今年の「しまい沢」になるのだろうか。午後から間違いなく雨が降るという予報であったが、どうせ沢登り。午前中にイヤというほど濡れるはず。そういうことで、多少、増水しても大丈夫そうな京都清滝・毘沙門谷へ向かった。
マイカーを使わない、バス移動の沢登りは初体験。着替えを含めたすべての荷物を背負う、いい練習だ。
京都駅からJR西日本バス周山行きに乗り、毘沙門橋で下車。なんでこんな所にバス停があるのだと思えるほど、なんにもない。左岸の草ボーボーの林道を突っ切って沢に下りる方法もあるようだが、橋を渡り、右岸から入渓した。水量も少なく、なんか陰気な入口だ。
すぐに5m×2段構えが、嬉しいお出迎え。下の5mは流芯のすぐ左を直登。次の5mは右岸の岩を巻く。まだ身体がほぐれておらず、落ちたら痛そうなので、荷物をデポして試登。荷物は引き上げに失敗し、ともちゃんが淵を腰まで浸かって回収。Mr.Dashは、全員上げてから、懸垂下降して荷物を上げようと思ったが、Y井カメラマンがなんと二人分の荷物を背負ってトライ、見事成功。ありがたいパートナーだ。
しばらく小滝が続き、やがてゴーロ帯に。時折伏流になったりする。胎内くぐりのような岩もあるが、全体としては倒木やクモの巣で難儀する、うっとうしい部分だ。
次の5mは左を小巻きに。奥に2段15mと云われる見事な滝が見える(写真)。この15mは、ホールドも乏しく、立っていて直登は無理。スゴスゴと左岸を高巻く。この巻きも、泥壁があってイヤだった。落ち口から改めて滝を覗き込み「こら無理や」。それにしても、これしきの標高の、こんなちんまい沢に、よくぞこれだけ滝が続くものだ。
マイカーを使わない、バス移動の沢登りは初体験。着替えを含めたすべての荷物を背負う、いい練習だ。
京都駅からJR西日本バス周山行きに乗り、毘沙門橋で下車。なんでこんな所にバス停があるのだと思えるほど、なんにもない。左岸の草ボーボーの林道を突っ切って沢に下りる方法もあるようだが、橋を渡り、右岸から入渓した。水量も少なく、なんか陰気な入口だ。
すぐに5m×2段構えが、嬉しいお出迎え。下の5mは流芯のすぐ左を直登。次の5mは右岸の岩を巻く。まだ身体がほぐれておらず、落ちたら痛そうなので、荷物をデポして試登。荷物は引き上げに失敗し、ともちゃんが淵を腰まで浸かって回収。Mr.Dashは、全員上げてから、懸垂下降して荷物を上げようと思ったが、Y井カメラマンがなんと二人分の荷物を背負ってトライ、見事成功。ありがたいパートナーだ。
しばらく小滝が続き、やがてゴーロ帯に。時折伏流になったりする。胎内くぐりのような岩もあるが、全体としては倒木やクモの巣で難儀する、うっとうしい部分だ。
次の5mは左を小巻きに。奥に2段15mと云われる見事な滝が見える(写真)。この15mは、ホールドも乏しく、立っていて直登は無理。スゴスゴと左岸を高巻く。この巻きも、泥壁があってイヤだった。落ち口から改めて滝を覗き込み「こら無理や」。それにしても、これしきの標高の、こんなちんまい沢に、よくぞこれだけ滝が続くものだ。