Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2025年1月25日(土) 金勝アルプスの奇岩怪石を堪能!

2025年01月28日 | 山登りの記録

■メイン写真
金勝アルプスの天狗岩

■今回のコース
草津駅⇒(帝産バス)⇒上桐生バス停→落ヶ滝→尾根出合→くぐり岩→天狗岩→耳岩→
白石峰→竜王山→白石峰→耳岩→水晶谷上分岐→一丈野キャンプ場→オランダ堰堤→
上桐生バス停⇒(帝産バス)⇒草津駅


山と溪谷2月号で「全国ご当地アルプス」特集が組まれており、だからという
わけではなく、あらかじめ企画していたのだが、久しぶりに金勝アルプスへ。

バスを下り、駐車場へ。公衆トイレ前に、近江湖南アルプス自然休養林管理運営協議会が
作成した詳しいハイキングマップが置いてある。
版をみたら2023年の新しいものだったので、頂いていく。
まずは北谷林道に入るが、すぐに落ヶ滝への登山道に入る。新しい標識がキッチリ
整備されている。

小さな徒渉を重ね、ちょっとした岩場を通りながら標高を稼ぐ。

林床はコシダやウラジロ。典型的な、岩盤地形の植生。

落ヶ滝に到着。いつも水量は少ないが、いい感じの滝だ。

尾根に出るまでには、もう一度、長い一枚岩の難所があるが、グリップはよく効くので
見かけほど難しくはない。

尾根道に出ると、鶏冠(とさか)山が北側に見える。今日はあっちには行かない。

天狗岩に向かう尾根道は、奇岩怪石のオンパレード。

くぐり岩。こういうトコロをくぐって遊ぶのも楽しい。

三上山(近江富士)が見える。
展望が開けるポイントが多いのも、金勝アルプスの魅力だ。

当山域のクライマックス、天狗岩が見えてきた。
標高500mを少し超える程度のピークには思えない景色だ。

東側を回り込むようにして、天狗岩に到着。最後はちょっとした岩登りだ。

風化花崗岩の狭いすき間を縫うように、天狗岩のてっぺんへ。

風が冷たく、長居できなかったが、天狗岩ので絶景を楽しむ。
比良山系、伊吹山、鈴鹿山系などワイドな眺めが得られて雄大そのものだ。

全体集合写真も、間違っても落ちないように!!

尾根道に戻り、さらに南進する。ここからもユニークな形の奇岩が次々に出てくる。

耳岩に到着。

次に目についたこの岩、何かに見えそうで。。。

同じ岩だが、回り込むとまったく違う岩のようだ。

白石峰には、丁寧すぎる大きな案内看板がある。

なだらかな尾根道をたどり、竜王山へ。
こちら金勝寺の奥の院の祠がある。八大龍王を祀る、もとは雨乞い祈願のピーク。
すぐ南側に、三角点の最高点があり、栗東の競走馬のトレーニングセンターが
眼下に見下ろせる。

耳岩まで、元の道を戻り、天狗岩線と名付けられた登山道で下山する。
ここは固定ロープの難所が連続し、傾斜も急なテクニカルルートだが、引き続き、
いろいろな奇岩を楽しめる。

絶妙なバランス。

谷沿いルートに下る。

渓流に沿って下り続ける。

花崗岩質の土壌から浸み出す水のきれいなこと。

デレーケ堰堤に到着。

明治時代のお雇い外国人技術者、オランダ人のデレーケ氏が設計した貴重な堰堤。
このエリアはかつて、薪炭需要により禿山になってしまい、雨になれば土石流が起こると
いう事態に見舞われたため、各所に堰堤が築かれたのだ。

キャンプ場を抜けて、バス停へ。
バスを待つ30分ほどがたいへん寒く感じられたが、
バス停のすぐ近くにホット飲料の自販機があって助かった。


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