今回は、ツーリングではなく、久々の列車とバスの旅。。。
東北新幹線に乗り、雪国の青森まで、1泊2日で行ってきた。
今回は、ツアーを申し込んだ。
今までツアーなんて、申し込んだ事なかったが、約3万円とかなりお得。
新幹線の往復だけでも、3万は超すのに、更に宿代、食費、その他、色々な費用も含まれ、普段行くことのない雪国に格安で行けるのは非常に良かった。
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2013年2月24日(日) 朝6時すぎに、東京駅に着く。
集合は7時なので、その前に、お弁当やお酒を買い込んだ。
今回、青森までは、E5系の " はやて " で行く。
" はやて " なんてのに乗るのは、初めてだ。
7時32分に東京駅を出発。
早速、豚丼弁当を広げ、ビールで乾杯する。
これから楽しい旅の始まりだ。
大宮駅を過ぎ、はやては、どんどんスピードを上げる。
仙台に着く前には、いつの間にか、雪景色となっていた。
弁当も食べ終え、ビールも飲み干したあと、急に眠けに襲われた。
なんせ、今朝は朝3時30分起きだったからなぁ。。。
しばらく、熟睡したあと、盛岡駅、八戸駅を過ぎ、目が覚めると、もう辺りは完全に雪国だった。
そして、11時 七戸十和田駅に到着。
約3時間30分で、青森へとやって来た。
ここからは、観光バスに乗り換え、下北半島へと向かう。
道路には、雪が降り積もり、両脇には雪の壁が所々、出来ている。
とても、自分のバイクなどでは走れない。
雪が積もる道を、うまく対向車とすれ違い、ゴツゴツした道を安全に走る。
バスの運転手はさすがである。
愛嬌たっぷりで、話が尽きる事のないバスガイドさんの説明も、かなりのもんだった。
バスガイドさんの説明を聞くなんて、何年ぶりだろう。。。
バスは、恐山をぐるりと迂回し、本州最北端の大間崎へ。。。
その間に、バス車内用に買っておいた、弁当を食べる。
今朝の弁当も、お昼の弁当も、北海道のものばかりだった。
途中、2回ほどトイレ休憩があり、甘酒やべこ餅が振る舞われた。
こういうのも、ツアーならではである。
そして、15時すぎ、ようやく大間崎に到着。
風が、スゴい。。。
猛烈な風が吹き付け、顔を出していると、凍傷になりそうだ。
目だけを出すようにし、大間のマグロの前で記念撮影。。。
海の向こうには、北海道の函館辺りが見えていた。
今回、靴に装着する、チェーンスパイクを持ってきたが、先日、買ったサロモンのスノーシューズを履いてきたので、特に装着することなく、問題なく、雪道は歩けた。
ただ、濡れたマンホールや、アイスバーンでは滑るようだが。。。
バスガイドさんによると、普段、大間崎は雪が積もらないそうだ。
だが、先日からの、大雪により、この辺りにも雪が積もったらしい。
つい先日、ニュースにもなった青森の酸ヶ湯では、積雪が5mを越えた。
後から知ったが、この日24日も大変な寒波で、雪はスゴかったようだ。
幸い、進む道に通行止めはなく、ここまで、問題なく来れたようだが。。。
再び乗車する前に、干したタコ足を、夜のつまみ用に購入(300円)。
大間崎を後にし、バスは一路、本日のお宿 " 薬研(やげん)温泉 "へ。
薬研温泉は、恐山の麓にあり、途中の県道は雪の回廊となっていた。
16時50分 本日のお宿に到着。
温泉で、長旅の疲れを癒した後は、海鮮鍋の料理と、大間のマグロの握り寿司(2貫だけだったが)。。。
握りは、2貫と、ちょっと少なかったが、1貫1000円もするそうだ。
その他にも、たくさん料理はあったので、お腹も一杯で満足した。
そして、次の日。。。
朝6時前に起床する。
外は、少し雪が降ったようで、更に真っ白だ。
朝食が6時45分からなので、朝6時からの露天風呂へと行ってみた。
露天風呂に行くには、渡り廊下を歩き、その先の離れまで歩く。
廊下は雪は入らないが、少々寒く、脱衣所は凍えるほどだった。
大浴場で、温まってから行けばよかった。
でも、温泉に入ると、若干ぬるめで、いつまでも、ずっと入れる。
外には、川が流れ、雪景色が存分に楽しめた。
丁度、一人になったので、温泉からの眺めを撮ってみた。
お風呂から上がった後は、朝食。。。
朝から、たくさん食べた。
この日の行程は、浅所>金木>津軽鉄道に乗車>新青森>東京だ。
朝食後、朝7時50分には宿を出発。
雪の回廊の県道を下り、国道をひたすら走り、むつ市を過ぎ、横浜町へ。
晴れて、清々しい感じの、道の駅 横浜で、トイレ休憩。。。
横浜を出たあとは、再び、雪が降り積もる、浅所海岸へ。
10時45分 浅所海岸に到着。
ここは、白鳥の飛来地で、有名なスポットだそうだ。
辺りの水辺には、たくさんの冬鳥がいた。
更に、道路にまで、白鳥が歩いていたのには驚いた。
近くに寄っても、人慣れしているのか、飛び立とうともしない。
餌付けされてるのかな?
悪天候のため、時間はあまりないらしく、トイレを済ませ、白鳥を観たあと、再びバスは発進した。
バスは、下北半島から、津軽半島へと進む。
それにしても、この豪雪ぶりはスゴい。
そこに道があるのを、運転手は良く分かるなぁ、と感心する。
両脇にポールや目印があるが、吹雪いていると、見落としそうになる。
12時50分 金木に到着。
ここは、五所川原の少し上辺りに位置する。
時間があまりないらしく、ここで、早々の昼食となった。
郷土料理の " けの汁 " は、具だくさんで、なかなか美味しい。
昼食後は、津軽三味線の生演奏を聴き、太宰治の生家 " 斜陽館 " を見学。
こういうのは、ツアーならではだろう。
その後は、再び、バスで移動し、津軽鉄道の津軽中里駅に到着した。
ここで、ストーブ列車に乗車する。
昔ながらの車両の中に、ストーブが2基設置されており、スルメを焼く香ばしい匂いがしたり、お酒を飲んだりと、車内はイイ雰囲気。
隣の人から、食べきれないからとスルメを少し頂いた。
スルメを買おうか迷っていた矢先だったので、ラッキーだ。
今回、乗車したストーブ列車は、残念ながら、機関車の牽引ではなかったが、窓の外に広がる、雪景色が眺められたし、旅情緒もあってとても良かった。
乗車時間は16分と短かったが、各ツアーの方達と交代なので仕方ない。
金木駅に着くと、先回りしたバスが待機しており、再び、バスに乗車。
この後は、約50分ほど走り、新青森駅へと向かった。
17時 新青森駅に到着。
トイレを済ませ、お菓子とお酒を買い込み、ようやく帰りの " はやて " に乗り込んだ。
もう疲れ果てたのか、夕食の弁当を食べた後は、車内で爆睡。。。
バス移動が多かったので、結構、疲れていた。
某番組のサイコロの旅の辛さが、よく分かった気がする。
新青森駅を17時30分に出発し、東京駅には21時30分に到着。
途中、大宮駅でトラブルがあり、20分ほど遅れての到着だった。
さっきまで、雪国に居たのに、もう、寒いだけの都会に着いた。
本州の最北端大間崎、大間のまぐろ、温泉に、ストーブ列車。。。
2日間の冬の青森がそこそこ満喫出来た、結構、良い旅路だった。
次は、北海道に行ってみるか。。。
-Danke-