Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年9月26日(土) 絶景の天狗岩・掃雲峰から、大阪府北端の山・深山へ、秋を感じる!

2020年09月28日 | 山登りの記録
■メイン写真
天狗岩からは東側の大展望が広がる。明治時代まで地元の村人が雨乞いをしたという。


■今回のコース
通天湖北側登山口→掃雲峰→天狗岩→掃雲峰→興山→深山→るり渓温泉


京都府南丹市の南端にある、るり渓のすぐ北を走る標高700m台の山塊、
掃雲峰(天狗山)から興山、そして深山へと、秋の気配を感じながら歩いてきた。



通天湖バス停(数台の駐車場とトイレあり)から300mほどバス道を北上し、
この看板があるところから踏み跡をたどる。



以前は遊歩道として整備されていたところだが、それっきりのようだ。
小尾根に上がらずに、途中で赤テープを追ってトラバースしていくのが正解。
時節柄、ジョロウグモの巣が数メートルおきに行く手を邪魔する。



セイタカイグチだろうか。里山はキノコが多かった。秋は確実に来ている。



水が涸れた沢に沿って、雑木林の中、支尾根をめざす。



栗も落ちていたりする。確かにここは旧丹波国。栗は多いはず。



たぶんシロカラカサタケかな? もしやシロオニタケかな?



支尾根のコルに出て、この尾根を東へ。やがて強烈な登りになる。
三角形の岩が見えて来たら、あと少しだ。



色づいたウリハダカエデがもう落葉していた。こいつの落葉はいつも早い。



掃雲峰(別名:天狗山)の山頂は雑木に囲まれて、展望はゼロ。
山頂ではあるが、あまりにも趣きがないので、すぐにパス。



そのまま300mほど東に下ると、突然、かなり大きな岩峰群が立ちはだかる。
天狗岩だ。眺めのいい岩の下でランチ。



西側から簡単に登れるが、てっぺんの高度感はすごい。



おそらく、この「鼻」が、天狗岩の名の由来ではなかろうか。

再び掃雲峰に戻り、尾根を忠実に西に下る。



美しい雑木林の中、ふたたび登りに転じる。



ほどなく興山のピークに到達。ここも残念ながら展望ナシ。



南尾根に進路を求め、滑りやすい坂を下る。るり渓ゴルフクラブのゲートから
続く舗装道に、一旦出る。北西に多紀連山が見えた。



荒れた作業林道を登っていく。サルナシが見つかった。キーウィの和製種だ。
まだ熟れていないが、割ると確かにキーウィそっくり。



やがて作業林道は途切れる。黒い滑りやすい土質のトラバース道を抜け、
ススキが一面に茂る深山の稜線をめざす。あまり人が通らないため、
ススキを薮コギするところもある。



深山の山頂には、気象雨量計施設と、山の持ち主が作った神社がある。



空は重たい雲に覆われていたものの、それなりに遠くまで見通せた。
ほぼ全方位のパノラマが楽しめる。
六甲~三田の山々~白髪岳~多紀連山~大江山~長老ヶ岳~京都北山と、
なかなかのものだ。
深山は国土地理院の地形図に載る大阪府最北の山。
細かく言えば、尾根づたいにさらに先へ行けば、船谷山というピークがあるが。



景色を堪能したあとは、るり渓へ続くハイキング道をたどる。
シバグリがたくさん見られた。



ゴルフ場がすぐ横に広がる。足元は滑りやすいので細心の注意で下る。



舗装道に出たら、熟したアケビを発見。初めて食べる人もいてラッキー。



ゴールのるり渓温泉に到着。温泉が待っている山っていいねぇ。


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