしい眺めです!
ここってこんなにすごい景色が待っていたんですね!
遠くに「御嶽山(たぶん)」まではっきり見えます。
ワタシの後ろにはこれから行く茶臼山と、奥には「八ヶ岳オールスターズ」
そしてその又奥には・・・(南アルプス?)
気分だけはアルピニスト(笑)そんな気分にさせてくれる北八さん、ありがとう
景色を堪能して、また樹林帯へ。
風の静かな樹林帯は雪だけがしんしんと積もる・・・妖精が住んでいそうな森。
そっと通り過ぎます。
「茶臼山」山頂は森の中。展望台へ行って見ます。
(雪山でもキャップをかぶる男・・ヘンだけど・・理由は聞かないであげて)
【14:20】
うへぇ~~~こちらも吹き飛ばされそうな強風です!
ここにきてカメラの電池切れで大慌て。風のないところまで戻り、予備電池で復活!
よく、気温の低いところでは電池がすごい勢いでなくなる、と聞いていましたが
こういうことだったんですね。
近くにいらした方に撮ってもらい、そそくさ退散。
眺めはさっきのほうが良かったかな~?
【14:50】
「中小場」到着。少し風が静かな場所なので、鼻をかんだりちょっと休憩。
今日はオ鼻水が・・・出っぱなし(恥)
通ってきた二つのピークを振り返ります。なだらかできれいな山ですね~。
さて、目的地はどこかな~?名残惜しいですが下りましょう。
茶臼山までは人も多く賑やかだったのですが、ここまでくると誰にも会いません。
ここの下りは結構急で長かった、こちら側から登ってくるのも大変そうです。
前方に麦草峠が見えてきました・・・
赤旗が立っているのはXCスキーコースの目印、迷いません。
そういう意味でも冬の北八ヶ岳は優しいですね。
わおっ!
ここは夏にバスで来た車道ではないですか!
こんなに雪に覆われているんですね~ビックリしました。
どおりでバスが走っていないわけだ・・・
【15:15】
麦草ヒュッテ到着。思いだすなぁ、去年の夏のゲリラ雨、この先で雷にあったっけ。
ここでも皆さんスキーをしてて楽しそう!
ただただ広い雪原をス~イスイ、来年はこれをやってみたい・・
などという野望がふつふつと・・・
余計なことを考えていたら、ココから先、歩く人があまりいないらしく、一歩ごと埋まる埋まる
日もだいぶ傾いてきたし、早く到着しなきゃ。慌ててワカン装着します。
【16:20】
「麦草峠」から「白駒池」までは30分ほどの距離ですが
1時間もかかって「青苔荘」到着。
テント場は・・・
「え?ま、まじ???」こんもりどっさり雪に埋もれておりました。
スノーキャンプなんて優雅なものではなかったのでした。
(もうちょっと平坦な場所かと勝手に想像してました)
やっぱり雪の北八ヶ岳はすごかった、シャベル持って来て良かったです。
かまくらでも作っちゃおうか?なんて企画もあったのですが、日が沈みかけで寒い寒い!
一刻も早くテントの中に入らないと・・・指先がジンジン・・・
雪でビールを冷やしたり、雪だるま作ったり・・・
なんて考えていたワタシ・・・甘かったです。
テント場は私達を入れて3組(いてよかった)
一人¥650。水場は「白駒池の穴から汲んでね~。明日の朝は又ふさがってしまうから明日の分もね」
と小屋の方(多分オーナーさん)に言われ、行って見ます。
右手は冬季休業中の「白駒山荘」
おそるおそる覗いて見ると50センチはありそうな厚さ。
池の上をスキーやスノーシューで歩けるらしいのですが、
一人で汲みに来たし、怖がりなので(落ちたら誰も気付いてくれないし)
水だけ汲んですぐに戻りました。
水を持ち帰るのも一苦労です、小屋の周り以外は全てがラッセル状態ですから・・・
でもこの池の水は・・・ビミョーな味がしました
(雪のほうが安心かも、です)
今回三脚も持って来ていて、「星でも撮ろうかな~」なんて暢気なワタシの企画はあっさりボツ。
寒くて外で写真なんて・・・とてもとても無理でした。
(小屋泊なら出来たと思うけど)
満天の星空は目に焼き付けて、時折「ごおおおお~」という風の音を聞きながら、
温かさを逃がさぬよう、静かに眠るしかないのでした。
つづく。
先週の初体験スキーの後はヨレヨレで、もう「わたしには無理かも」
と諦めかけていたのですが、なんだかあのまま終わるのは納得行かない・・・。
とふつふつと持ち前の「悔しがり根性」が湧いてきた。
それに加えて皆さんの励ましのお言葉に元気になり(調子に乗り)奮起
ダンナに教えて~、と頼んでも、やっぱり「イヤ」の一点張り。
どうせダンナはこの日仕事だったので、
「じゃーしょーがねぇ~~!一人で行ったる」
と男らしく行って参りました。
どうせダメダメなんだから、初心者コースの多いところで、価格の安いところ・・・
と探した先が【軽井沢スノーパーク】
日帰りバスツアー、レンタルもリフトも全部混みで¥6700 安い
しかし、この日はいきなり気温14度!途中の道路はもう雪なんて全然見当たりません・・・
2月とは思えない・・・
なんだかんだ1時間遅れて11:30、スキー場到着。
浅間山が良く見えます。
先週草津から見たときより更に山の雪はなく、地肌が見えていました。
(↑ちなみに先週2/8の浅間山)
早速レンタルしてスキー場へ。
う~ん、とってもコンパクトなスキー場、というよりもやっぱりパーク。
最初貸してくれたスキー板がなんか先が尖っててヘン?
ソレをはいて歩いてみたものの上手く歩けない。
前回と同じじゃないと多分出来ない・・・とカービングスキー(160cm)に変えてもらった。
最初は平らなところで歩いてみたり、ストック使って平行移動してみたり、
板と戯れること30分。
ほぼ平な所では前回と違い、雪がシャーベット状になっているから?全然滑れないことにやっと気付く。
その後、意を決して傾斜のある場所へ移動。
ジャジャーンそう、今回の必殺アイテムはこれ。
「スノーエスカレーター」
板を履いたまま乗れば、ちょっと上まで連れてってくれる優れもの
これに乗り・・・初めての傾斜のある場所へ。
転んだって構うもんか!恥ずかしがってたら上達なんてできない!
大体、ココに参加した段階で一人で来てるのは私だけで恥ずかしかったんだから・・・
・・・もう、平気
先週習った通りにハの字を作り、いざっ緊張の一瞬!
おっとっと、おっとっと・・・・と・・・止まった。
超へっぴり腰だったけど、下まで転ばずにこれた
よし、もう一回!
おっとっと・・・とっとっと・・・・止まった。
よし、もう一回だ!
(下から見るとただの緩やかな道、上から見ると傾斜しているように見えるのよね)
ハの字、そして平行、そしてハの字・・・おりゃ?なんか滑ってる感じ?
あ~開くとスピードが落ちて、閉じると早くなるのね
と当たり前のことをやっとなんとか理解し始め、
ちょっとバランスを崩しても、ストックでごまかしてなんとか転ばす着地・・・
こんなことを3時間繰り返し・・・
結果、1回しか転ばないで終わったのだ
(一回は調子に乗って横向きで止まろうとして転んだ^_^;)
自分でも・・・信じられないけど・・・
私、滑れた?
大体、子供達しかいないようなところ、傾斜もゆるゆる。
雪もべしゃべしゃでスピードが出なかったから良かったのだろう。
ほとんどの人はここでウォーミングアップして、リフトに乗って私がいた場所の上から滑ってくるのですが、
悩んだ結果、やっぱりリフトの乗り方(降り方)も解らぬまま乗る勇気がなく、
(リフトの先がどうなっているのか見えない)リフトに乗るのは今回は諦めた。
でも、平らな場所ですら10mも進めなかった先週、今日は多分30mくらいは合った気がする。
ここまでこれただけ相当満足だった
しかも、こんな初心者緩やかなコースでも、最後のほうは浅間山を見ながら滑ることが出来、
「スキーって気持ちいいものなんじゃないの~」
と思ってしまった、生意気な私でありました。(多分今日だけ)
自主トレ大成功??あ~~~もっと練習したい!
寒波カモ~~ン
と諦めかけていたのですが、なんだかあのまま終わるのは納得行かない・・・。
とふつふつと持ち前の「悔しがり根性」が湧いてきた。
それに加えて皆さんの励ましのお言葉に元気になり(調子に乗り)奮起
ダンナに教えて~、と頼んでも、やっぱり「イヤ」の一点張り。
どうせダンナはこの日仕事だったので、
「じゃーしょーがねぇ~~!一人で行ったる」
と男らしく行って参りました。
どうせダメダメなんだから、初心者コースの多いところで、価格の安いところ・・・
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しかし、この日はいきなり気温14度!途中の道路はもう雪なんて全然見当たりません・・・
2月とは思えない・・・
なんだかんだ1時間遅れて11:30、スキー場到着。
浅間山が良く見えます。
先週草津から見たときより更に山の雪はなく、地肌が見えていました。
(↑ちなみに先週2/8の浅間山)
早速レンタルしてスキー場へ。
う~ん、とってもコンパクトなスキー場、というよりもやっぱりパーク。
最初貸してくれたスキー板がなんか先が尖っててヘン?
ソレをはいて歩いてみたものの上手く歩けない。
前回と同じじゃないと多分出来ない・・・とカービングスキー(160cm)に変えてもらった。
最初は平らなところで歩いてみたり、ストック使って平行移動してみたり、
板と戯れること30分。
ほぼ平な所では前回と違い、雪がシャーベット状になっているから?全然滑れないことにやっと気付く。
その後、意を決して傾斜のある場所へ移動。
ジャジャーンそう、今回の必殺アイテムはこれ。
「スノーエスカレーター」
板を履いたまま乗れば、ちょっと上まで連れてってくれる優れもの
これに乗り・・・初めての傾斜のある場所へ。
転んだって構うもんか!恥ずかしがってたら上達なんてできない!
大体、ココに参加した段階で一人で来てるのは私だけで恥ずかしかったんだから・・・
・・・もう、平気
先週習った通りにハの字を作り、いざっ緊張の一瞬!
おっとっと、おっとっと・・・・と・・・止まった。
超へっぴり腰だったけど、下まで転ばずにこれた
よし、もう一回!
おっとっと・・・とっとっと・・・・止まった。
よし、もう一回だ!
(下から見るとただの緩やかな道、上から見ると傾斜しているように見えるのよね)
ハの字、そして平行、そしてハの字・・・おりゃ?なんか滑ってる感じ?
あ~開くとスピードが落ちて、閉じると早くなるのね
と当たり前のことをやっとなんとか理解し始め、
ちょっとバランスを崩しても、ストックでごまかしてなんとか転ばす着地・・・
こんなことを3時間繰り返し・・・
結果、1回しか転ばないで終わったのだ
(一回は調子に乗って横向きで止まろうとして転んだ^_^;)
自分でも・・・信じられないけど・・・
私、滑れた?
大体、子供達しかいないようなところ、傾斜もゆるゆる。
雪もべしゃべしゃでスピードが出なかったから良かったのだろう。
ほとんどの人はここでウォーミングアップして、リフトに乗って私がいた場所の上から滑ってくるのですが、
悩んだ結果、やっぱりリフトの乗り方(降り方)も解らぬまま乗る勇気がなく、
(リフトの先がどうなっているのか見えない)リフトに乗るのは今回は諦めた。
でも、平らな場所ですら10mも進めなかった先週、今日は多分30mくらいは合った気がする。
ここまでこれただけ相当満足だった
しかも、こんな初心者緩やかなコースでも、最後のほうは浅間山を見ながら滑ることが出来、
「スキーって気持ちいいものなんじゃないの~」
と思ってしまった、生意気な私でありました。(多分今日だけ)
自主トレ大成功??あ~~~もっと練習したい!
寒波カモ~~ン
スキー場にすら行ったことのなかった私が、なぜかスキーをやりたくなったのが昨年、蔵王に行ったとき。
かんじきで降りてくる私の横をス~イス~イ滑っていくスキーヤーを見て、
・・・私も一生に一度くらい滑ってみたい・・・
と思ったのが間違いの始まりでした。
そして今回たまたま健保組合の宿が天狗山スキー場の近くにあることを知り、
受付開始と共に申し込んで、生まれて初めてのスキーを昨年から楽しみにしていたのでした。
ところが前日、ダンナが
「歯が(補綴物)取れたから歯医者に行きたい!」
と言ってきた。
最初からどうもスキーは好きではないらしく(滑れるらしいのだが真実は?)
行きたくない、と言っていたから確信犯か?とも思ったが、
医者に行くには土曜日しかないから仕方ない、
私一人で先に行くから、後で迎えに来てね、
と約束してひとり家を出たのでした・・・
----------------------------------------
【2/7(土)】新宿4:44⇒4:53池袋5:02⇒5:10赤羽5:24⇒6:54高崎7:25⇒8:48長野原草津口
バス8:58⇒草津温泉バスターミナル9:26 タクシー⇒天狗山スキー場
スキーの靴すら履いたこともない私がスキーをやるには、とにかくスクールに入らなきゃ!
と初心者コースの受付時間が9:50、それまでにどうしてもたどり着かねばならなかったので、家を出たのが4:15。
5時間もかけてスキー場に到着。長い一人旅だった・・・。
(天狗山スキー場正面。 雪、駅前からずっとないんです・・・)
大急ぎでスキー場に着くとなんだかものすごい人で、ごった返してた。
初めて来た場所、右も左も解らないけどとにかくまずはレンタルだ!
が、レンタル受付も混んで並んでモタモタ。
お金を払って慌ててロッカールームに飛び込み、オーバーパンツだけはいてスキーを借りる。
次は急ぎ足で隣の棟の「スクール受付」へ。
が、ここも並んでいてバタバタ。
「すいませ~~ん!10:00のスクールに入りたいんですけどっ!」
と叫んでギリギリ入れてもらい、集合場所へ着いたときはもう始まっていた。
ゼーハー息を切らせながら水のイッテキも飲めないまま、板の履き方から歩き方など基本を習う。
そしていよいよ滑ります!(距離にして10mくらいデス)
・・・と言ってもほぼ傾斜の無いところでの練習。
がしかし。運動オンチでは誰にも負けない私は、やっぱりここでも負けていなかった。
同じコースのメンバーは私より皆さん年上で私を入れて5名。
が、皆さん普通に習ったとおりにほぼ滑れる。
転ぶのは私だけなのだ・・・
そう、何度滑ってもまっすぐには進めなくて・・・停まれなくて転んでしまう。
この日はとても天気が良くて日差しがガンガン降り注ぎ、暑い。
転んで起き上がるのも一苦労、ほぼ傾斜の無いところでも滑ってしまう私にとっては、
元の位置に戻るまでのカニ歩きがまた辛い・・・
喉はカラカラ、体は熱いし、先生の言っていることは解るんだけどそれが体に伝わらないのよ!
と、もう、何をどうしたらいいのか?訳解らなくなり頭から湯気出して頑張ってみたのだけれど・・・
転ばずに止まれたのはたった1回。(でも午前中滑れたのは5,6回だけど)
そんな時先生は「そうだ!今のだよ!今のを忘れないで!」
って言うけどさぁ~~何がどうして転ばなかったのか解らない、たまたま偶然できただけなんだから~~~
あまりの運動オンチっぷりに泣きそうだった。
確かに子供の頃から運動は大の苦手だった、体育の時間は大嫌いだった。
そう、そうだったよね、何をやってもどんくさくて、同じ事をやっても人の何倍も覚えるのに時間がかかったよね・・・
だから運動が嫌いになったんだよね・・・
悲しいけど、運動能力ってやっぱり個人差あるんだよね~。
私にはその能力は少ししか備わってなかったんだ、ということを思い出した。
う~凹むぅ~~。
あまりにひどい自分の滑りに嫌気が刺し、午後は黙って帰っちゃおうか・・・とも考えていた。
そんなこんなで何も解らないまま午前の部が終わり、
「午後は5分前に集合してくださ~い」
と言われ、フラフラしながらロッカーに戻り、暑くてシニソ~~だったウエアを脱ぎ、最小限に着替えた。
ペットボトル500mlを一気に飲み干し(それ位カラカラだった)気がつけばもう12:25。
あと30分でご飯食べなきゃ・・・お腹ペコペコだし。
と店に行けばあっちもこっちも長蛇の列!
え~~、絶対間に合わないよ!もう諦めて非常食のチョコレートだけで我慢しようか、
と思ったところで、レストランにパンを売っているのを発見。
このパンなら並ばずに買える様だったので慌てて購入。レストラン内も座るところを探すのが一苦労。
もーいいや!恥もすて(もう無い)駐車場脇でジュースでパンを一気に流し込み。
なんか、惨めっぽいなぁ・・・
と、そこまでしたらなんか吹っ切れた。
ここで帰ったらオンナがすたる気合入れなおして午後の部へ。
午後の生徒は私と午前中の一番上手だった奥さんの二人だけ。
先生は「リフトに乗るまでやりましょうね」と言っていたのだけれど・・・
どこへ滑っていってしまうか予測できない私を止めるのが大変な先生。
所定の位置より先へいってから戻ってくるから、上手な奥さんが二回滑る間に私は必死に戻ってきて、疲労困憊。
停まったままの姿勢でいちにっさん!と開脚の練習する間に支えている腕も辛い。
水すら飲めない、休む暇もなくて一瞬クラっと来て・・・
私「先生、ちょっと疲れました。私少し休んでますから○○さんと・・・」
先「あ、そうですね、じゃちょっと休みましょう。ハイ深呼吸~」
(って言っても立って休んでいるだけ)
先「○○さんは、あ、そうですか昨日から来てるんですか。
cyu2さんは?今日来たんですか。え?新宿から?4時に起きて電車で?
そりゃ~疲れるよね!今一番疲れがピークの時間帯だね。
それに初心者ほど疲れるんですよね。力を入れるところと抜くとところが解らないから。
でもね、みんな最初はそうなんですよ。それを乗り越えないとね。じゃ、はじめましょう」
・・・ぜーーんぜーーーん休ませてくれない、てぃーちゃーぁ~~
先生にふんばってふんばって!と言われても、出来ない。
腰が引けちゃダメ!と言われても、引けちゃう。
膝まげて!と言われても膝が曲がらなくて腰が落ちてるだけ。
前に重心置いて!と言われてもすぐに後ろに伸びてずるっと転ぶ。
私のあまりのへたっぷりに・・・リフトどころではなくなり・・・
カ~ン15:00、1日コース、終了。奥さんゴメンナサイ、ワタシ足引っ張りました
今日上手くできたのは「転んだときの起き方」のみ。
あまりに何度もストック使って起き上がったのでもう腕がプルプルになって、
なぜかしら手首が筋肉痛で力が入らない。
足はまったく筋肉痛無いのに腕だけ筋肉痛。
ガックリと肩を落としたところへ・・・
ダンナ登場。
遅いよ
最初で最後になるかもしれない私&スキー板の写真を無理やり撮らせて終了。
まだ時間はたっぷりあったのだけれど、もうフラフラでし。。。
着替えて宿に向かうのでありました。
(みんな楽しそう・・・)
コンデジをウエアの中に持っていたのだけれど、撮る暇も余裕も無かったので、
スキー写真はこれしかありませんでした、ハイ。
最高の天気だったのにね。
やっぱり、スキーで滑るなんて夢のまた夢だったのね・・・
やっぱり最初からスノーシューで山の上で楽しんだ方がよかったのかも・・・
敗北感と自分の運動オンチっぷりに嫌気がさした悲しい1日でありました。
つづく・・かな?
筋肉痛に?????
情けないったら・・・ありゃしない
右手首がなぜか筋肉痛で・・・包丁を持つ手が辛い。
家事放棄?
続きはまた・・・・・・
・・・・あっという間の月曜日。
これは二年前の写真。(2007.2.11)
まだコンデジでただの記録として撮っていた頃。今と大差ないですが^^;
(関東の富士見百景)
曽我丘陵は約三時間の気持ちの良いハイキングコースでした。
なんといっても眺めがよい!みかん畑があったり、
「流鏑馬」イベントも楽しかったです。
のんびりゆったり梅見物もいいものですね。(混んでますが)
今年も行こうかな~。小田原梅祭り
今日は立春、もう春なんですね・・・もうちょっと冬を楽しみたいんだけど・・・