Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

10月1日(日)京都清滝・毘沙門谷へ、手軽な沢登り(2)

2006年10月04日 | 沢登りの記録
そういえば15mを高巻いていたら、ちょうど指をかけたいと思った木に、ケモノのウンコが乗っていて焦った。次に登る人は注意しよう(笑)。

続く5mは、流れの右を、へつり気味に登る。これは簡単。登山道が左から迫ってくる。細い流れに似合わない、深い淵の奥に斜瀑。さらに向こうにクライマックスの毘沙門大滝(写真)が見えた。この斜瀑の淵、我々はおとなしく左岸を巻いたが、なんと、ともちゃん、淵を泳ぎ始めたではないか! 10月だぞ!!ノッポさんW邉君が、唖然とした表情で立ちすくむ。深い淵の衝撃(ディープ・インパクト!?)はターフだけでなく、沢にもいた!

ところでノッポさんW邉君は、うちの山岳部で一番の長身。ここまでも、他のメンバーができない、リーチをフルに活かした大胆な身のこなしで、豪快に登って来た。長い手足をどう使うか、彼の泳ぎも見てみたかったが、長身すぎて、きっと彼なら、この淵でも膝下までに違いない(大嘘)。

目の前に、落差20m(2段)の毘沙門大滝。資料では右を巻くようになっていたが、流れのすぐ左の岩から登れそうだ。実際簡単。1段目を登りきったら、テラスになっている。流芯を横切り、トラバース。Mr.Dashは、ここまでパンツを濡らさずに来たのに、冷たいシャワーを頭から思いっきり浴びてしまう。本当にクライマックスだ。全員、わーわー騒ぎながら、びしょ濡れになる。

遡行価値があるのはここまで。2段目は、左岸から落ち口に向けて登れば、行けなくもなさそうだった。しかし、全身濡れて、満足した。安全策で右から巻いて、林道に飛び出る。

ここで昼食。そろそろ、雨脚が強くなってきた。持っていた地図が古く、林道が全然参考にならない。よく分からないので、当てずっぽうに歩いたら、沢ノ池には出なかったけれど、サワガニが多い福ヶ谷沿いの林道に出て、最短距離でバス道に行き着いた。しかも栂ノ尾バス停のすぐ近く。ラッキー。公衆トイレがあるので、雨に濡れずに、無事に着替えもできた。バスを待つ間、茶屋で熱燗を頼み、冷えた身体を温めた。加茂茄子の一品も美味かったナ。

帰宅してGPSのデータを見たら、林道の分岐を見事に2回、方向ミスしていた。おかげで、予定していた三宝寺に出ないで、栂ノ尾に下りたことがわかった。最後はまったく、素人のような”結果オーライ”だった。

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