■メイン写真
マイナスイオンの飛沫がひっきりなしに飛んでくる水簾滝
■今回のコース
水太林道駐車点→水簾滝→無双洞(往復)
暑すぎる夏。冷たい水がこんこんと流れ出す洞窟へ、最短ルートでアプローチし、
その水でそうめんとコーヒーを楽しもうという企画。なんだかんだで6回目となる。
狭く凸凹も多い水太林道に4WD車で入り、水太谷の橋のたもとに駐車する。
無双洞への最短ルートが、ここから延びる。
清冽な流れが見える。
トチの実が落ちていた。
このあたりは、トチ、カツラ、サワグルミなど沢沿いを好む樹木が見られる。
大きなカツラを見つつ、枝沢を渡る。
ひととき、沢の横を離れる箇所がある。
黒い巨岩から、直接、水が噴き出すように湧き出しているのが面白い。
急斜面にジグザグに切られた登山道を上っていく。
再び沢の流れに近づくと、水簾滝が見えてくる。
ミクロの水滴がひっきりなしにこちらに飛んでくる、マイナスイオンの天国だ。
水簾滝の横をトラバースぎみに登る。ちょっとした岩場もあるが、滝側が切れ落ちて
いるので慎重に。すぐに和佐又のコルから続く山道に合流し、無双洞に到着する。
洞穴からは、いつも冷たい水が勢いよく流れ出ている。
平均気温14度と言われる無双洞に、ほんの5mほど入る。
その奥は、さらに縄梯子で下っていけるのだが、この日は水がついていて、
先に行けそうになかったので、ここで諦めた。
しっかり涼んだので、洞窟の外に出る。
洞窟の水をとる。
楽しいそうめんパーティーの始まり、始まり。
食後はコーヒー。この暑い季節に、ホットコーヒーがありがたく感じられるとは!!
まったりとした時間を過ごしたあと、来た道を戻り、登山口で靴を脱いで
みんなで沢水に足を浸した。
浸すといっても10秒も浸けたら足が痛くなるほどの水の冷たさ。
こういう山の過ごし方も、いいものだ。