■メイン写真
子延公民館の向かいから見た西教山
■今回のコース
駐車地→東海自然歩道分岐→(何度も渡渉)→田代池への峠→西教山→(西教山遊歩道)→駐車地
西教山(さいきょうざん)は、布引山地北部の山で、霊山の南に位置する。
登り残していた近場の低山で、ほぼ人に会わないであろうコースを選んだ。
読み通り、誰一人会わず、マイナスイオンいっぱいの沢筋と、換気し放題の尾根を
さわやかに歩けた。
東海自然歩道に入る。ここには道標がないのだが、、、
50mほど進んだところに、「忍者トレイル」の標識が立つ。
2、3年前から開催されている、伊賀市の山間部を結んだトレラン大会のコースに
なっているのだ。
路傍に咲くヤマルリソウ。
すぐに未舗装になるが、クルマは通れそうな幅。しかし何度となく沢を渡るので
実際にはクルマは進入しない方がいいだろう。転回スペースもない。
標高約390mにある休憩ベンチ。さすが東海自然歩道。
杉の林床には、ミヤマカタバミが咲いていた。
やがて道幅も、通常の登山道ほどになり、擬木の階段が出てくる。
登り切ったところは、田代池への三差路。ここからは尾根沿いに送電線鉄塔の巡視路を
たどることになる。
最初の鉄塔の脇を通過。
654mピークは北側を巻くが、コケとカエデの根元から水が湧き出す、なんとも
美しい場所を通る。
送電線を何本か通り過ぎると、いよいよ西教山のピークが見えてくる。
このルート、植林の比率は高いものの、植生がコロコロ変わって面白い。
アセビの古木の森は、しばらく立ち止まると平衡感がなくなってしまうような
不思議な「斜めグニャグニャ」の世界だ。
ヤマザクラもまだ咲いていた。
クロモジのトンネルもあった。ちょうど花が咲いていて嬉しくなった。
快調に飛ばし、西教山の北側直下にある「日中友好の森」に到着。
記念植樹されたサクラを楽しむ。
当時の大山田村と、広東省の間で友好関係が結ばれたという。
最後の坂を登り切ると西教山のピークに着く。
山頂の展望台は老朽化のため立入禁止になっている。
青山高原の北端、笠取山の北東稜線に林立する風力発電の風車。
笠取山のレーダードームもよく見えた。
青山高原には90基を超える風車がある。これが100基の大台に乗ると、山地ごと
空に浮かび上がってしまうらしい(嘘!)。
山頂にはシカの骨がかなりたくさん散乱していた。シカと見届けたが、
ちょうど弁当タイムだったので、食べている間はシカトした。
少し先の送電線鉄塔の分岐で左のトラバース道を選ぶ。
「西教山遊歩道」に入った。丁寧に道標がつけられているが、道そのものは踏み跡
程度で「遊歩道」とゆうほどではない。とはいえ、迷いやすいとゆうほどどもない。
西教山の北側斜面に多いヤマザクラがきれい。
やさしいピンクと、赤い若葉の共存がいいのだ。
グングン標高を下げていき、「西教山遊歩道」の起点に下りてきた。
あとは林道を5分ほど下ると、駐車地の4つ辻に戻る。
近所には日帰り温泉「伊賀の国 大山田温泉さるびの」もある。
軽く歩ける行程なのがいい。
子延公民館の向かいから見た西教山
■今回のコース
駐車地→東海自然歩道分岐→(何度も渡渉)→田代池への峠→西教山→(西教山遊歩道)→駐車地
西教山(さいきょうざん)は、布引山地北部の山で、霊山の南に位置する。
登り残していた近場の低山で、ほぼ人に会わないであろうコースを選んだ。
読み通り、誰一人会わず、マイナスイオンいっぱいの沢筋と、換気し放題の尾根を
さわやかに歩けた。
東海自然歩道に入る。ここには道標がないのだが、、、
50mほど進んだところに、「忍者トレイル」の標識が立つ。
2、3年前から開催されている、伊賀市の山間部を結んだトレラン大会のコースに
なっているのだ。
路傍に咲くヤマルリソウ。
すぐに未舗装になるが、クルマは通れそうな幅。しかし何度となく沢を渡るので
実際にはクルマは進入しない方がいいだろう。転回スペースもない。
標高約390mにある休憩ベンチ。さすが東海自然歩道。
杉の林床には、ミヤマカタバミが咲いていた。
やがて道幅も、通常の登山道ほどになり、擬木の階段が出てくる。
登り切ったところは、田代池への三差路。ここからは尾根沿いに送電線鉄塔の巡視路を
たどることになる。
最初の鉄塔の脇を通過。
654mピークは北側を巻くが、コケとカエデの根元から水が湧き出す、なんとも
美しい場所を通る。
送電線を何本か通り過ぎると、いよいよ西教山のピークが見えてくる。
このルート、植林の比率は高いものの、植生がコロコロ変わって面白い。
アセビの古木の森は、しばらく立ち止まると平衡感がなくなってしまうような
不思議な「斜めグニャグニャ」の世界だ。
ヤマザクラもまだ咲いていた。
クロモジのトンネルもあった。ちょうど花が咲いていて嬉しくなった。
快調に飛ばし、西教山の北側直下にある「日中友好の森」に到着。
記念植樹されたサクラを楽しむ。
当時の大山田村と、広東省の間で友好関係が結ばれたという。
最後の坂を登り切ると西教山のピークに着く。
山頂の展望台は老朽化のため立入禁止になっている。
青山高原の北端、笠取山の北東稜線に林立する風力発電の風車。
笠取山のレーダードームもよく見えた。
青山高原には90基を超える風車がある。これが100基の大台に乗ると、山地ごと
空に浮かび上がってしまうらしい(嘘!)。
山頂にはシカの骨がかなりたくさん散乱していた。シカと見届けたが、
ちょうど弁当タイムだったので、食べている間はシカトした。
少し先の送電線鉄塔の分岐で左のトラバース道を選ぶ。
「西教山遊歩道」に入った。丁寧に道標がつけられているが、道そのものは踏み跡
程度で「遊歩道」とゆうほどではない。とはいえ、迷いやすいとゆうほどどもない。
西教山の北側斜面に多いヤマザクラがきれい。
やさしいピンクと、赤い若葉の共存がいいのだ。
グングン標高を下げていき、「西教山遊歩道」の起点に下りてきた。
あとは林道を5分ほど下ると、駐車地の4つ辻に戻る。
近所には日帰り温泉「伊賀の国 大山田温泉さるびの」もある。
軽く歩ける行程なのがいい。