2024.1.25(木)伊豆の達磨山へ
稜線から戸田湾を見下ろす
今シーズン最強寒波到来の日、当初他の山を予定していたけど気温マイナス9℃風速12mの予報では無理
と、少しでも暖かそうな伊豆山稜線歩道をハイキングすることにした
いつか歩いてみたいと思っていた達磨山の縦走路
普通電車だと始発でも目的地へのバスに間に合わないので、新幹線を利用して修善寺駅へ
土肥行きのバスに乗り”大曲茶屋BS”下車 (営業している気配はナシ)
そこから延々車道歩きで登山口まで約50分かぁ、と歩き始めたところ、
バス道路から右へ入る手前にバス停がある? 帰宅後調べたら2023年に新設されたらしい
なんだ~ここで下車したら15分ほど車道歩きが短縮できたのにぃ・・・調査不足
その後も車道を登り、家を出てから4時間、ようやく登山口の”船原峠”へ
さあ、やっと土の道を歩けるぞ~と意気込んだのもつかの間
すぐに車道(西伊豆スカイライン)にぶつかり、そのまま伽藍山まで約一時間はアスファルト歩き
東屋の立っている土肥駐車場を過ぎると今度こそ土の道?
待望の富士山が見える場所までやってきた!
右手に黒く写っているのが達磨山らしい
この日の達磨山の天気予報は快晴・最高気温3℃・風速6mだったのですが、
登り始めからなぜか自分の歩く道のお陽様は雲に遮られ、風も強く寒いのなんのって・・・
ここまでのほぼ車道歩き約1時間45分は寒すぎて楽しめず、無口でした まあ普段から喋らないけども
南アルプスらしき山が遠くに見えている気がするなぁ
と進むと”古稀山”
この辺りは気持ちの良い稜線歩きで
また伊豆スカイラインを横切るけど気にならないくらいでした
熊笹に覆われた道と階段を登り
達磨山山頂
標高981mもあるんだ、海からきたらそこそこ登りますね
山頂から来た道を振り返る この背後から迫る雲がお陽様を隠すのよ( ;∀;)
あのどこかに天城山があるのかな
山頂からはまたぐぐっと降りていく
最高に気持ちの良い区間だけど風が強くて最高に寒い( ;∀;)
何度も「寒い寒い」言っちゃうけど本当に寒くてじっとしていられないので達磨山山頂もほぼ通過のみ。
海からの風は侮れないですね、冬は風速1mくらい風のない日じゃないとダメだったかも?
でもこの日テン泊装備の人やソロの人、10組以上歩いていたので寒くても皆さん来るんですね。
お腹がすいているんだけど、風をよけられる場所がなかなか無くて・・・
車道とぶつかり小達磨山への登り返し地点へ降りたら風の影響が少ない、
今がチャンス、と15分間のカップラーメンタイム。
雲ったり晴れたりの空模様、雲が切れ、陽が差すととたんに暖かい。お陽様のありがたさよ~
昼食後は登り返し
小達磨山はピークというより通過点みたいな感じ
で、またぐぐっと下る。
この辺りから霜でじゃりじゃり区間と、霜が溶けてヌタヌタ区間が出てきた
馬酔木のトンネルも増えてきて、伊豆っぽい(箱根っぽい)
小達磨山からこっち側は緩やかな散歩道のような雰囲気に変わりました
さらに下っていくと車が見えた、ここが戸田峠。ここからバスに乗ることも出来るみたいですが
バスの時間までまだまだあるので先へ進みます
戸田峠から先は公園のような感じで、10分ほど登ると”金冠山”
ここに来たら今日初めて風がこない、日差しのぬくもりを感じられて肩の力が抜けた
やっとゆっくりできる山頂で、沼津や新富士の街、正面の箱根神山、眼下の沼津アルプスなど眺めて楽しみました
それにしても”宝永山”の火口は凄いな。
静岡側から富士山を眺めることは滅多にないので、見慣れた富士山とはちょっと違う
しばらく楽しんで下山路”だるま山高原レストハウス・バス停”へ
木々の間から達磨山と小達磨山見納め
だるま山高原レストハウスまでの道はゴルフ場かと思うような芝が多い道
陽当たりが良く気持ちよい反面、途中はかなりぬかるんでいて注意
だるま山高原レストハウスに着いた時は靴の底が泥だらけで重たい・・・
下山口をこちらに決めたのは、レストハウスならバス待ちの間に寒さをしのげると思ったからですが、閉まってた。
尚、ここまでの区間トイレは(修善寺駅から)だるま山高原レストハウスまでありません
駐車場脇のベンチで靴底の泥を落としたりしてバスを待ちます。
これを逃すと次は17時台なので気がかりでしたが、時間はたっぷり余ってホッとした~
ここからもしっかり富士山が見えます。
それにしても今日一日中、富士山は隠れなかったなぁ~ 寒い中歩いてきたご褒美だった、ということにしよう。
バス待ちの間、インバウンド観光客を乗せたバスからわらわら降りてきたり。
山に登らなくとも車でぴゅーっと、富士山を眺めるだけなら十分楽しめる場所です。
修善寺駅行きのバスに乗ると、既に5組ほどの登山者が乗車していました。
私たちは修善寺温泉BSで下車し、
初めて来た修善寺温泉 温泉街を歩いて
5分とかからず目的の日帰り温泉”筥湯(はこゆ)”に到着
入浴料は銭湯より安い¥350 シャンプーリンスなどは置いていませんが入口で購入可
ドライヤー(無料!)もありました。
天井が高く天窓で自然光が入る造り、大きな檜のお風呂はとても綺麗で気持ち良い
お湯は無色透明弱酸性、すべすべ~♡
冷え切った身体が溶けていく・・・こんな良い日帰り温泉が近くにあったらいいのになぁ・・・
地元の方が結構いらしてました。 ですよね
良いお湯に巡り合えて幸せ気分でまたバスで修善寺駅へ
修善寺からはまた三島に戻って帰ります。
お腹もすいたしどうしよう・・・でも三島で呑んだら絶対新幹線に乗りたくなるよね・・・
と考えた結果、いつもの行きつけの店、小田原漁港へ
ここに来ないとなかなか食べれない”カワハギの肝刺”と地魚フルコースで〆
富士山・温泉・地魚、と好きなものを詰め込んだワンデイハイキングでした。
【行程】東京6:30⇒三島7:20/7:34⇒修善寺8:09 東海バス修善寺BS8:20⇒大曲茶屋BS8:48 だるま山高原レストハウスBS14:40⇒修善寺温泉BS15:00⇒筥湯にて入浴
修善寺温泉BS16:10⇒修善寺駅BS/修善寺16:20⇒三島16:56/17:06⇒熱海17:20/17:30⇒早川17:49 早川⇒小田原⇒ロマンスカーにて新宿
【歩行】大曲茶屋BS8:50⇒舩原峠9:35⇒伽藍山10:35⇒古稀山11:00⇒達磨山11:27~11:35⇒あせびヶ原?(昼食)12:00~12:15⇒小達磨山12:25⇒戸田峠12:45⇒金冠山13:00~13:25⇒だるま山高原レストハウス14:00
☆累積標高差=登り890m 下り663m 距離13.0km
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