■メイン写真
青空をみせた明神平
■今回のコース
23日 大又林道駐車スペース→林道終点→旧あしび山荘→キワダサコ→明神滝下→明神平
24日 明神平→国見山→明神平→(昨日の往路を下山)→大又林道駐車スペース
大阪府内の高校が長年続けている林間学校のお手伝いで、明神平に1泊してきた。
高校は、サラリーマン時代に通勤電車の車窓から見えていた進学校。
高校生たちは若いエネルギーにあふれていたが、まだまだ子どもっぽいところも
見られて、ホントかわいらしかった。
進学校に共通してみられる、地頭の良さも随所に感じられた。
日本の将来、決して悲観ばかりすべきではないと思った。
生徒たち一行は、大又バス停を過ぎた、大型バスが入れるギリギリのところから
歩いてやってくる。こちらは大又林道駐車スペースにクルマを停め、
彼らと合流する。
前日までの雨で、沢の水量は少し多そうだ。
最初の渡渉箇所を無事クリア。
旧あしび山荘の土台。
昭和45年に当該高校のOBたちが建てたが、平成10年の台風で裏山が崩れ、
倒木の下履きとなり使用不能に。その後、有志の尽力で現在の場所に
ログハウス調のあしび山荘が再建された。
キワダサコの渡渉箇所。
前日に登っていた先輩ガイドが、残置ロープを架けてくれていた。助かる!
苔が美しい樹林帯もある。いくつか樹木や花の説明もしながら歩いたが、残念ながら
若い生徒たちは、小さな自然には興味がなさそうだった。
確かに自分も若い頃は、コースタイムをいかに巻いて登るかなどが主眼で、あまり
周りの自然を見ていなかったな。
明神滝も水量が多めで見ごたえがある。
順調なペースで標高を稼ぐ。あと少しだ。
山頂直下から西側を覗く。天気が回復してきている!
明神平に到着。あしび山荘へ、久しぶり!
楽しい飯盒炊爨、おいしいビーフシチューをいただいた。
焚火は久しぶりだったが、薪の組み方、効率的な火の起こし方、
釜の蒸らしタイミングでの薪の引き方などをアドバイス。
学生時代のキャンプカウンセラー体験がよみがえってきた。
翌朝は国見山へ散歩。ブナやミズナラ、カエデなどの気持ちいい尾根。
山岳部顧問の先生と雑談しながら、楽しい時間が流れた。
国見山への尾根では、残念ながら霧で景色は楽しめなかった。
薄い霧の向こうに、あしび山荘が見える。
ふと見ると、鹿の群れ。
後片付けをして、下山にかかる。
生徒たちは疲れも見せず元気そのものだ。
慣れない渡渉箇所で事故がないようにするのがガイドの最大の任務。
靴を半分、渓流に浸かりながらロープにテンションをかけ、足場を指で示しながら
難所を突破した。
モノが限られる自然の中で、協力し合って生活する時間を経験するこの行事、
これからもずっと続いてほしいものだ。
先生方や同行のOBさんの熱意もひひしひと感じられ、心が晴れやかになる
2日間だった。
青空をみせた明神平
■今回のコース
23日 大又林道駐車スペース→林道終点→旧あしび山荘→キワダサコ→明神滝下→明神平
24日 明神平→国見山→明神平→(昨日の往路を下山)→大又林道駐車スペース
大阪府内の高校が長年続けている林間学校のお手伝いで、明神平に1泊してきた。
高校は、サラリーマン時代に通勤電車の車窓から見えていた進学校。
高校生たちは若いエネルギーにあふれていたが、まだまだ子どもっぽいところも
見られて、ホントかわいらしかった。
進学校に共通してみられる、地頭の良さも随所に感じられた。
日本の将来、決して悲観ばかりすべきではないと思った。
生徒たち一行は、大又バス停を過ぎた、大型バスが入れるギリギリのところから
歩いてやってくる。こちらは大又林道駐車スペースにクルマを停め、
彼らと合流する。
前日までの雨で、沢の水量は少し多そうだ。
最初の渡渉箇所を無事クリア。
旧あしび山荘の土台。
昭和45年に当該高校のOBたちが建てたが、平成10年の台風で裏山が崩れ、
倒木の下履きとなり使用不能に。その後、有志の尽力で現在の場所に
ログハウス調のあしび山荘が再建された。
キワダサコの渡渉箇所。
前日に登っていた先輩ガイドが、残置ロープを架けてくれていた。助かる!
苔が美しい樹林帯もある。いくつか樹木や花の説明もしながら歩いたが、残念ながら
若い生徒たちは、小さな自然には興味がなさそうだった。
確かに自分も若い頃は、コースタイムをいかに巻いて登るかなどが主眼で、あまり
周りの自然を見ていなかったな。
明神滝も水量が多めで見ごたえがある。
順調なペースで標高を稼ぐ。あと少しだ。
山頂直下から西側を覗く。天気が回復してきている!
明神平に到着。あしび山荘へ、久しぶり!
楽しい飯盒炊爨、おいしいビーフシチューをいただいた。
焚火は久しぶりだったが、薪の組み方、効率的な火の起こし方、
釜の蒸らしタイミングでの薪の引き方などをアドバイス。
学生時代のキャンプカウンセラー体験がよみがえってきた。
翌朝は国見山へ散歩。ブナやミズナラ、カエデなどの気持ちいい尾根。
山岳部顧問の先生と雑談しながら、楽しい時間が流れた。
国見山への尾根では、残念ながら霧で景色は楽しめなかった。
薄い霧の向こうに、あしび山荘が見える。
ふと見ると、鹿の群れ。
後片付けをして、下山にかかる。
生徒たちは疲れも見せず元気そのものだ。
慣れない渡渉箇所で事故がないようにするのがガイドの最大の任務。
靴を半分、渓流に浸かりながらロープにテンションをかけ、足場を指で示しながら
難所を突破した。
モノが限られる自然の中で、協力し合って生活する時間を経験するこの行事、
これからもずっと続いてほしいものだ。
先生方や同行のOBさんの熱意もひひしひと感じられ、心が晴れやかになる
2日間だった。