Mr.Dashのぶろぐ館

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2024年7月27日(土)~29日(月) [北八ツ]稲子湯、しらびそ小屋、高見石小屋、白駒荘をめぐる[行程編]!

2024年07月31日 | 山登りの記録

■メイン写真
しらびそ小屋の前から見たみどり池と稲子岳


■今回のコース
7/27 稲子湯旅館[泊]
7/28 稲子湯旅館→みどり池入口→しらびそ小屋→中山峠→中山展望台→高見石小屋→
   白駒荘[泊]
7/29 白駒荘→白駒池周回→白駒池駐車場⇒のぞみサンピア佐久[入浴]


コケが美しい北八ツへ、稲子湯からアプローチしてみた。
当初の計画では、最終日はにゅうを経由し、シャクナゲ尾根から稲子湯に
戻る予定だったが、お客様の体調により変更。
こちらでクルマを白駒池駐車場に回送して、そのまま帰ることにした。

稲子湯に前泊。今回もおいしい食事と、珍しい炭酸・硫黄泉で大満足。

7/28朝、お宿の左手から山道に入る。すぐのところにサワギキョウが咲いていた。

脇を流れる冷たい水、少し硫黄の匂いがする。
鉱泉がそこかしこから湧き出して、流れているのだ。すごいところだな。

無料駐車場と町営バスのバス停があるみどり池入口。
林道が奥へ続くが、ゲートがありクルマは入れない。ここを行く。
道のわきには、よく観察するといろいろな花が咲いていた。

いよいよ山道に入っていく。

オオルリの雌?

コケが美しい樹林帯を進んでいく。少し傾斜が強くなって、そこを登りきると
平坦なところに出る。
路傍には、かつての森林軌道の線路がいまだに残されている。
昭和20年代まで、貨車を牛が引っ張るトロッコがあったようだ。

まさに軌道のために削られたと思われる。今は歩きやすい登山道だ。

そのまま、しらびそ小屋に到着する。
みどり池が静かな水面を輝かせていた。

小屋の周りにはホシガラスが遊ぶ。小屋からナッツ類などが与えられているようだ。

小屋の横ではヒマワリの種の餌台があり、かわいいリスがちょろちょろしていた。

しらびそ小屋で、コーヒータイム。ここでは都度、豆から挽いてくれる。

この日のお客様の中で、55年前にこの小屋を訪れ、絵葉書セットを購入された方が
きれいに保管していた当時のものを持参されていた。
小屋の皆さんに見て頂くと、小屋を開業した初代の頃のものだろうということで、
皆さんも初めて見るものだという。

ちなみに、小屋のこのリスのイラストも、同じ方が描いたという。

再び、美しいコケの樹林帯に入る。はじめはほぼ平坦。

中山峠への急登が始まる。

中山峠へは、最後の標高差100mがかなり厳しい。
鎖場を経て、標高を稼いでいく。

昼過ぎに中山峠に到着。向こうから涼しい風が吹いてきて心地いい。
尾根道すぐ南側の岩場で昼食タイム。温度計は18.7度。なんと涼しいことか。

南には東西の天狗岳の姿が見えた。

尾根道を北へ。縞枯れ現象がはっきりわかる。

山名表示のない中山最高点を通過し、広々とした中山展望台に到着。
少し雲が出ていたが、蓼科山や車山などの姿は確認できた。

ここでお客様の靴底が剥がれかけていることが判明。
結束バンドで応急措置。幸い、踵が外れることはなく、結束バンドも最後まで
緩むことなく保持してくれた。

木道が出現。モンベルが寄贈したもので、その標識が掲げられていた。

ここから滑りやすい火山岩がゴロゴロした悪路になり、慣れないお客様は
ペースが極端に遅くなる。1時間に1km進めるかどうかのペースで、緩やかに
標高差200mを下り、高見石小屋に到着。一同、疲労の色が見て取れたので
ここで休息。

体力に用のある3名のみ、岩場をたどり高見石の最高点までご案内。
白駒池を眼下に覗くことができた。

引き続き、滑りやすい下り坂を白駒荘へと下る。
小屋に近づくにつれ、濡れた木道が極めて滑りやすい状態になっていた。

29日朝、白駒荘にて。

美しい白駒池。

10時からはスイーツの販売がスタートする。チーズケーキとコーヒー。

徒歩10分強の白駒池駐車場に下り、回送したクルマで皆さんをピックアップして
温泉があるのぞみサンピア佐久へ向かった。


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