Mr.Dashのぶろぐ館

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2018年12月6日(水) 明智光秀軍が本能寺攻めに使った古道、唐櫃越を行く!

2018年12月07日 | 山登りの記録
■メイン写真
稜線の作業林道から、保津川下りの屋形船が見えた


■今回のコース
馬堀駅→如意寺→みすぎ山→舗装道合流(駐車スペース)→西山団地分岐→沓掛山→
桂坂野鳥公園分岐→展望台→丁塚→上桂駅


「明智光秀」が2020年のNHK大河ドラマに決定したが、その光秀が本能寺攻めに
使った古道のひとつ、唐櫃越を歩いてきた。
途中で冷たい雨が降ってくる中、台風被害の倒木をくぐったりしながらの山行。
上桂駅に着いたときには、このあと本能寺まで攻め込んで戦うような気力は
まったく湧いてこなかった(笑)。



唐櫃越(からとごえ)の名称は以前からあったが、最近このルートは「本能寺への道」
として標識も充実した。



登山口である如意寺までの道のりも、3との橋のどれを渡っていこうかと以前は
悩んだが、標識ができたことで確定した。



如意寺の左側から山道に取り付く。



最初のピーク・みすぎ山まで約300mの登り坂は、この日唯一のまとまった坂道である。



幹の表面がコルク質になっているアベマキを触ってみる。



倒木は3か所くらいで、たいしたことはない。
稜線に乗っかり、しばらく行くと、送電線鉄塔が通るみすぎ山に到着する。



1つ北側の鉄塔に人が登っていた。何やら元気な声も響いている。
あとで作業林道にクルマがたくさん停まっており、ヘルメットをかぶった兄ちゃんが
いたので尋ねたら、CMの撮影中だという。なんとまあ。オンエアが楽しみだ。



山頂近くに観られた腐海の胞子たち。



みすぎ山を過ぎると、北側が伐採地になっていて保津川の流れが見下ろせる。
向こうにに愛宕山や牛松山を観ながら作業林道に合流する。



やがて10台以上駐車できるような広場に出て、そこから舗装道に変わる。
約1.4km先で舗装道は西山団地に下っていくので、右の山道に入る。



ここから沓掛山までの区間が倒木のオンパレード。いやー大変だった。



いろんな大木が倒れてしまっていたが、中にはたくましく生きながらえている木も。



沓掛山に到着。顕著な山頂というよりも、稜線中のピークといった感じ。



桂川野鳥公園のエリア内に入ると、倒木は切断処理されて歩きやすくなっていた。



とはいえ、少し横に目をやるとこんな惨状。



展望台から大阪方面を眺めるが、雨のため遠くがかすんでしまう。



その先では、今度は京都市街が見通せる展望スポットがある。
桂川野鳥公園のエリアは、このへんで終わる。



再び倒木帯。だんだん慣れて、普通に受け入れてしまっているのが怖い。



美しい竹林に入る。
そういえば明智光秀が秀吉との戦いに敗れて逃走中、伏見の小栗栖で落ち武者狩りの
村人に襲撃されたのも竹薮の中だったという。こんな感じの場所だったのかななどと
想像するのも楽しい。



苔寺との分岐である丁塚。ここは直進する。あと少しで完歩だ。
ほどなく墓地に出て、そこのあずま屋で雨宿り。傘をザックから出して、
市街地を上桂駅へと向かった。


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