■メイン写真
地獄谷の岩場を丁寧に越えていく
■今回のコース
芦屋川駅→高座ノ滝→(地獄谷)→A懸跡→風吹岩→高座谷の堰堤→キャッスルウォール下→
岩梯子→新七右衛門嵓→荒地山→黒岩→キャッスルウォール下→高座ノ滝→芦屋川駅
よく歩いているこの山域。距離は短いが、それなりのスリルを楽しめる岩のルートで、
初心者がレベルアップをねらう上でも最適だ。この日は10人が挑戦する。
地獄谷に入るとすぐに岩場が連続する。
「三点確保」と、足全体が乗らないような小さなスタンスでは足の親指から付け根に
かけて重心をかけ、爪先で「立ち込む」ことなどを徹底し、慎重に登る。
この日、地獄谷の水量は非常に少なかった。岩も乾いていて、歩きやすいが、
岩場経験が少ない人にとっては緊張の場面が続く。
よく見ると階段状にスタンスがあり、ホールドも豊富だが、慣れないうちはドキドキだ。
流れにドボンしないよう、へつりながら進む。
上部はスラブ状。スリップしないように足の裏全体でフリクションを高める。
フツーのハイキングで何気なく歩いているのと違って、歩く動作そのものに技術が
必要となるから、無事に通り抜けられたときの達成感が高まる。
小便滝は渇水で、"小便"はゼロだった。その先のミニゴルジュもカラカラ。
そしてA懸の岩場、クライミングを楽しむパーティがいた。
この日は、我々は岩の下を巻く。
風化花崗岩の岩稜に出る。少しずつ大阪湾の眺めが立体的になっていく。
それにしても暑い。この日は30度を超える猛暑の予報だ。
足幅ほどの狭いテラスをトラバース。天然のフィールドアスレチックだ。
変化に富んで、楽しいっ!
ピラーロックで「やったー」!
絶景も楽しみながら、でも暑いので先を急ぐ。
風吹岩に到着。ここも日差しは避けようがない。
それでも露岩の上には大勢のハイカーでラッシュ状態だった。
この日はイノシシがお出迎え。
こちらの食べものを狙われるといけないので、声で威嚇して少し遠くに退去して
いただいた。一応、こちらの伝えたいことは素直に理解いただけたようでよかった。
風吹岩からは、一度、樹林帯の中を高座谷の堰堤へと下る。
ベニウツギ。季節は着実に進んでいる。
モチツツジ。これはそろそろ終盤か。
高座谷まで下ってきた。比較的涼しい日陰の堰堤付近でランチをとった。
キャッスルウォールの下を通りがかる。
初めてクライミングを習った、思い出の岩場だ。
岩梯子。
皆さん、地獄谷で基本動作に慣れたため、じつにスムーズな登攀。
岩梯子を抜けると絶景が待っている。
そして、そのすぐ上にあるのが新七右衛門嵓の岩のトンネル。
ザックを背負ったままではくぐれないっ!
岩のトンネルを出て、しばし大パノラマを楽しむ。
そして、この日のゴール(最高点)、荒地山に到着。
暑さで皆さん、少しお疲れの表情だ。
急な下り坂をこなして、黒岩の一本松のテラスへ。
枝ぶりがすばらしいのである。もちろん景色も。
コアジサイ。そろそろ初夏の花が主役に躍り出てきた。
高座谷をしばらく下っていく。中ノ滝の不動明王を過ぎる。
そして高座ノ滝にもどってきた。
大谷茶屋の自販機で冷たい飲み物を買って人心地。
これから暑いシーズンになるので、早く気候に慣れないとなぁ。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
地獄谷の岩場を丁寧に越えていく
■今回のコース
芦屋川駅→高座ノ滝→(地獄谷)→A懸跡→風吹岩→高座谷の堰堤→キャッスルウォール下→
岩梯子→新七右衛門嵓→荒地山→黒岩→キャッスルウォール下→高座ノ滝→芦屋川駅
よく歩いているこの山域。距離は短いが、それなりのスリルを楽しめる岩のルートで、
初心者がレベルアップをねらう上でも最適だ。この日は10人が挑戦する。
地獄谷に入るとすぐに岩場が連続する。
「三点確保」と、足全体が乗らないような小さなスタンスでは足の親指から付け根に
かけて重心をかけ、爪先で「立ち込む」ことなどを徹底し、慎重に登る。
この日、地獄谷の水量は非常に少なかった。岩も乾いていて、歩きやすいが、
岩場経験が少ない人にとっては緊張の場面が続く。
よく見ると階段状にスタンスがあり、ホールドも豊富だが、慣れないうちはドキドキだ。
流れにドボンしないよう、へつりながら進む。
上部はスラブ状。スリップしないように足の裏全体でフリクションを高める。
フツーのハイキングで何気なく歩いているのと違って、歩く動作そのものに技術が
必要となるから、無事に通り抜けられたときの達成感が高まる。
小便滝は渇水で、"小便"はゼロだった。その先のミニゴルジュもカラカラ。
そしてA懸の岩場、クライミングを楽しむパーティがいた。
この日は、我々は岩の下を巻く。
風化花崗岩の岩稜に出る。少しずつ大阪湾の眺めが立体的になっていく。
それにしても暑い。この日は30度を超える猛暑の予報だ。
足幅ほどの狭いテラスをトラバース。天然のフィールドアスレチックだ。
変化に富んで、楽しいっ!
ピラーロックで「やったー」!
絶景も楽しみながら、でも暑いので先を急ぐ。
風吹岩に到着。ここも日差しは避けようがない。
それでも露岩の上には大勢のハイカーでラッシュ状態だった。
この日はイノシシがお出迎え。
こちらの食べものを狙われるといけないので、声で威嚇して少し遠くに退去して
いただいた。一応、こちらの伝えたいことは素直に理解いただけたようでよかった。
風吹岩からは、一度、樹林帯の中を高座谷の堰堤へと下る。
ベニウツギ。季節は着実に進んでいる。
モチツツジ。これはそろそろ終盤か。
高座谷まで下ってきた。比較的涼しい日陰の堰堤付近でランチをとった。
キャッスルウォールの下を通りがかる。
初めてクライミングを習った、思い出の岩場だ。
岩梯子。
皆さん、地獄谷で基本動作に慣れたため、じつにスムーズな登攀。
岩梯子を抜けると絶景が待っている。
そして、そのすぐ上にあるのが新七右衛門嵓の岩のトンネル。
ザックを背負ったままではくぐれないっ!
岩のトンネルを出て、しばし大パノラマを楽しむ。
そして、この日のゴール(最高点)、荒地山に到着。
暑さで皆さん、少しお疲れの表情だ。
急な下り坂をこなして、黒岩の一本松のテラスへ。
枝ぶりがすばらしいのである。もちろん景色も。
コアジサイ。そろそろ初夏の花が主役に躍り出てきた。
高座谷をしばらく下っていく。中ノ滝の不動明王を過ぎる。
そして高座ノ滝にもどってきた。
大谷茶屋の自販機で冷たい飲み物を買って人心地。
これから暑いシーズンになるので、早く気候に慣れないとなぁ。
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