気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

2024 北海道ツーリング③ 利尻山

2024-09-26 | 登山
2024年9月16日()

利尻島2日目。
この日は利尻山への登山。

4時に起床したのち登山準備を経て、5時には宿のロビーに下りる。
朝食の弁当を受け取り、もう1名の登山者と一緒に宿のクルマで登山口へ送って頂いた。

5時05分 北麓野営場に到着

ここから登山道へ入って行ける。

登山口周辺はキャンプ場やバンガローなどがあり、キレイに整備されている。

この先の登山道には山小屋やトイレがないため、念の為トイレに入っておく。

登山ルートは2つあり、今回登るのは"鴛泊(おしどまり)コース"↓

(赤いルート)

他の宿からのクルマも続々と到着し、周りに登山者も増え賑やかになってきた。

早速スタートし、先ずは遊歩道を進んだ先の甘露泉水へ。

ここで1.5Lボトルに湧き水を汲み水を確保。

お弁当の他にゼリー飲料や菓子パンも持参し、準備もバッチリ。

既にここは3合目。

ここから先は登山道となる。

ポン山との分岐を通過。

帰りに余裕があればポン山経由で下山してみたいが、多分疲れて行かないだろう。

しばらくは緩やかな道のり。
周りの人に釣られペースを上げてしまう。

5時38分 4合目に到着

朝は寒かったが暑くなってきたので、上着を脱ぎいつもの半袖1枚に。

ここから傾斜が増して行く。

6時04分 5合目に到着

しんどくなっていたが、ひと息入れすぐに出発。

この辺りから開けてくる。

遠くには礼文島が見える。

向こうの稜線もキレイ。
周囲の眺めが良く気持ちがイイ。

6時21分 6合目(第一見晴台)に到着

前方に山のピークを捉える。

ただし、あれは利尻山ではなく、その手前の長官山。

少し歩くと携帯トイレブース。
携帯トイレは持参しておらず。

6時37分 7合目(胸突き八丁)

もう既に結構バテバテだが、唯一涼しいのが助かる。

胸突き八丁と言うくらいだから、この先のしんどさが伺える。

この先は急坂続きで、岩も増えて来た。

まだ山頂まで2690m。
長い。。。

12年前に登った際もバテバテだった記憶が。
特に9合目からはバテて登れなかった。

7時03分 第二見晴台に到着

なかなか山のピークに届かない。

後ろを振り返ると鴛泊の町があんな小さい。

とてもイイ眺め。

この先も急登が続き、力を振り絞る。

そして、ようやく1つのピークに到達。

7時20分 長官山に到着
目の前にようやく"利尻山"を捉える。

天気も良く、絵になるような景色。

だが道のりは長い。

長官山から下った先にある避難小屋↓

ここにも携帯トイレブースがある。

9合目まではマイペースでゆっくり登った。

一歩一歩が結構しんどい。

7時57分 9合目に到着

序盤に飛ばし過ぎたのもあり、ここでようやく腰を下ろし、パンや携行食をお腹に入れ、アミノバイタルも補給した。

ここからの景色が更にイイ↓
さっきの長官山は手前にあり、鴛泊の町はその向こう。

ここが山頂でもいいくらいだが、[ここから正念場]と書かれた文字。
前回はここからがダメダメだった。

急登が続く↓

ただ、こういう岩場は手を使うため、階段を登るよりか少しマシ。

山頂まであと少し。。。
地道に登って行く。

沓形(くつがた)コースとの合流地点↓

こちらのコースもいつか通ってみたい。

これまでに見ない謎の階段↓

環境保護を考え、新しい試みで設置されたらしい。

そして、ようやく。。。

山頂を捉えた。

アミノバイタルのお陰でペースを保持し、ようやくゴール。

8時52分 利尻頂上に到着
ゆっくりながらも登れて嬉しい。

三角点にタッチ。

頂上にある社↓

ただし、本当の山頂はこの奥にある↓

危険なため立ち入り禁止となっている。

頂上からは360度周囲が見渡せる。

遠くには北海道本土。

こちらは稚内方面↓

そして、礼文島↓

少しお腹が空いたので、腰を据え弁当を広げる。

おにぎり2つにバナナと魚肉ソーセージ。

さっき菓子パンやゼリー飲料を補給したのもあり、おにぎりを1つだけ食べてあとは持ち帰った。

次から次と登って来る人が増え、頂上はそれほど広くないため、そろそろ下山する。

滑落するような箇所は少ないが、序盤は慎重に下って行く。

この辺りは右側の稜線がやや細い↓

下りは高度感があるため、スリルを感じる。

パイブの階段まで下ってきた↓

見下ろすとこんな感じ↓

上りも下りも特に問題なかった。

右手に長官山、中央に鴛泊の町並み、その奥左手には礼文島と一望。

足元は注意が必要なため、景色をチラ見しながら下った。

しばらくして長官山を捉える。

登り返しはあるが、それほどキツくはない。

10時 長官山に到着

特に休むことなくそのまま通過。

ゴツゴツした岩が下りにくい。

10時30分 7合目を通過

少し調子に乗り過ぎたのか右膝が痛い。

更に左膝を岩にぶつけ痛みが走る。

右膝と左膝でそれぞれ違う痛みがある中、少しペースを落として下った。

10時56分 5合目を通過

なるべく膝を使わず太ももに負荷を掛け下ると、膝の痛みが多少マシになった。

11時16分 4合目を通過

ゴールまであと少し。

ポン山との分岐↓
ポン山経由で姫沼に出ると2時間45分。

そこから宿まで歩くと3時間半は掛かるとみて、やはりここも通過した。

11時34分 3合目に到着

観光客で賑わう"甘露泉水"を横目にそのまま進み、ようやく遊歩道に出る。

そして。。。

11時40分 北麓野営場に到着

無事に下山。

すぐ横には洗い場があり、ここでしっかり靴の汚れを落とした。

宿に連絡し迎えに来ていただく。
バナナを食べながら日陰で少し休んだ。

しばらくしてお迎えが来て、そのあとは宿に戻りお風呂で湯ったりし、夕食まで部屋でまったり過ごした。

利尻散策は昨日したのでゆったりするのも、またイイだろう。

18時には夕食

お肉や海の幸など豪華な食事。

既に部屋でビールは飲んでいたが、生ビールも格別に美味しく、もちろん料理も美味しく頂いた。

【登山データ】
05:10 北麓野営場
05:19 3合目
05:38 4合目
06:04 5合目
06:20 6合目(第一見晴台)
06:37 7合目
07:03 8合目(長官山)
07:20 第二見晴台
07:57 9合目
08:52 利尻頂上
09:12 下山開始
09:38 9合目
10:01 8合目
10:29 7合目
10:42 6合目
10:56 5合目
11:16 4合目
11:34 3合目
11:40 北麓野営場

上り:3:42
下り:2:28

次はいつ利尻に来れるか分からないが、また機会があればチャレンジしてみたい。
ーDankeー

2024年夏 浅間山外輪ハイク

2024-08-21 | 登山
2024年8月18日()

以前から行ってみたかった"浅間山"
しかし浅間山は活火山であり、今は噴火警戒レベルが2のため、火口はもちろん手前の前掛山にも入れない。

半径2km以上離れていれば大丈夫なので、今回は浅間山外輪山をハイクしてみた。

0時過ぎに自宅を出発し、一般道でR20>R141を経由し、登山口のある"高峰高原ビジターセンター"に着いたのは4時30分。

まだ暗いため、1時間ほど車内で仮眠する。

5時半に起き、サンドイッチで朝食。

そして出発準備↓

ビジターセンターの駐車場は、6時前には8割ほど埋まっていた。

お盆休み最終日でも来る人は多い。

早めに来ておいて良かった。

ビジターセンターはまだ開いておらず、トイレは高峰高原ホテル横の奥にあった↓

(↑左がホテル/トイレは道の奥)

ここ"車坂峠"は群馬県と長野県の境界。

周辺マップ↓

浅間山と外輪山の位置関係↓

登山口は黒斑(くろふ)コース。

外輪山で一番標高が高い"黒斑山"がピーク。

6時15分に車坂峠を出発

登山口からのコースは2通りあり、上りは"表コース"で登る。
もう1つの"中コース"は下山で利用。

序盤はフラットな道のり。

徐々にアップダウンして行き。。。

途中から上り調子。

出発時は肌寒く薄手ジャケットを着ていたが、今は半袖一枚が丁度良い。

途中で開けた場所↓

雲がどんよりする中、少し景色が見えた。

7時11分 槍ヶ鞘(やりがさや)に到着

景色は真っ白。。。

2分ほどで中コースとの合流地点↓
約1時間ほど掛かった。

この先の道のりは真っ白。

浅間山は見えるのか。。。

7時20分 トーミの頭に到着
一向に視界が悪い。

真っ直ぐ進むと思ったら、マップを確認すると左に折れる様子。

こっちだった↓

油断するとルートを見失うので、常にマップを見るようにしているが、それでも迷う時はある。

3分ほどで草すべりとの分岐

黒斑山まであと400mだが、外輪山から回ってくるとこの草すべりが急登らしく、最後の上りはキツいと予想し、先にこちらのルートを選択。

草すべりを下って行く。

道は狭く、すぐ端は切れており、草に隠れた小岩に油断して両ひざを打った。
両手や尻を着かないと厳しい箇所もあり、上りでの草すべりは確かにキツそう。

ひざパットが欲しい。

草は湿っており足元も濡れ、スパッツを着けておけば良かったと後悔。

30分ほどで草すべりを下る。
結構ひざにくるので、太ももに負荷を掛け下った。

しばらくは緩やかな下りが続く。

右手には自然豊かな景色。

ちょうど谷間にいる。

しばらくしてお花畑↓

頑張ったあとは気持ちが和む。

7時55分 湯の平に到着

右手には火山館があり、左手が賽の河原。

そのまま賽の河原を目指す。

しばらくはフラットな道のり。

体力も回復。

8時12分 賽の河原分岐に到着

ここは浅間山(前掛山)への分岐点。

もちろん規制で入れない。

Jバンド方面へ進む。

少し歩くと左手には外輪山↓
多くの人は向こうのルートだろうか。

そして右手には浅間山↓

見えたのは嬉しい。

Jバンドと呼ばれるルートはあの山辺りか。

どういう意味だろう。

浅間山が更に良く見えてきた。
前掛山への登山ルートが分かる↓

規制緩和されるのはいつになるやら。

賽の河原で少し休憩。

これから急登を登るため、水分補給とアミノバイタルも補給。

まだ早いためか周りに人はいない。

8時30分 Jバンドに向け出発

この壁のような岩肌のどこを登るのか。。。

よく見ると先に登る人がいた↓

なるほど。

登り進むと意外と問題なく、道幅は広くないが富士登山と似たようなザレ場や、時には両手を使った岩登りもあった。

途中で振り返る↓

(先ほどは写真中央の大岩辺りで休憩した)

疲れているが、草すべりの下山と賽の河原の道のりで体力も回復し何とか頑張れそう。
登山前に体力づくりをすべきなのに、またサボってしまったが。。。

そして。。。

8時51分 稜線に出る

あとは稜線歩きだけ。

この先には"鋸岳(のこぎりだけ)"↓

目指すは"黒斑山"だがもちろん寄って行く。

ここから見る"浅間山"↓

富士山のような裾野の広がりがキレイ。

鋸岳はあの辺り(写真中央)↓

よく見ると誰かいる。

さっき登っていた人だろうか。

8時55分 鋸岳に到着

ここは浅間山外輪山の中で一番端になる。

浅間山をバックに。。。
雲がなくなり、タイミングが良い。

浅間山頂にズーム↓

奥が浅間山で手前が前掛山かな。
いつか行ってみたい。

ここから外輪山稜線を渡り歩く。

ただ上り調子な感じ。

さっき休んだ場所にズーム↓

皆さん考える事は同じ(⁠•⁠‿⁠•⁠)

眺めは最高。

岩場が多いためグローブを着けると安心。

メットがあればより安心だが、なくても大丈夫だった。

晴れていればもっと見応えがありそう。

稜線を歩く人にズーム↓

ナイフエッジなルートはスリルがある。

両サイドは切れているが、道幅はそれなりにある。

ふらつかなければ大丈夫。
途中にあった浮いてるような岩↓

しかも積み重なり、自然の力はスゴい。

ちょっとしたピークがいくつか続く。

目指すはあの頂き↓

そして。。。

9時34分 仙人岳に到着

浅間山をバックに。

歩いてきた道を振り返る↓

晴れていればもう少し景観もイイだろう。

次の"蛇骨岳"へ向け出発。

左側はスリルがある↓
大人しく歩けば問題ない。

9時56分 蛇骨岳に到着
少しバテてきた。

次のピークまであと少し。

そして。。。

10時22分 黒斑山に到着

ようやく到着。頑張った。

ここまで来ると人が多い。

そして再びガスで周囲は真っ白に。

浅間山はさっき見れたしヨシとしよう。

ここでようやく腰を下ろし休憩。

周囲が賑やかな中、端っこで休む。

10分ほど休憩したあとは下山。

↑草すべりとの分岐を通過し。。。

トーミの頭も通過↓

休憩したおかげで体力はある。

10時46分 表コースとの分岐

予定通り"中コース"で下る。

木々に囲まれたルートをひたすら下る。
表ルートと違いこちらはアップダウンがなく、気持ちがラク。

しばらくして開けた場所↓

見晴らしは良いが暑い。

最後はフラットな道のり。

駐車場が見えてきた↓

そして。。。

11時23分 車坂峠に到着

予定より早かった。

駐車場は満車。

リュックを下ろし、登山靴を脱ぐ瞬間が気持ちイイ。

サンダルに履き替え、時間に余裕があるのでビジターセンターへ行ってみる。

テラスで頂くソフトクリームが美味い。

達成感を噛みしめる、このひとときが最高。

そして、このあとは癒しの健康ランドへ。
ここからR254経由で塩尻へ向かう。

さっき登った信州の山々↓
次はスキーで行くかも。

14時10分 信州健康ランドに到着
温泉地でも良かったが、慣れたココが気兼ねなくてイイ。

チェックイン前のため、お風呂だけ先に入らせてもらい、風呂上がりに部屋で乾杯。

混む前の16時には夕食。
美味しく頂いた。

今回の登山データ。
歩行距離:9.9km
歩行時間:5:07
消費カロリー:1860kcal

06:15 車坂峠
07:11 槍ヶ鞘
07:13 中コース分岐
07:20 トーミの頭
07:23 草すべり分岐
07:55 湯の平分岐
08:12 賽の河原
08:30 Jバンド下
08:51 Jバンド上
08:55 鋸岳(2254m)
09:34 仙人岳(2319m)
09:56 蛇骨岳(2366m)
10:22 黒斑山(2404m)
10:41 草すべり分岐
10:42 トーミの頭(2298m)
10:46 表コース分岐
11:23 車坂峠

運動不足でも何とか楽しめる登山だった。

次はどこへ行こうかな。

ーDankeー

須山口から登る 2024年の富士登山

2024-07-29 | 登山
2024年7月26日(金)

今年で18回目となる富士登山。

6月より体力づくりに勤しむも、結局のところ7月は何の準備も整わず、そのまま富士登山に挑戦。

今回チャレンジするのは"須山口ルート"。

2023年は須走ルート、2022年は体調が悪く断念、2021年は御殿場ルート、2020年はコロナで閉山だったが、2019年は須山口ルートで登った。

同ルートは実に5年ぶりとなる。

前日の仕事終わりから寝る間もなく、22時30分には自宅を出発し、水ヶ塚駐車場に着いたのは0時30分。
ここで3時間ほど仮眠し、3時半には登山準備をした後、前回と同じ4時に出発した。

序盤は暗闇の中を歩く。

前回は道に迷い、樹海の中を少し彷徨ったが、今回は登山用アプリがあるので安心。

地図を見ていないと間違いそうな箇所があったが、日が出ていれば間違える事はないだろう。

行き先表示も見落とさない。

しばらく暗闇の中を歩き続け、5時には日差しが差し込み、ライトを仕舞い上着を脱いだ。
寝不足のためやたら眠く、力が入らない。
若い頃と違い、体調管理は重要だ。

一応スマホのアプリを見ながら進む。

(もう迷うことはないが)

5時09分 ようやく2合目

この辺りから傾斜が増す。

5時35分 2合5勺の御殿庭(下)に到着。

今は順調だが絶対にバテるので、アミノバイタルは事前に飲んでおいた。

現在地マップ↓

標準より若干早いペース。
運動不足で何処まで持つか。

6時09分 3合目の御殿庭(中)に到着

ここから更に斜度が上がって行く。

黙々と歩いていると前方の鳥に気付く。

調べてみると"ホシガラス"らしい。

こちらが歩くとぴょんぴょんと前を歩き、先導してくれる。

とてもカワイらしい。
その後、横に入って行った。

6時30分 3合5勺の御殿庭(上)に到着

富士山がよく見える。

振り返ると遠くには雲海↓
広大な景色が素晴らしい。

こちらは御前崎方面↓

浜松まで見えそう。

出発した水ヶ塚駐車場はあんなとこに↓
ここまで頑張ったが、山頂はまだまだ。

そして、ようやく宝永山がお目見え↓

天気が良いので、とてもキレイ。

6時50分 宝永第二火口縁に到着

左に行けば富士宮口5合目。

この先は進みにくい砂利道。

ゆっくりペースを崩さず黙々と登る。

7時08分 宝永第一火口縁に到着

向こうには富士宮口6合目。

ここから宝永山へ進路を取る。

少し下って宝永火口へ。

7時15分 宝永火口に到着

大きな岩がゴロゴロ。

さて、ここからが一番疲れるルート。

プリンスルートを上り御殿場ルートへ。

大きく2ターンであの稜線に登れるが、これがなかなかにキツイ。

序盤は順調に進むもずり落ちるため、体力をかなり奪われる。

7時50分 1ターン目を登り振り返る

26分も掛かった。

靴は真っ白に。

スパッツを着けておけば良かった。

8時06分 2ターン目が終わり

これを登りきれば稜線だが、ここから更にズレ落ち、なかなか前に進まなかった。

8時25分 宝永山馬の背に到着

ようやく稜線に出る。

火口から1時間も掛かり、今回もヘトヘト。

あちらには宝永山山頂↓

富士山頂から下って来た人達は行きやすい。

自分も行きたいが、このあとの体力に影響しそうなため、次の機会とした。

反対側には御殿場ルート↓
遠くに"山中湖"が見える↓

御殿場ルート"大砂走り"で下る人達↓

いいなぁ。

富士山頂はこちら↓

プリンスルートで真っ白になった登山靴↓

元の靴の色は青色。
登山後は毎回靴を洗うがキレイになるかな。

宝永山馬の背から右へ折れ、御殿場ルートへ。

プリンスルート上りの表記もある。

御殿場ルートへ向かう途中、雲行き怪しい。
肌寒いがアメは降らなかった。

9時02分 御殿場ルートに合流

ここは6合目。
まだまだ道のりは長く、体力はバテバテ。

アミノバイタルを飲むと一時的に回復するが、バテさはそれを上回る。

あと標高は700mちょい。

ようやく7合目の建物が見えて来た。
ここで休憩といきたいが。。。

9時46分 7合目に到着
こちらの"日の出館"は休業中のため、次の休憩場所まで頑張って進む。

次の場所は見えているが、足取りが重い。

休憩しながら、ようやく。。。

10時 7合4勺の"わらじ館"に到着
御殿場ルートに入るとトレランの人たちや、体力がある人に抜かれるが、この日、吉田ルートでは富士登山競走をやっていた。

昨年須走ルートで登った時も競技とかち合い、御殿場ルートにはいないと思ったが、トレランの人は別目的なのかな?

ここでおにぎりを食べ、トイレを利用。
アミノバイタルも飲み、準備万端。

山頂はまだまだ遠い。。。

順調な歩み出しも、すぐに事切れる。

息を深く吸いマイペースを乱さず、重い足取りだが次の山小屋へ向かった。

11時 7合9勺の赤岩八合館に到着

前回の御殿場ルートの時より遥かに遅い。
事前の登山準備は必要と痛感。

少し休憩した後、出発した。

11時41分 次の"見晴館"は崩壊
8合目(3400m地点)。

見晴館を素通りすると、山頂まで最後のつづら折りが続く↓

これがまた長いこと。。。

バテバテながらも、マイペースでゆっくり登って行く。

御殿場ルートに9合目はなく、さっきの8合目が富士宮ルートでは9合目に近い。

人が少ないのはこのルートの良いところ。

足の裏がつったりしたが、高山病の影響はこれだけで済んだ(熱射病かもしれないが)。

山頂まであと少し。。。

13時 山頂の鳥居が見えた

そして。。。

13時03分 富士山頂に到着

今回は危うかったが、何とか登りきれた。

すぐ側にはツアーの方々が整列していて、ガイドのお兄さんに声を掛けられる。

『御殿場ルートで登られたんですか?』
『須山口登山道とプリンスで来ました』
『ツワモノですね〜』

と、皆さんから拍手を頂いた。
御殿場ルートで登る人は強者と話していたようで、須山口からは更に強者と言われた。

時間も掛かりヘトヘトで、健脚な人は他にもいるのに何だか嬉しかった。

こちらは火口↓

このあと"お鉢めぐり"を予定していたが、予定時間をオーバーしていたので、剣ヶ峰へ行ってみる。

向こうに見えるのが"剣ヶ峰"↓

ん、よく見ると。。。

馬の背を登る人が多く、剣ヶ峰で写真を撮る人の列もかなり長い。

今回はここでいっか。

腰を据え、おにぎりやパンを食べ、水分補給もしっかり行い、アミノバイタルも補給。

富士山火口はいつみても迫力がある↓

少し休憩し、浅間大社奥宮へ行ってみると、こちらもスゴい人混み↓

真夜中はもっとスゴいかも知れない。

人は多いし、このあと宿入りもあるので、早々に下山する事とした。

下山は富士宮ルートで。

13時27分 下山開始

5合目まで2時間40分と書いてある。

長いなぁ。

富士宮ルートはゴツゴツした岩場が多く、脱力的な下り方はあまり出来ない。
下りは体力的にラクなはずだが、バテた体ではペースは上がらなかった。

砂走りなら早いペースで下れるのだが。

13時43分 9合5勺の胸突山荘を通過

結構下ったと思ったが、まだまだ。。。

その後は黙々と下り、バスの時間を気にしつつ、途中の山小屋で2度休憩を入れた。

15時34分 6合目の山小屋を通過

次のバスは16時。
1時間に1本のため、逃したくはない。

6合目から5合目までは10分ほどで到着。

最後は足の置き方を考えるのにも疲れ、前を歩く人たちと同じペース、同じ歩きでゴールした。

15時44分 富士宮5合目に到着

バス停まで距離があり、焦りながらも何とか間に合い、ちょうど乗車が始まっていた。
(バス片道1320円)

満員だったが乗れただけで満足。

30分ほどで水ヶ塚駐車場に到着し、荷物を片付け、いつもの健康ランドへ。
クルマは楽チンで助かる。
このあと健康ランドには18時に到着した。

足は痛かったが靴ずれはなく、腕と顔は日焼けし湯船に浸けるとヒリヒリと痛かった。

【今回の登山データ】

0358 水ヶ塚
0509 2合目
0535 御殿庭(下)
0609 御殿庭(中)
0630 御殿庭(上)
0651 宝永第二火口縁
0708 宝永第一火口縁
0715 宝永山第一火口
0825 宝永山馬の背
0902 御殿場合流(6合目)
0946 7合目
0959 7合4勺
1101 7合9勺
1141 8合目
1303 富士山頂
1327 富士宮下山開始
1343 9合5勺
1544 5合目

上り:9時間05分
下り:2時間17分

消費カロリー:4251kcal

夜は気持ちが悪くなり、宿で注文した夕食は半分食べ切れず、早々に就寝。

翌朝は元気になるも、ずっと体が熱いのは日焼けしたせいと思っていたが、今思うと熱中症だったのかも知れない。。。

ーDankeー

2024年 梅雨入り後の大岳山登山

2024-06-25 | 登山
2024年6月22日()

関東の梅雨入りは遅く(6/21)、雨天は少なく夏のような天候が続く。

今回は奥多摩に位置する"御岳山(みたけさん)"から"大岳山(おおだけさん)"への登山。

幸い天気も良く、東京も奥多摩となれば自然豊かで気持ちが良い。

6時30分に自宅を出発
御岳山の麓にある、滝本駅を目指す。

片道約50kmだが意外と時間が掛かった。

(滝本駅まであと少し)

8時20分 ケーブルカー滝本駅に到着
ほぼ2時間掛かってしまった(休憩含む)。

バイク駐車場は2階(1階にもある)。

休日の駐車料金はクルマ2000円、バイクは500円のため、バイクで来たのはその理由。

荷台からリュックを降ろし、早速出発。

駅は多くの登山客や観光客で賑わっていた。

御岳山ハイキングマップ↓

現在地は右下、目的地は左上。

8時34分 それではスタート
ケーブルカーには乗らず、歩きで登る。

あの鳥居が山道かな↓

御岳山まで3.4kmの道のり。

鳥居をくぐると巨木な杉の木↓
その横をケーブルカーが上がって行った。

朝はひんやりして気持がイイ。
結構急なところもあり、早速ふくらはぎに痛みを感じたが、前回の登山で慣れておいて良かった。

スローペースでなるべく体力を温存。

時折この坂道を軽バンやバイクが往来し、物資を運んでいた。

延々と続く坂を登り、ようやく上に出る。

足慣らしのためと思いケーブルカーを利用しなかったが、結構疲れた。

旅館や宿坊が並ぶ中、先ずは御嶽神社へ。

参道を更に上がって行く。
アップダウンや急坂もあり、観光で来る人も結構キツいような。

9時42分 御嶽神社に到着

やっと着けた。

境内をいろいろ見て回り。。。
少し開けた場所から都心を望む↓

御岳山のポイントがどこか分からなかったが、地図上では神社付近が山頂っぽい。

登山の無事を祈願し、大岳山に向け出発。

大岳山は[奥の院]>[鍋割山]経由で向かう。

ハイキング気分で歩けそうな緩やかな道もあり、普段着に近い人もいた。

この先のロックガーデンは観光地かな。
帰りに寄ってみる。

[天狗の腰掛け杉]↓

杉を見ながら、それっぽい道を進んでいたら、トイレのある広場に出る↓

途中で[奥の院]へのルートを外れてしまった。

地図を確認すると幸いここから[奥の院]に行けるルートはあったが、行き先表示がなく、この道がそれっぽかった↓

いきなり険しそう。。。

案の定の急坂。

結構キツかった。

ようやく稜線に出る。

こちらが[奥の院]↓

その横を休憩なしで先へ進む。

え、下りるの?

せっかく登ったのに。

下り終えると巻き道に合流。

どこに巻き道があったのか?

その先を進むと[鍋割山]の巻き道分岐↓

ここは[鍋割山]方面へ。

急坂を上がると。。。

10時49分 鍋割山に到着
ここでひと息つき、以前もらったお菓子や梅干を食べ、水分も補給。

10分ほど休憩し、次は目的地の[大岳山]へ。

ルートに戻る↓

稜線歩きは負荷が少なく気持ちがラク。

しばらくして団体さんに追い付く。

3組いたが、皆さん道を譲っていただけた。
(何かすみません)

11時34分 大岳山荘(閉鎖)に到着

広場で休む人たち↓

ここからラストスパート。

階段が結構しんどく、最後は岩場だった。

(あと30m)

山頂は目の前。

(30mもなかったような)

11時53分 大岳山に到着

結構バテバテ。。。

ご褒美は[富士山]。

これは嬉しい。

この夏には登りに行く。

こちらは三角点。

みんな手を置いていた。

富士山を見ながらの[おにぎり]。

美味しかった。

20分ほど休憩し、人も多くなってきたので下山開始

帰りは[ロックガーデン]を経由する。

下りは早いペースとなり、分岐を経てロックガーデン方面へ(左へ)↓

ロックガーデンからの戻りは上りとなるため、これ以上下って欲しくない。

川が見えてきた。

まだまだ下る。

[御嶽神社]方面はアップダウンがラクそう↓

でもロックガーデンを見たいので奥へ。

早速、苔生した岩が見映えする。

岩石園(=ロックガーデン)だ。
大きな岩の上を歩き何度も川を渡渉する。

[綾広の滝]↓

迫力ある大岩から流れ出る。

その先を進み、振り返ると。。。↓

森林と苔のミドリが映える。

しばらくして休憩広場に出る。

ここでトイレを利用。

次は[七代の滝]へ。

川沿いに下ったあと、ここから上り。

階段を少し上がると[天狗岩]↓

(天狗の鼻っぼく見える)

天狗岩から急な階段を100m程下る途中、露出した木の根で滑って転んだ。

膝を少し擦りむいたが、手のひらを着いたものの、グローブのお陰でケガはなかった。

13時29分 七代の滝に到着

こちらが"七代の滝"↓

涼しかった。

ここからは800m程上りとなる。

大岳山に登ったあとの上りはキツイ。

若者たちも一緒にいたが、数名追いついて来ないほどしんどかった。

13時57分 ようやく休憩広場へ
こんなにも体力が落ちているとは。。。

休憩せず、そのまま御嶽神社の参道へ。

ゆっくりして行きたいが、帰りが遅くなるので、取りあえず下山したい。

ケーブルカー駅(左)との分かれ道↓

ここは歩きで(右へ)。

黙々と舗装路を下山する。

下山する人は数名いたのみ。

そして。。。

ようやく見えてきた。

14時50分 滝本駅に到着

疲れた〜。

汗だくでバイクウェアを着るのはイヤだったが、ここから12km先の[つるつる温泉]へ。

料金は960円とやや高め。

"つるつる"になったか分からないが、広めの内風呂で湯ったり出来た。

登山客や観光帰りなどで来る人が多く、露天風呂は一杯で入れなかった。

まぁ気持ち良かったし、サッパリした。

帰りは奥多摩山間部を少し走り、ツーリング気分を味わいつつ、圏央道>中央道を経由。

八王子ICから自宅付近まで断続的な渋滞に遭い、帰宅したのは18時過ぎだった。

往復の走行距離は125kmだった。

【YAMAPの登山データ】
08:35 滝本駅
09:40 御嶽神社(御岳山)
10:25 奥の院
10:44 鍋割山
11:46 大岳山>12:14出発
12:56 綾広の滝
13:54 御岳山
14:48 滝本駅

合計6時間13分(休憩35分)
距離15.1km
上り1515m(3:11)
下り1511m(2:34)

次も登れるかな。。。
ーDankeー

2024年 日向からの大山登山

2024-06-18 | 登山
2024年6月15日()

昨年秋から久しく登っていなかった登山。
ようやく今年も再開。

今年の富士登山を前に体を慣らす必要があるため、手始めに近場の"大山"に登ってみる。
今回はいつもの"こま参道"ではなく、"日向薬師"と呼ばれるルートから初めて登った。

7時に自宅を出発後、7時50分には到着
こちらは日向駐車場(無料)。

駐車場は土曜日でも空いていたが、難点はトイレがなく、近場のコンビニで済ませておく必要がある。

先ずは朝食。

以前より体重が増え、昨年のペースで登れる自信がない。

とは言え、山の中を歩けるのは嬉しいが。

8時05分に出発

先ずは林道から右のキャンプ場へ。

いきなりの急坂↓

キャンブ場は営業しておらず↓

キャンブ場脇に見晴台方面の看板あり。

『つづら坂 見晴台2.1km』と書いてある。

延々と続くつづら折りの坂。。。

スネがとても痛い。

途中に休憩所はあるが。。。
休まず先に進む。

傍らには可愛らしい"お地蔵さん"

『大山はこっち』と言っている。

この先の稜線を歩く人が見えた。
(ようやく一段落)

8時53分 日向薬師との分岐に到着

キャンプ場の表記には"旧"が付いていた。
(もう営業していなかった)

もう既に力を使い切ったような感覚。

この先はやや緩めの傾斜で助かった。

9時07分 見晴台に到着

ここでひと休み。
もうここが山頂でもイイくらいと弱気。

ここから山頂は目指さず、次は阿夫利神社下社へ向かう。

緩やかな下りがずっと続くので嬉しい。

(その分登りは増えるが)

黙々と歩き、下社や茶店に続く階段に到着。

ここに来たのはトイレに行きたかった。

9時45分 阿夫利神社下社に到着

スッキリしたので登山に集中出来る。

神社左手の登山口へ。
観光で来る人も多く、とても賑やか。

先ずは恒例の長い階段。

ひと休みせず登りきる。

ここから登山道の始まり。

それにしても人が多い。

あのまま見晴台から山頂を目指せば、混雑もなく登れただろう。

かなり疲れながらもスネの痛みはなく、ようやく体も慣れてきた。

富士見台からの景色。

今回は富士山は見えず。

人が多いため、中には友人同士でずっと喋りながら登る人がいて、先に行っても声が近付いて来るし、休憩してもずっと一緒だった。(⁠+⁠_⁠+⁠)

山頂まであと300m。

富士登山の時もそうだが、最後の頑張りはスローペースでも登り続けれるようになった。

11時 阿夫利神社本社の鳥居に到達
ようやく着けた。

11時04分には山頂に到着

頑張ったなぁ。

おにぎりを食べ、水分も補給。
(特にお腹は減っていなかったが)

昨年この時期は小虫が沢山飛んでいたため、オニヤンマを付けて来たが、ほとんどいなかった。
(逆に効果あったならヨシだが)

山頂は休日とあって賑やか。

今年は梅雨が遅れているため、天気が良い時に登れて良かった。

11時18分 それでは下山

見晴台を経由し、日向へ下る。

下り始めは伊勢原市の眺望が広がる。

イイ景色。

登りはかなりのスローテンポだったが、下りはハイテンポで進んた。
(途中で疲れていた)

11時54分 見晴台が見えてきた
テンポアップしたので流石に疲れた。

見晴台から大山山頂を望む↓

先ほどいた山頂がよく見える。

屋根のある場所で少し休む。

アミノ酸と水分補給は必要だ。

ここから日向薬師まで距離はあるが、日向駐車場はその手前3.5kmほどだろうか。

4分ほど休んで再びスタート。

700mほど進むと旧キャンプ場への分岐。

下りは日向薬師方面へ進んでみる。

ここから"つづら折り"の道が延々と続く。

あんなところにお地蔵さん↓

人間ほどの大きさ。

つづら折りを延々と下り、ようやく林道が見えてきた。

いや〜長かった。

日向薬師はまだ2.4km先。

駐車場に行くには、この林道を下る。

5分程で通行止め箇所に到着。

脇から通り抜けると、左手には湧き水。

飲めない水だが、顔や腕に浸すとヒンヤリして気持ち良かった。

そして。。。

12時36分 日向駐車場に到着

ようやくゴール(疲れた〜)。

近くにお風呂がある施設はあったが、夕方になるとR246の渋滞がひどくなるため、早めに帰路につく。

昼過ぎでもR246の渋滞はあったが、14時過ぎには戻って来れた。

自宅近所のお風呂屋さんでサッパリ。

靴擦れにより左踵の皮がひどくめくれており、風呂に入って初めて気付いた。

スネに筋肉痛もあり、踵は傷がしみて痛い。

風呂上がりはノンアルと鶏南蛮定食を頂き、痛いながらも登れた事に満足だった。
(美味しかった〜)

今回の登山データ。
08:06 日向駐車場
09:07 見晴台
09:37 阿夫利神社下社
09:46 下社登山口
10:38 富士見台
11:04 大山山頂
11:18 下山開始
11:54 見晴台
12:36 日向駐車場

休憩含め4時間30分だった。

久しぶりの登山は鈍った体にムチ打つ形となったが、近いうちに次の目標を立て、今年の富士登山を目指したい。

ーDankeー