尾瀬2日目。
昨日は20時に就寝した...
やっぱ疲れてたんだなぁ。
で、今朝は3時40分に起床。
昨晩、18時くらいに降った雨が気になる。
今朝はどうかな?
部屋から窓の外を見るが、真っ暗で全く分からない。
仕方ないので出発準備を整え、レインウェアを着込む。
チェックアウトし、フル装備で外に出た。
すると、雨がやんだどころか、空には満天の星空 が輝く。
空気が澄んでるせいで、銀河の輝きに圧倒された。
朝からテンションが上がる\(^O^)/
4時40分 これから燧ヶ岳(ひうちがたけ)に登る。
先ずは真っ暗で滑りやすい木道を、ヘッドライトだけで歩いてく。
ほんと真っ暗なので、道を間違えないよう気を付けたのだが...
むむむ...
やってもた...( ̄ω ̄)
まんまと道を間違え、別の峠方面へ進んでしまった。
暗闇で行き先表示を見落としたのだ。
周囲では鳥やカモシカの鳴き声が聞こえてくる。
すぐ近くで、カモシカがこちらに気付き、大きな鳴き声をあげる。
川をバシャバシャ泳いで、逃げて行くのが分かった。
木道は霜で滑るし、来た道を戻らないといけないし、出だしが悪い。
ようやく往復40分ほど掛けて、燧ヶ岳への分岐を見つける。
少し明るくなってきたので、隠れていた表示板にようやく気付いた。
湖畔の北岸道を暫く歩き、長英新道という4.5kmの登山道に入る。
これからいよいよ登山道だ
道が昨晩の雨でぬかるんでいた為、スパッツを装着する。
始めはゆるやかな道のりも、だんだんきつくなる。
おまけに、ぬかるんでいるから靴とスパッツは泥だらけになった。
しばらく苦しいのを我慢すると、尾瀬沼がよく見える場所に到着
目の前に広がる尾瀬沼。。。
その反対側には、俎嵓(まないたぐら)が見える。
まだ、あんな所まで登るのか...とちょっぴり、ため息まじり。
実は燧ケ岳は、5つのピークを持つ山で成り立っている。
柴安嵓(しばやすくら)、俎嵓、ミノブチ岳、御池岳、赤ナグレ岳である。
今はその内のミノブチ岳に到着した訳だ。
これから俎嵓へと登り、最高峰の柴安嵓を目指す。
さっきまで木々が多かった道のりも、周囲には岩場が目立って来た。
高所なので、呼吸を整え登って行く。
8時10分 ようやく『俎嵓』に到着。
もうここは頂上みたいなもんだ
向こうに見えるのは、燧ヶ岳で一番高い『柴安嵓』(2356m)
もちろん、この後あっちに登る。
ここで、宿で一緒だった兵庫の人と再会する。
お互い写真を撮り合った後、『柴安嵓』へと向かった。
一旦、下ってまた登る。
これが結構しんどい...
8時40分 『柴安嵓』に到着。
ついに到達
ここが燧ケ岳の山頂とも言える場所だ
ここでまた写真を撮ってもらう。
向こうには秋色に染まった尾瀬ヶ原が見える。
と、ここで宿の人に作ってもらったお楽しみ“弁当タイム”だ。
もう腹ペコなので、おにぎりがむっちゃ美味しい
山頂から見える景色を眺め、頬張るおにぎり。。。
達成感も一緒に味わえ大満足だった。
食事の後は、また俎嵓へ戻り、そのままミノブチ岳へと進む。
ミノブチ岳に到着すると、ここから別コースで降りて行く事とした。
燧ケ岳への最短コースで知られる『ナデッ窪』と言われるコースだ。
ナデッ窪とは、雪崩の窪みという意味。
つまり谷間のコースである。
ここを下ると尾瀬沼に出ることが出来る。
まぁこのコース...岩だらけの急坂で降りるのが大変だった。
登るとなると、さぞ苦しいだろう
ほとんど人とも出会わず(1名だけ出会った)、延々と続く、岩場を下って行く。
時には腰を下ろさないと降りれない場所もいくつかあった。
約2時間弱でようやく尾瀬沼へと出る。
9時40分 沼尻に到着。
もうここの休憩所は店じまいをした様だ。
ここからは南岸道で、『三平峠下』を目指す。
南岸道は日陰側の為、昨晩の雨で道はドロドロになっていた。
左手には先程登った、燧ケ岳がそびえ立つ。
よく見ると先程下って来た『ナデッ窪』が、谷間であるのがよく分かる。
でも今日は天気も快晴でほんと良かった。
しばらく歩いてると、スレ違いに若い女性をよく見かける。
普段着で来る女性も居たが、ちょっとソレはどうかな~
11時45分 三平下に到着。
ここからは大清水まで戻るだけ。
ようやく尾瀬ともお別れだ。
延々と続く長い道のり(6.4km)を最初は登った後、ずっと下って行く。
三平峠も越え、ようやく岩清水が見えたので、ボトルに水を汲む。
下るのも結構、汗だくになる。
この岩清水がひんやり冷たくて気持ちいい
それに水も美味い
水を汲んでると、その横を、トレラン中の人達が下って行った。
いいなぁ~、下りはイイけど、登りはしんどいだろうなぁ~
この辺りから(1600m)、ようやく紅葉が見えだす。
尾瀬沼ではあまり紅葉は見られなかったのに...
13:20分 大清水に戻って来た。
はぁ~疲れた...
でも達成感で、とても満足だ。
ライダーの格好に着替え、準備を整える。
この後は、片品にある『花咲の湯』で、まったり温泉に入る。
疲れた足と身体が癒される。。。
風呂上がりに、ジェラートを食べクールダウン。
ここからは、沼田ICに出て、関越道で横浜へと戻った。
それにしても関越道の渋滞はひどかった。
すり抜けるのも、もう眠いので、とても目が疲れた。
しばらくツーリングは休憩しよう。
9Rにメンテが必要なんでね。。。
‐Danke‐