2012年7月19日(金)~20(土) 横浜は小雨
今年で8回目となる富士登山。。。
2005年の富士宮口、2006年は須走口、2007年は御殿場口、2008年には吉田口から登り、その後、2009年からまた同じパターンで登った。
そうなると、今回、2012年は吉田口となった。
今回も昨年同様にレンタカーを借り、身内を引きつれ、富士山へ向かう。
ただ、今回はいつもと違い、日帰り登山。。。
実を言うと山小屋の予約が取れなかったのだ。
ここ近年、富士山に登る人たちは、年々、増加傾向にある。
恐らく、山小屋に泊まり、御来光を見る人も多いのだろう。
AM 0時30分 有料の富士スバルラインを通り、吉田口五合目に到着。
スバルラインの料金所で、五合目の駐車場は満車なので、1km下った第一駐車場に停める事になると説明を受けた。
この深夜0時半もそうだが、前日のお昼過ぎから翌朝9時頃までは御来光登山の人達が、駐車場を占拠している。
そして、深夜から早朝に掛けては日帰り登山の人達がやって来る。
そう、いつ行っても駐車場は満車に近い状態なのだ。
AM 4時 車中での仮眠から目が覚め、登山準備を整える。
外は雨もやみ、五合目方面の道路の先を見ると、明るくなっていた。
山頂で御来光は見れたのかなぁ。。。
後で、下山時にガイドの兄ちゃんとすれ違った時、20日は山頂では見れず、途中の山小屋では綺麗に見えた(8合目辺り?)と言っていた。
4時25分 1km下の駐車場から吉田口五合目を目指す。
4時50分 吉田口五合目に到着。
ここに来るまでの途中、トイレで用を足したが、意外と早く着けた。
さて、ここからが本当の富士登山だ。
吉田口の登山道は、一度下って、その後、登りが続く。。。
この最初に下るという事は、帰りの最後は登りになるという事になる。
帰りは疲労も溜まっているので、ちょっとした難所となる場所だ。
六合目に向かう途中、急に辺りが晴れた。
これは幸先がいいのか。。。
山頂を見上げると、たくさんの山小屋が見える。
途中の七合目では、ツアー客に阻まれ、一時渋滞に見舞われた。
その後、八合目の山小屋に到達する頃には、深いキリに包まれてしまった。
おまけに寒気がどんどん流れ込み寒くなり、小雨も降ってきた。
途中でレインウェアを着込み、そのまま山頂を目指すこととなった。
八合目を過ぎると、足取りは重く、とてもゆっくりとなった。
意識した呼吸法を取らないと、すぐに高山病が襲ってくる。
肺で呼吸するのでなく、お腹で呼吸する意識が大事だ。
途中、登山客が所々で休憩する中、我々も少しは休憩を取るも、そのまま山頂まで突き進んだ。
9時43分 そして、ようやく山頂に到着。
今回の吉田口からのタイムは、4時間50分だった。
しかも1km余分に歩いているので、それを差し引くと、4時間25分だ。
前回は6時間30分だったので、大きく更新した(前回は休憩多かったが)。
その後は、少し休憩を取ったあと、お鉢巡りを左回りで歩く。
火口付近には大量の雪渓が残っており、見ごたえがあった。
向こうに最高峰の剣ヶ峰が見える。
剣ヶ峰はすぐそこに見えるも、坂道になると足取りは重い。。。
剣ヶ峰の下にある雪。
3776mの剣が峰の最高峰の碑の前で写真をすんなり撮る。
(いつもは御来光の後で、かなり並んでいたが。。。)
剣ヶ峰からみる火口
剣ヶ峰から降りたあと、200円の公衆トイレを使用した。
そして、この後、悲劇が待っていた。。。
富士宮口山頂の鳥居の前で、写真を撮ろうとカメラを身内に渡したとき、ストラップが自分の手に絡み、カメラを落としてしまった。(上の写真はスマホ撮影)
ガ~ン。。。
内蔵レンズを出した状態だったので、レンズがおかしくなってしまった。
仕方ないので、スマホのカメラで撮り続けた。
後少しで、お鉢を一周する頃、以前まで、閉鎖されていた山小屋の改修工事が始まっていた。
山小屋も不足しているのが伺える。。。
さて、ようやく一周して来たので、下山開始。
しかし、その後も悲劇に見舞われた。。。
下山中、意気揚々と人々を抜き去り、砂走り風に足を滑らせた下山法で下っている内に、足裏が靴擦れを起こしてしまった。
しかも両足の至る箇所で。。。
途中の七合目で、足裏に皮がめくれる感覚がひどくなり、何とか我慢したものの、六合目辺りからステッキなしでの歩行は厳しかった。
おかげで下山タイムは2時間20分(駐車場まで)となってしまった。
今回の富士登山は、天候は主に曇りで、時々、小雨に見舞われた。
まぁ、御来光メインではないので、良かったけど、山頂からの雲海は見たかったなぁ。
-Danke-