2010年8月2日(月)
山頂の山小屋で一晩を過ごし、御来光に期待を賭けた2日目。。。
今朝は、4時過ぎに起床したが、昨晩は、なかなか寝付けなかった。
山小屋のベッドは畳み1畳分に2人が寝る感じで、とても狭い...
布団は湿ってるし、なんか気持ち悪い...
イビキをかくおっさんや、太った人、無神経な人が隣りだと最悪だ。
あいにく隣は壁で、反対側は身内なので良かったけど。。。
4時30分頃、宿の入口辺りを見ると、夜間登山の人で一杯だった。
今回、初めて富士山の山小屋に泊まったが、メリットとしては、御来光を待つ間の、あの寒さが凌げるのがとても良い。
あと、トイレが無料で使用出来るのも凄く助かる。
山頂に設置してあるトイレは1回300円...
なので、何度も行くと、あっというまに千円を超えるだろう。
軽く、ダウンを羽おり、荷物は山小屋に置いたまま、外に出る。
外は御来光を見ようと沢山の人がひしめき合っていた。
そんな中、我々は御来光が見える別のスポットへと移動する。
4時40分、45分、50分...と御来光の時間が過ぎる。
う~ん、太陽の日差しさえも全く見えん...
どうやら、丁度、山頂が雲に覆われた様だった。
5時前になり、多少、雲が下がったが、それでもこんな感じ。↓
これ以上、じっと待つだけでは寒いので、一度、山小屋に戻る。
下山途中で晴れてくる事を期待し、出発準備の後、チェックアウトした。
それにしても、まだ外は凄い人だ。
お鉢めぐりをする人、早々に下山する人と、すごいすごい...
登山道に目をやると、まだまだ登って来る人も沢山いる。
今日は平日だと言うのに、凄いな、この数は。。。
下山道に入ろうかって時に、丁度、こんな感じで太陽が拝めた。
まぁ、これでもいっか。
5時30分 それでは下山開始
下山道に入ると、ツアー客の団体で、やや渋滞気味...
そして、スピードはとてもゆっくり。(安全重視なので)
でも、このスピードには付いていけないので、端っこから追い抜きを計る。
途中、九合目辺りで見えた清々しい景色。 ↓
毎回、山頂に雲がかかる時は、この九合目辺りでこの様な景色に遭う。
6時15分 吉田口と須走口の分かれ道である、本八合目に到着。
須走口は右、吉田口は左だ。
これを間違えると、えらい事になる。
ほとんどの人が吉田口に向かう中、須走口へ行くのは我々や極少数だけ。
【須走口下山道 ↓ 】
まぁ、空いててイイけどね。
この後の、砂走りが十分に堪能出来るってなもんだし。。。
そして、いよいよ砂走りに突入
ドドドド。。。っと、一気に走って下る。
そう、途中、カメラを落とした事も気付かずに...
そう言えば、以前もこの砂走りで、バカチョンのカメラを落とした。
飛び跳ねるから、何かしら落とすと思っていたが...
幸い、とっくに抜き去った、ちびっ子がカメラを拾ってくれて、それを、別のお兄さんに手渡し、その人が我々が立ち止った場所まで持ってきてくれた。
こっちから、取りに行こうと思ったが、とても普通には登れない。
2人に感謝のお礼を申し上げ、再び、砂走りを堪能する。
今度はタオルを落とした様だが、後続にいた身内が拾ってくれた。
何度も落とすなんて、ほんとアホですわ。
砂走りを終えると、砂払五合目に到着。
ここで少し休憩したあと、ここからは約2kmの樹林帯を歩いて行く。
7時10分 そして、いよいよ五合目に到着。
下りタイムは1時間43分でした。(もちろん休憩も何度か取って)
標準タイムは3時間30分なので、えらく余裕だ。
ここの山小屋(オレンジの服を着た兄ちゃん)でキノコのお茶を振舞ってくれたので、休憩がてらに頂いた。
ついでに、ソフトタイムでクールダウン。
この後は、9Rの置いてある駐車場まで行き、帰りの荷物をまとる。
9は、やはりびしょ濡れだった。
一応、バックやヘルメットにはカバーを掛けたが、若干、水が浸透していた。
この後は、いつもの“紅富士の湯”を目指したが、オープンは10時。
待たないといけないので、道志の湯へ行き、こちらで汗を流した。
その後は、渋滞気味のR413で自宅へと帰り、またシャワーで汗を流した。
家に着くと、日焼けした腕と顔で真っ赤でした。
富士登山もいい加減飽きて来たが、あの雄大さは何度見ても価値はある。
今回は、あまり疲れを感じない登山だったが、また来年も行くかもね。
-Danke-♪