カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

4月の花

2016-04-25 | ヤマのこと

2016.4月 そのほかに会ったお花たち



アカヤシオツツジ



岩団扇






シハイスミレ



牧野菫



・・・



・・・・



・・・・・



・・・・・・悩ましげなスミレ達でした。





フモトスミレ



早いもので、5月はすぐそこに。






自分で書いておきながら、自分のブログに来るとちゅーさんの写真を見てしまうので、
TOPにお花記事をのっけてしまいました(´・ω・`)


毎日気がかりな熊本の地震。
一日も早く収まり、地域の皆様が安心して眠れる日がくることを心よりお祈りいたします。



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猫と過ごした最後の日々

2016-04-24 | ネコ


2016.4.18(月) 最愛の猫 ちゅーさんが19歳で旅立ちました。
このブログを通して可愛がってくださった皆さま、本当にありがとうございました。



--------ここからは私が書き留めておいたものを記録として残したものです。
見たくないシーンもあると思います、ご了承ください----------


2015.8月 ちゅーさん18歳
肺炎で今夜が峠?と言われるも持ちこたえ元気になった。


2015.11.15 歯周病のため抜歯
体力的にどうかとドキドキしたが、回復も早く食欲も有りほっとする。



2015.12.13 入院・胸水除去
抜歯後元気でいたのに、呼吸が荒く苦しそう。
病院へ行くと「心筋症」とやらで肺の周りに水が溜まり、肺が圧迫され苦しいらしい。
検査も兼ねて入院。


2015.12.26 胸水除去
あれからまだ二週間しかたってないのにまた苦しそう。病院へ。
「年こせるかな・・・」と言われる。

年末だけどここの動物病院は日曜祝日年末年始も休まずやってくれる、ありがたい。
先生も気さくなうえ、動物を本当にかわいがってくれる。
我が家の猫たちは代々みんなここ。
信頼のできる先生、人気があるのがよく解る。いつも混んでいる、患者がいっぱい。



2016.1.9  胸水除去
お正月は穏やかで年はこせたがまた苦しそう。
昨日まで元気だったのに突然食べなくなる。
食べなくなる→呼吸が荒く苦しくなる→胸水溜まってる→病院へ
胸水除去→朝晩薬を飲ませる→しばらく元気→食べなくなる→呼吸が苦しくなる
この繰り返し。
でもなぜか胸水を抜いて家に戻るととたんに元気になり、ガツガツ食べる。
いいよいいよ、その調子!たくさん食べな~


2016.1.15~1/18 入院・胸水除去
時々開口呼吸になるほど苦しそう。
人間でいうと猛ダッシュした後に1秒ごとに肩でゼーハーする、そんな感じ。
危険な状態だと言われ入院。いっぺんに気分が落ち込む。

「このまま終わるなら連れて帰りたい」と言うも、
「病院で最期を迎えるのは普通の事だよ、うずくまって死を迎える子ならいいけど、
この子は呼吸が苦しい病気なのだから苦しみを放っておけないだろう」と先生。
・・・確かにそうだけど・・・好きにさせてやりたい気も。
あとは無事家に帰れることを祈るだけ、と病院に託す。



2016.1.18 酸素ハウスレンタル開始(テルコム・株 月額¥15000)
退院できそうなので万が一の時でも家でも楽に暮らせるよう、
ちゅーさんの拾い主でもある姪っ子と相談して酸素室をレンタルすることにした。
電話をするとすぐ翌日届けに来てくれた、ありがたい。


それにしても夜中に発作的に苦しむ時酸素室に入れるも、
「出せ~出せ~」と 鳴くしケースに体当たりして暴れるし。
もう!余計呼吸が苦しくなるじゃないか!
じっとしていてほしいけど、猫にとっては嫌なものは嫌なのか。
病気なんか気にしない?まったく自己主張の強い子だ。



2016.1.27 胸水除去
薬が効いたと喜んだけど、やっぱり溜まるものは溜まる。苦しくなり病院へ。
溜まるサイクルが読めない、突然食べなくなった後ほぼ24時間後には呼吸が荒くなる。
そうなるともうほおっておけないので姪っ子、私、ダンナ、と、
手分けして病院へ連れて行く日々が続く。
会社に行きながらの通院は一人ではとても無理だった、姪っ子ありがとう。


2016.2.7 胸水除去

2016.2.15 胸水除去(通常200mlの半分しか抜けず)
苦しくない時はまったく普通の猫同じだけど、苦しくなると途端に箱座り。
食べない、鳴かない。呼吸困難だから怖くて薬も飲ませられない。



2016.2.17 私の出勤時に珍しく外に出たいという。
あんな呼吸が苦しそうな時もあれば、
元気な頃の見廻りルートをこなすくらい元気な日もある。


2016.2.23 胸水除去

2016.3.2~3 入院・胸水除去
この頃から胸水が溜まり苦しくなる間隔が短くなる。あまりよくない傾向。

2016.3.15 胸水除去

2016.3.21 胸水除去

2016.3.27 胸水除去
最初は薄いピンク色だった胸水も、だんだん血が混じるようになってきた。
赤い・・・痛々しくて見ているのも辛い。



2016.4.2 お花見に行く前に病院へ・胸水除去
以前ならすぐ元気になったのに、
胸水抜いても元気も食欲もイマイチ戻ってこなくなった。


悲しいけどもう時間の問題なんだろうな・・・
だったらもう大嫌いな病院通いなんてやめようか・・・
嫌がる薬も飲ませるの止めようか・・・

でも

私が胸水除去に連れて行かなければ死んでしまうはず。
そう思うとここで私が諦めるのは正解なのか?
猫は苦しくてもまだ生きたいんじゃないのか?

ふと目をやれば
「苦しいけど頑張ってるよ」
せつない瞳で私を見上げるちゅー。
その顔をみてるともうたまらなくなる。
助けてやりたい。でももうこれ以上の回復の見込みはない。
これは単なる延命措置なのか?
人間の我儘なだけなのか。


1週間に1度ならいいけど、3日に1度になったら・・・
毎日になったらもう延命処置はやめようか。
どうするのが猫にとって一番いいのか、毎日悩む。

それでも苦しいながらも食べたいそぶりを見せるうちは、

あ、今じゃない

と思うようになった。
苦しくても時々伸びをするしぐさはまだ、生きれるはずだ。
寿命は私が決めることじゃないんだ。
私の役目はただ、この子が生涯を終える時を手伝い、見守るだけなのでは。



いつものように今日も私の布団の上で眠るちゅーさん。
あごをあげているときは苦しくなく、ご機嫌な証拠だけど、
そんな苦しくない時間も2~3日しか持たない。
呼吸が荒くなるのが私の足元に伝わると、気になって目が覚める。
毎晩寝不足だ。

でもこんな日々ももう終わりが近いのかと思うと、悲しくて自然と涙が出る。
いくら高齢とはいえ お別れが近いかと思うと悲しすぎる。
もう十分世話したから悲しくないと思ってたけど、無理。


2016.4.6 胸水除去


2016.4.10 胸水除去 もうほとんど血の色。
除去した後、病院でしばらく立ち上がれなくなる。どうしよう・・貧血状態か。
ここで終わるわけにはいかない、ちゅーさん、家に帰るよ!絶対に連れて帰るよ。
薬はもう飲めないから注射で対応、家に連れて帰ってもすぐに食べなくなった。
水を飲むのも座ったままで苦しそう。
今週いっきに痩せた、そろそろ覚悟する時期かもしれない。



2016.4.15 胸水除去 ほとんど血の色

病院から帰ってもほとんど食べず、熊本地震で気持ちもわさわさしていた夜23時、
前から時々あったバタバタと暴れる行動が急に始まった。
今回は足を引きづりながら動き回り、さすっても抱きしめても制止がきかない。
開口呼吸が酷く、このまま逝ってしまうかと思った。
2時間くらいアウアウ言って暴れ、静かになったと思ったら翌朝、
左足が動かなくなっていた。

後で調べたら血栓が動脈に詰まり足が麻痺する腸骨動脈塞栓症というものらしい。
のたうちまわるほどの激痛と書いてある、あれがそうだったのか、可哀想に。

ちゅーさんはもう3日も食べてないし、痩せ細ったこの状態での手術は無理。
もう病院には連れて行かないと決めた。



2016.4.16
下半身が動かなくても、前足だけで移動しようとする。
どこに行きたいのか?何がしたいのか?
水だけは飲むけど、一切食べようとしない。
トイレに連れてってもしないのでパットで対応。
大好きなダンナの膝の上にのせても、イマイチ居心地が悪そうだった。

いつもの行動範囲にだっこして連れて行くことにした。
家の中の二か所のトイレ、二か所の食事場。
見廻りコースのお風呂、台所、玄関etc・・・
・・・特に反応はない。

昼間は姪っ子、夜中は私が2時間おきくらいに体の向きを変え、水を飲ませた。


2016.4.17
酸素室は可哀想だからこたつのなかに酸素を送り込み、横で寝ていた。


朝、「ニャー」と言う声で目が覚めたらなんと前足だけでこたつから出て、
わたしの顔のすぐ横まで来ていた。
「水飲みたい?ごめん、寝過ごしたよ」
急いで水を飲ませる。

満足したのか?他に何がしたいのか?
「ニャー」
と3回鳴いてまた、横たわったままとなった。
その後は徐々に元気がなくなり、支えてやらないと水も飲めなくなった。



2016.4.18
この日の夜も添い寝。夜中、見る度に目を開けていたちゅーさん。
何を見つめていたのかな。見えているような見えていないような表情だった。



眠いけれど、行きたくないけれど会社に行かなければ。
「行ってくるからね」
そう声をかけて昼間のお世話は姪っ子に託して出勤。それが最後となった。
(これが私が会った朝最後の写真、左足は完全に色が変わってしまった)


夕方、スマホに姪っ子からの悲痛なメッセージが・・・

18:00 ちゅーさん逝く

19:00 大急ぎで会社から帰るともう死後硬直が始まっていた。



姪っ子と二人でお気に入りの毛布にくるんでお花を添えた。
最期は呼吸困難もなく、ちょっと不思議な動きをしてあっという間に息をひきとったそうだ。
直後は口も目も開いたまま苦しそうな表情だったけど、
時間が経つにつれ、口も目も閉じて穏やかな表情に。
自然に閉じるものなのかぁ。


2016.4.19
家族全員に見守られ埋葬
長い間、ほんとうにありがとう。


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”もう覚悟してるから大丈夫だよ”

なんてみんなに言ってたのは大間違いだった。その日から
寂しくて仕方ない。ちょっと思い出すだけで涙が出る。何もする気力がおきない。



2kgちょっとの小さい身体なのに、失って知るその存在感の大きさ。
部屋がやたらに広く感じる。
いつもいるはずの場所に自然と目が行ってしまう。
毎晩一緒に寝てたから、布団が軽くて寒い、眠れない。

いつも帰ると玄関まで迎えに来てくれたちゅーさん。
マグロと私が作るから揚げが大好物だったちゅーさん。
もうお土産買って帰ることもないんだな、
待ってる者がいないってなんて寂しくつまらないんだろう。
19年、ひとつの時代が終わった感じだ。



19年間私たちを毎日癒し続けてくれたちゅーさん、本当にありがとうの言葉しかない。
今完全にペットロス症候群。
そろそろ元気を出さないと、とけじめをつける為に書いてみたけど、
立ち直るまで、もう少し時間がかかりそうだ。











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高尾スミレ散歩

2016-04-12 | ヤマのこと

2016.4.9(土) 高尾周辺でスミレ探しの山歩き



恒例となりました春の高尾でのスミレ探し
私は3年ぶりの参加となりました。





大下バス停から歩きはじめるいつものスタートラインでは



ヒメスミレ/姫菫


アリアケスミレ/有明菫
が迎えてくれました。



小下沢林道を右に左に、スミレや春の花をみながらゆるりと進みます。
(ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ)


「この花なんだっけ?」

という問いにもすぐに答えが返ってくる、お花の達人がいらっしゃるので
とてもためになるありがたい会。



ヒメウズ/姫烏頭      ムラサキケマン/紫華鬘
ラショウモンカズラ/羅生門葛    ツルカノコソウ/蔓鹿の子草




ヤマルリソウ/山瑠璃草 も花盛り



ヤマエンゴサク/山延胡索



ニリンソウ
(スミレ以外は載せきれないので一部のみ掲載)



・・・そんな訳でなかなか前に進めません(^_^;)





マルバスミレ


ヒカゲスミレ


ヤマルリソウを守るように咲くエイザンスミレ/叡山菫


エイザンスミレもいろんな色や顔の子がいて、どれもそれぞれに可愛くて
ついつい何枚も撮ってしまうんですよね~


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通常1時間かからないところを倍の時間をかけて散策
この時点で既に11時を過ぎました。
登りに備えておやつたいむ♪




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ようやくザリクボ、登山口へ
この午前中は暑くて初夏のよう、沢のせせらぎが気持ちよく感じました。




水辺の生き物、ヨゴレネコノメソウ



コミヤマカタバミ/小深山片喰



今年は春に高尾に来るチャンスがなかったので、見れなかったハナネコノメ
赤いしべが無くなっても、それはそれでかわいいものです。



何気なく隣にあったのを撮ってたけど、ツルネコノメソウかな?



コチャルメルソウ/小哨吶草






ナガバノスミレサイシン/長葉菫細辛



シロバナナガバノスミレサイシン/白花長葉菫細



良い香りのニオイタチツボスミレ/匂立坪菫



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お腹ペコペコでようやく景信山山頂へ到着。
テーブルを囲んで座ったら、皆さんのザックからいろんなものが出てくる出てくる!
何も相談などしていなかったのに、同じものは一つもなくて、
色もカラフル テーブルの上にもお花が咲いたようでした。


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まだまだ続きます。



私の好きな菫BEST3の中の一つ、ヒナスミレ/雛菫




こちらはヒナスミレの白花ちゃんかな?
シロバナヒナスミレ/ 白花雛菫



一見、ヒゴスミレ?と見間違うような細くて色白なエイザンスミレ






大分時間が押してきてしまったので、城山の山頂は今日はパス。
山桜の向こうの一丁平は、今まさに桜が満開のようです。






コスミレ/小菫



タチツボスミレ/立坪菫



オカスミレ/丘菫
(アカネスミレ/茜菫 も見て違いを教えて頂いたのですがその写真がない・笑)



春の一番最初に咲くアオイスミレ/葵菫
萼片ピンクの二輪草ちゃんと一緒に残っていてくれました♪



日も傾き始めたので気持ちが焦ります。
今年もどうしても会いたいあの子が気になります・・・

いるかな?いるかな?右に左に目を凝らし・・・

み~っけた!


ミドリニリンソウ
今年も会えた!ヨカッタ~♪


こうして朝から夕方まで
お花の事しか気にしない、楽しい一日が暮れて行きました。



最後に・・・高尾と言えばタカオスミレ/高尾菫  ですよね(*´∀`*)



高尾の一部を歩いただけでもこれだけの種類のスミレに出会えるんですもの。
やっぱり高尾は花の山ですね。





---------------ご一緒頂いたみなさん----------------------

はなねこ山Ⅱ
そらいろのパレット
ぽつぽつ山レポ、ときどき休み、ところにより道草
山と野と
緑の中へ 雲の上に
☆バッタリGuest 奥多摩の山と自然

ありがとうございました。





【行程】高尾駅8:35→大下BS→小下沢林道→景信山→城山(巻き)→日影沢BS17:45→高尾駅

【今回見た菫】ヒメ・アリアケ・(ノジ)・エイザン・ヒカゲ・タカオ・マルバ
タチツボ・ニオイタチツボ・ナガバノスミレサイシン・シロバナナガバノスミレサイシン
ヒナ・シロバナヒナ・アカネ・オカ・アオイ・コスミレ の17種類
 (追記:アカフタチツボスミレ・フイリヒナスミレもいました。19種類かな)

※お花は見た順番ではありません。



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クラフトビールdeお花見

2016-04-04 | タベルこと



4月最初の週末は、毎年恒例地元の桜の名所でお花見




この土曜日の天気は残念ながら花曇り
それでも満開になって初めての週末なので、一気に人が出て大賑わいでした。




サントリーから3/29限定発売になったクラフトセレクトシリーズ
ビール大好きな私は 最近クラフトビールにはまっています。
今回は3種類を飲み比べ
どれも好きな味だけど、この中ではフルーティな香りのバイツェンが好みかな~?




ここで花見をしないと毎年春が来た気がしない。
一区切り、また一年頑張っていきましょう。









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