気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

④2022年 夏の北海道ツーリング(女満別から知床へ)

2022-09-11 | ツーリング(北海道)
2022年8月24日(木)

北海道上陸3日目。

これまで、小樽からオロロンラインで宗谷岬を目指したあと、オホーツク海沿いに南下し、現在は女満別に滞在。

今日の予定は、美幌峠>摩周湖>硫黄山>清里>斜里>ウトロ>知床五湖>知床峠>羅臼と盛り沢山。
天気が良さそうなので、レインウェアの出番はなさそうだ。

6時に起床し、朝風呂のあと7時には朝食。

美味しく頂いた。

食後にバイクの向きを変えておく。

チェックアウト後、荷物を載せ、準備完了。

最初の小さな難関は、目前の砂利エリア↓

トラックとクルマの間に出ないと行けない。
(特に問題なく脱出)

8時過ぎに宿を出発

以前、ツアーで利用した女満別空港はこの近くにある。

先ずは、美幌峠へ。

道は空いており、地元の流れに乗って走行。

8時40分 美幌峠に到着

道幅が広く走りやすかった。

こちらは道の駅[ぐるっとパノラマ美幌峠]↓

この先に[屈斜路湖]が見えるので行ってみる。

こちらが屈斜路湖↓

まさに絶景!

この先へ行ってみると。。。

柵もなく、屈斜路湖全体が見渡せる。

この景色をまた見たかった。

向こうに見えるのは"和琴半島"。

和琴は行った事がないが、向こう岸には混浴の"コタン温泉"があり、何度か入りに行った。

振り返ると、石積みのケルン。

上手く積んでいる。

たっぷり見れたので駐車場に戻る。

ちょうど9時になり、道の駅がオープン。

せっかくなので寄って行った。

バイクで来ている人たちは、美幌峠のステッカーなどを買っていた。

自分は夕張メロンソーダ(170円)を購入。

喉が乾いてたので美味しかった。(◍•ᴗ•◍)

次は摩周湖へ向かう。

R243>R391>道道52号で向かう中、5kmほど直線が続き、また直線を堪能する。

北海道はこういう道が多いので楽しい。

9時45分 摩周湖 第1展望台に到着
バイクの駐車料金は200円。

この駐車チケットで、硫黄山の駐車場も利用出来るらしい。

次に寄るのでちょうど良かった。

こちらは摩周湖周辺のマップ。

摩周湖には第1展望台の他に、第3や裏摩周などもあるが、第2は何処にあるのだろう。

こちらが摩周湖。

とても青々とした摩周ブルー。

真ん中にポツンとある島は"カムイシュ島"↓

山の頂点が顔を出していると聞いた事がある。

駐車場側を振り向くと、遠くには"雌阿寒岳"が見える。

360度周りを見渡せる。

こちらは"摩周湖カムイテラス"。

野外には椅子が設置されている。

座って、摩周湖を見るとこんな感じ↓

へぇ〜、なかなかイイ。

摩周湖第一展望台は、いつの間にか、こんな立派な観光施設になっていた。。。

テラスの中は軽食や土産物などが販売。

奮発して大阪の身内にメロンを送ってやった。

こちらは切り売りされていたメロン(300円)。
熟してあり、甘くて美味しかった。

ついでに"摩周湖霧ソフト(450円)を購入。

テラスの中で、摩周湖を見ながら頂いた。

こんな晴れた日の摩周湖は初めてぢゃないかな。

ココもたっぷり堪能出来たので、次に向かった。

次は眼下に見える、あの"硫黄山"へ↓

川湯温泉の近くを走り抜け。。。

10時40分 硫黄山に到着

すぐ向こうでは、煙がもうもうとしている。

早速行ってみる。

近くまで行くと、迫力のある噴煙。

岩は硫黄で黄色くなっていた。

足元ではグツグツと音を立てている。

この辺りに来るとやけに暑かった。

迫力ある噴煙を、再び見に来れて良かった。

駐車場へ戻る。

売店に寄り、土産物を買った際、温泉たまごも1つ購入(100円)。

熱々なので、少し冷まして美味しく頂いた。

最後に記念の1枚。

イイ絵柄だ。

次は北上し、清里方面に向かう。

北海道らしい景色。

どこを走っても絵になる。

さっきから、すっと向こうに見ええいたるは"斜里岳(しゃりだけ)"。

いつか登ってみたい。

そして、今走っている道こそが。。。

11時40分 "いっぽんの道"に到着

延々と続く道。
だが、ココはまだ途中の場所。

どんつきまで進み、Uターン。

オホーツク海まで続く、いっぽんの道↓

誰もいないので、独り占め。

ココも北海道らしい景色だった。

ほんと、スゴいなぁ。

いっぽんの道で清里の街中に出ると、R334に入り知床方面へ。

途中、左カーブになる場所をそのまま真っ直ぐ突き進み、次の目的地へと向かった。

12時15分 天に続く道に到着

今日の直線第二弾。

こちらは28kmも真っ直ぐな道が続き、斜里の街を突き抜け、涛沸湖近くまで続いている。

観光地化されているので、周囲には直線を撮る人達がいたので、1枚だけ撮りすぐに去った。

こんな距離の直線、本州にはない。
(R334に出る道も、真っ直ぐな道だった)

再び、R334に戻り、知床方面を目指す。

途中で見えた"オシンコシンの滝"↓

何度も見ているので、今回は通過した。

12時40分 道の駅うとろ・シリエトクに到着

ようやく知床に入った。

ちょっとココでお昼休みにする。

鮭バーガー(450円)。

暑い陽射しの中、外で美味しく頂いた。

この先はコンビニがないので、ウトロのセコマで買い物をしていると、軽トラの男性に声を掛けられる。

休みの日にオフロードで知床峠を走っていると、道端のクマに遭遇した動画を見せてもらった。

国道沿いに出るなんて、この先の知床五湖と知床峠は大丈夫だろうか。

R334から、知床五湖へ向かう道道93号へ左折。

あの建物が見える辺りに、以前、利用した事のある、ユース・ホステルがあった。

今は閉鎖されたのかな。。。

この辺りでキタキツネやエゾシカを見掛けた事もあったが、今回は出逢わなかった。

13時30分 知床五湖に到着

駐輪料金は200円。
本州から来ているバイクばかり。

ココで知床五湖の散策のため250円を支払う。

10分ほどレクチャーを受ける必要がある。

レクチャー受講後、外に出ると、全ての湖を回るルートと、一湖と二湖を見て回る最短ルートのどちらかを選ぶ。

大ループ1周3km/約1時間30分。
小ループ1周1.6km/約40分。

滞在時間は1時間を予定していたので、今回は小ループを選択。

小道を出発。

8分ほど森の中を進むと"二湖"に出た。

知床連山が見えて、周囲も静かで清々しい。

雲がなければ、水面に青空と知床連山が映り、見応えあったかも。

次は一湖へ(矢印の方向へ)。

(柵の向こうは大ループ用通路)

森の散策路を歩き続けると。。。

二湖から、5分ほどで一湖に到着。

こちらも穏やかな水面と、知床連山が見える。

パノラマが素晴らしかった。

あの高架木道が出口となる。

向こうにはエゾシカ。

この辺りもクマは出るので、食べられるなよ。

一湖から3分ほどで、高架木道に到着。

高架木道は料金は掛からず、誰でも来れる。

知床連山の手前に一湖も見えて、眺めもイイ。

この高架木道の下には電気が流れているため、クマは上がって来れない。

十数年前は高架木道もなく、散策路だけだった。

こちらは知床半島の先↓

広大な自然が広がる。

知床五湖の看板は全部で3箇所あった。

(看板と一緒に撮るのも、タイミング待ちだった)

知床連山の右端には"羅臼岳(らうすだけ)"。

羅臼岳山頂は雲に隠れていた↓

以前、登った事がある羅臼岳だが、登山道にはシカを食い荒らした跡があり、しばらく登山道は閉鎖されていたその翌日に解除となり、タイミング良く登れた。

あの時は他に登山者がおらず、熊鈴を鳴らし、ビビりながら登った想い出がある。

振り返えると、向こうまで続く高架木道。
歩いたなぁ。

14時25分 散策より戻って来た

高架木道の終点から、ココまで片道約15分。
小ルートも含み回った時間は約30分だった。

汗もかいたのでちょっと一休み。

"流氷サイダーフロート"を頂いた(400円)。

この後はR334に戻り、知床峠に向かう。

(皆さん、荷物が満載)

目の前の羅臼岳を見ながら、R334を進む。

開けた場所での羅臼岳↓

絶景だ。

そして。。。

15時 知床峠に到着

羅臼岳をバックに↓

ココも晴れた時に来れて良かった。

記念撮影用の場所から↓

遠くを見ると、国後島が見えた。

アレが国後島↓

地図で見ても分かる。

今では北方四島の返還は難しくなっているが、返還され、橋渡しになれば、国後島などにも走りに行って見たい。

知床峠も満喫出来たので、本日の宿へ向かう。

宿の到着は16時半で計算していたが、まだ余裕があるので。。。

羅臼の街の手前にある、ビジターセンターに寄ってみた。

15時25分 知床羅臼ビジターセンターに到着

知床の山や海に関する生き物や、自然資料が展示されており、少し見て回った。

羅臼岳が遠くに見えた。
では、宿へ向かおう。

15時40分 本日の宿に到着

"らうす第一ホテル"

道路脇に人が集まっていたので、見てみるとエゾシカが目の前にいた。

人慣れしてんのかな、逃げないなぁ。

チェックインすると部屋は3階。

畳もあって、過ごしやすそう。

窓の外の眺め。

イイ景色。

先ずは汗だくなので、温泉に入りに行く。

廊下のあちこちにフクロウの置物があった。

風呂上がりの一杯。

もう最高。(◍•ᴗ•◍)

夕食前にバイクの様子を見に行く。

少し洗車してやった。

夕暮れ時で、ちょっと涼しげ。

イイお宿だ。

18時半になり、夕食タイム。

こちらは個室でいただく。

今日の料理はどんなのか。

どれも美味しそ〜。

ホタテにエビにサーモンのお刺身↓

羅臼のズワイガニ↓

ビールはビンしか置いてなかった。

でも美味しい。

イクラ丼に。。。

ホタテの味噌汁に。。。

ホッケのちゃんちゃん焼き↓

どれも美味しかった。

食事が済むと、部屋に戻り、少し仕事を片付け、明日の準備をしておく。

今日は天気も良く、屈斜路湖や摩周湖、知床半島など観光スポットも最高だった。

この日の走行距離は231km。

明日は野付半島や釧路を経由し、士幌へ向かう。

(これもフクロウ)
―Danke―

③2022年 夏の北海道ツーリング(稚内から女満別へ)

2022-09-08 | ツーリング(北海道)
2022年8月23日(火)

北海道上陸2日目。

就寝中、アメの音を聞き、今日は覚悟が必要かもと寝ながらに思う。

朝6時半に起床し、朝風呂でサッパリしたあとに窓の外を見ると、少し青空が見えた。

アメも上がり、出だしは期待出来そう。(◠‿・)

出発準備を調え、荷物をセッティング。

しばらくすると更に青空が広がっていた。

部屋を片付け、チェックアウト。

他のバイクも出発準備に取り掛かる中。。。
お先に失礼した。

先ずは、1分で行ける宗谷岬最北端の碑へ。

8時 宗谷岬に到着

流石に今の時間は人が少ない。
バイクで乗り入れる人もいたが、ココでいっか。

この後は宗谷丘陵へ上がり、そのまま南下する。

更に天気も良くなってきた。

この日のルートは、宗谷丘陵→猿払→エサヌカ線→紋別→能取湖→女満別の行程。

先ずは宗谷丘陵から。

涼しく爽快な気分。

この景色を独り占め。

道道889号で更に南下する。

ワインディングがとても楽しい。

どんつきのT字路に当たると左折し、道道1077号で猿払方面へ。

10年前くらいは、まだダートで走るのに苦労したが、今ではキレイに舗装され快走だった。

R238にぶつかると右折し、通称オホーツクホタテロードと呼ばれるR238を南下。

オホーツク海を左手に快走した。

8時45分 道の駅猿払に到着

まだ朝ごはんを食べていないため、何か口に出来ればと思ったが。。。

お店はまだオープンしていなかった。

広大な猿払公園↓

公園にはキャンプサイドもあり、晴れていれば快適に過ごせそう。

(猿払は日本最北の村)

少し休憩したあと、すぐに出発。

(猿払のシェルター↑)

猿払川を越えると左折し"エサヌカ線"へ入る。

曇り空がちょっと殘念。

どこまでも続き、周囲に何もないのが印象的。

現在地の天気は、晴れと曇りのあいだ。

前方は曇り。。。

後方は晴れ。

まぁ、来れて良かった。

曇りのエリアに入ると、ポツポツ降ってきたので、レインウェアを着込む。

ツーリング前に買ったグローブは、ハメ心地は良いが、少し熱がこもる。

向こうにはシカの大群。

自然だなぁ。

少しずつ移動し、ベストポジションを探す。

(レインウェアのまま自撮り)

エサヌカの直線は4.2kmと8.4km。

振り返れば地平線なので、他にクルマがいなければ、ベストポジションはどこにもある。

エサヌカを堪能したあとは、更に南下。

レインウェアはあの後脱いでいたが、また不安な天候。

枝幸(えさし)、雄武(おうむ)、興部(おこっぺ)を走り抜けると、青空も見えていた。

前を走る他のライダーたち↓

左右に布製のサイドバッグや、パニアケースを着けるバイクは多く、トップケースも合わせフルコンボのバイクもいた。

11時55分 道の駅オホーツク紋別に到着

休まずにココまで走り続け、少しお疲れ。

結局、食べずに走ったので、ココで何か頂く事とした。

向こうにはカニ爪のオブジェ。

あとで行こう。

中に入ると"流氷科学センター"があり、―20度の体験やクリオネが見れるが、以前入った事があるので、今回はパスした。

白くまくん↓

アザラシの看板がお出迎え。

食事処は軽食のみ。

サン・ジャックバーガー南仏風(780円)

つまり、ホタテフライバーガーとなる。

3階の展望室で美味しくいただいた。

向こうに見えるのは"オホーツクタワー"。

以前、ガリンコ号に乗船した際、近くまで行った事があるような、ないような。。。

道の駅を出発し、先程のカニ爪のオブジェへ。

大きいカニ爪(カニ食べたい)。

再び、R239に戻るとサロマ湖に入ると、一度来た事のある"北勝水産"へ寄る。

ココは海産物などの販売や、軽食も出来る場所。

大きなタラバガニの脚を実家に送った。

(値引きで少し安く買えた/9800円)

ホタテバーガーなどの写真。

さっき食べたからなあ。

なので。。。

少し形が崩れたソフトクリームを頂いた。

(ピンボケ)

再び、R239を進みサロマ湖を通過。

しばらくすると能取湖の畔を走行。

道道76号に入り、能取岬へと向かう。

能取岬へのルートに入り。。。

そして。。。

14時40分 能取岬に到着

何度か訪れた事のある"能取岬"。

曇り空なのは殘念なところ。

広々とした感じが、また良い。

遠くには知床半島が見える。

(知床連山も↑)

明日は知床峠へ向かう予定。

来れて満足だった。

次は網走湖の畔を走り、女満別へと向かう。

網走湖を走行。

あの辺り、何だか絵になりそうな景色↓

"メルヘンの丘"と言うらしい。
写真を撮りたかったが、停まる場所がなかった。

宿に入る前に、セコマでお酒をお買い物。
クラシックビールは飲んでおきたい。

15時40分 ホテル山水に到着

ココは日帰り温泉が併設されたお宿。

早く到着出来て良かった。

チェックインすると部屋は2階の奥。

荷物がかなり重いので汗だくだった。
部屋は広々として過ごしやすそう。

荷物を展開したら、先ずはお風呂へ。

お風呂の受付の方に、中はシャンプーや石鹸がないので、部屋から持って来るよう言われ、また部屋に戻る。

フロントで言っといて欲しかったな。

広々したお風呂にたっぷり浸かり、風呂上がりはクラシックビールで一休み。

(絵柄がゴールデンカムイ)

夕食前にバイクの様子を見に行くと、何と"GSX-S1000GT"が停まっていた。

うちのNinjaと似たタイプのツアラー。

しかも大好きなブルー。
コレが発売された時はかなり心が揺らいだ。

さて、夕食はこんな感じ。

生ビールも注文。

料理はお刺身などいろいろ。

鍋料理も美味しく頂いた。

デザートのメロンも美味しかったな。

食後、外に出るとちょっと涼しい。

ツーリング3日目の走行距離は339km。

総合計は1100kmを越えているので、チェーンに油を挿してやらないと。

今日も北海道を満喫出来た。

明日はいよいよ知床へ向かう。

―Danke―

②2022年 夏の北海道ツーリング(小樽から稚内へ)

2022-09-05 | ツーリング(北海道)
2022年8月22日(月)

小樽へ向かうフェリーの中。

小樽到着は4時半だが、3時過ぎに目が覚めたので、ちょっと外の様子を見に行く。

真っ暗で何も見えず。。。

位置情報では、小樽まではあと少し。

部屋に戻り、下船の準備をしておく。

下船まで、まだ1時間以上もあるため、少し横になり目を閉じた。

4時になり、館内放送で目が覚める。

危なっ、寝過ごすところだった。

フェリーは小樽湾に入り、間もなく着岸。

デッキに出ると、ちょうど日の出だった。
館内放送では既にバイクの下船案內があり、部屋に戻り荷物を持ち出しと、車両甲板へ向かった。

ズラリと並んだバイクたち。

別のエリアにもバイクが駐車しており、お盆過ぎでの混雑ぶりが分かる。

バイクに荷物を積み込み準備完了。

ナビのルート設定なども完璧だ。

そして。。。

4時47分 下船

車両デッキでの取り回しや、スロープも問題なく、いよいよ北海道へ上陸

再び、バイクで来れた。(◠‿◕)

北海道初日のルートは、小樽からオロロンラインで北上し、小平>天塩>稚内>宗谷岬へ向かう。

まだ4時50分のため、下船した際はよく行っていた"鱗友朝市"の食堂で朝食を食べに行ってみる。

小樽湾の方を見ると、まだ御来光タイム。

朝日が眩しい。

この先、幸先が良さそう。

通りすがりの"小樽運河"で記念撮影。

人がいない今なら撮り放題。

今は夏休みなので、日中は人が多いかも。

5時 鱗友朝市に到着

他にも来ているバイクはちらほら。

よく利用していた"のんのん"がなくなり、今は"朝市食堂"という名に変わっていた。

中に入ると、そこそこ長蛇の列。

ウェイティングシートは8名待ちだったが、この様子だと30分は待ちそうと判断。

今回は諦めて出発した。

(海鮮丼、楽しみだったのに殘念)

先ずは、R5で札幌方面に向かう。
クルマのスピードは半端なく、早速、北海道スピードを味わった。

途中でR337へ。

どこまでも伸びていそうな直線。

北海道の朝はやけに寒く、バイクの外気温は13度だった。

5時40分 途中のコンビニで朝ごはん

いつもの感じだなぁ。

この先も寒いかも知れないので、上着を羽織る。

食事も出来たし、北へ向かおう。

R331からR237へ入り、オロロンラインを北上。

道の駅 石狩あいろーど厚田↓

ココに寄る予定だったが、さっき休憩したばかりのため通過した。

天気も良く、北海道上陸1日目は順調。

海沿いの直線も気持ちイイ。

朝早いためか、交通量も少なく走りやすかった。

8時45分 道の駅おびら鰊番屋で休憩

久しぶりの小平の道の駅。

以前と様子が変わり、建物が立派になった。

網のフェンスには鰊のオブジェ。

穏やかな日本海を望む。

静かでイイ感じ。

来た道を振り返る↓

ココまで来たなぁ。

道の駅のお店は、まだ営業開始前のため入れず、仕方がないので出発した。

苫前(とままえ)辺りを走行。

苫前はあちこちに風力発電のプロペラがあり、風の街と言えそう。

この先の遠別(えんべつ)に入る。

一旦、国道を離れ、海沿いの道で北上する。

海沿いの道に入ったところ↓

まるでエサヌカのような直線。

空も爽やかで気持ちがイイ。

しばらく、この直線を味わいつつ、またR232へ戻り、天塩(てしお)の町へと向かった。

9時30分 道の駅 てしおに到着

予定時刻より早く着いたため、少しココでゆっくりする。

天塩限定の"いちごみるくスムージー(500円)"

イチゴの果肉が冷たくて美味しい。

天塩までくれば、この先の稚内は近い。

しばらく、まったりした後は、近くのホクレンSSでガソリンを給油。

今年もフラッグはやってるようだが、販売されている気配がない(聞けば良かった)。

R232を離れ、オロロンラインを北上する。

しばらくすると、見えて来たのは"オトンルイの風力発電"↓

28基もの風車はとても見応えがある。

青空もあり、映えるなぁ。

この風力発電は今年で解体されるらしく、また新しく生まれ変わるらしい。

この先に進むと、建設中の風力発電が5基ほどあったが、コレに変わるのかな↓

(羽根が長く先端が少し湾曲していた)

すぐ近くには"北緯45度のモニュメント"↓

ココは素通りしやすい。

後ろを振り向くとオトンルイの風力発電。

牧草ロールもあり、北海道らしさを感じる。

更に進むと、周囲に障害物もなくなった。

北海道だなぁ。(◡ ω ◡)

しばらく走ると稚内に近付く。

国道を離れ、ノシャップ方面へ。

そして。。。

11時10分 ノシャップ岬に到着

お昼前に着けるなんて。

観光客はほとんどいない。
海の向こうには"利尻島"も見える。

また利尻、礼文にも行ってみたい。

(稚内/利尻/礼文のマップ)

ここまで来れたら、あとは余裕。

土産物屋で買い物し、ソフトクリームを頂いた。

チョコミックス(270円)。

このあとは稚内市内が見渡せる"稚内公園"へ行ってみる。
海が近い。

12時 稚内公園に到着

近くにはシカがいた。

さっき稚内の街中にも、普通にいたなぁ。

こちらは"氷雪の門"↓

樺太で亡くなった方たちへの慰霊碑らしい。

こちらは稚内市内の街並み。

街の向こう、陸続きの先には宗谷岬がある。

あれは"防波堤ドーム"↓。

このあと行ってみる。

次はあの向こうに見える塔へ行ってみる↙

12時20分 開基百年記念塔に到着

でっかい塔。
入館料は400円。

1階は郷土資料館があり、間宮林蔵の功績や樺太に関する内容を見て回った。

次はエレベーターで上へ。

天気が良いと樺太も見えそう。

(見えてたかも)

眼下の駐車場を見下ろす。

自分のバイクがポツンとあった。

こちらは自衛隊の基地がある方面。

遠くには、利尻島が薄っすら見えた↓

(一度登ったことのある利尻富士)

さて、次は防波堤ドームへ。

12時55分 防波堤ドームに到着

アーチ型の防波堤に、ローマ建築風の柱が美的。

以前は中までバイクで入れたが、今は人のみ。

ココでテントを張る人もいた。

次はすぐ近くの道の駅へ。

13時05分 道の駅わっかないに立ち寄る

ココはJR宗谷本線の終着駅でもある。

昔の名残のレール止め↓

あれ?

以前はコレだけだったような↓

外のレール止めは観光用に移設したのかな?

しばらく来ない内に、駅舎も道の駅と一体化し立派になった。

気温は26度と意外と高い。

軽くお昼を食べようと、近くのセコマへ。

いつもの惣菜パンと缶コーヒー。

コンビニの前に座り、目の前にある自分のバイクを眺めながら頂いた。

(ニンジャだなぁ)

あとは、宗谷岬を目指すのみ。

と、その前に。

一度行きたかった"白い道"へ行ってみる。

行き方が分かりにくいため、事前にナビで設定済み。

この道らしい。

何となくそれっぽい。

しばらく走ると白い道になった↓

ダートと思ったが、ダートより締まっており、気を付けていれば滑ることはなかった。

途中で停めて振り返るとこの景色。

最高ぢゃないか。(◔‿◔)

タイヤには白い跡が着く。

白い道に手をやると。。。

貝殻みたいのを砕いたように思える。

遠くには利尻島も見える。

この先もまだ白い道は続いていた。

後からバイクも来ていたが、今は誰もいない。

少し走ると、向こうには沢山の風力発電。

そこから更に走るとアスファルトに変わった。

白い道はおしまい。

先に進むと風車が沢山ある場所に。

ある意味、絶景だ。
そのまま進むとT字路。

右はダートのため、左へ進む。

右横には"白い道"の案内もあった。

ちゃんとしている。

しばらく進むと道道889号に出る。

あちこちに牧草ロール。 

牛もいるし。。。

シカもいる。

ココは宗谷丘陵。

向こうに見えるのは最北端の"宗谷岬"。

14時30分 宗谷岬公園に到着

ココも広々して景色がイイ。

それじゃ、行くか。

宗谷岬は急坂を降りるとすぐそこ。

14時35分 宗谷岬に到着

日本最北端の地にようやく到着。

再びバイクで来れた。

最北端の碑で写真を撮る人達がそこそこいたので、自分も列に並んだ。

(うしろの方に写真をお願いした↑)

樺太を描いた功績の間宮林蔵↓

樺太を見つめているのだとか。

こちらは最北端の売店。

今の気温は28.3度って。

こんなに暑いとは。。。

バイクで初めて宗谷岬に来たのは30歳頃。
あの時は中古で買ったGSX-250RRで、大阪から青森まで日本海側の一般道を寝ずに24時間走り続け、函館に渡り、札幌を経由し、宗谷岬までの全てを一般道で走った。

元気だったなぁ。
あの頃は。。。

14時50分 民宿宗谷岬に到着

先ほどの宗谷岬から歩いても来れる距離。
まだチェックイン前だが、OKをいただいた。

バイクはこの中に停めて良い。

中はそこそこ広く、大型バイクでも7台くらいは停めれそう。

チェックインを済ませ、2階の部屋に上がる。

荷物が超重い。
(仕事用PCや、タブレットもあるので)

バス・トイレは共有。

質素だが特に問題ない。

部屋の窓から宗谷岬は見えなかった。

(この道のちょい左先)

1番風呂に入った後は、買っておいたクラシックビールで一杯。

朝5時から走り続け、15時まで良く走った。

17時45分 お待ちかねの夕食タイム

食事は部屋食となる。

こちらはメインの"タコしゃぶ"。

クラシックビールの準備もバッチリ。

大きなたこしゃぶ。

湯にくぐらせると、すぐに縮むので、程よいところでサッと引き上げ食べる(旨かった)。

こちらは海の幸。
どれも美味しい。

沢山のホタテ。

味わい深くて、美味しい〜。(◍•ᴗ•◍)

ステーキも含め、全て美味しく頂いた。

19時になり、食事も終え、少し外を散歩する。

女将さんより、最北端の碑がライトアップされているよと聞き、歩いて行ってみることに。

宗谷岬までは歩いて5分ほど。

さっきバイクを停めた辺りに到着。

クルマが1台、カップルが1組だけいた。

ライトアップされた最北端の碑。

静けさもあり、とてもイイ雰囲気。

見に来れて良かった。

帰り道なある最北端のガソリンスタンド。

日本最北端給油所。
想い出のこる宗谷の岬。
と書いてあったが、今回は利用しなかった。

あとは部屋に戻り、明日の準備をして寝るだけ。

この日の走行距離は380km。

明日はオホーツク海沿いを南下する。

(りんぞうくん)↑

―Danke―

①2022年 夏の北海道ツーリング(新潟へ)

2022-09-02 | ツーリング(北海道)
2022年8月21日()

いよいよ待望の"北の大地へのツーリング"

7年ぶりに走りに行く北海道。

昨年、新しく相棒となった"Ninja1000SX"は初めての北海道〜。

主要スポットはおさらいし、こんな感じで行程を組んでみた。

8/21(日)横浜→新潟→小樽
8/22(月)小樽→稚内
8/23(火)稚内→女満別
8/24(水)網走→羅臼
8/25(木)羅臼→士幌
8/26(金)士幌→美瑛
8/27(土)美瑛→小樽→新潟
8/28(日)新潟→横浜

走行距離は約2700km。

最北端の宗谷岬や、世界遺産の知床、十勝や美瑛など、メジャーなスポットを存分に走ってみる。

初日は横浜から新潟へ向かい、新日本海フェリーで翌日には小樽入り。

特に気になるのは天候だが、しっかり雨具も準備し、荷物満載で出発した。

0時 自宅を出発

新潟への道のりは一般道で向かう。

高速で向かう場合、静まり返った深夜3時の出発となり、エンジン音も気になるため、0時の出発ならまだマシと判断。

フェリー出航は12時のため、0時出発であれば一般道でも十分間に合い、ガソリン給油や朝食などを済ませ、10時頃には到着しておきたい。

先ずは、R246→環八→R17で北上する予定が、ナビの指示で、R254→R407を経由となり、熊谷でR17に合流した。

2時20分 R17熊谷のコンビニで腹ごしらえ

缶コーヒーとたまごパン。

昨日は1時間ほどしか寝れなかったため、いつ睡魔に襲われるかが心配。

アメが降った様子だが、今のところレインウェアの出番はなさそう。

前橋→渋川→沼田とR17で順調に進む。

猿ヶ京温泉を越え、三国峠の道に入り、新しくなった三国トンネルを走行(キレイだった)↓

トンネルを抜けると、いよいよ新潟県湯沢町。

バイクの外気温計は18度とやや寒い。

そろそろ睡魔にやられてきたため、湯沢IC近くのコンビニで眠気を払う。

時間は4時30分。

コンビニを出発すると、明るくなってきた。

柏崎に出るため、R17から離脱し、R252へ。

この先の雲行きがとても怪しい。

湯沢に入ってから、ヒンヤリしていたが、途中のトンネルも涼しめだった。

トンネルを抜けると、案の定アメ

広めの場所でレインウェアに着替え走行するも、睡魔もあり、休まないと危険だった。

結局、休む場所がなく北陸道柏崎IC近くに停車。

アメを抜けたため、レインウェアを脱ぐ。

近くで給油し、海沿いのR352を北上。

時々、睡魔はあったが何とかこらえた。

前方の天気は快晴。
少し気分も良くなる。

6時55分 道の駅 越後出雲崎・天領の里に到着

何だか、くたくた。

まだ7時前というのに、そこそこバイクが走りに来ているのに驚いた。

海はとても穏やか。

イイところだ。

この先に以前から行ってみたい"弥彦山"があるが、2輪車は通行禁止。

(たぶんあの山↑)

麓にロープウェイがあるので、いつか行ってみたい。

R402で北上を続け。。。

ようやく新潟市内に入った。

新潟港をまたぐ"みなとトンネル"に入り、フェリーターミナルがある方面へ。

と、その前に。。。

8時35分 牛丼屋で朝食

ほんと疲れたなぁ。

朝ごはんを食べ、やや元気が出た。

近くで給油した後はフェリーターミナルへ。

9時20分 新日本海フェリーターミナルに到着

余裕で到着したが、9時間近くは走っていた。

既に乗船待ちのバイクは7台。

結構、早くから来ていたのかな。

向こうに見えるのは乗船する"あざれあ"。

今は着岸したばかりで、下船中だった↓

(9時15分着なので、ついさっき到着した)

プリントしたe乗船券を持って受付へ。

検温を行い、部屋のカードキーを受け取る。

バイク乗船は11時。

出航まで余裕があるが外は暑いため、2階に上がり、クーラーの前で涼しんだ。

しばらくしてバイクに戻り、アメの走行で汚れた車体を少し洗車。

ちょっとはキレイになったかな。

10時40分 バイクの台数も増えてきた

暑い中、乗船まで待ちぼうけ。

新潟も結構暑い。

シートやハンドルが熱くなるため、上着やタオルを掛けておいた。

そしてようやく。。。

10時57分になり、エンジン始動。

11時 あざれあに乗船

滑りそうで、凹凸物がある甲板内を誘導員の指示で旋回し、無事に着艦。

船内用にまとめていた荷物を取り出し客室へ。

部屋は4階のため、ロビーを抜けそのまま直進。

予約した部屋はツーリストS↓

1人用の個室となる。

カードキーで開けると、中はこんな感じ。

テーブルとシングルベッド。

少し狭いが、プライベートが確保されるのはとても良い。

先ずはお風呂へ。

洗い場はほぼ満席だったが、イイ湯だった。

お風呂を出て、ロビーを見下ろす。

中はとてもキレイ。

"あざれあ"は2017年に就航。

まだまだ真新しい。

6階には軽く運動出来るマシンルームもあった。

外の景色も見え、気分も良さそうなので。。。

ちょっと漕いでみた。

ジムにあるようなマシンで良い感じ。

風呂上がりはクラシックビールを片手に外へ。

就航までの時間はワクワクする。

12時になり、いよいよ出航

すぐ近くでドラを鳴らすスタッフの方

結構、大きな音で驚いた。

岸を離れていく。

見送ってくれる係員の方たち。

新潟港を離れ。。。

海鳥が沢山寄ってきた。

エサはなく、ビールしかない。

15分ほど経つと、新潟の街はあんな向こうに↓

後部が開放されていたのは、後から知った。

後部デッキへのルートはこの通路のみ↓

満席だった。

少し小腹が空いてきたので。。。

またビールとおつまみ。

近くの椅子に座り、窓からの海を眺め食べた。

小樽への航路。

現在地はまだ新潟を出たばかり。

船も就航したし、昨夜から走り続けた疲れと眠気もあり、部屋に戻り夕方まで仮眠した。

17時40分 夕食タイム

船内アナウンスで食堂オープンの連絡があり、行くと満席に近かったが、窓辺の席を確保する。

タコの刺し身、サラダ、エスカロップを注文。

エスカロップは北海道根室のご当地メニュー。

バターライスの上にデミグラスソースが掛かったカツが乗る。

少し冷めていたが、海を見ながら美味しく頂いた。

18時を過ぎ、間もなく日が落ちそうな雰囲気だったので、甲板に行ってみる。

(もう誰も座っていない)

沈みかけの夕陽。

天気も良く、旅情にひたりしぱらく見ていた。

(皆さん黄昏中↑)

まだ沈まないと思い部屋に戻ると、うっかり寝てしまい、次に戻ると沈んだ後だった。

まぁ仕方ない。。。

フェリー前方には、フォワードサロン。

イイ感じの雰囲気。

前方はこんな感じ。

自宅を0時に出発し、寝ずの一般道を走り続け、無事フェリーにも乗船し、美味しい食事も頂けたので、あとは寝るのみ。

この日の走行距離は402km。

明日の早朝は北海道入り。
久しぶりの北海道ツーリングが始まる。

―Danke―