Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

6月10日(土)比良・白滝谷に、サワヤカ爽快沢登り

2006年06月13日 | 沢登りの記録
K西K雪山岳会のイケメンM村さんから、突然、白滝谷への沢登りのお誘いが。日曜日には鈴鹿へウチの山岳部の例会山行があるからしんどいなと1.5秒ほど思ったが、結局、二つ返事でOK。イケメンM村さんは、今年の沢初めだという。

パーティは7名。K西K雪さんから4人と、Mr.Dash夫妻、そしてカメラマンY井氏だ。ウチの会社の社内報4月号に、「イケメン登山家」として紹介された3人が、久々につどう。沢登り界の”少年隊(古い)”もとい新参中年隊の颯爽とした姿が、次々に入渓していく。

今回は、イケメンM村さんだけでなく、24歳の山岳部を卒業したばかりのモノスゴイ若者、S谷君が中年隊を牽引してくれるのも心強い。

水量は、昨日の雨で平常時より多め。大阪の沢では決して見られない釜や淵がいっぱい!感激だ。Mr.Dashは、下痢防止のためモンベル製ネオプレーンのベストを新調。これが大正解であった。

M村さんの奥さん・Teruさんが、いつものようにどんどん先に行く。まったく風のような人だ。よく見ると、敢えて深みには入らず、巧妙に巻いたりへつったり。ルート取りが非常に巧い。Mr.Dashはとりあえず目の前にある流れに突進するから、早速、胸まで水に浸かる。気づかなかったが、最後尾を行くともちゃんは、早々にバランスを崩し”ぼちゃん”していたらしい。

新緑が美しい。水温が低く、”泳ぎ”は避けていくものの、パーティが止まることなくズンズン進んでいくから、身体が冷える暇もない。一般登山道の橋を2回くぐり、布ヶ滝を左奥に見て右又を進む。やがて美しいナメを通過。増水した斜瀑15mはイケメンM村さんだけが右岸をフリーで登攀し、後のメンバーは大人しく左岸を巻く。

それにしても、ウチの山岳部だったら何回お助け紐を出して、待ち時間で後続が身体を冷やすことだろうか。それでも、今日のペースは彼らから云わすと、のんびりしているそうな。みんなして、風のようだ。

高巻きする滝はあっても、ザイルがmustな箇所もなく、サワヤカに、爽快に、遡行は続く。ビッグな滝のフィナーレは2段2条18m。18m以上あると思ったが、意外に簡単に登れる。ともちゃんは甘えてザイルを出してもらっていた。技術そのものはMr.Dashより上なのに、どうも根性がない。

この滝を登りきると、すぐに夫婦滝25mに着く。デカイ釜で泳ぐのが礼儀らしいが、寒いので全員、辞退する。左岸上部の岩場でハーケンを打つ練習をさせて頂く。我々のような初心者にも快く時間を割いて、シッカリ教えていただけるのが本当にありがたい。

いったん白滝山に登り、ワサビ大滝のルートを下山。ヒル太郎が1匹、Mr.Dashのザックにへばりついていたが、大事に至らずはがす。コイツはM村さんの焼酎でシアワセに昇天させてやる。Y井カメラマンはご丁寧に1匹、家まで持って帰っていたという。まあ献血しなかっただけマシだ。

こうして、あとで厳しい筋肉痛が訪れるとも知らずに、楽しい楽しい休日が終わっていった。イケメンM村さん、ぜひ、またどこか連れて行ってくださいネ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大騒ぎのフン闘、クソッ、飛... | トップ | 6月11日(日)ヒルの恐怖... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

沢登りの記録」カテゴリの最新記事