Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年1月26日(土) [京都一周トレイル]最終回は、落合~嵐山~松尾山~上桂!

2019年01月28日 | 山登りの記録
■メイン写真
松尾山中腹から見た京都市街の眺め。バックは比叡山


■今回のコース
保津峡駅→書物岩→落合橋→六丁峠→一の鳥居→嵐山・渡月橋→松尾山→上桂


断続的に歩きつないできた京都一周トレイル。いよいよ今回が最終回となる。
この日の行程は舗装道が7割くらいを占め、観光地の嵐山の中心を通るため、
もはや登山の領域とは言えないのだが、却って、見るべきポイントに富んだ
コースで楽しかった。
天気も晴れから雪までコロコロと目まぐるしく変わる展開で、この小さな山旅に
いっそう趣をもたらした。



保津峡駅から、まずは保津峡沿いの道を落合へ向かう。
時折、保津峡の美しい流れが見下ろせる。



書物岩は、時代劇などのロケ地としても知られる、巨大なチャート岩だ。



落合トンネルを抜け、落合橋を渡って右のクネクネ道を登る。



登りついたところが六丁峠。一ノ鳥居から6丁の距離にあることが、その名の由来。
もともとは愛宕山参りへの最初の難所で切通しが設けられたが、今はその上に
橋が通っている。



鳥居本に下りてくる。立派な一ノ鳥居。



化野から嵐山にかけては、古き良き、日本的な街並みが続く。
町並み保存館の、かわいらしい事務のお嬢さんから、いろいろ丁寧な解説を頂戴した。
ここでトイレ休憩をしていたら、雪が降ってきた。



化野念仏寺の前を通る。風葬された人々を弔うため境内には8000体の石仏・石塔群がある。
境内を見てみたいが、このあとも大物寺社を次々に通過する予定。
一つひとつ寄っていては時間もおカネも尽きてしまう。



二尊院の立派な山門。伏見桃山城からの移築。江戸時代初期の年代物だが、
京都ではそう古いものとは思えなくなるから怖い。



落柿舎の脇をかすめる。松尾芭蕉の弟子、向井去来が社会的栄達を捨てて住んだ庵。



常寂光寺。慶長年間にできた寺。この山門は江戸後期のもの。



大河内山荘(昭和初期の映画俳優、大河内伝次郎がつくった別荘庭園)の前は、
よくポスター等で紹介される美しい竹林の入口だ。



嵐山公園の中を抜けていく。「山頂展望台」では、強い北風と横から吹きつける
雪で寒い寒い。



でも、保津川を見下ろす風景は最高。高級旅館・星のや京都と、嵐山妙見堂が見えた。



渡月橋を渡る。もはや登山ではないところを歩いているのだが、なかなか楽しいのである。



阪急嵐山駅の前を通り過ぎ、松尾山登山口へ。いきなり、なんとも地味な小径に入る。
このギャップがたまらない。



やっと未舗装の山道になるが、歩きやすい。岩田山のモンキーパークが北側に見える。
ひと汗かいたら、もう松尾山の山頂だ。



三角点もある山頂からは、京都市街の眺めがちょっと見えた。
五山の送り火のほとんどが、ここから見えるのではないかと推定されたが、
お盆の猛暑の折に、ここに登ってくるのも大変なことだろう。



いつしか青空になった。苔寺谷に向けて、下山にかかる。



苔寺谷に下り着く。竹林の中の薄暗い谷だ。
松尾山もそうだが、この周辺は古墳が散在する。



西芳寺(苔寺)を通過。ここは1週間以上前に往復ハガキで申し込まないと拝観できない。
今時、「往復ハガキ」というのが逆に惹きつけられる。ホームページはあるのにね。



地蔵院(竹の寺)は、あの一休さんが幼少時を過ごした寺だ。

阪急嵐山線の上桂駅に出て、「一周」完了。おつかれさまでした!


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