Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

6月11日(日)ヒルの恐怖、鈴鹿・ヤケギ谷と、険しい稜線の宮指路岳(1)

2006年06月15日 | 山登りの記録
日が長くなってきたので、多少、遠出ができる。4月に名古屋に転勤し、桑名に引っ越したT中氏と久しぶりに山に行けるなと思い、鈴鹿山脈南部の宮指路岳と仙ヶ岳を目指すことにした。T中氏も、たいへん楽しみにされていた。

ところが前日、T中氏はなぜか出張先で風邪をひいてしまい、ドタキャンに!なんてこった。かわいそうに!今日はフジワラノリカ似???の奥さんだけがやってきた。奥さんも、T中氏以上に山好きなのである。

今日のパーティは、Mr.Dash、ともちゃん、フジワラノリカのミセスT中さん、キナバルK本さん、宇宙人I村氏、カエルおばさんO坂さんの6名だ。

小岐須渓谷の大石橋付近のスペースに車を停める。ミセスT中さんが持参したヒル除けスプレーで完全?防御体制を敷いてから出発。車道を少し戻って、未舗装の林道をとる。すぐに堰堤のところから山道に合流し、ここから、薄暗いヤケギ谷に絡みながら、徐々に標高を稼ぐ。

折から前日の雨が完全に上がりきっておらず、細かい粒子の霧雨が舞っている。梅雨どきの鈴鹿の沢で、こんな天気… 

そう。悪い予感は当たった。早速、ヤマヒルが”うにょうにょ”しているのが発見されたのだ。パーティの士気は一気に萎えた。靴やズボンの裾を気にしながら、いつもより速足で登る。会話も少なくなる。短い休憩時に、荷物を下ろせないメンバーの戸惑い。Mr.Dashは昔からのクセで、小休止では荷物も下ろさず、立ったままということが多い”トラディショナル休憩派”なのだが、ウチの部を全体としてみると、それはごく少数派なので、みんな戸惑いを隠せない。

1時間半ほどガマンして登り続け、宮指路岳手前の東海展望台に着く。花崗岩が丸く風化した鈴鹿独特の景観。残念なことに一面の霧で、自慢の眺めはまったく閉ざされていた。ただ、稜線(というかピーク)に出たので、さすがにここまではヒル害も及ばない。ようやく、荷物を地面に置いて、冷静に身体をチェックできたのだった。

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