Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2024年11月13日(水) [高島]若狭駒ヶ岳へ、例年より遅いブナの黄葉を楽しむ!

2024年11月14日 | 山登りの記録

■メイン写真
色づくブナやカエデの尾根道を、若狭駒ヶ岳山頂へと向かう

■今回のコース
木地山集会所→ろくろ橋→西谷・東谷分岐→南尾根分岐→駒ヶ越→若狭駒ヶ岳→
中小屋分岐→西谷・東谷分岐→ろくろ橋→木地山集会所


高島トレイルには、ブナ林が美しい山々が多い。
若狭駒ヶ岳も、その例にもれず、すばらしい黄葉を楽しめた。
若狭駒ヶ岳は、福井県側の河内川ダム方面や熊川宿方面からもアプローチできるが、
今回は最短コース、滋賀県側の朽木麻生、木地山からの周回ルートを歩いてきた。

木地師ゆかりの里、木地山の集会所横(コミュニティバスのバス停、公衆トイレあり)に
駐車させていただき、すぐ前のろくろ橋を渡って山道に入る。

すぐに焼尾谷の徒渉箇所がある。
水が少なければ、登山靴のままうまく渡れそうだが、この日は中途半端に水量が
あったので、安全のため裸足になって渡った。
ここ数日の夜間の冷え込みもあってか、ヤマビルの姿はなく、助かった。
(一応、ネット上に見つけた1週間前の記録でヒルが出てきていたので、忌避剤を
靴やズボンに振りかけてはいたが。)

焼尾谷の清冽な流れを見ながら、何度か徒渉しながら進む。
靴を脱いだのは最初の徒渉のみで、ほどなく沢が西谷と東谷に分かれ、東谷に沿うと
水量も減った。

植林が終わって、自然林に変わると、いい感じに色づいていて目の保養になる。
今年は紅葉のタイミングが2週間くらい遅れていて、ちょうど旬に出合えた感じ。

地形図の標高418m付近にある大カツラ。いろんな種類の植物が共生していた。
この沢筋には、カツラの木が多く、何度か、ほのかな甘い香りが流れてきた。

山の斜面の錦秋。

標高約480mあたりで見かけた大カツラ。

こちらは、標高約520mあたりで、沢筋をそろそろ離れて右の尾根筋に乗ろうかと
いうときに、前方50mくらい先に見つけた大カツラ。最も大きいかも。
この樹へは、道はついていない。

高島トレイルが通るメインの尾根をめざして急登をこなす。

途中、百里ヶ岳の姿がチラッと見えた。あちらもブナが綺麗で、好きな山だ。

高島トレイルに合流すると、肌寒さを感じる風が吹き抜けていたが、
広く歩きやすい尾根にはブナなどの落葉広葉樹の楽園だ。

立派なブナ。

ブナは半分くらいは既に落葉していたが、まだ黄金の黄葉を見せてくれた樹もあった。

終盤ではあるが、朽ち木にツキヨタケがいっぱい生えていた。

中には、ちょうど成菌のツキヨタケも。
ちなみに期待していたナメコは全く見られなかった。

「駒ヶ越」の標識を上がったところは、若狭町方面からの登山道とのジャンクション
ピークだ。あと400mで、駒ヶ岳の山頂だ。

山頂に到着。三角点が、ちょっとした岩峰の上に埋め込まれている。
山頂部は広く平坦になっている。

山頂からは、琵琶湖、伊吹山、霊仙山などが見えた。

高島トレイルを西へ。すぐのところから、敦賀湾が遠望できた。
日本海と琵琶湖の両方が見られるのも、高島トレイルの山の魅力だ。

みごとな枝ぶりのブナの古木。

この標識のところで、中小屋方面に下っていく。
落ち葉が積もっていて、どこが登山道なのか判然としない中、どんどん下る。

下山中の尾根も、ブナが美しい。ブナ好きとしてはたまらない。

今朝、通りがかった、焼尾谷の西谷・東谷の合流点に下りてくる。
道がある東谷側へと徒渉する。
ここからは、朝に歩いた道を戻るだけ。最後にまた靴を脱いで徒渉したら、
一日歩いてむくんだ足が冷たい沢水で一気に引き締まった。

帰りに「道の駅 くつき新本陣」に寄って、さらに近江高島駅で湖西線待ちの
間に駅前の和菓子店「とも栄」さんにも立ち寄って、アフター登山を楽しんだ。


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