気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

SSTR後に北陸ツーリング

2024-10-18 | ツーリング(東海・北陸)
御前崎から千里浜まで無事にゴールした2024年のSSTR。
天候に恵まれゴールの千里浜は最高だった。

翌12日(土)は世間では3連休。

あとはゆっくり横浜へ戻るだけ。
せっかくなので能登を周りたいが、まだ復興ままならないため、この日は氷見から長野へ進路を取る。

宿の駐車場にはSSTRに参加したバイクたち↓

みんな、それぞれ頑張った。

空いているうちに朝風呂で湯ったりし、6時30分には朝食。

子どもの団体が多く、周囲は朝から賑やか。

食後はバイクの様子を見に行く。

福岡から来ているバイクもいて、SSTRの人気が伺える(スゴい)。

長野までのルートを設定。

日本海沿いの一般道を走り、糸魚川で南下したあと、塩尻が目的地。

8時には出発準備も完了

SSTRの余韻に浸りゼッケンは着けたまま。

先ずは氷見の街中へ移動する。

昨年も寄った"まんがロード"。
氷見は藤子不二雄Aさんの出身地。

街中では藤子不二雄Aさんが描いたキャラクターたちがあちこちに点在。
昨年、散策したので今回は通りを流すだけ。

忍者ハットリくん↓

橋にあるカラクリ時計も見たかったが、前回たっぷり見たのでスルーした。

氷見の街中を抜け、海沿いの道へ。

朝から気持ちがイイ。

しばらくして"道の駅 雨晴"に到着。

雨晴海岸が見渡せる。
まだ人も少ないので海岸をバックに。

線路を跨いで海岸へ。

線路沿いには"義経岩"↓

源義経が雨宿りした岩と言われている。

穏やかな波の音が心地良い。

近くには釣り船も。

海がキレイだから魚も沢山いそう。

現在地はこの辺り。

次は海王丸パークへ向かう。

25分ほどで到着。
向こうに見えるのが"海王丸"。

いつもパーク側に停めるので、敢えて反対側に来てみた。

富山新港に掛かる"新湊大橋"。

清々しい天気で気持ちがイイ。

周囲では釣りを楽しむ人たち↓

あまり釣れてなさそうだった。

新湊大橋を渡り、次の経由地へ。

"ほたるいかミュージアム"に到着↓

ミュージアムには入らず(有料600円)、周辺を見て回る。
展望台から望む富山湾。

さっきからずっと見慣れた景色。

次の経由地は"海の駅 蜃気楼"↓

こちらに"風の地平線"と言うモニュメントがあるので、コレを見に来た↓

富山湾の蜃気楼をイメージしたのだろうか。
海鮮など食事が美味しそうだったが、まだ朝食を食べたばかりなので休憩のみとした。

次は黒部の街中を縫って走り。。。

"生地中橋"に到着。

ここは河川に船が通ると旋回する可動橋。

残念ながら橋の旋回タイミングは狙えず、そのまま通過した。

次はR8に合流し親不知(おやしらず)へ。
海が見えるこのトンネルがとても長かった。

11時35分 親不知の駐車場に到着

タオルを片手に親不知を散策する。

この親不知は断崖絶壁が続く"天下無双の難所"と呼ばれ、東西日本の境界地。
明治に道路が開通するまでは、波を避け海岸を通り抜けねばならない危険な場所。

今は松尾芭蕉の"奥の細道"に描かれた風景地として指定されている。
親不知の由来は愛児を波にさらわれた親が詠んだ歌からと言われており、断崖に切り開いた道は第1世代〜第4世代まである。

遠くに見えるのは"第4世代"の北陸道
その下には"第3世代"の国道8号線

今いる場所は"第2世代"の道となり、遊歩道となっている↓
かつては車が往来し、第1世代は海岸となる。

こちらは"如砥如矢(とのごとく やのごとし)"と掘られた絶壁↓

断崖絶壁で"天下無双の難所"を切り開いた喜びから、"砥石のように滑らかで矢のように真っ直ぐである"という意味で、明治16年に掘られた。

当時の苦労は想像を絶するだろう。

遊歩道を600mほど進むと下に降りる階段↓

結構、急で登り返しがしんどそう。

まだ下る。

下り終えると鉄道のトンネル↓

トンネルを進むと、駐車場側に抜けられる。
中は真っ暗なため、入口に懐中電灯の貸し出しがあったが、自分の腕時計のLEDライトを照らし進んだ。

心細いがないよりマシ。

所々には作業員の非難よけがあり、そこだけ明かりが照らされている。

かつては汽車が通行し、トンネルの長さは667mほど。

約10分ほどでトンネルを抜けた。

中は涼しかった。

散策マップを見ると、この下も行けそう。

海岸に出られるようなので行ってみる↓

また階段を下る。

海岸は砂浜ではなく、大きめの石がゴロゴロあり、若干歩きにくい。

キレイな丸っこい石↓

さざ波が独特な音を醸し出す。

押し寄せる時は普通にザザーという波音だが、引き波はコロコロ音を立てておもしろい。

あまり聞いた事のない波音をしばらく聞いていた。

海岸から戻り、階段を上がると汗だく。

トンネルは涼しかったのに。。。

親不知を出発し、第3世代のR8を東へ。

文明は素晴らしい。

12時30分 道の駅 親不知ピアパークに到着

予定時間を大きくオーバー。

15時の宿入りを考えていたが、このままでは16時は固そう。

と思いながらも、こちらの道の駅を散策。

大きなカメ↓

その先に"翡翠ふるさと館"があり、ちょっと観ていく。

中には巨大なヒスイ↓

この辺りはヒスイが取れるらしく、表ではヒスイ売りの露店がいくつかあった。

海岸ではヒスイ探しに勤しむ人たち↓

ヒスイ探し専用の道具を片手に、これから海岸へ行く人たちもいた。

面白そうだが、まだ汗が引かないためソフトクリームでクールダウン。

このあとフォッサマグナを見に行く考えだったが、時間が押しているため、ここから一気に塩尻へ向かう。

この辺りのR8は初めて走るが、断崖絶壁の道のためかトンネルがとても多い。
トンネル内は海側が開けており、起伏やカーブもあったが、またそれが楽しかった。

糸魚川で右に折れ、白馬へ向け南下。

白馬の山々がキレイで、大自然の景観を見ながらほぼノンストップで安曇野へ。

普段は国道を走るが、山沿いの県道306号を初めて走る。

信号が少なく、りんご畑やお洒落なエリアもあり、とてもイイ道だった。

15時45分 馴染みの宿に到着

またまたやって来た"信州健康ランド"。
昨日の宿と比べると部屋は狭いが。。。

お風呂で湯ったりするのが目的なので、特に気にしない。

まだこの時間は空いていたが、夜は満車となりクルマやバイクで溢れていた。

早めに着かないと、お風呂も食事処も混むため、いつも15時入りを目指している。

まだ昨日の疲れが取れておらず、この日もイイ汗をかいたため、お風呂で湯ったり。

お昼を食べなかったので夜はガッツリ。

豚玉丼と唐揚に生ビール。
お腹も膨れ、あとは部屋でゆっくり寝た。

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
そして次の日。。。

朝もお風呂で湯ったりしたあと、8時にはチェックアウト。

R20を基本に横浜まで戻る。

諏訪湖を通過。

朝から爽やかな空気。

地道にR20を進み甲府の街中も通過し、11時前には道の駅 甲斐大和で休憩。

お蕎麦を食べたかったので、以前入ったお蕎麦屋さんが開店するのを待つも、11時に開かなく、仕方がないので道の駅で食事とした。

かき揚げ蕎麦を頂く。

(美味しかった)

色んな巨峰をお土産に購入。
実がふっくらしとても美味しそう。

このあとは馴染みの街中を通り、14時には無事に帰宅。

帰るまでがSSTRだ。

今回のSSTRと北陸ツーリング。
走行距離は以下の通り。

1日目:755km
2日目:255km
3日目:197km
合計:1207kmだった。

岐阜や石川県など東海/北陸の幹線道路はたまに走るが、未開の山道はあまり走る事がなく、いつかまた走ってみたい。

ーDankeー

千里浜を目指して 2024年のSSTR

2024-10-15 | ツーリング(東海・北陸)
今年で12年目となる2024年のSSTR

太平洋側の海岸線を日の出と共にスタートし、日本海側は石川県にある[千里浜なぎさドライブウェイ]を日の入までにゴールするツーリングラリー。

今回で2回目の参加だが、道の駅などの各チェックポイントを効率よく回るよう、事前にルート設定を決めるも、実際は渋滞で苦しめられたり、峠道が実は酷道だったり、ほとんど寝ずに走ったため、かなりのハードスケジュールだった。

出走は10/11(金)

深夜0時過ぎに自宅を出発し、沼津までR246の一般道を走ったあと、ゆっくり休憩するため新東名のサービスエリアに向かう。

2時15分 駿河湾沼津SAで休憩

夏服に重ね着をするがそれでも寒く、ホットコーヒーで暖を取る。

仕事終わりでほとんど寝れず眠い。

休憩したあとは新東名と一般道を走り、5時30分には御前崎に到着
昨年に続きスタート地点はここを選んだ。

SSTRのゴール条件は12ポイントが必須。

ここ御前崎は岬ポイントに設定され、スタート地点で3ポイントが獲得出来る。

この日の出走台数は700台。
御前崎には30台ほど集まっていた。

途中までのルートを設定。

今回は名古屋を通り抜け、岐阜>福井を経て石川県へ向かう。

そして、5時50分には日の出。

あれ?誰も動かない。
みんな、ゆっくり。

バイクが1台出走したので、自分も出発。

机上ではゴールがギリギリになりそうなため、あまりゆっくり出来ない。

先ずはR150沿い近くの道の駅で2ポイントを獲得し、次は浜松の潮見坂を目指す。

しかし、御前崎から72kmも距離があり、また朝の通勤時間も重なり進みが悪かった。

7時24分 道の駅 潮見坂で2Pを獲得。
ここまで1時間30分は長かった。

次の9km先にある道の駅とよはしでは[指定道の駅]により、特別に3ポイントを獲得↓

[指定道の駅]は1つの県に1ヶ所設定され、通常の道の駅は2Pだが、指定は3Pとなる。

この先、R23沿いに道の駅が3箇所あり、また当日発表される[びっくりポイント]も近くにあったが、寄ると日の入までにゴール出来ないため、諦めて高速で大きく移動する。

豊川ICへ向かうも渋滞にハマる。。。

豊橋市内で時間をロスしてしまった。

その後ようやく高速に入り、遅れを取り戻しつつも各PA/SAに全て寄り、1Pずつ獲得。

しかし、途中で工事渋滞があり、微妙にロスした時間は埋まりにくかった。

ようやく名古屋を抜け、名神養老JCTから東海環状自動車道へ。
この道は爽快だった。

10時20分 指定道の駅[おおの]で3P獲得
机上より20分ほど早く到着。
やはり高速利用は助かる。

広くて気持ちがイイ道の駅。

柿が特産物っぽい。

ここでゆっくり朝食を摂りたいが、トイレ休憩のみとし、すぐに出発。

次のルートを設定。

途中で迂回するルートを示すが、ここは最短の峠道ルートを選択(後に後悔)。

景色が良く、都会の渋滞とはエラい違い。

2箇所の道の駅に寄り、R157を北上する。

まだ序盤は走りやすかったが。。。↓

しばらくすると細い道に↓

奥へ進むに連れ、徐々に荒れた道になる。

所々に小さい落石があり、濡れた落葉が広がり、小さなブラインドカーブがいくつもあり、なかなかスピードが上がらない。

3箇所ほど川になっている箇所もあり、新潟の奥只見の道を思い出す。

アメが降ったあとじゃなく良かった。

12時04分 温見(ぬくみ)峠に到着

無事に峠に着きホッとする。

まだダートじゃないだけマシだが、苔生した箇所もあり滑らないよう気が抜けなかった。

ここは福井県と岐阜県の県境。

"能郷白山"の登山道入口もあり、道路の端には数台のクルマが停めてあった。

いつか登りに来てみたいが、ここまでの道のりは気合いが必要。

峠を越えるとドライで走りやすくなる。

福井側の道はやや快適。
しかし荒れた道はまだあり、それを越えると広めの道もあった。
R157はとても奥深く、日本の原風景を感じる道だった

しばらくすると開けた場所。

岐阜側にガードレールがない箇所は多かったが、ここも微妙になく、この下は崖だった。

12時50分 道の駅 越前大野に到着

大変だった峠道を抜け、ここは指定道の駅により3Pを獲得。

Mont-bellでゆっくりしたかったが、既に予定時間をオーバーしており、峠道を経由した事で逆に時間が掛かってしまった。

この先に予定していた道の駅はパスし、中部縦貫道>北陸道を利用し一気に石川県へ。

もちろん途中のSA/PAで各1Pを獲得。

それにしても天気が良かったのはラッキー。

14時15分 道の駅めぐみ白山で3P獲得

ここも指定道の駅。

これまで愛知/岐阜/福井/石川県と4つの指定道の駅を経由した。

次は[指定能登半島地震災害地応援]に指定された、道の駅 内灘サンセットパークへ↓

ここも3Pとなる。

先ほど2つの道の駅をパスした事で、時間に余裕が出来、富山の指定道の駅へ向かう。

内灘の町中は地面が凸凹して走りにくい。

よく見ると電柱は傾き、半壊した家屋もあり、地面は隆起し地震の影響と分かった。

未だ復興されておらず、広範囲な被害状況の一部を目の当たりにした。

15時34分 道の駅 メルヘンおやべで3P
ゴール時間が迫る中、多くのバイクが集まる。

まだ他の[道の駅]にも寄れそうだが、このあとはゴールの千里浜を目指した。

[のと里山海道]は最近無料化した高速道↓

日本海の眺めが良く、気持がイイ。

そして。。。
今浜口より千里浜へ。

16時08分 千里浜なぎさドライブウェイ

無事にゴール!

日が沈む1時間前だが無事に着けて嬉しい。

バイクの数はまだ少なく、気ままに写真が撮れる。
スタンドはそのままだと沈み込むため、平たい板を置けば大丈夫。

基本的に千里浜に来ればゴールだが、6km先にSSTRのゴールゲートがある。

皆さん思い思いでゴールを噛み締める。
何より天気に恵まれたのが嬉しい。

ようやくゴールゲートが見えて来た↓

そして、ゴール。

ゴールゲートには主催者の[風間深志]さんが、ライダー1人ずつにハイタッチ。

感動もあり、とても嬉しかった。
バイクを砂浜に停め、ゴール手続きへ。

昨年は少し離れた場所に停め、会場まで10分くらい歩いたが、今年は近くで助かる。
平日は出走台数が少ないからだろう。

ゴールの粗品は記念バッチやコースター、ゴーゴーカレーのサービス券など。

ついでにTシャツとタオルを購入↓

この旗も粗品に入っていた。

サービスの貝汁を頂く。

美味しい。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

すぐ横には砂で作ったアート作品も↓

17時になり、日が沈み出してきた。

ゴールしたバイクも結構増えていた。

十分ゴールを味わえたため、ここから23km離れた氷見の宿へ向け、千里浜を離れた。

17時43分 本日の宿に到着

ホテルグランティア氷見 和蔵の宿。

ルートインの中でもお風呂が充実している。

いや〜今回は流石に疲れた。

湯ったりお風呂を満喫し、19時には夕食。

海鮮丼に唐揚もプラス。
とても美味しく頂いた。(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)

今回の[走行結果]↓
昨年の5月は日の出/日の入時間が長く、52Pを獲得したが、今回はこれでも満足。

[走行履歴]はこんな感じ↓

この日の走行距離は755km。

9月の北海道ツーリングで走り慣れた甲斐もあり、今回の長距離は大丈夫だったが、久しぶりだったらしんどかっただろう。
来年も参加するなら、次は東北側からスタートしてみようかな。

ーDankeー

With US 2024年のSSTR

2024-10-09 | ツーリング(東海・北陸)
2024年秋に開催される"SSTR"。

今年は10/5〜20までのロングスパンで開催。

元旦に能登地方を襲った震度7の大震災により、5月のSSTRは中止となり、代わって秋の開催となった。

しかし、9月中旬の豪雨災害により、またも能登地方は被害に遭われ、秋の開催も危ぶまれたが、事務局と地元の協議により開催の運びとなったらしい。

キャッチフレーズに能登応援 With USを掲げ「我らと共に頑張る能登」とイメージされている。

まだ復興もままならぬ中、応援の気持ちを持って能登に訪れたい。

今回のSSTR申し込みは6/23(日)に開始され、早起きを忘れ朝8時に申し込んだ頃には、既に定員一杯でキャンセル待ち。

もう諦めていたところ、7/3に追加で当選となった。

その後、9月中旬の北海道ツーリングから戻ると、ルールブックやゼッケン、Tシャツなどを受領。

昨年のゼッケンは11045番だったが、今回は更に後ろ倒しの12666番。

不吉っぽい数字も入っているが、覚えやすく逆にイイ数字かも。

北海道ツーリングの後に洗車をサボっていたため、休みの日にキレイにしゼッケンも貼り付け。

あとは出走日を待つのみ。

様々なパターンのルートを考え、ナビ設定も大変だが、それもSSTRの魅力のひとつ。

今回も日の出と共に御前崎をスタートし、日の入までに千里浜なぎさドライブウェイを目指す。

運転には配慮し、無事にゴールしたい。

ーDankeー

2024 北海道ツーリング⑦ ラストラン

2024-10-04 | ツーリング(北海道)
2024年9月20日(木)

北海道ツーリング最終日。

これまで利尻/礼文の離島から、稚内>剣淵を経て、現在地は札幌の定山渓。

夕方には小樽からのフェリーに乗船し、翌朝は新潟から帰路につく。

先ずは5時過ぎに地下の大浴場へ。

最上階の露天風呂はそこそこ広かったが、こちらはその数倍は広く、これまで入った中でもかなりの広い。

朝食までの時間、湯ったり出来た。

規模の大きなホテルは何もかも広さが違う。
お陰様でひと晩ゆったりくつろげた。

窓の外は曇り空。

朝食前にバイクの様子を見に行く。

いたずら防止も兼ねカバーを掛けておいた。

カバーを外し、あとは荷物を載せるだけ。

お世話になった定山渓ビューホテル。

事前予約であれば2食付き12000円程と安く、プールもあり家族連れなら尚楽しいだろう。

朝食もバイキング。

昨晩は食べ過ぎたため量を調整するも、海鮮丼が美味しく、またお腹が膨れてしまった。

先に精算を済ませ、出発準備も完了。

気温が低そうなため、アウターを着込む。

この時レインウェアは必要なかった。

北海道最終日は積丹半島を経由したのち、小樽へ向かう。

8時20分 宿を出発

先ずはR230で中山峠を越える。

峠に近付くに連れ徐々にポツポツ降り出し、しばらくすると普通にやられる。

中山峠はキリも濃くなっていたが、下り坂になるとアメを抜け、それほどやられずホッとする。

前方には"羊蹄山"↓

雲に覆われ、ほとんど見えない。

途中で道の駅に寄り、そのあと海側へ出る。

しばらくはR229で海沿いを北上し、積丹半島を目指した。

11時15分 道の駅かもえないで休憩
寒かったため、トイレに行きたかった。

海沿いの道は走りやすく、その後も快走。

積丹半島まであと少し。

11時45分 神威岬駐車場に到着

潮風に当たり続け、走行中は少し寒かった。

ここに来たのは2度目。

早速、神威岬の先端に行ってみる。

"女人禁制の門"↓

もちろん今は女性も普通に通れる。

岬の先端までアップダウンが続く。

場所により道幅の狭い箇所があり、日本の方は譲り合っていたが海外の人は我先だった。

13分ほどで灯台に到着。

先日、山登りをしたとは言え疲れる。

あの辺りが岬の先端↓

先端に到着し、岬からの景色を眺める。

ローソク岩っぽい感じの"神威岩"↓

船で上陸することも出来るらしい。

晴れていればキレイな積丹ブルーが拝めたが、それでも海はキレイだった。

さて戻るか。
駐車場まで、また長い道のり。

駐車場に着いた時は寒かったのに、歩くと汗をかいてた。
少し休憩するか考えるも、小樽には早目に着いておきたいのですぐに出発。

次は"積丹岬"へ向かった。
(どんよりした空)

12時35分 積丹岬駐車場に到着

岬はあのトンネルの先↓

トンネルを抜けると展望台。

以前はここから遊歩道に下りれたが、雪崩により一部が崩落したらしく通行止め。

岬からの景色↓

曇り空のため今ひとつで感動が薄かった。

あとは小樽へ向かうのみ。

13時25分 道の駅よいちで途中休憩

正式名は"スペースアップル余市"。

宇宙の不思議を体験できる施設がある。

時間があれば入ってみたかった(有料)。

売店などを見て回った。

向こうにロケットを模したかのような煙突↓

ニッカウィスキーの工場っぽい。

余市を出発し、しばらくして小樽へ。

念の為、酔い止めを買いガソリンも給油し、下船後の準備をしておく。

14時35分 フェリーターミナルに到着

既に数台のバイクが並ぶ。

乗船まではターミナルでひと休み。

バイク乗船は15時30分。

土産物を買い、パンとコーヒーでひと休み。

曇り空だがあまりアメにやられず良かった。

乗船時間になり、バイクは1列になって乗船。
乗船はスムーズだった。

帰りのフェリーは"あざれあ"。

バイクを停め、荷物を取り出し客室へ。

平日のためバイクはそれほど多くなかった。

部屋は個室の"ツーリストS"↓

値段も手頃でこのくらいが過ごしやすい。

鍵は印刷したQRコードで開ける。

スマホにダウンロードしたコードでもOK。

早速お風呂へ。

出港前だが露天風呂も開いていた。

ロビーではピアノの音が奏でる。

ジムもある↓

(やらなかった)

そして定刻の17時には小樽を出港。

作業員の方々が手を振ってくれる。

こういうのも嬉しい。

いよいよ北海道とお別れ。

次はいつ来れるだろう。

17時30分にはレストランがオープン。

オープン前はそこそこ並んでいた。

エスカロップとタコの刺身を注文。

期待以上の美味しさではなかったが、行きで食べた味噌バターラーメンは美味しかった。

あとは寝るだけ。

翌朝9時には新潟だ。

この日の走行距離は251kmだった。

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
そして翌朝。。。

モニターでは山形県沖を航海中。

買っておいたメロンパンが朝食。

デッキに出ると外はアメだった。

前方を見ても雲がどんより。

しばらくして新潟港に入る。
雨雲レーダーを見るとカッパは必須。

下船時間になると車両デッキに降り、皆さんレインウェアを着込んでいた。

8月なら汗だくだが、真夏じゃなく良かった。

下船すると新潟亀田ICより高速へ。

強いアメが降る中、関越道を南下。

湯沢辺りまで進み、ようやくアメのエリアを抜ける。

後にあのアメは能登で甚大な被害をもたらした豪雨であること知った。

関越トンネルを抜け、群馬県に入る。

途中の赤城高原SAで休憩

まだアメが心配だが、レインウェアを脱ぐ。

このあとはアメにやられる事なく、練馬まで走り、環八>東名経由で無事帰路につけた。

8日間に渡った2024年の北海道ツーリング。

昨年に引き続き今年も登山を取り入れ、苦労しながらも楽しめた。

【今回の走行履歴】
横浜〜新潟 384km
小樽〜稚内 336km
稚内〜剣淵 274km
剣淵〜札幌 298km
札幌〜小樽 251km
新潟〜横浜 352km
ーーーーーーーーーーー
合計1895km+利尻69km+礼文(不明)

特に利尻/礼文や宗谷丘陵など天候に恵まれ、景色が良かったのは嬉しかった。

【利尻島】

【礼文島】

【宗谷丘陵/白い道】

【富良野/ジェットコースターの路】

【さっぽろ羊ヶ丘展望台】

次はいよいよSSTRだ。

ーDankeー

2024 北海道ツーリング⑥ お花畑

2024-10-02 | ツーリング(北海道)
2024年9月19日(水)

北海道上陸6日目。
これまで利尻>礼文>稚内を経て、現在地は道央の剣淵。

初日を除き天候は良く、この日も良さそう。
朝食前にバイクを軽く洗車し、チェーンに油を挿し、このあとの長距離に備える。

これで自宅まで大丈夫だろう。

そろそろ7時になり食堂へ。

今朝も健康的な朝ごはん。

このくらいが丁度イイ。

食後はチェックアウトを済ませ、荷物をセットし出発準備も完了。

登山道具がなくなり、コンパクトになったのが嬉しい。

この日のルートは旭川を素通りし、美瑛>富良野>占冠>夕張を経て、定山渓へ向かう。
いよいよ北海道も終盤だ。

8時 宿を出発

朝の気温は14℃とやや寒く、夏用ウェアの上にアウターを着込み、冬グローブで走る。

北海道に来てから連日冬グローブだった。

旭川を抜け"美瑛"へ入る。

9時26分 ぜるぶの丘に到着

こちらは2年前にも来た花畑が見れる場所。

色鮮やかな花々が咲いている。

まだ朝か早いため、人は少なめ。
こちらはあとで寄ろう↓

広々とした原っぱ。
朝から気持ちがイイ。(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

向こうの黄色い花はもしかして↓

近付くに連れ分かったのは"ひまわり"

それにしてもスゴい数。
何だか嬉しい。

広大なひまわり畑の周りを散策。

コキアが色付き始め、秋の気配を感じる。

ひまわりは時期を過ぎて見れないと諦めていたが、咲いていたのは嬉しかった。

最後に見納め。

その他の花々も色鮮やか。
花畑はしっかり整備されてキレイだった。

施設内の土産物を見て回り、以前こちらで買った"晴れ坊"をまた購入。

前回はラベンダー色が売られていたが、黄色しかなかった。

次は富良野へ向かうが、この付近に点在する"〇〇の木"に寄るか考えるも前回見たため、景色を見ながら先に進む。

先ずは"ジェットコースターの道"

アップダウンのある長い直線。

この先の直線も気持ち良さそう。
斜里の"いっほんの道"に比べれば距離は短いが、少しだけ楽しめた。

パッチワークが広がる道を走り次の直線へ。

"パノラマロード江花"に到着。
こちらに来たのは初めて。

富良野盆地に向って伸びる5kmにおよぶ直線の下り坂。

走るとあっという間に終わってしまった。

富良野まで来れば、次はやはりあそこへ。

10時40分 ファーム富田に到着

富良野と言えばやはりココ。

季節により色んな花々が無料で見れる。

ラベンダーは終了しており、こちらは"サルビアファリナセア"という花↓

ラベンダーの代わりとして見応えがあった。

ここも色鮮やかな花々がキレイ。
沢山の観光客が来ていたが、特に中国系の方が多かった。

富良野メロンを頂き、少し休憩。

甘くて美味しい。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

紫色のトラクター↓

乗り物はどれも紫色に塗られている。

ポストも紫だった↓

こちらは施設のマップ↓
季節によって様々な花が見れる。

駐車場は広く観光バスは何台も来ていた。

焼き立てメロンパンに惹かれついつい購入。

中にはメロンクリームがたっぷり入っており、とても美味しい。
メロンパンは大好きなのでまた食べたい。

ここからは札幌を目指し、一気に進む。

(昨日購入した赤フラッグ)

R237で占冠まで南下。

占冠からはR274で西に走り夕張へ。
途中のトンネルは気温12℃と、夏用ウェアではとても寒かった。

夕張も通過し、次の道の駅で休憩とした。

13時30分 道の駅マオイの丘公園に到着

少し賑やかな道の駅。

野菜など農作物も売られ、食事処や移動販売車なども来ていた。
あまり時間がなかったので、ひと通り見て回ったあと出発した。

札幌に入り、次はクラークさんを見に行く。

14時35分 さっぽろ羊ヶ丘展望台に到着
初めて来てみたが、入場料(600円)が掛かることを知らなかった。

駐輪の看板には小さなクラークさん。

バイクの絵もカワイイ。

すぐ近くにクラークさんはいたが、一緒に写真を撮る人たちで長蛇の列が出来ていた↓

交代の隙を狙って、取りあえず撮影。

見れたのでヨシとした。

展望台から札幌市内を望む↓

遠くには色んな山々が薄っすら見渡せ、またいつかチャレンジしてみたい。

手前にいたのは"ひつじ"↓

ここで飼育されているみたい。

こちらは各資料館↓

ゆっくり見たかったが、またにした。

ソフトクリームは美味しそうだったので、ついつい購入。

食事処ではジンギスカンがあったり、軽食で串肉も食べれたが、夜はバイキングのため、最後に土産物を見て駐輪場へ戻った。

もっと、ゆっくりしたかった。

ここからはR238を走り定山渓へ。
2車線の山間部を快走するとすぐ着けた。

15時30分 宿に到着

バイクは立体駐車場の1階に駐輪。

最後に宿泊する"定山渓ビューホテル"。
最後は少し贅沢に温泉地とした。

それにしても立派で大きなホテル。

本館と新館があり、部屋は本館。

お部屋はこんな感じ↓

ベットが2つもあり、とても広々。

窓からの景色↓

周囲には温泉宿が点在し雰囲気がある。

早速、最上階の露天風呂へ。

途中の通路がとてもお洒落。

少し時代は感じるがキレイに保たれていた。

お風呂は16階↓

浴槽は小さなプールほどの広さがあり、ガラス張りのため外の空気は感じられなかったが、眺めは良く湯ったり出来た。

↑(イメージ)

地下にも大浴場があり、そちらは翌朝に行ってみる。

夕食は17時半から。

少し早めに行くと既に沢山の行列。

(窓側の席を案内して頂いた)

とても広いレストラン。

この後、多くの人で席は埋まっていた。

いろいろ取って来るのも大変。

人が多くなると行列ができ、いろいろ取りに行くにもせわしない。

周りは多国籍な人々でいっぱい。

この後も少しお代わりすると、かなり食べ過ぎてしまい、あとは部屋でまったりした。

この日の走行距離は298km。

富良野エリアを満喫し、クラークさんにも会え、温泉宿で湯ったり出来て満足だった。

明日はいよいよ最終日となる。

ーDankeー