カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

ナツヤマきぶん

2020-08-30 | ヤマのこと

2020.8.29(土)この夏、最初で最後の夏山気分を味わいたい


下界の天気予報は最高気温35°、山の天気予報は晴天
青空のもと、山の稜線で涼しい風に冷やされたい~


と青空求めて登っていきましたが
稜線に出たら、


ちーーーん

でも、この夏は全然山にこれなかったから
ハイマツさえも愛おしくて頬ずりしたい気分
この厚い雲、下界はきっと晴れてる・・・



下山途中には雨も降りだす始末
傘をさすほどにはならなかったけど、天気予報はあてにはなりませぬ



でも気温17度の山歩きは気持ちよかったし
針葉樹の香りとモフモフの苔に癒されたからヨシ!

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☆どこの山かは書きません
あそこだな、と思ったら皆さんの心の中にしまっておいてください ^^)

【行程】
登山口9:00→山頂11:20~11:50→登山口14:15





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ナツヤマ気分になりたくて

2020-08-30 | ヤマのこと

2020.8.29(土) 奥秩父の金峰山へ

連日の猛暑で涼しい山に逃げたい
でも泊りで行く時間はないので、久しぶりにお手軽な大弛峠からの金峰山に行くことにした


大弛峠の手前から路駐の車が連なって
ナンバーを見ると栃木や千葉もあり、地元山梨と多摩が多かったかな?
すごい車の量で、この時期考えることはみな同じ


登山口についたときは長そでが欲しいくらいでしたが




緩めに上ったり下ったりしているうちに
やっぱりすぐに汗かいて半袖でちょうどよい感じに
青空が気持ち良い~今日の山の天気予報は”快晴”ですが



朝日岳手前の露石帯ではちらっと見えていた富士山の頭ももう見えなくなっちゃった



ちょっと先に地味な山名版
ここがピークだったんだっけ

ここからいったんググっと下り




緩く上ったり下ったり森の中を歩いたり鉄山分岐を超え



最後の登りを楽しみに登ると・・・あれ?嫌な予感的中



風もなく青空もない・・・

山頂までの大岩、以前は結構好きでポンポン飛び越えていけたのに
身体が鈍ったせいか、なかなか進まない(笑)
おまけに今まで痛くなったことのない部分の膝が痛くなったりして・・・





やっとこさ五丈岩に到着
どんより空の下、ランチ
あいにく瑞牆山は見えないけど、千代の吹上あたりを歩く登山者が見える
よくまー、あんなところテント装備で残雪期に歩いたもんだ
もう今は無理~と最近こんな回顧ばかり(涙)



思ったより時間がかかった気がしたので サクッとお昼を食べ下山開始
厚い雲の下、下界はきっと晴れてるんだろうな



ハイマツがあるような高い山にこの夏は行けなかったので
ハイマツさえも愛おしい
ここにライチョウさんでもいたら最高なんだけど アリエナイ



シャクナゲロードは乾燥してカサカサ



下りの途中、パラパラと雨が降ってきた
傘をさすほどではなかったけど、後で知ったけど瑞牆山では土砂降りだったそう




ナツヤマ気分は残念ながら味わえなかったけど、
モフモフの苔の森と針葉樹の香りに癒されたからヨシ



急いで降りてきたら時間が余ったしまったので、朝日岳からはゆっくり歩いた
大弛峠でマイクロバスに手続したら、流れでバスに乗り柳平まで降りてしまいました
バスの時間に合わせて歩くのってなかなか難しい~
ソフトクリーム食べたかったな(ほんとにやってるかは未確認)



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柳平から駅までのマイクロバスは、補助席使わせるほど二密乗車(窓は開いている)
「えっ?この状態で45分?」と思ったけど、ここで嫌だと言ったらタクシー呼ばないとならないので我慢
入笠山の時はきびしめなコロナ対策でしたが、
先日の群馬もそうだったけど、地域によって対策の温度差がかなりある印象
怖くて嫌なら行かないことですね(*´Д`)



さて、このバスですが前回にはなかったシステムがありました
大弛峠から途中の”花かげの湯”下車、17:10にまたマイクロバスが戻ってきて塩山駅まで乗せてくれるというもの
(別に300円かかりますが)
駅まで行ってから暑い中いつもの宏池荘までもどるのもなぁ、と思って使ってみました
コロナ禍のせいで入場制限があり、事前に時間と人数を電話予約しなければ入れません
(当日でも空きがあれば入れますが、入浴開始時間が決められていました)
なかなか自由に動けない日々が続きますが、
それでも他国のような規制がないだけだいぶましなのかも日本、と割り切って、ね。

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【行程】
新宿→高尾6:14→塩山駅7:22→栄和交通バス7:30→柳平乗換→大弛峠8:55(片道¥2000)

大弛峠9:00→金峰山11:20~11:50→大弛峠14:15

大弛峠BS→柳平BS 15:→花かげの湯15:55~入浴~17:10→塩山17:20
塩山18:01→かいじ→新宿19:27


前回の金峰山はこちら


御岳山のレンゲショウマ

2020-08-22 | ヤマのこと

2020.8.21(金)


平日ですが交代で夏休みの金曜日、単独で奥多摩の御岳山へ


毎度おなじみ ケーブルカー使わずによせばいいのに表参道を登る
この日の最高気温予報は36度
御岳山の朝8時はまだ空気がひんやり涼しかった
舗装道だけどしばらく山を登っていなかった私にはちょうど良いかな、
何より誰にも会わない山の中、マスクなしで歩ける清々しさで苦じゃなかった



一時間ちょっとかけてビジターセンター脇についた
いくら涼しいとはいえ、もう既に全身汗まみれ
ずっと日陰で来たから、神社までの急坂とジリジリの日差しでクラクラする~



日陰日陰日陰ーーーひかげ求めて進む
長尾平のベンチでクールダウン、風が通るから気持ち良い
冷やして持ってきた頂き物のシャインマスカットのおいしかったこと!



ここで気を取り直してロックガーデンへ行こう、と歩き出したものの
ぐんぐん降りる割には滝の音が遠ざかる
はて?紙の地図には詳しい時間は載っていないし
YAMAP地図をダウンロードしてこなかったのが悪いのだけど
いまさら立ち上げても電波が届かなくて現在地と所要時間が分からず
以前来たのはたぶん10年ほど前なので全く記憶ないし
天狗岩まで来たけれど、あとどのくらいで滝につくのかなぁ
夕方、歯医者の予約があったので時間が気になり諦めて戻る、あーぁ
(帰宅後案外近かったことを知る)



さて、富士峰園地へ行きましょうか
神代ケヤキは今日も元気でした



塀いっぱいに咲くシュウカイドウに近寄る
出来るだけ日陰を歩きたいんですもの



宿の壁面にぽつんと咲くイワタバコ



今日のお目当てレンゲショウマ・・・あれ?ぽつんぽつんしか咲いてない
昨年来た時もあまり咲いてなくて裏年かと思っていたけど、
もしかしたらそういう問題ではないのかも?
シカ柵やネットができていた・・・御岳山に鹿がいることにビックリですが。
もう以前のように一面に咲く姿はしばらく見られないのかな・・・

このところ丹沢や箱根でナラ菌に汚染されてナラが枯れる現象が急速に進んでいるとか
いろんな生態系が変化していることがちょっぴり憂鬱



たった3時間ほどしか歩いていないけど、のどの渇きがはんぱない
おにぎり持ってきたけどとても食べれる状態じゃなくて
ソフトクリーム&コーラ買ってがぶ飲み もう暑くてムリ~
登りで使わなかったケーブルカーを下りで使うという・・・

自分は暑いのが本当に苦手だから
もう最高気温が35度を超える日の山はやめよう
毎回言ってるけど今度こそ・・・

▽今日の反省点▽
①この後、ケーブル駅から御岳駅へのバスが40分もなくて
熱風のベンチでマスクしながら待つ間が辛すぎた
②昼間の中央線 炎天下の中コロナ換気で窓開けながら走るから熱風が吹き込んで冷房が効かない
朝晩しか電車乗らないので気づかなかったけど、山歩きであたたまったカラダには辛すぎる
③真夏の登山は下山後すぐにクールダウンできる入浴施設があるところを選ぼう






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花と温泉の旅・八幡平編

2020-08-20 | ヤマのこと

2020.8.14(金)
今日は八幡平へ行きます


八幡平頂上行のバスに乗るためまた田沢湖駅へ戻ってきました


田沢湖駅から約2時間バスに揺られ八幡平へ到着
この日の天気予報も曇りのち雨
田沢湖駅を出るときは晴れ間ものぞき、ちょっと期待してたけど、
アスピーテラインに入ったとたん、あたり一面真っ白な世界 夕方かと思うほど暗い・・・
雨が降り出さないうちに急ぎましょ


(ズダヤクシュと?)
八幡平はふもとから2時間もかかるけど、岩手でもあるしなぜか惹かれる好きな場所
去年5月末にドラゴンアイ(には早いけど)見に来たばかりだけどまた来ちゃった
だんなの実家に帰る途中で雨の中寄った以来、夏にちゃんと来ていなかったので楽しみだったのです

歩き始めは真っ白な世界
こんな中でクマさんとバッタリしたら怖いので、今日もクマ鈴です


ここは・・・か、鏡池・・・デスカ?


真っ白な世界をまずは山頂へ
昨日は見れなかったクルマユリがみれて嬉しい
関東で見るマルバタケブキより小ぶりなトウゲブキ


山頂のすぐ下、蒸けの湯へ降りる分岐
そう!これこれ、この標識変わってない!懐かしい~~
結構小さな石がおおくて疲れた足に堪えた記憶がよみがえる
今回は大好き過ぎて忘れられない裏岩手縦走の思い出を辿る旅でもあるのです


山頂の展望台は以前の写真見ると立て直されたみたいですね
登ってみるけどなーんも見えない


なんとなく明るくなってきた気もするけど
オオシラビソの毬果が標高の高さを感じさせてくれます

ここの滞在可能時間は3時間ちょっと
時間はあるのでゆっくりしましょう


ガマ沼の分岐まで来ると、ラッキーなことに先ほどまでのガスが消え八幡沼の全貌が見えるまでに
はぁーー、やっぱり八幡平は静かで雄大 何度見ても良いね
観光客も少ないのでここのベンチで昼食としました

レストハウスで昼食を取るのも時間がもったいないと、カップラーメン持ってきて正解
なんとコロナの影響で食堂は休業中でした(調べなかった私が悪いのだけど)
公共機関でくる場合はレストハウス以外何もないので要注意


昼食後は八幡沼を回ります
斜面を黄色く染めているのは・・・




トウゲブキだけではなく、ニッコキスゲミックス!
秋田駒ケ岳ではもう終わっていたし、今年は会えないと思っていたから嬉しい!


陵雲荘のベンチから眺めるのもまた素敵です


木道へ進むとハチマンタイアザミ


ヨツバシオガマ・ワタスゲ・イワショウブ?・ホソバキソチドリ


うわぁ・・・


タチギボウシの紫色が この広い湿原に静かに揺れて


こないだまで歩くことも辛かったから、ここにこれただけでも嬉しいのに
こんな美しい湿原まで見せてもらえて、やっぱり八幡平サイコーっす




このお星さまみたいなのはなんだろう?


ここの地糖だけにょきにょき・・・もしかしてミツガシワが咲いていたのかも?






ニッコウキスゲらぶ♪


よーく覗いてみるとモウセンゴケ


ヒメシャクナゲが咲いていたのかな



すっきり青空は拝めなかったけど さっきまでの薄暗い白い世界からしたら
時折日も差して 嬉しすぎる空模様
ちょっぴり秋の気配も感じ、もう楽しくて気持ちよくて離れがたいほど


ミヤマアキノキリンソウ・シロバナトウチソウの残り


オクトリカブト・ヤマハハコ/ハチマンタイアザミ・ヨツバヒヨドリ
エンレイソウの実・サンカヨウの実など見ながらぐるっと一周して見返峠へ



振り返る岩手山は雲の中

ここまできたら急に大粒な雨が降ってきて、傘をさしてバス停まで戻りました
たまたま湿原を歩いている時間だけ晴れて 今日は本当にラッキーでした
山の神様、ありがとう


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一日に2往復しかないバスでまた来た道を行きます
車窓から眺める懐かしい蒸けの湯BSや大深温泉の看板
そして、


懐かしい”玉川温泉”へ
今日は日帰りではなくお泊りです

部屋はこじんまりシンプル(冷房がないw扇風機はあった)
食事は湯治、という意味もあるとのことで朝も夜も野菜中心のバイキング
お酒はいろいろ種類がありましたが、旅館並みのお値段でした

コロナ対策がかなり念入りにされていて、到着時の宿側のチェックインリストも
氏名だけではなく、地域まで書かれていました。宮城県、神奈川県、埼玉県、東京都・・・
入館時体温チェックはもちろん、体調チェックリストみたいなものも記入
goto対象外わかってますチェックにもサインさせられました('Д')
お気を使わせてしまい、すいませんでしたねぇ・・・

一息ついてさっそく身体にビリビリくる強酸性のお湯を堪能
泊まれば何度も入れるからいいけど、館内広くて迷子になりそうでした

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到着時から明け方まで土砂降りだったので、朝食後に気になる場所を確認しに行く

そうだ、ここが焼山登山口だったんだ
あの日、ここに降りてきた
まだ山歩きの経験や知識があまりなくて、
後になってみれば自分にとって無茶な工程だったりしたけど
気合でやり遂げた、あの時は(11年前)若かったなぁ








焼山は生きている
私たちはそれを知っている
この大地の恵みも ずっと生き続けているとは限らないことも

裏岩手縦走の思い出の一部を辿った、2020年夏の旅
もうあんなには歩けないかなぁ、いや、まだ頑張れるかな?いろんな記憶と思いが交差する
鮮やかによみがえる記憶を持ってるって幸せなことかも
山歩きをしてきて本当によかった、としみじみ思ったコロナ禍の夏




【行程】田沢湖駅BS9:30(羽後交通)⇒八幡平頂上11:44
~八幡平散策~八幡平頂上BS15:05⇒玉川温泉BS15:59

玉川温泉BS10:24(秋北バス)10:24⇒田沢湖11:46/12:34⇒新幹線⇒東京15:32


前日の秋田駒ケ岳編はこちら
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花と温泉の旅・秋田駒ケ岳編

2020-08-16 | ヤマのこと

2020.8.13(木)~15(土) 東北へ


今年のお盆は都内の人が行くというだけでいろいろ迷惑かけるので帰省は中止

7月は寝込んでいたため山どころではなかった、やっと元気になったのでお山にいきたい
でも2時間の登りすらまだ自信が持てないので、ちゃんとした山は登れないし

温泉療養兼ねた旅なら心も癒されそうだし、やっぱり当初の企画通り東北の空気が吸いたい
お互い複雑な心境には変わりはないので
宿に”都民ですが行ってもよいですか”とことわりを入れ
もちろんいつも通り出来るすべての感染予防策をとって出かけました


夜行バスはまだ使う気にはならないので、朝一の新幹線で田沢湖下車
アルパこまくさ行の路線バスは接続が悪く使えなかったのでタクシー利用(約5000円)
アルパから8合目まではシャトルバスに乗り換え
天気予報は二日間とも曇り時々雨、この日の秋田駒ヶ岳は強風のてんくらCマーク



6人グループに続いて歩き出す
狭くへこんだ登山道の脇にはよくみるとホソバキソチドリとコイチョウラン?



ガスガスだけど雨が降っていないだけよし!
八合目の登山口で聞いた地元の方のアドバイス通り、まずは焼森を目指して進みます
こんなにやぶっぽかったっけ?ここは前回歩かなかったのかな?
木が覆いかぶさるので 足元ではなく、両腕を濡らしながら進みます
ガスっている日はクマとの遭遇率が高くなるのでクマ鈴必携です!



が遭遇したのは・・・ヘビ



たいした距離でも傾斜でもないけど、病み上がりの私には息が切れる
あの先はもしかして



稜線に出たよ~
おっ!あの黄色は?!



ほんのちょっぴりだけタカネスミレの名残



ガスの中、目を凝らすと斜面にちらほらコマクサが



コマクサなんてもう何年見てない?なんて話をしながら来たので
ほんの少しでも咲き残ってくれたのが嬉しくて
ロープの向こう側の遠いところにはいくつか咲いていたけど
これが肉眼で精いっぱいのコマクサ様でした
斜面がコマクサで埋め尽くされるのをまた見に来なくちゃね



登山道脇にはシラタマノキ・ヤマハハコ・エゾシオガマ・ハクサンシャジン・アキノキリンソウかな?


すごく久しぶりに見たイワブクロ



飛ばされそうな強風の中、焼森山頂
さすがに寒くなったので半袖+ウインドストッパーのうえに合羽まで着こむ
うーん、これこれ、これが山(嬉)


今日みたいな日は大焼走の稜線は歩けないほどの強風だよ、
とスタート時にアドバイスくれた方の言うことがよくわかる天気です
言われた通りそちらには行かず、ムーミン谷も行かず、阿弥陀池方面へ
ここも両側はお花が揺れている
ミヤマリンドウ、去年のイイデリンドウを思い出すわぁ・・



ガスの中から突如(に思える)避難小屋登場

寒いので避難小屋の中で昼食にしようと中へ入ると 今までほとんど人に会わなかったのに
7~8人先客がいて換気のない避難小屋は密っぽい
この中でマスク取るのは怖いのでパス

風をよけられそうな場所は少なくて
外の木道脇で風に冷やされながらお稲荷さんをほうばる
家から凍らせてきた麦茶はまだ凍ってた、早く出しておけばよいのに(笑)
久しぶりの山歩きですっかりその辺の勘は鈍った感


ガスと強風、体も冷えてしまったので山頂も行かず、帰る
右手は阿弥陀池
どこ歩いているのかさっぱりわからん(笑)



分岐を新道コースへ降りていくと



ミヤマトウキ


ミヤマホツツジ


ヤマハハコ


トウゲブキ?・オトギリソウ・ノコンギク・トリカブト・シロバナトウチソウ


などなど
今まで見たのと同じ花が多いけどこちらは目の高さにお花が咲いててシアワセ♬
最盛期は終わってしまったけど、やっぱり花の山、秋田駒だね

あっ・・・


ガスが少し切れたら






片倉岳展望台手前の斜面、一面がお花畑!
カメラには納められなかったけど、きれいだったなぁー
ずっとここで眺めていたくなるような
やっぱりいいなぁ~自由に咲くお花たち
山の花たちってなんてこんなに魅了されるんでしょ



あら?八合目まで戻り、バスを待ってたら晴れてきた?
いつものパターン


天気もこんなだったし、短時間だったけど気分はすーーっきり
5月からずっと旅らしいこと出来なかったから 本当にここにこれて良かったと心からそう思う
山の空気とお花たちに元気をもらいました


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アルパこまくさまで戻ってきたらさらに晴れて日差しが暑いくらいになった
バスの時間まで館内をみたり、田沢湖を眺めたり時間をつぶす
秋田駒ケ岳山頂方面はやっぱり厚い雲に覆われて見えなかった


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バスで”大観音入口”下車
今宵の宿は”田沢湖レイクリゾート”
前回2014年に来た時もここに泊まりました
ネット予約できるので便利だし、部屋も食事もよかった記憶


前回は”ホテルタザワ”という名称でしたがまた(前回も変わったばかりでした)変わってた
経営者が変わるということですかね?
食事内容が前回より残念な感じでしたが、いろいろ事情があるのでしょう
この時期ですからぜいたくは言えません
変わりなく接して頂き嬉しかったです
お邪魔しました~
(それにしても山の中に突如現る不思議な金の観音様・・・)


翌日は宿の送迎で田沢湖駅へ






【行程】東京6:00⇒新幹線⇒田沢湖8:55 タクシーでアルパこまくさまで@¥5000
アルパこまくさ9:27→八合目9:52
登山口10:00→焼森11:00→阿弥陀池避難小屋11:30~11:55→新道コースで八合目13:10
八合目BS13:30→アルパこまくさ13:55/14:30→大観音入口BS14:50→徒歩にてホテル

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入笠山の花たち

2020-08-10 | ヤマのこと

2020.8.8(土)入笠山へ

病み上がり最初の一歩は入笠山へ
ここは私にとって日帰りでお花を簡単に見ることができる、ありがたい場所
過去振り返るとだいたい病み上がりにはここを使ってましたね(笑)


ゴンドラを降りると早速お花
ナデシコ・クルマバナ・クサボタン・ギボウシ・ヨドリソウなどなど


マルバタケブキのふかふか道を抜け



入笠湿原へ
木道脇にはマツムシソウ・ウメバチソウ・ツリガネニンジン・ワレモコウ・クルマユリなど


チダケサシやコバギボウシが風に揺れる~


クサレダマ・サワギキョウ



マナスル山荘への車道脇にウバユリ



マナスル山荘のメニューをのぞいたら”ビーフシチュー”がない
コロナの影響でやってなかったみたいです
今回は最初から人との接触を少なくするため立ち寄る予定はなかったですが



ここから登山道ですが、
しばらくぶりに傾斜のある道を歩くからちょっとのことでぜーはー
涼しいのに汗びっしょり
暑くても涼しくても心拍数が上がるだけで汗かく私はなんなんだ?
いつも息が切れて立ち止まるところに咲いているフウロ



山頂は晴れてるけど遠望はきかず 今日も甲斐駒さんは雲の中
たった30分の登りで息切れ激しく貧血起こしそうになりながら到着(笑)
ここでランチにしますが、風が思いのほか強く、あっという間に寒くなってしまう

さて、お楽しみのお花畑へ






だーいすきなヤナギラン でも数はそんなに多くなかったかな
今年はちょうど見ごろにあたったのか、鮮やかシモツケソウ
ちょうちょに人気のアザミ


コオニユリ?クルマユリ?
(クルマユリはくっつくほど反り返りが強い・自分メモ)




夏は涼しいし、いつきても何かしらのお花に会えるし
何度来ても癒されます


ゴンドラ脇の入笠すずらん山野草公園では 夏の花が一面に



アサギマダラ(蝶)・コウモリソウ・ユウスゲ・ヨツバヒヨドリ・レンゲショウマ


だ だ だいすきなマツムシソウ

昨年より3週間ほど早くきたので、アケボノソウやフシグロセンノウなどは見れなかったけど
約一か月、まともに外を歩けなかった私には何もかもが気持ちよく
ありがたーーく感じるのでした

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前回と同じところでさっと入浴しようと思ったら、コロナの影響で観光で来る人の入館はお断りとの張り紙!
調べてくればよかった・・・
仕方なくその先の”ゆーとろん水神の湯”へ
?年ぶりに来たので過去の記憶がほとんどないのですが、2階なんてあったかな?
こじんまりとしていますが、きれいな施設です
脱衣所のコロナ対応が?ちょっと意味不明な点もありましたが
誰もが手探りで対策しているので仕方ないですね
ここで入るとフジパラのシャトルバス乗り場に戻るのが面倒になるため、駅まではタクシー利用(1500円くらい?)



富士見パノラマリゾートでは、ゴンドラチケットを買う際に
居住地を書かないと購入できないシステム!
あ~また東京って書くの嫌だな、と思いましたが特に断られもせず、ほっ。
鉛筆使う際は手指消毒、ゴンドラ内でもマスクは外さないで(ゴンドラはグループごと)
シャトルバスは10分程度しか乗らないのに間隔をあけるように加工されて
さすが長野県、対策に余念がないな、と思いました。






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2020年夏

2020-08-10 | ヒビのこと

久しぶりの更新になりました


東京23区生まれ、東京そだち、東京在住のわたし
2月からずっとほぼじしゅくせいかつして
35度のきおんでもいっぽ家をでれば 帰宅するまでマスクはずせず
ゆうじんにもあわず 会食もせず かぞくいがいとはこうどうをともにしない
新宿をとおってまいにちでんしゃつうきんして7ヶ月
いまだにかぞくにも 兄や姉のかぞくのそれぞれの会社でもコロナ感染者は0人
それなのにちかごろ都民はばい菌あつかいされてとてもかなしい

きょうは山の日
山にのぼっていたことがもうなつかしくおもえる
きょねんの今ごろは飯豊山にちゃれんじしたっけ
あつくてあつくてくるしくて、ようやくたどりついた山の稜線
あの日みた夕日はわすれられない



わたしは先月7月7日のたなばたの日に突然びょうきになり(コロナではありません)
さんしゅうかんほどまともにうごくことができませんでした
今はすっかりげんきになりましたが
10日間でたいじゅうが3.5kgもおちてしまい いまもまだ1kgしかもどってくれなくて
たいりょくもきんりょくもすっかりおちてしまったので
飯豊山なんてゆめのまたゆめになっちゃった
高尾山くらいならのぼれるかな

びょうきになっておもうのは
びょうきはしんがたコロナだけじゃないということ
おおぜいのかんじゃさんが まともにちりょうをうけられるにほんであってほしい

ウイルスもどんどんへんいしているみたいだから じょうきょうはかわっていく
しゅうそくするまで会いたい家族にもあえず
やりたいこともがまんして
はたらかなきゃ食べていけない人がほとんどなのに はたらくばしょさえもおさえつけられ
ずっとがまんをしいられたまますごす先になにがまっているのでしょう

いまこわいのは
しんがたコロナにかんせんしたくないばっかりに
メディアのじょうほうにせんのうされたようなひとびとのこうどう
かんせん者をつきとめ おいつめ ひはんしたり  
たにんをゆるせないせいぎかんが ひとを傷つけてる
だれだってびょうきになりたくてなっているわけじゃないのに
まいにちどこでなんにん、どこのだれ
そのたびに傷つくひとがふえていく
その報道になんのいみがあるの


がまんのはんどうでこころがやんでしまわないように
おちついて まわりをよくみて じぶんもよくみて
ほんの少しでもいいから楽しいこと、みつけていこう





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