カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

ふるさとの山歩き 移動編

2024-07-14 | イワテケン

2024.7.11(木)ダンナ様の実家に2年ぶりにお墓参りへ


仕事を終え、バスタ新宿から夜行バスで盛岡へ
夜中の東北道は雨が強い予報だったがそれほどでもなく、駅に着いた時は雨上がりでひんやり
都内の暑さから一気に10℃くらい下がったので、それだけで呼吸が楽になる
緑の岩手山がキレイだった



盛岡駅からダンナの実家・三陸方面へ抜けるには、バスかJR山田線のみ
宮古の魚菜市場へ行きたかったので、早く到着する106急行バスを利用
盛岡駅では初めて見たタイプのオオタニさんポスター♪

今回は実家にお墓参りに行くついでに”早池峰山”に登る計画 どちらがついで・・・(;'∀')



私たちが車以外で早池峰山に登る手段はこの直行バスしかない。
7月の三連休に行こう、と5月に予約を入れたのであとは天気次第で土曜日に登るか日曜日か?
どちらも雨なら今年も諦め、でした

出発一週間前は雨の予報

雨なら実家に泊まって帰るだけだから、それはそれでよし、と思っていたけれど
週の初めに天気予報が変わり、土曜日は晴れ、日曜日は曇り、月曜日(祝日)は雨
その予報は前日まで変わらなかった。




(三鉄車両 あまちゃん仕様)
では予定通り土曜日に登りましょう。

ダンナ様の実家には結局一泊のみで失礼し、盛岡で前泊するために帰りはJR山田線で移動
同じ岩手県内だけど内陸で一泊しないと、シャトルバスの時間までに着けないから
東京から新幹線で行けばシャトルバスの時間に十分間に合う不思議・笑

JR山田線で盛岡まで行くには約2時間30分の乗車時間
106急行バスなら2時間程度、料金はJRが200円安いくらい

接続の関係で30年ぶりくらいにJR山田線に乗ってみよう、となった。



車窓から見上げる早池峰山方面 こちら側は早池峰山の北麓
30年以上前から帰省の際にこの道を往復していて、いつも目にする門馬登山口の案内板
早池峰山に登るには途中にある「門馬(かどま)」というバス停から行くルートもある(ただし登り6時間程度)
以前は登ってみたいと思ったこともあるけど、電車バス乗り継いででは難しい(熊も怖い)

JR山田線の駅では「平津戸(ひらつと)」という駅が登山口
スマホで位置を見ながらこの辺りが駅だよね~と楽しみに窓の外を眺めていたけど
あれ?停まらずに通り過ぎてるよ?



山間を走るので携帯の電波も届かない、届いたところで見てみたらなんと!
昨年廃駅になったという・・・
ダンナの実家もほぼ限界集落だけど、この山間部も相当な感じです・・・ガンバレ岩手県!


本編へ続く







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日本百景・猊鼻渓へ

2024-06-27 | イワテケン

2024.6.21(金)栗駒山の翌日


須川高原温泉のお湯をたっぷり楽しんだ後は、観光して帰ります



お宿にさようなら~
この日は曇り空、やっぱり昨日登っておいて良かった♪ 今回はついてるね

当初の予定は須川温泉11時発のバスで一ノ関駅に戻り、そこからバスを乗り換えて猊鼻渓
舟下りをして15:30のバスで一ノ関駅、新幹線で帰宅

でしたが、東北一人旅中のyakoちゃんが一緒に猊鼻渓に行ってみたい~となり、
車でご一緒させてもらうことに。アリガトウ!



特に時間を決めずに出発したけど、着いたらちょうど舟が出る5分前で急いで乗船



50人乗りの木の船、満席で舟下りスタート
戻ってくる舟に手を振る



舟から餌をもらえるので、魚が一緒に付いてきます



奥に行くにつれ迫ってくる奇岩の迫力
見上げていると平衡感覚がおかしくなるほどの深い渓谷



この岩の上部には家やJRの駅があるって不思議~、タモさんならすぐ理解できるんだろうなぁ



更に奥に行くと大岸壁に突き出た「獅子(猊・しし)ヶ鼻」がありました

”猊鼻渓は、岩手県の母なる河、北上川支流の砂鉄川沿いに高さ50mを超える石灰岩の岸壁が
およそ2kmにわたって続く渓谷”

だそうです。


実は三人とも予備知識がほとんどない状態で来たのですが、それが逆に良かったみたい
とても楽しめたし、最後に船頭さんが歌ってくれる”げいび追分” 岩肌に響いて心に沁みました~
歌がうまくて、絶対元歌手よ、と話してました(^^

90分のコース ¥1800 とても良かった。
昨日は山で今日は渓谷、これぞ山と渓谷・笑


舟下りを終えそろそろお腹もすいた頃、どこに行こうか?決めていなかったのですが、
たまたま2週間前にTVでみた、一ノ関では有名だというお蕎麦屋さんがあるみたい、とのことでGO



お昼時ということもあり、駐車場は満車



店内も一杯
待つこと約一時間・・・



一ノ関市民のソウルフード、天ざる 頂きました うどんのような蕎麦・ボリュームすごい

食後は一ノ関駅まで送ってもらい解散
わたしのプランでは電車バスの乗り継ぎの関係で猊鼻渓行ったらお昼の時間はとれなかったので、
yakoちゃんのおかげで舟下りも行ってみたかったお蕎麦も食べれてダンナさんも大喜び・笑

予定していなかった行き当たりばっ旅がとても楽しくて、
思い出深い楽しい二日間となりました



ずっと会いたいと思っていた山友に会えてホントに嬉しかった
一度も会ったことが無くても、ずっと前から知り合いだったみたいになれるのがblogの不思議
また遊びましょう








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3年ぶりの帰省

2022-08-15 | イワテケン

今年のお盆休みは3年ぶりにダンナ様の実家、岩手へ行くことが出来ました。


(イボンヌラッピング列車・三陸鉄道)




台風が本州から離れたからか、14日の午前中には晴れて久しぶりの青空が広がりました。





三陸鉄道にもそれなりに乗客がいて嬉しいな~



(ピンクの花は夏水仙)
出発前から雨ばかり降っていた東北、山形秋田岩手
盛岡あたりはなかなかの雨量で、北上川(雫石川)は濁った水がざぶざぶ流れていました。

ダンナ様の実家も今年は雨ばかりだそう、8/13は警報が出て、怖いほどの雷&凄い雨でした。
実家は山の中、相変わらずdocomo携帯の電波はギリギリ2本(北アルプスより状況悪い)なので、
ネットで現在情報仕入れるのも大変です・笑
まあ、目的は義父母のお墓参りなので、気温25度の涼しい山の中で何もしない日も良いけど、
ここで土砂崩れに合ったら数日間誰にも気づかれないな、という心配もないとは言えない( ;∀;)

3年も行かないでいたら、やはりあちこち変わっていました。

台地が(雨で?)削れて痩せたり、水含み過ぎ?でふかふかだったり、畑にイノシシが来るようになったとか、
木々が生い茂り過ぎて普通の道なのに暗くて、そこに熊が座ってても不思議じゃないよねとか、
宮古駅前の唯一のショッピングセンターが12月に閉館したとか、マイナスな部分ももちろんありますが、
プラスな部分もありました。



このヤギのキャラクターをあちこちで見ると思ったら、どうやら2019年に宮古にできたスイーツ屋さんのもので、
グッズまで販売していて、北三陸エリアではかなり推している風
(クリームパンは確かに美味しかったです)
寂れていく宮古駅周辺(ゴメン)にこの店だけ違う空気と思ったら・・・知らなくてすみません(;'∀')



ほかにも、地元の駅が道の駅になってすこ~しだけ賑わいを見せていたり、
久慈駅前に”YOMUNOSU”という図書館&交流センターの立派なビルが出来ていたり。
いまだに”あまちゃん”?と言われそうですが、有名になったものを使うのは良いんじゃないですかね。
そのころからぐっと、この北三陸あたりのエリアのやる気が感じられるようになったと思うので。
おしゃれなカフェも出来たり、地元の若い人には嬉しいのではないでしょうか。

この3年間でいろんなことが変わったけど、
ダンナ様の実家エリアは世代交代してきているみたいで良かったな、と、30年ほど通ってきた部外者の感想でした('ω')ノ








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10年経ちました

2021-03-11 | イワテケン


今日は2021.3.11 あれから10年


(2013年5月 被災地に咲くスミレ)

あの日、石巻で単身被災した甥っ子は
こちらに戻り、結婚して穏かな日々をおくっている
岩手の義母は復興が進んだ村の様子を空から見てるかな
人それぞれの 10年という月日



2011年8月
流出した線路 トンネルの入り口だけしか見えなかった三陸鉄道



直後から復旧作業は続き、当初は線路が途切れていて田野畑までしか走れなかったけど
2019年には南北全線開通となり、私は心から嬉しかった
あまちゃんの効果もあり、団体客、観光客も訪れ
常に赤字路線だった三鉄も少しずつ明るい光が、と思っていた

2020年から現在もまだ続くcovid-19という試練
あの津波の一瞬で2万人を超える人が亡くなった悲しみと
メルトダウンの恐怖を思えばそれほどこわくはない
あの頃も福島の風評被害がひどかったけど
日本ではcovid-19そのものよりも人災によるところが大きくて
多くの人が悲しい目に遭っているのがとても辛い

努力を積み重ねた大地が無責任な人や自然に何度壊されても
くじけずにまたスミレが咲く大地に戻していきたい
こころを正しく持ち、やさしさの種を蒔き続けていきたい





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わすれない

2016-03-11 | イワテケン

3.11 あれから5年




津波で倒壊してしまった久慈市の”もぐらんぴあ”

平成23年8月5日「まちなか水族館」として生き残った生き物や
もぐらんぴあ再建を支援しているさかなクンのお魚をお借りして
駅前のビルの一角で細々と営業してましたが(無料でした)







震災から5年目の今年、ようやく再建&OPENすることになったそうです
5年経ってもなかなか前に進まない復興にやりきれない思いの中、嬉しいニュースです






自力再建には資金が足りなかったのですが
今はこのような形で支援が出来るサイトもあり、プロジェクトが成功しました
私ももちろん参加させていただきました





毎日生きてるといろんなことがあって、辛かったり嫌になったり
何もかも投げ出して逃げたくなったり、愚痴ってしまうことも多いけど

3.11 あの日の事を思うと
今の自分の悩みなんてまったく取るに足らない事だと感じるのです








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今日の良き日に

2015-10-25 | イワテケン

10/24(土)は7人中6番目の甥っ子、ひろくんの結婚式
やわらかな秋の陽が沈む頃、皇居近くのHOTELで行われました


ひろくんは子供の頃は背が低くて、中学生になっても小さいままで、
「このままだとお笑いの世界に行くしかない!」
と言われるくらい小さかったのだけど、
高校生になってからは人並みに伸びてみんな一安心したっけね(笑)


卒業後、就職した損保会社で訪れたこともなかった”宮城県・石巻市”に単身赴任となり
ひとりで移動中に東日本大震災に遭遇した


東京にいる私たち家族とは4日間連絡が取れず、
やはりダメだったのか・・・と万が一を考え始めた時に入った生存の知らせ
丸二日間飲まず食わずで、知り合いもいない町の避難所で、
ようやく同じ会社の人と会えた時の安堵感ったらなかったでしょう




今日の披露宴ではその時一緒に働いた石巻支店の同僚たちから
「あの日一緒に過ごしたことは一生忘れない」という絆メッセージが届いていた


多くの方が犠牲になられたので申し訳ないようだけれど
あの日、生き延びて、この日を迎えることが出来たことがなにより嬉しくありがたい


ひろくん、よかったね
結婚おめでとう!








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ふるさと納税で復興支援

2014-06-25 | イワテケン

  
震災以降、継続して東北への支援を行っていましたが、
今回はパターンを変えて「ふるさと納税で特産品」を体験してみました。


選んだのはやはり以前から支援している「宮城県気仙沼市」
こちらの地域は市長さん始め、皆さんすごく前向きで活気があるなぁ、と個人的には感じています。
(我がダンナ様の出身村とは悲しいかな、ずいぶん取り組み姿勢が違うんですよ(´ω`。)) 

冬に寄付していた分の物産品が届きました。




1万円以上の寄附で、5千円相当の物産品を頂けるんですよ!
なんだか申し訳ないような感じですが、ちゃんと理由があるのでありがたく頂きます。
やっぱりモノがもらえると、主婦としてはとても嬉しいのです。(単なる食いしん坊?)
しかもこの「ふかひれ」日本で一番有名且つ高級品の気仙沼産、贅沢です。




もれなくついてくる気仙沼のゆるキャラ「ホヤぼーや」グッズ。
今回はボールペンセットでした。
ほやは今からがちょうど旬ですね。若い頃は食べれなかったのに今は大好物になりました(笑)


東北、これからも応援しまーす



総務省 ふるさと納税について

ふるさとチョイス








三陸やまだの牡蠣

2014-04-21 | イワテケン


牡蠣と言えば広島や松島が有名ですが、
こちら岩手県山田湾の牡蠣は知る人ぞ知る?美味しい牡蠣の産地。
私は牡蠣が大好物、特に山田湾の甘くて澄んだ味の牡蠣が大好きだった。


大震災で大きなダメージを受けた三陸、途方に暮れるような被害だった山田湾を、
同じ岩手県に関わるものとして何かできることはないかと探していたところ、
この三陸やまだ漁港の「復興牡蠣オーナー制度」を見つけ、さっそくオーナーになった三年前。


今年、漁港の皆さんの努力の甲斐あってようやく牡蠣がとれるまで復興にこぎつけた。
我が家にも懐かしい味が届いた。

スチロールを開けてみると・・・



ごっそり♪


実は殻つきの牡蠣は以前何度か自分で開ける努力はしたものの、上手くできないからなぁ、と思っていたけど、
今回はちゃんとナイフもついて取り方の図解してあったのでおそるおそるやってみたら・・・できた(・∀・)
でも台所が殻だらけのごったごたになって、この後写真を撮る余裕もなく食べてしまった(笑)
うんめがった!




この「一ノ蔵」(宮城県大崎市)は今年の3.11に合わせて購入した一本。
牡蠣が届くのを待って一緒に頂きました。

飛騨や新潟の日本酒が好きだったのだけど、このところお取り寄せはずっと東北と決めている。
普段飲む日本酒も出来るだけ東北と決めている。
小さな支援はこれからも続くよ。




祝・三陸鉄道全線開通

2014-04-06 | イワテケン

2014.4.6 震災でとぎれとぎれになっていた三陸鉄道が3年ぶりに全線で繋がった。


ほっんと嬉しいなぁ。





「三鉄が走らないと病院に行くのに不便でなぁ」

震災後にそう言ってたお義母さんは、全線開通に間に合わず天国行っちゃったけどね。




これからもみんなの思いを繋いで元気に走り続けてください。