Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年7月31日(金)~8月2日(日) 立山をぐるっと周回。絶景と高山植物に夢心地!(1)

2020年08月03日 | 山登りの記録
■メイン写真
最終日、みくりが池から見た立山の雄姿


■今回のコース

7/31 立山駅⇒(立山ケーブル)⇒美女平⇒(バス)⇒室堂ターミナル→立山室堂山荘[泊]
8/1  立山室堂山荘→一ノ越→雄山(3003m)→大汝山(3015m)→富士の折立(2999m)→
   真砂岳(2861m)→別山(2874m)→別山乗越→雷鳥荘[泊]
8/2  雷鳥荘→室堂ターミナル⇒(バス)⇒美女平⇒(立山ケーブル)⇒立山駅


本来は常念岳~大天井ヶ岳~燕岳へのロング縦走をする予定だったが、穂高連峰付近を
震源とする群発地震が怖くて、立山に変更した。



午後のケーブル立山駅は、人影もまばら。



美女平でバスに乗り換える。車窓から仙洞杉を見る。幹回り9.4m、樹高21mの巨大な
立山杉だ。



続いてバスは、称名滝を見下ろせる滝見台で徐行してくれる。



室堂に到着。玉殿の湧水にも人影はない。こんなん初めて!



初日は室堂山荘に宿泊。
現存する日本最古の山小屋で、写真は1726年に再建された建物。国の重要文化財だ。
ここには今は泊まれない。



室堂山荘に着いてすぐ、雨が降り始めた。明日が不安だ。



雨は翌朝も降っていた。天気は快方に向かう予報なので、覚悟を決めて雨具を着て出発したら
ものの10分ほどで青空が急速に広がってきた。



一ノ越に到着。すっかり快晴!



燕岳。左の背後にあるのはかなり遠い山々。南アルプスだろうか。



尖った烏帽子岳の奥には、大天井岳と常念岳。



槍ヶ岳! やっぱりね、これを見ないと。
左奥は奥穂からジャンダルム。右の尾根は西穂へ向けて下っていく。



笠ヶ岳。どこから見てもきれいな山だ。



雄山に向けて急登をスタート。ゴツゴツの龍王岳が印象的。



雄山の三角点は、わずかに3000mを切っている(2991.6m)。



雄山神社の社務所前から、雄山山頂の祠を見上げる。
こんなに人が少ないなんて!



祠は今シーズンは無料開放。お祓いは受けられない。



イワヒバリが姿を現してくれた。今回の山行ではライチョウには会えなかった。



当然、大汝山にも登ってみる。神様が降りてこられた時からこんな岩の山だったのかな。



富士の折立も、荒々しい岩の塊だ。ザックをデポして、岩場をよじ登って山頂に出た。
高度感たっぷりで、尖った奇岩怪石を見下ろした。



次なる目標は真砂岳だ。稜線の空中散歩が楽しいが、空気の薄さも感じる。
右下は2018年に氷河であと認定された内蔵助雪渓だ。



真砂岳は、これまでとはうって変わって、女性的ななだらかな山容をしている。
山頂直下で風を避けながらランチタイムとした。
内蔵助山荘は本年度は営業していない。



別山へは、一度100m以上下ってから、150mを登り返す。
この登りが意外にもつらく感じられ、別山山頂の祠が見えた時には、やれやれと
いった心境だった。



別山の山頂からは、北に対峙する劔岳が大迫力でそそり立つ。
山頂にかかっていたガスが晴れてくれた。



劔岳の威容を眺めながらルートを西にとり、劔御前小屋に到着。



最後の難関、雷鳥坂を下る。
傾斜もさることながら、浮いた石のガラ場が延々と続く。
足を滑らせないよう慎重に下るが、気持ちが疲れる。



しばらく下ると、左側に一面のハクサンイチゲ群落が広がっている。
かなり心が癒された。



雷鳥平のテン場の手前で、冷たすぎて手がちぎれそうな湧き水で喉をうるおし、
橋を渡る。これまで歩いてきた稜線を仰ぎ見ると感慨ひとしおだ。



さあ、これで終わりかと思ったが、今日の宿、雷鳥荘へは遊歩道をほんの少し
登り返さねばならない。いつもながら、心が折れてしまうところだ。
もうもうと噴煙を上げる地獄を横目に、一歩一歩、登っていく。



そして到着した雷鳥荘。今年もお世話になりま~す!
美味しい食事と、展望温泉がここの魅力。コーヒーも美味いので、いつの間にか
立山にきたらここに泊まるようになっている。

風呂に入って、おいしい夕食を済ませ、ちょっぴり酒を飲んだら、強烈な眠気が
襲ってきた。あー幸せ!

高山植物編は、別途載せます!

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