■メイン写真
紅葉の石鎚山・天狗岳。ここへ行くのに大行列ができていた
■今回のコース
12日 山麓下谷駅⇒(石鎚登山ロープウェイ)⇒山頂成就駅→成就・常住屋白石旅館[泊]
13日 白石旅館→八丁坂鞍部→試しの鎖→一軒茶屋→夜明峠→一の鎖→二の鎖小屋→
二の鎖→三の鎖→石鎚山弥山→天狗岳→頂上山荘→(巻き道)→白石旅館→山頂成就駅
⇒(石鎚登山ロープウェイ)⇒山麓下谷駅⇒道の駅 小松オアシス⇒
西条市内のビジネスホテル[泊]
14日 ホテル⇒湧水「うちぬき」
石鎚山の頂上部の紅葉が最も美しくなるこの時期、人もいっぱいになるので、
前日に成就の白石旅館に宿泊し、「お鎖」が混む時間を避けることにした。
天気は上々、紅葉は、夏の猛暑の影響か、葉が焦げてしまったようなものも多かったが、
遠目に見ればきれい。すがすがしい山行となった。
12日、ロープウェイで一気に成就駅へ。
霧が立ち込める中、30分弱、歩く。
成就にある白石旅館に到着。
白石旅館のアイドル「たま」。癒される~。
13日朝、石鎚神社中宮・成就社にある、見返遥拝殿から、石鎚山を拝む。
八丁坂を下り、遥拝の鳥居へ。
鳥居のすき間から、山頂部が垣間見える。
八丁の鞍部からは登り坂に変わる。長い木段道が続く。
しだいに傾斜が増してくると、試しの鎖(74m)が現れる。
これが難しいという人には、巻き道がある。
鎖を登りきり、前社ヶ森のP1592に着く。絶景が待っていた。
鎖場を下りると、一軒茶屋があり、冷やしあめなどを売っている。
夜明峠(よあかしとうげ)付近から、ずいぶん近くなった石鎚山を見上げる。
かつて参拝者たちは、この峠で夜明けを待って登頂したという。
樹林帯が途切れ、ササが茂る道になる。リンドウが咲いていた。
一の鎖(33m)は、お鎖の中で最も短い。難易度も、試しの鎖より簡単な気がする。
岩はおおむね乾いており、コンディションはよかった。
二の鎖小屋に到着。人がいっぱいで、トイレを併設した小屋の、いい写真が
撮れなかった。
二の鎖(65m)。ここからは、ロープで確保しながら登ることにした。
このあたりまで来ると、紅葉、黄葉が美しくなってくる。
ラストの三の鎖(68m)。長いうえに、斜度が強い。
ファイト一発、クサリを登りきると、頂上社の横に出る。
そして、ポスターやガイド本などでよく目にする角度の天狗岳!
西ノ冠岳や二ノ森方面の尾根も、なかなか良さげである。
天狗岳へは狭い岩場のヤセ尾根だ。最高点を踏みたい人たちで大行列ができていた。
行き違いが困難な場所もあるため、地元のボランティアとおぼしきおじさんが
交通整理し、10名を先に行かせたら、向こうから戻ってくる人たち10名を
こちらに交互に移動させるようにしていた。
しかし、その"システム"は長い行列の後尾には全く伝わっていないので、
それが天狗岳待ちの行列なのかも、一見しただけでは分からない状況だった。
ちなみに我々は待ち時間30分ほどで済んだが、天狗岳を踏んで戻ってきたころには
行列は我々の時より倍ほど長くなっていた。
天狗岳へのヤセ尾根から、弥山を振り返る。
天狗岳が近づいてきた。
山頂に到着!!
こんな好天、なんとラッキーな!!
下山は、鎖場を避けて、すべて巻き道を利用する。
そのほかは、往路を戻る形である。
成就に戻ってきた。
白石旅館に預けていた荷物の一部を回収。
それぞれソフトクリームやコーヒーなどを頼んで、ゆっくりくつろいだ。
下山し、西条市内のビジネスホテルで後泊する。
ちょうど「西条まつり」が行われる日。
市内では、だんじりや神輿が多数繰り出していた。
この写真は、ホテルの窓からで、ちょうど前の道に通りかかっただんじり。
14日は、西条市名物の湧水「うちぬき」を観に行ったあと、「一六タルト」のお店に
寄って土産を買った。渋滞もなく帰れてよかった。