Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年9月13日(火) [大峰]稲村ヶ岳へ、シラヒゲソウは今年も健在! 

2022年09月14日 | 山登りの記録
■メイン写真
道中に咲く貴重なシラヒゲソウ

■今回のコース
ごろごろ茶屋駐車場→母公堂→法力峠→山上辻(稲村ヶ岳山荘)→大日のコル→稲村ヶ岳→
(往路を戻る)→ごろごろ茶屋駐車場


M社のトレッキングイベントで、稲村ヶ岳をガイドしてきた。
この時期、某所で咲く珍しいシラヒゲソウを訪ねるのが目的だ。



ごろごろ茶屋駐車場から母公堂に向かう車道の途中で、アケボノソウが
たくさん咲いていた。この日も下界の最高気温は34度が予想される中、
植物は秋を感じているようだ。



母公堂。お堂が開帳されてなくて残念。



ゲンノショウコが咲いていた。



法力峠へ向かう登山道は、五代松新道と呼ばれる。五代松鍾乳洞を発見した赤井五代松が
開いた道だ。



法力峠を過ぎると、往年の学校登山を記念した碑がある。
少し前までは、奈良の子供たちは数え年で15になる年に、男の子は山上ヶ岳、
女の子は稲村ヶ岳に踏拝した。いわゆる通過儀礼のようなものだ。



桟道も多く、歩きやすい山道が続く。
桟道脇に咲いていたのはセンキュウか?



最近、SNSで広まった「マンモスの木」。本当、よく言ったものだ。



カエデの美林を見上げながら。



やがて何カ所か、鎖場を通過する。谷側に落ちないように注意、注意。



山上辻には公衆トイレと稲村ヶ岳山荘がある。
この日は利用客がいないようで、小屋は閉まっていた。
昼食を摂っていると、細かい粒の水滴が降り始めた。このまま本格的な雨に
なると嫌だなと思ったが、幸運にもそのまま止んでくれた。
しかし、あたりは深い霧に包まれてしまった。



山頂へは、しだいに険しい地形になる。
霧の中、稲村ヶ岳の山頂に到着。眺めが楽しめなかったのは残念。
しばらく山頂で休憩しながら天気の回復を待つが、霧は晴れそうになく、
やむなく下山にとりかかる。



下り始めると、霧が晴れてきた。帰りに見えた大日のキレットは、まるで奈落へ
落ちていくようだ。
しかし、岩本谷を遡行してくるは場合、ここから詰め上がってくるのだ。



行きには気づかなかったサラシナショウマ。
同じ道を戻っても、新たな発見があるのは楽しい。

ごろごろ茶屋駐車場に戻り、開いた水筒にめいめい、ごろごろ水を汲む。
ちょっと嬉しい名水のお土産だ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2022年9月11日(日) 金剛山丸... | トップ | 2022年9月21日(水) 茨木童子... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事