普段、ツーリングでは、あまり行けないエリアだが、以前から、東北6県を回ってみたいと思っていた。
そこで、今回は山形にスポットを当て、銀山温泉などを巡る、さくらんぼツーリングに、2泊3日で行ってきた。
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6月21日(土) 横浜は曇り
この日は、夜勤明け。。。(*_*;
朝、帰宅すると、シャワーで汗を流し、事前に準備しておいたツーリングバッグをZ1000SXに積み込み、いざ出発!
先ずは、東名に乗り、首都高を経て、東北道へと進む。
今回は、ドラぷらの『初夏の南東北おでかけパス』というものを申し込んでみた。
8千円で南東北エリアへの往復と、南東北エリア内が乗り放題となる。
ただし、金土日月のうちの、3日間限定となり、期間は7/14まで。
今回は、うまく休みが合ったので使ってみた。
さて、東北道を北上し、目指すは宮城県の笹谷というところ。
山形と宮城の県境近く、蔵王のちょい上辺りの場所だ。
12時40分 佐野SAにて、1回目の休憩。
土曜日なのに、バイクの数は少ない。。。
やはり、梅雨時だからだろうか。
この日の天気は、エリア的に雨の降る地域があったので、その影響もあっただろう。
ここまでは、走っていても空気は温かく、降りると暑かった。
ここで軽くお腹を満たし、先へと進む。
この先、宇都宮辺りに差し掛かった頃、空が怪しくなる。。。
と思ったのも束の間、まんまと雨にやられた。(*_*;
走りながら、ナビのシガー電源を抜き、ゴムキャップをはめ込み、レーダーの音声を聞くレシーバが雨に当たらぬよう、アゴを下げメットを低くして走った。
あとはナビが雨に当たらないよう祈り、上河内SAへと滑り込んだ。
すかさず雨具を着込む。
他のライダーも、皆ここで着込んでいた。
ナビには、ジップロックを被せ、レーダーのレシーバはメットの内側へとつけ直した。
これで雨仕様となったので、もう雨の心配はいらない。
ナビが若干見えにくかったが、高速なので、さほど気にならない。
このあとは、福島を越え、村田JCTで山形道に入り、宮城川崎ICで高速を降り、この日の宿へと入った。
結局、雨に3回ぐらいやられたが、まぁ、ロングツーリングには、こういうのも付き物である。(´・ω・`)
温泉宿で、たっぷり湯に浸かり、疲れを癒した。
1日目の走行距離 : 398.2kmでした。
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山形ツーリング 2日目(6/22)
朝起きると、宿の外からは素敵な風景が見られた。
山にはもやが降り、川の音と鳥のさえずりで、気持ちがなごむ。。。
川では、朝早くから釣りをしている人もいた。
ほんとイイ風景だ。。。
ここで、昨夜遅くに到着した、ストライカーさんと合 流し、この日はいよいよ山形入りし、銀山温泉を目指す。
しかし。。。
出発する頃には、またもや雨となってしまった。。。(゜_゜;)
まぁ、梅雨時だから仕方がないか。。。
笹谷ICから山形道に乗り、山形市内を経て、東根ICで降りる。
R13を北上し、途中で道の駅むらやまへと寄った。
ここで、山形の名産さくらんぼを購入する。
1パック、安いもので300円前後で売られていたので、2パックを購入。
やや甘酸っぱい高砂という品種と、甘くておいしい佐藤錦を食べ比べた。
さくらんぼって、いくつでも食べれちゃう。
山形市内に入ったところで、雨もやんだようなので、ここで雨具を片付け、近くにある銀山温泉を目指した。
銀山温泉は、山間の奥地にある、大正ロマン溢れる温泉地。。。
風情ある旅館が並び、絵はがきにもなりそうな、素晴らしい景観が望める。
12時55分 銀山温泉に到着。
温泉街に入る手前で、宿の名前の入った駐車場を見つける。
駐車場に寄ると、宿の人がバイクを停める場所を別に案内してくれた。
こちらは、銀山荘というお宿。
今回、泊まる場所とは姉妹店らしい。
玄関先にバイクを停めさせて頂き、温泉街までは車で送って頂いた。
なかなか行き届いたサービスである。
そしてこちらが、この日泊まるお宿。。。
荷物は宿に置かせてもらい、早速、温泉街を散策した。
写真で見るのとは違い、風情ある景観を肌で感じる。
ツアーで来る人や、観光で訪れる人など、皆さん撮影会となっていた。
こちらも負けじと、写真を撮りまくった。(^_^;)
温泉街の端に行くと、他にも滝や銀坑道があったので、そちらにも寄ってみる。
【白銀の滝】
マイナスイオンたっぷり。(^-^)
【こうもり穴】
特にこうもりの姿は確認出来ず
【夏しらず】
まさに天然のクーラー。 ひんやりした冷気がそよぎ、汗が引いた。
【銀坑道】
昔の銀の採取場。ちょっとした洞穴探検と言った感じ。(^-^)
銀山温泉以外にも、観光出来る場所があり、結構、楽しめた。
再び、温泉街に戻り、豆腐屋に立ち食い豆腐と言うのでが売っていたので、缶チューハイを片手に軽く一杯やった。(* ^ー゜)ノ
もうバイクには乗らないから、お酒も問題ない。
このあとは、宿にチェックイン。
部屋からは、温泉街の景観が眺められる。
イイ部屋だ。(*^ー^)ノ♪
一息ついた後、浴衣に着替え、下駄を鳴らして姉妹店の銀山荘まで露天風呂に入りに行った。
銀山荘の露天風呂からは、解放感溢れる景色が広がり、寝湯でまったり湯に浸かっていると、うとうとして気持ちが良かった。
こんな、ひとときが楽しめるのも旅の醍醐味である。
風呂から上がると、また下駄を鳴らし、宿へと戻った。
【夕食】
山形牛のステーキは、柔らかくてとても美味しかった。ヽ(^。^)ノ
食後、外に出ると、もう夕暮れ時。。。
温泉街に灯りが点り出し、昼間にたくさん居た観光客は減り、浴衣を着た人が増えてきた。
この夕暮れ時は、良いシャッターチャンスだった。
暗くなると、この雰囲気や景観がなかなか撮影しにくかった。
しばらくして、日が落ちると、宿の前で " 花笠踊り " をやっていた。
前列では、チビッ子が一生懸命、花笠を回している。
温泉街の景観に、郷土感的な風情も加わり、満喫感が十分味わえた。
2日目の走行距離 : 79.1km でした。
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山形ツーリング 3日目(6/23)
朝起きると、窓の外には晴れ間が広がる。
お。( ゜o゜)
今日は幸先の良い、スタートが切れそうだ。
朝風呂でサッパリし、朝食を食べる。
朝食後は、荷物を整えチェックアウトし、またバイクの所まで送って頂いた。
バイクにバックを載せ、出発のセッティングを施し、少し名残惜しいが、銀山温泉に別れを告げた。
しばらく走ると、山形の田園風景で良い場所があったので、道の傍らにバイクを停めてみる。
のどかで、良い風景だ。(⌒‐⌒)
さて、3日目の予定は、山寺に行く計画だったが、時間配分を計算してみると、横浜帰着が23時から0時ぐらいになりそうだった。
翌日は朝から仕事なので、今回は山寺は諦め、また道の駅に寄るだけとした。
11時10分 道の駅 むらやまにて。
ここで、またもや、さくらんぼを購入。(* ^ー゜)ノ
どんだけ、好きなんだろう。。。
ここからは、東根ICから高速に乗り、広大な田園風景を見ながら山形道を走った。
13時20分 東北道 国見SAにて。
途中で、睡魔に襲われ、うとうとした走りになる。
ここで、ストライカーさんにちょっとしたトラブルがあり、次のICで高速を降りる事にした。
この辺りは『南東北おでかけパス』のエリアなので、高速料金は全く気にしなくて良い。(^_^;)
しばらくして用事を済まし、再び、次のICから高速に乗った。
福島、那須と順調に進み、宇都宮の手前の上河内SAにて、少し休憩を取る。
ここで、何気に天気予報を見てみると、この先の宇都宮辺りにゲリラ豪雨と思われる、レーダー表示を確認した。
こ、これはヤバい。
ここで雨装備を施し、万全の準備を取った。
再び、走り出すと、しばらくして空が暗く変わり出す。
案の定、ポツポツ来たと思ったら、今までに経験したことのないくらいの雨量に遭遇。。。
これはヒドイ。(*_*;
周囲の車も、スピードを抑え(50kmぐらい)ていたが、こちらも同じスピードで走った。
途中から、冷たいものが背中をすっ~と伝って行く。
雨具を、ちゃんと着込んだつもりだったが、靴の中や、身体の一部への浸水を感じた。
まるで夜のような暗さの雨雲を通り抜けると、ようやく、空が明るいエリアに出た。
19時15分 蓮田SAにて。
ここで雨具を取りたかったが、横浜方面に雨の気配がありそうだったので、このまま雨具装備のままとした。
この後は、結局、雨にはやられず、横浜へと無事帰還した。
今回は、初の山形入りを果たしたが、更に他のエリアにも飛んでいきたいと思う。
3日目の走行距離 : 480.3km
全走行距離 :958 kmでした。
ーDankeー☆