■メイン写真
絶景が広がる千ヶ峰、風が凪いで暑かった!
■今回のコース
市原峠→あずま屋→展望ベンチ→展望ベンチ→千ヶ峰→(往路を戻る)→市原峠
「らくらく山歩の会」は、ご高齢の方や、脚力に不安があるが山を楽しみたいという方に
向けて、通常のコースタイムの2倍をかけてでも、山頂を踏もうという企画。
今月の行先は、丹波・北播磨にまたがる千ヶ峰だ。
4月には「のんびり山歩の会」で三谷コース、岩座神コースを歩いたが、今回は
標高約750mの市原峠までクルマで入り、1,005mの山頂に至る最短コースを歩く。
もう少し涼しくなっているものとして計画していたものだが、折からの酷暑は
やむことがなく、この日も真夏級の気温となった。
市原峠までの林道は狭いクネクネ道だ。クルマが置けるスペースは詰めて3台程度。
この日は先客の軽自動車が1台のみ。
バイク止めが設置された登山口をスタート。
ものの20mほどで、デッキ行きのあずま屋がある。
これからの展望に期待しつつ、ここからも眺めを楽しむ。
改めて、尾根に沿った遊歩道を登る。
シバグリがたくさん落ちていた。暑いけれど、そういう季節になった。
西麓・神河町の新田へ続く登山道との分岐。
右が植林、左が自然林。植林の下からは、なにやら作業する音が聞こえてきた。
途中、少し開けたところから、景色を楽しむ。
竜ヶ岳の向こうに、遠く青葉山や弥仙山も見えた。
四等三角点(847.7m)。
三角点の横には小さな展望棟がある。
アカマツの枝がかかり、展望はいまひとつ。
20分ほど歩いた先に、二つ目の展望棟がある。
こっちは開放感バツグン。
灼けるような日差しの中、眺めを楽しんだ。
千ヶ峰のピークまでは、あと少しだ。
ススキの草いきれを感じつつ、千ヶ峰に到着。
稜線続きの南には、笠形山が存在感を示す。
山頂の南端にはお題目の石碑。
そのすぐ脇に、三角点がある。
ところで、絶景の山頂には全く日陰がない。
じりじりと照りつける太陽光線に辟易。
この風景を長く楽しみたかったのだが、熱中症になる前に、もとの道を戻る。
少し下ったところで、植林の中の平坦地にもぐりこみ、ランチタイム。
もとの道を戻る途中、きれいな羽根の色をした小鳥を見かけた。
調べたら、ソウシチョウ。
こんなに綺麗なのに、外来種で、「日本の侵略的外来種ワースト100」にも
入っているという。