琵琶湖の南に位置する山塊は、たいした標高はないものの、奇岩怪石、複雑な地形が
興味深いエリアだ。
今日は、その中でも見どころ豊富な太神山、矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳の3座を、
ともちゃんと一緒に巡ってみた。
アルプス登山口から、まだしばらくクルマで奥に入れる。
ゲートの前に数台の駐車スペース。ここから歩き始める。
林道を登っていくと、右に山道の分岐。橋を渡り、アカマツと風化花崗岩という、
湖南アルプス特有の風景の中、坂を登る。
やがて雑木林になるが、両側はビニール紐が張られている。秋にマツタケ山となり、
立入禁止になるのだ。
泣不動を過ぎて、ニ尊門へ。コンガラ童子と、セイタカ童子の、二体の石像が出迎える。
なんとも慈悲深い優しい笑みがいいな。
不動寺の境内は、とっても素朴。きれいに清掃されていて気持ちいい。
寺務所に入り、寺の縁起を記した紙を頂く。天照大神が太神山の山頂に来迎されたのが
初めという。不動明王を祀れば、里は栄えるとのお告げで、不動寺ができた。
「神」が「仏」を彫れと告げたところが面白いではないか。
石段を登りつめたところにある本堂は、重要文化財。まるでミニ清水寺のようだ。
山頂はその奥、さらに少し登ったところ。丸い巨岩は、鈴鹿山脈を彷彿とさせる。
泣不動手前の分岐に戻り、矢筈ヶ岳を目指す。
ちょっと退屈、平凡な道のりが続くが、ピーク手前の勾配はものすごい。
昨日までの雨で、岩が滑りやすい。
山頂は、それほど驚くような眺望もなく、やや期待はずれ。
出合峠から北西に進路をとる。さっき以上に、退屈な道が続く。ただ雑木林なのはよい。
御仏河原でようやく景色に変化が出る。右へ行くと富川道。ここは左をとる。
雨のあと。登山道は、川になっている。
風化花崗岩帯を抜けると、右手に小さな池。小さなゲンゴロウが泳いでいた。
続いて左手に、手前は緑色、奥は赤色の二色になった二つ目の池。
さらに進むと、一番大きな、エメラルド色の池。でっかい鯉が悠然と泳いでいた。
広々とした大谷河原を右に、再び山道をたどる。舗装林道に絡めば、笹間ヶ岳のピークも近い。
三角点の横に身長以上の高さがある八畳岩。鉄鎖が下がっている。
八畳岩に登ってみれば、琵琶湖方面の絶景!雄大そのものである。(カバー写真)
あとは、だらだらした坂を、ひたすら関津へ下る。
上関バス停から、帝産バスで、アルプス登山口へ。
ここから、朝、クルマを停めた場所まで、天神川の流れを横目に舗装道を歩く。
鎧ダム分岐のところに見える斜瀑は、水量も増えていて豪快。
沢登りしたくなるが、地形図を見る限り短かすぎる。
迎不動を過ぎ、クルマに戻る。いや、なかなかのロングコース。
ガイド本の歩行ペースも割合早く、これはなかなか、普通の人はきついだろうな。
岩、沢、寺、池、眺望、滝と、ランドマークの多い好コースであった。
興味深いエリアだ。
今日は、その中でも見どころ豊富な太神山、矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳の3座を、
ともちゃんと一緒に巡ってみた。
アルプス登山口から、まだしばらくクルマで奥に入れる。
ゲートの前に数台の駐車スペース。ここから歩き始める。
林道を登っていくと、右に山道の分岐。橋を渡り、アカマツと風化花崗岩という、
湖南アルプス特有の風景の中、坂を登る。
やがて雑木林になるが、両側はビニール紐が張られている。秋にマツタケ山となり、
立入禁止になるのだ。
泣不動を過ぎて、ニ尊門へ。コンガラ童子と、セイタカ童子の、二体の石像が出迎える。
なんとも慈悲深い優しい笑みがいいな。
不動寺の境内は、とっても素朴。きれいに清掃されていて気持ちいい。
寺務所に入り、寺の縁起を記した紙を頂く。天照大神が太神山の山頂に来迎されたのが
初めという。不動明王を祀れば、里は栄えるとのお告げで、不動寺ができた。
「神」が「仏」を彫れと告げたところが面白いではないか。
石段を登りつめたところにある本堂は、重要文化財。まるでミニ清水寺のようだ。
山頂はその奥、さらに少し登ったところ。丸い巨岩は、鈴鹿山脈を彷彿とさせる。
泣不動手前の分岐に戻り、矢筈ヶ岳を目指す。
ちょっと退屈、平凡な道のりが続くが、ピーク手前の勾配はものすごい。
昨日までの雨で、岩が滑りやすい。
山頂は、それほど驚くような眺望もなく、やや期待はずれ。
出合峠から北西に進路をとる。さっき以上に、退屈な道が続く。ただ雑木林なのはよい。
御仏河原でようやく景色に変化が出る。右へ行くと富川道。ここは左をとる。
雨のあと。登山道は、川になっている。
風化花崗岩帯を抜けると、右手に小さな池。小さなゲンゴロウが泳いでいた。
続いて左手に、手前は緑色、奥は赤色の二色になった二つ目の池。
さらに進むと、一番大きな、エメラルド色の池。でっかい鯉が悠然と泳いでいた。
広々とした大谷河原を右に、再び山道をたどる。舗装林道に絡めば、笹間ヶ岳のピークも近い。
三角点の横に身長以上の高さがある八畳岩。鉄鎖が下がっている。
八畳岩に登ってみれば、琵琶湖方面の絶景!雄大そのものである。(カバー写真)
あとは、だらだらした坂を、ひたすら関津へ下る。
上関バス停から、帝産バスで、アルプス登山口へ。
ここから、朝、クルマを停めた場所まで、天神川の流れを横目に舗装道を歩く。
鎧ダム分岐のところに見える斜瀑は、水量も増えていて豪快。
沢登りしたくなるが、地形図を見る限り短かすぎる。
迎不動を過ぎ、クルマに戻る。いや、なかなかのロングコース。
ガイド本の歩行ペースも割合早く、これはなかなか、普通の人はきついだろうな。
岩、沢、寺、池、眺望、滝と、ランドマークの多い好コースであった。