カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

奥秩父の名山・両神山

2015-11-24 | ヤマのこと

2015.11.21(土) 初めての両神山へ


何度もその独特な姿を遠くから見ているのに、歩くチャンスのなかった両神山。
理由は埼玉県は近いのにアクセスが悪く、我が家から電車バスで日帰りは厳しかったから。

今回は家を4時に出発し、登山口まで5時間かけてやっとスタートラインに立ちました。



例年ならこの時期はもう寒いはずですが、この日の予想最高気温は18度。
暖かな朝で、バス停から登山口まででもう汗かいてしまいました。
(2015.11現在途中道路の崩落のため、日向大谷までは行かず、手前の小倉で降ろされます。
そこから登山口までは20分ほど歩きます)





今日は表登山道とされる日向大谷からのピストンです(電車バス派自力ではこのルートのみ)
登山口出発時刻は9:15
自分の予想CTは7時間30分
日の短い時期、日没までに戻ってこなくてはなりません、ちょっと不安・・・





登山届を提出し、歩き始めるとすぐに鳥居
無事に帰ってこれることをお願いして歩き始めます。




残念ながら紅葉はほぼ終わり
もみじの真っ赤な木が一か所だけ楽しませてくれました。




何度か徒渉を繰り返すルートのようです
丸太の橋も穴が開き、足を乗せられるのは2本だけ。





沢沿いの道は気持ち良く、ずっと高巻にトラバースしながら行く感じですが
渓谷美に見とれているとうっかりしそう。
落ち葉は滑るし帰りは気を抜けないなぁ、と思いながら進みます。
赤テープがたくさんありましたが、なるほど迷いそうな場所もありました。
(実際帰りに登山道から見下ろす沢沿いを行く人を発見、叫んで戻ってもらいました)




古くからの信仰の山ということで、数多くの石仏・石碑・丁目石が。






御利益ありそうな”弘法の井戸”水はたくさん出ていました。


それにしても今日は体調がよろしくない私。
考えてみればまともに山歩きするのは1か月ぶり。
怠けきった身体は重たく、足があがらない・・・
タイムリミットがあるから気持ちは焦るのに身体がついて行かない。
久しぶりにまた”ひとり山頂目前でタイムアウト”の文字がちらつきます(゜Д゜;)





予定より時間がかかってようやく「清滝小屋」到着。
まだお昼前だけどもうおなかが空いてしまったので、ここで昼食。
休憩もそこそこ、山頂を目指します。
小屋の裏手の”清滝”じょろじょろと水が落ちてきていました。





さてここからつづら折れに登って行くと尾根に乗り、少しだけ眺めを得ることができます。
この先、鎖場・階段と続きます、たいして難しいところはないのですが
自分の身体が重たくて、持ち上げるのが大変でした(。´Д⊂)
ダンナ様は先に行ってしまい姿は見えません。





ダンナ様にだいぶ遅れて両神神社到着。
狛犬は犬ではなく、どことなくシニカルな表情のオオカミ・・・



時計を見ると今12:30
山頂を13:30には出ないと!と自分で決めたタイムリミットが迫っているけど間に合いそう。
例のごとく足の遅い私はダンナ様に「先に行って!」宣言
神社にザックをデポし、カメラと水だけをもって急いで後を追います。





幸い、神社からしばらくは緩い尾根歩き。
そして滑るロープ場を越え、最後の鎖場で下りの人たちをジリジリと待ち・・・





やった~
なんとか山頂にたどり着けました!




山頂からは遠く富士山
浅間山はこちらからみるとあんな形に見えるのかぁ・・・





360度見えるようですよ。





(友人が送ってくれたスマホ画像)
当たり前ですが両神山、こちらから登ってしまうとあのギザギザが解らないんですよね。
この日、ちょうど反対側の山に登っていた友人がこちらをの写真を撮ってくれていました。
そうそう、この姿がみたかったの、ありがとうね~。





素晴らしい眺めなのですが、山頂はとても狭く居場所もない。
人が多くて写真も撮れないので5分で撤収。





タイムリミットも迫っているので即下山。さみしい~(笑)
あの特徴のある形は武甲山でしょうか。






下り2か所の鎖場では、登ってきたくせに足の置き場がわからなくてモタモタ
何年山歩いてるんだ、って話ですけど仕方ありません (´ε` )
そしてこの岩と木の根っこ、湿った落ち葉がなかなか滑る~
雨の日に登りたくない感じでした。





日没まで時間がないというのに「5分」とかかれた滝を見に行くというダンナ様
私はここで待ちましたが、結局、途中から道がなくなって行けなかったとか(¬д¬。)


眠いし既に足は痛いし・・・でもこんな時こそ気を付けないと、と気を緩めず下山。
どんどん暗くなる中、自分の中では猛スピードでぐんぐん降りて・・・



16:47、下山完了!
ギリギリセーフ!!
良い子は真似しちゃいけません。





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ヘトヘト&お腹ペコペコでたどり着いた「両神山荘」今日はこちらに泊まります。

当初は清滝小屋に泊まって、翌日登るつもりだったのですが、
どうも10日間天気予報の日曜日の天気予報がよろしくない。
ならば土曜日にちょっと強行だけど日帰りで登ってしまおう!
でもそこからまた電車バス乗りついで帰るのは嫌・・・
と10日前に宿に電話したら空きがあったのでラッキーでした。





そして料理が良いという評判のこの「両神山荘」
評判通りの素晴らしさでした!どれもこれもおかみさんの手作りの美味しいことと言ったら♪
お風呂も大きく気持ち良くて部屋にはこたつもある、これで一泊二食¥7,500とは。


宿のご主人もおかみさんも本当に良い方で、昔のこの辺りのお話や両神山の話、
貴重な岩茸採りの様子など、ビデオも見せて頂いたり、
一緒に泊まったカップルたちと和気藹々話は弾み、
まるで故郷に帰ったかのような心地よい時間を過ごすことが出来ました。




何よりかわいかったのが看板犬の”ポンちゃん(女の子)”
お父さんが用意した「夕焼け小焼け」の音楽に合わせて歌も披露してくれました。
どうやら親の”ポチ”は1か月ほど前に18歳で亡くなったばかりだそうで、
おかみさんも寂しそうでしたが、賢い親の血を受け継いだポンちゃん、
おとうさんおかあさんのいう事をよく聞く、カワイイ子でした。





翌朝、窓の外は小雨。
強行だったけど、やっぱり昨日登っておいて良かった。


宿のおかみさんはあんなにしゃきしゃき働くのに、御年80才だとは驚きでした。
おかみさんがやめてしまったらもう、この宿は終わりのようです。
楽しかった思い出と、少しの寂しさを胸に、
静かな山間の集落をあとにしました。







■行程■

新宿駅4:43→池袋4:52/5:00→小手指5:41/5:42→飯能6:00/6:04→西武秩父6:48
お花畑7:25→三峰口7:45 バス7:48→薬師の湯乗り替え→小倉8:45・・・徒歩20分日向大谷

日向大谷登山口9:20→清滝小屋11:30~11:40→両神神社12:30~12:40→両神山頂13:05~13:15
→神社14:00→白藤の滝分岐15:25~15:40→登山口16:47


小倉BS9:20→三峰口10:13






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あたし頑張りました。

2015-11-16 | ネコ

今年の夏、母が調子悪くなったのと同時期に、
我が家の猫のちゅーさん(本名:ちゅっちゅ)も調子が悪くなりました。

病院に行くと肺炎が悪化していて、あと何日生きられるか解らない状態だと言われ、
そんなに悪かったことに気づいてやれなかった自分を悔やみました。

その後は姪っ子の家に預け(と言っても徒歩10秒先)拾い主の姪に世話してもらい、
約1ヶ月ほどで無事に元気を取り戻したちゅーさん。

元気になったらやっぱり住み慣れた環境に戻りたいと脱走するようになり、
先月からまた一緒に暮らすことになったちゅーさん。



元気になっても利尿剤などの薬は一生飲み続けなくてはならない。
毎日朝晩薬を飲ませるのはなかなかたいへん。
ピンセットで長さ1センチ程のカプセルに、薬4種類詰める作業がまず眼に辛い(笑)
嫌がるのでゴックンするまでは何度か失敗し、苦しい思いをさせている。


ちゅーさんは18歳という高齢なので、あちこち悪いところが多く、
最近は歯槽膿漏が悪化し口臭と歯がグラグラ、食事も辛そうだった。

ホントは抜歯したほうが良いけど、肺の機能が1/3のしか働いていない状況なので、
麻酔によって死んでしまう可能性もあると言われていた。
せっかく助かった命、歯を抜くことで失ってしまうかもしれない、
猫にとってどちらが幸せなんだろう・・・なかなか決断できなかった私たち。


このところ体調が安定しているから、やるなら今だよ、と主治医に言われ、
悩んで出した結論は「GO」でした。


日曜日の朝、もしかして最後になるかもしれないと姪っ子と代わる代わる抱っこして、
半日入院でちゅーさんを病院に預けに行った。
結果がわかるのは午後四時、祈るしかない状況でなんだか落ち着かなかった。


ドキドキ・・
ドキドキ・・・・


午後四時、恐る恐る電話してみると・・・
やった!生きてた!ヨカッタ!!(*^ω^人^ω^*)


ただ、麻酔が覚めるのが遅く家に連れて帰っても歩けなかったり、
変な声で鳴いたり、呼吸が荒かったり、
口腔内の出血が止まらなかったりと心配な夜を過ごしましたが、
今朝は元気に歩き廻り、それなりに食事もできて一安心。


抜いたのは牙だけで3本、他の歯も5本くらい抜いてた。
あんなにたくさん一度に抜いたら、人間だって麻酔切れたら痛くてたまらないよね。




ちゅーさん、よく頑張りました!
この先長くは一緒にいれないかもしれないけど、また仲良く暮らしていこうね♪







今回の抜歯費用は¥39,000
毎日飲んでる薬代が二週間で¥12,000
この週末だけでかかった病院代はなんと¥51,000!!
これだけあれば夫婦二人結構豪華な温泉旅館に泊まれたなぁ、と思うけど、
家族の健康はお金に変えられないし、
いつもこの子癒してもらっていること考えれば、温泉なんかより・・・ね(^_^;)






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森を育む

2015-11-11 | オデカケ

2015.11.8(日)



雨でお出かけできなくなった日曜日
どこへ行こうか?検索してたらたまたま空きがあったので予約を入れ




出かけた先はSUNTORY武蔵野ビール工場
3つのビール工場の中で一番古いこの工場は1963年に開設されたそう


右に見える競馬場
左はビール工場

懐かしい歌声が頭の中に響きます





工場見学って団体で行くことが多かった私ですが、
そういう時は説明を受けてもあまり頭に入らないものでした

自分から学ぼうと訪れるとなぜか言葉がするすると頭に入り、
どんどん興味がわいてくるから不思議

こちらの工場には初めて来ました
そして「今までなぜ気づかなかったんだろう?」と思う事がありました
それはここ武蔵野工場の地下、奥深いところから天然水をくみ上げ
その天然水だけを使ってビールを作っている、ということです

あの山から武蔵野工場の下まで?
山の一滴一滴が?
近いようで遠い距離、東京の地中にそんなしくみが
無知すぎて恥ずかしいようですが、改めてビックリです




そしてその”天然水だけを使っているビール”を作っているのは
大手ビール会社ではSUNTORYだけなのだそうです

大好きなプレミアムモルツは
その天然水100%で作られたこだわりの味
今日飲んでいるこのビールの水は、20年前に山に降ったものかもしれない
それほど何十年もの月日が必要だったとは




(画像:2014年 奥多摩・三頭山)

なによりハッとさせられたのが
その天然水は身近なところでいつも私が山歩きをしている
秋川や奥多摩からの森の恵みだということ


美しい森を育もうと森林整備活動していらっしゃる皆さんや
次の世代へと受け継がれる未来の事を思うと
自分が踏み入れることでふかふかな森をダメにしてしまうことのないように
山で頂く水の一滴一滴も無駄にしないように


“水と生命(いのち)の未来を守る”


その意味を今まで以上に強く感じたのでした


天然水の森








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なんちゃって富士登山

2015-11-05 | ヤマノテ100

2015.11.3(火・祝)

青空と乾いた空気がとっても気持ちの良い文化の日。
なのにお出かけ出来ず・・・

でも、こんな天気の良い日に家から一歩も出ないなんてもったいない!
と夕飯の買い物がてら自転車に乗ってお山に行きましょう、目指す先は・・・




富士山 (・∀・)




住宅の間の狭い道を走って行くと”東大久保富士”のある西向天神社に突き当たりました
浅間神社と書かれたりっぱな石碑があったので期待に胸が膨らみます






駐車場脇の斜面には「三合目」の石碑と 人ひとり入れるくらい大きな「胎内」
奥には溶岩のごつごつした起伏が見えるのですが、金網でおおわれているのでここからは入れなさそう・・





神社の中へ入って行くと、肝心な部分は小さな公園になっててここにも柵
柵の切れ間、入れそうな門には鍵がかけられていました

東大久保富士は1842年築造。
富士塚は公園側からみると高さ2.5mほどだが、下からみれば8mほどらしい
どうやらこれが山頂のようなのだが・・・よく解らない。





下からの繋がりが見たくて柵から身を乗り出してみるもこれが精いっぱい。
あー、もうちょっとなんだけど!

残念ながらその山頂に立つことは出来ないまま下山します
ここも「お山開き」期間しか入れないタイプなのかもしれないけど、
思いつきでやってきたので、いつ開いているのかは情報不足の為不明

なんだか色々アイテムがありそうだったんだけど・・・見たかったなぁ~
あー、もやもやするぅ・・・



《東大久保富士:新宿区新宿 6-21-1》

※東京メトロ東新宿駅・A&Fのすぐ近くです



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スッキリしたくて出てきたのに、もやもやしたまま帰るのでは意味がない、
もうひとつの富士山を目指しましょ

青空の清々しさとはうらはらな、昼間でも怪しい新宿の街を自転車走らせ・・・




お次は我が家から一番近いであろう富士塚”成子富士”
何度もこの青梅街道は通っているのにこの”成子天神社”に入るのは初めて
大変近代的でりっぱな天神社、境内にはお祭りの山車が大事そうに展示されていました。
ぴっかぴかな赤、どうやら2~3年前に建て直されたようです。




成子天神社の力石
江戸~明治時代のものらしい、それぞれに四拾貫~五拾八貫余と書かれています

さて、富士塚はどこだろうと進んで行くと・・・




おおっ!なんとりっぱな!
ビルの谷間に燦然と輝く富士山頂が見えました!





成子富士は大正九年築造、天神山という小山があった場所に、
正真正銘の富士山の溶岩を運んできて築山されたものらしい。





山腹には烏帽子岩かな?&小御嶽神社かな?





ごつごつ溶岩の登山道をぐいぐい登って行くと山頂到着
山頂は人が4人立てるくらいの広さでしょうか
眼下に見えるのは以前山頂にいらしたという木花咲耶姫命の像(コノハナサクヤヒメノミコト)
3.11をきっかけに下に降りたらしいです。





山頂から下界を見るとなかなかの高度感☆
高さ12mあるそうです




登れるタイプと見るだけタイプ、いろんな富士塚がありますが
私はやっぱり登れるタイプが好きかなぁ
こちらの成子富士は遠目で見てもキレイな富士山型
緑も多くて良い感じ♪

こちらの成子富士は最近流行のパワースポットとして有名になり、
いつしか常時登れる塚になったそうです。




それにしてもこんなに高層ビルに囲まれて、富士塚から富士を望むことができなくなるなんて、
当時の人はもちろん思いもしなかったでしょうね。


私が子供の頃は我が家からも富士山を望むことができ、
朝、学校に行く時富士山が見えると一日ラッキー☆なんて言ってたのに、
今では高いビルの上に行かないと見ることは出来なくなりました。




《成子富士・新宿区新宿8-14-10》

※東京メトロ・西新宿駅徒歩三分








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▽富士塚とはなんぞや?という方はこちら(私なりの解釈です)











オトナの遠足in白州

2015-11-02 | ヤマのこと

2015.10.31(土) 山梨県の白州エリアへ行ってきました。

以前から企画していたプラン、なかなか日が合わなくて流れていたのですが、
秋の気持ちの良い一日に、ようやく実現できました。




長坂駅からタクシーに乗り矢立石へ 
いつもの4人でまず目指すは日向山、お手軽なのに絶景が楽しめるマウンテンオンザビーチ♪ 
私は以前一回行ってますが、二人にもあの気持ち良さを体験してもらいたくて案内します。




本当は錦滝からアスレチックコースでぐるりっぷの予定でしたが
二週間前にひいた風邪で咳がまだ抜けないのと、
アキレス腱周囲炎(?)がまだ治ってなかった事に朝、登山靴を履いた痛みで気づく(゜Д゜;)
急きょゆるゆるコースのピストンに変更してもらいました、ごめんね。


まだ紅葉残ってるかな・・・と楽しみに来ましたが
かろうじて間に合ったようです




矢立口から一時間ちょっとで日向山
パーッと目の前に広がるビーチとこの開放感!気持ちいい~




晴れたり曇ったりですが
甲斐駒さんとオベリスク、眺めは最高です





そうそう、今日は10月31日、ハロウィンも楽しんじゃおう!
とJちゃん達が内緒で用意してくれたサプライズハロウィンニット帽(*^_^*)
開放感あふれるビーチではしゃぐ大人たちでありました





何度来ても美しく楽しい日向山、またきまーす!





同じ道でも帰りは陽の光を受けてキラキラ輝く紅葉に見送られ



(懐かしのヤマケイJoy風に撮ってみた)



プラン1は無事終了♪



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さて、矢立石からタクシーに乗り、今日のプラン2の「サントリー白州蒸留所見学」
日向山とセットで是非一度来たかった場所、念願かないました。




工場見学(ガイドツアー)はなかなかの人気で予約がとりにくいのですが、
この日は最初から多くの来場者が見込まれる、予約を受け付けない先着順設定の日。
空きがあるのか?どうか?ドキドキしながら行くと・・・見学出来るとのことで一安心

当日予約の時間まで1時間以上あるので「ウイスキー博物館」を見学します
懐かしいトリスグッズとかもありました(撮影禁止)

最上階の展望所からは、今登ってきた日向山がみえるという
予定していなかった嬉しいおまけつき(笑) 八ヶ岳もよーくみえて、
なぜ、蒸留所開設に南アルプスの麓・白州というこの地を選んだのかがよく解りました。




私たちの見学したコースは「ウイスキー蒸留所ガイドツアー」
普段見られない蒸溜所内の設備を見学し、モルトウイスキーの製造工程を学ぶものです。

木の桶で発酵させている部屋では大麦~もろみの良い香りが漂いウットリ
世界でも極めて稀と言う、タイプの異なる蒸留釜を使用してニューポットを作る様子や、
熟成のための樽へのこだわりなどを学び、体験することが出来ました。

最後は”森香るハイボール”の試飲ができるのですが、
実は私、昔からウイスキーが苦手で、何度か勧められても飲まなかったのですが、
試飲できる部屋からも見える美しい森というロケーションや、こだわりの原酒づくりを見たことで、
ここ、森の蒸留所・白州で初めてウイスキーの魅力に目覚めてしまいました
感化されやすいタイプのようです(笑)


白州ハイボール、爽やかなのに奥深い、なんて美味しいのでしょうか~
なぜ今まで飲まなかったんでしょ!!




・・・と気づいた時には「ファクトリーショップ」でお買い物かごぶら下げてました( ̄▽ ̄)

いろいろ魅力的なものがありますが”一人一本限定・知多蒸留所特製グレーン”もお買い上げ♪
そしてウイスキーと言えばこの方”燻製道士”さんの燻製本もしっかりおいてありましたよ♪♪




シャトルバスの時間まで「BAR白州」でちょっと高級なワンショットを頂き、
ほろ酔い気分で念願だった白州蒸留所をあとにしました。




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そこからシャトルバスで小淵沢駅へ
例のチーズを買った後は、プラン3のお楽しみはみんなの大好物「うなぎ」

こちら”井筒屋”さんも人気店、行列必須の店。
工場見学が何時にできるか解らなかったので予約できず、入れるのか?食べれるのか?
開店前に続々と訪れる客の数に、ドキドキしながら暖簾を待ちました。





幸いすぐ席に着くことができ、今日のメインA君のお誕生日会の乾杯♪
注文した”う会席”はどれもこれも上品な味わい(かめ塩も追加したのは内緒の話w)

昭和二年に建てられた重厚感ある建物と、洗練されたデザインの店内で頂くう・な・ぎ
日本の伝統と粋を感じさせるしつらえの居心地よさが、より一層味を引き立てます
うーーん、白焼きにはハイボールが合いますねー(さっき教わったばかり・笑)
ふわっふわで香ばしい、国産鰻のなんて美味しいこと!
鰻バンザイ!





スッタモンダもなく、めずらしく全行程がピタッとキマった、
秋のちゅーりずむ企画でした。









■行程■

新宿駅5:18→長坂駅8:20 北杜タクシーにて矢立口(約4,600円)
矢立口9:00→日向山→矢立口12:30
タクシーにてサントリー白州蒸留所(約3,700円)13:00~16:10
シャトルバスにて小淵沢駅16:30
井筒屋にてうなぎ三昧
小淵沢駅19:18→(あずさ)→新宿駅21:00




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