2020.1.25(土) 赤城山へ

北海道以外に本州でも赤城なら見ることができるというアイスバブル
一度は見てみたい、と思っていたけど1月中旬になってもこの暖かさ
暖冬の影響で今年は無理かなぁ、と諦めてかけていた
そんな矢先、1月22日に大沼の一部(全面凍結はまだ)でワカサギ釣り解禁のニュース
この土曜日はどうしても19時までに帰ってこないと行けない用事があったけど
来週も晴れるという保証はない、となったらどうしても行きたくて4時に家を出て赤城へ
さて、念願のバブルは見ることはできるのでしょうか?

8:55 あかぎ広場前BS下車
滞在時間は4時間30分しかないので、下山後に時間がなかったら困るので
登る前に大沼に下りてみた
今日はてんくらA予報だけど、おりてみると頭が痛くなるほど風が強くて寒い!
10分いたら凍るわ・・・
ワカサギ釣りの人の身体はどんな構造になっているんだ・・・

あーもうじっとしてられない!と早々に引き揚げ登り始めます
雪が少ないと言われた通り雪、ないですね

たぶんここはいつもなら雪庇が出来るところですがこんな感じ
温かそうに見えますが西方面から吹き上げる風を左半身にずっと受けながら登るので
寒くて足早になります

おかげで1時間ちょっとで山頂到着
帰りの時間が決まっているので焦っていたけど余裕が出来た
不思議と絶景スポットまで来るとあんなに吹いてた風がない
ここでほっと一息

谷川岳方面、真っ白ですね~

あ、あのトンガリは武尊山の剣ヶ峰?(画像左)
ということはあれが至仏山でニャンコ耳は燧ケ岳(画像中)
解りやすい形じゃないと同定できない・・・

富士山や北アルプスまでは見えませんでしたが、これだけ見れれば十分です

山頂から駒ヶ岳方面へ向かいます

ここの稜線歩きはホント気持ちいい~

雪がないと言っても吹き溜まりはこのくらい

今シーズン初の雪山なので、ありふれたこんな瞬間も嬉しくて


キーンと冷たい空気と澄んだ空の色
何の加工もしていない 撮って出し写真でこの色だもんね~
寒くても早起きが辛くても、この気持ち良さがあるからやめられない

振り返る黒檜山
時計回りに歩くと、黒檜山からの急下り 日当たりが良くて雪がぐずぐずで滑る
大沼へ降りる鉄階段周辺が日影なので凍ってガッチガチ
アイゼンは(私の場合)絶対必要、赤城をなめてはいけないのだ(覚書)

上から見下ろす大沼
氷が濁った部分では池の中が見えないので、見られるエリアは限定される
池の縁が濁りが多いかと思いきや、そうでもない場所もあったり
経験してみないとわからないことばかり
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バスの時間前に戻ってこれたので、再度大沼へ降りてみる


う~ん 簡単に見れるかと思ったら案外難しいものですね

中が見えるところを探しても、期待するようなりっぱなバブルがあるとは限らない


小さいのばっかり・・・不景気か?
でもそんな中でも期待に近いバブル発見!



そうそう、これこれ! かろうじて層のあるものが見れた
でも写真に撮るとピントも合わないし、短時間で探すのは難しい

湖底から出てくるメタンガスなどの気泡が
急激に冷え固まった氷に閉じ込められたもの
凍る段階や凍結後の降雪量によっては見られないというアイスバブル
厳冬期らしい霧氷もエビの尻尾も、りっぱなバブルも見つけられなかったけど
自然の難しさと美しさを体験できて楽しかった~
やっぱり経験に勝るものなし
片道5時間かけても行って良かった赤城山でした
【行程】往路:新宿4:43→池袋→赤羽→高崎→前橋7:17 前橋BS7:32→富士見温泉乗り換え→あかぎ広場前BS8:55
復路:あかぎ広場前BS13:42→前橋駅15:00 まえばし(駅前)天然温泉入浴 前橋16:13→赤羽→新宿18:40
【歩行】黒檜山登山口9:45→黒檜山頂10:55~11:30→駒ヶ岳12:15→大沼13:10
