2023.4.27(木) 奥多摩三山の大岳山へ
奥ノ院のシロヤシオが咲いたらしい。
今回はまだ歩いたことのないルートから行ってみましょう。
サルギ尾根の取りつきと同じ上養沢から、まずは大岳鍾乳洞方面への車道歩きからスタート
これは初めて見たけど、なかなか痛々しい標識( ;∀;)
車道歩きの途中では何か所か工事現場の脇を通る。
ふと黒いものが動いたのが視界に入り、”ぎょっ”として見上げたらニホンカモシカ、ほっ。
その後からは熊鈴装着。
誰もいないキャンプ場を過ぎ、小滝を過ぎ、もっと近いかと思ったら登山口まで1時間ほど歩いた。
沢沿いのルート、傾斜のある木の橋がいくつもかかっているけど、どれもこれも湿って滑る仕様
注意しながら右へ左へ
それにしても気持ちの良い森
沢沿いのもののけ度がすごい!緑が濃い~
水の透明度も凄い、魚もいた。
ふと案内板に目が行く、あ、ここが天然水の採水地エリアだったんだ。
以前、サントリー武蔵野工場見学に行って奥多摩でも採水してるのは知っていたけど。
この辺りだったんですね、このキレイさ、なるほど納得♪
ここが東京とは思えないほど美しい森でした
そんな気持ちの良い森も、沢を離れ馬頭刈尾根(ますかり)に取り付くまではふくらはぎの突っ張る登り。
汗かいて汗かいて・・・
やっと尾根に乗った先で、スッキリな富士山が拝める場所があった。
登った先でこんな景色に出会えると元気が出ます。
尾根をしばらく緩やかに進み、大岳山を目指します。
山頂直下の岩の間をぬうように息を切らせて登ると・・・
ひょいっと山頂に出た。
もちろんここからの眺めも凄い。
丹沢から三ツ峠、雲取山、もっとたくさん見えていたとは思うけど・・・どれがどれやら
大岳山は10年ぶりくらい?
いつも混んでる印象しかなくて、こんなに広く、こんなに素敵な山だったとは・・・再認識。
平日にくると今まで来ていた山も見かたが変わり、良い山だな、って思うことが増えた。
ひとしきり山座同定を楽しんで、岩の急坂を下り大岳神社へ
山荘横のトイレは使用可能、山荘はまだ取り壊されずそのままでした。
神社からは急に人が増え、狭い道をすれ違いながら進む。
芥場峠分岐から鍋割山を登り、奥ノ院近くなったら、
いました~
今年はツツジの花付きがよさそうな年、ということで、
期待は高まりますが、まずまずな感じかな? エラそうに(*ノωノ)
ゴヨウツツジは、この葉の先端が赤いのがカワイイのよね~と思う。
奥ノ院峰でお昼にして、今日の目的は終了
向こうに見えるは先ほどいた大岳山
おととし、奥ノ院近くでフモトスミレの群生に会えたのだけど、今回は見逃した?
この葉の感じは・・・シコクかな?
奥ノ院からの下り途中にもシロヤシオが。
大きな木が二本、高い位置で満開でした。
フレッシュなシロヤシオを楽しんだ後は、淡々と御岳山方面へ
いつ見てもそばにくると”天狗の腰掛杉”の大きさに驚かされる。
樹齢350年以上、江戸時代からここにいる杉。今の日本はどうですか?と尋ねたくなります。
久々のハセツネ。早く帰宅したいので今日は時短の為、表参道を下山します。
前回、宿坊あたりで見たヤマシャクヤクは今回はいなかった・・・
わずかなニリンソウ咲き残りの中に、
ミドリニリンソウを見つけたので、まいっか。
結構足にくる表参道の車道を急いで降りて今日の山歩きおしまい。
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今年のGWは出勤なので、この時期の山々がどんな感じだったのか、これから上がってくる記録を楽しみに働きます。
みなさまも楽しいGWを~
【行程】新宿5:32ー武蔵五日市駅6:45/BS7:08ー大岳鍾乳洞入口BS7:38
大岳鍾乳洞入口7:42⇒大岳キャンプ場8:08⇒大滝8:40⇒尾根分岐9:50⇒大岳山10:25~10:55
⇒大岳山荘11:10⇒芥場峠11:40⇒鍋割山11:57⇒奥ノ院峰12:15~12:48
⇒天狗の腰掛杉13:10⇒御岳山13:15⇒滝本駅14:19/BS14:37ー御岳駅14:50
※累積標高差:登り1239m 下り1194m 距離13.3km
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