Mr.Dashのぶろぐ館

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2025年1月5日(月) [京都北山]峰床山へ、予想以上の積雪、ラッセルして登頂!

2025年01月06日 | 山登りの記録

■メイン写真
峰床山の山頂から、開けた西側の展望を楽しむ

■今回のコース
峰定寺駐車場→三本杉分岐→寺谷分岐→小ナメラ谷分岐→俵坂歩道分岐(橋)→俵坂峠→
林道横断→クラガリ谷分岐→峰床山→(往路を戻る)→峰定寺駐車場


京都府第二の高峰、わずか1.6m差で皆子山にトップの座を譲る峰床山。
電波塔の管理用林道が山頂直下まで走っているとはいえ、登山道とはあまり
接触がないので、歩いてみると、なかなか山深さを感じる。
無雪期なら滋賀県側から八丁平を経て登ってみたいが、積雪期は江賀谷の徒渉が
嫌なので、京都側、峰定寺からアプローチした。

冬期拝観停止中の峰定寺の駐車場にクルマを置き、出発。
すでに山奥であるが、高級料亭の美山荘の前を通り、橋を渡る。
すでに雪がシッカリ積もっていて、充実したスノーハイクへの期待がかかる。

峰定寺の山門前を通り過ぎる。
清水寺の建築の際に参考にされたと伝わる懸造の本堂まで、400段の石段が続く。
雪が消えたら行ってみたい。

雪原がまぶしい!!

しばらくは寺谷川に沿った林道を行く。流れが美しい。

大きな芦生杉が出てきた。

小ナメラ谷との分岐を過ぎると、ほどなく俵坂峠に突き上げる山道が分岐する。
橋を渡って、林道とはここでサヨナラ。

ここからはジグザグの急登が続く。トレースはないが、序盤はまだ歩きやすい。

タヌキの足跡だろうか。シカやノウサギの足跡もみつかった。

ジグザグ道が終わり、登山道がトラバースするあたりからは、積雪が一気に増えた。
雪は全然締まっていないので、踏み抜くと太ももまで潜るほど。
ラッセルに汗が噴き出る。

ようやく稜線が見えてきた。手前を横切っているのは、電発塔へ続く林道だ。
林道に出て、足元を全員で整地してランチタイムとした。
尾根の直下で、風もなく快適だった。

10mほど上がると俵坂峠だ。尾根通しに登山道が延びている。
相変わらずトレースは皆無だ。

北へ進み10分ほど坂を上ると、864mピークに久多中継局のアンテナがある。

次の峠へ下ると林道が横切る。大きな案内板がある。

引き続き尾根道へ。北西の展望が開け、びわ湖バレイが見えた。

途中で4人組パーティとすれ違い、以降は彼らのトレースのおかげで労力が
格段に減った。

山頂直下の大きな枯れ木。いい感じ。

山頂に到着!!

この日のお客様で、長年のリベンジを果たされた方がおられ感激されていた。
学生時代に峰床山に登る予定だったが想定外の大雪で、登山口付近で幕営した
だけで翌朝、帰ることになったとのこと。

山頂からは、とくに西側が大きく開ける。
南側には、かろうじて京都の市街が覗けた。

西に遠く、特徴的な三角のピークが3つみられた。
多紀連山の八ヶ尾山、小金ヶ岳、三嶽だと思われる。

下山は、往路を忠実に戻る。
7人がつけたトレースのおかげで、無雪期よりも早いくらいのペースで
駐車地に戻ることができた。

帰りに、「山村都市交流の森」でコーヒーでも飲もうかと思ったが、
本館にあった喫茶コーナーはもうなく、別棟にカフェができており、営業は14:00
までとなっていた。残念、体育館横のトイレをお借りするだけとなってしまった。


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