■メイン写真
今回のゴールに定めた、2段15mの滝。
■今回のコース
木梶林道ゲート→(木梶林道)→(入渓)→地蔵谷出合→木梶山登山口→
2段15mの滝→(登山道を戻る)→木梶林道終点→木梶林道ゲート⇒たかすみ温泉
⇒ひよしのさとマルシェ
台高・赤ゾレ山と木梶山の間を流れる木原谷は、木梶三滝や鳴滝などを完全遡行すれば
上級の沢登りルートとなるが、鳴滝をはるか下に見ながら木梶林道を詰め、
最初の橋から上流部に入渓すると、沢遊びにはちょうどいい、癒しの流れが現れる。
沢登りの人からすると林道に沿った"凡流"だろうが、夏場のお遊びにはこれがいい。
林道の途中で、路肩の岩盤が崩壊しているのを発見。
これではクルマは通りようがない。こうして林道は荒れていくのだろう。
この橋から入渓する。
澄んだ水の中を進む。水はけっこい冷たく感じた。
簡単に越えて行ける小滝ほど、楽しいものはない。
きれいな流れ。川床は一枚岩のようになっているところもあって歩きやすい。
輝く緑の中、快適に進む。
地蔵谷との二股。右の地蔵谷には、ちょっとした淵の向こうに5mほどの斜瀑がかかる。
本流は左だ。
岩の様子を確かめながら、小滝を登る。
左に、細い支流にかかる橋が見える。
このすぐ先で、横を走っていた林道は終点となり、木梶山への登山口の分岐が出てくるの
だが、遡行しているとそれは分からない。
沢の二股で、右の本流の先におびただしい倒木が沢を覆っているのが見える。
ここは潔く、並走する登山道に逃げる。
倒木にニカワハリタケを発見。
登山道で見つけたキノコの群落。ニガクリタケか、ナラタケか?
もう一度、倒木帯を巻く。
ヒキガエルが、ともちゃんに捕まった。
流れに舞い戻ってほどなく、ゴールの2段15mの滝に到着する。
滝からは、細かい水滴をはらんだ冷たい風が吹いてくる。
心地いい、マイナスイオンの製造基地である。
滝を見上げながら、昼食のカップラーメンを楽しんだ。
帰りは右岸の登山道をとる。
薄い踏み跡は、ほどなくきちんと踏まれた登山道になり、木梶山への登山道を分ける。
一時はクルマも入れた幅の林道になると、あっと言う間に入渓地に戻る。
木梶林道の帰りに、カモシカの子どもに遭遇。
しばらく見つめ合う時間があった。
帰りに立ち寄った「たかすみ温泉」で、Tさんの首筋にヤマビルが引っついているのが
分かった。
ただちにディート成分入りの虫よけスプレーをお見舞いし、ご昇天いただいたが、
幸い、吸血されていなかった。危ないところだった。
風呂上がりには、「ひよしのさとマルシェ」で小腹を満たす。
Mr.Dashはカレードーナツとホットコーヒー。
誰かさんはあれだけ沢で涼んだのにソフトクリーム。