Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2008年8月24日(日)雨上がりの金剛山・妙見谷に、ぶらりお散歩

2008年08月24日 | 山登りの記録
夏休みのジャンダルム縦走の充実感が大きく何度も反芻するだけで満足して
しまい、すっかり山へのモチベーションがしぼんでしまっていたが、
ほうっておくと身はなまる。それはマズイということで、ともちゃんと
久しぶりに夫婦水入らずで金剛山に散歩に出かけた。

せっかくなので、面白いほうがいい。妙見谷を遡行することにした。
9:20、金剛登山口を出発。車道を登り、妙見橋から林道に入る。
沢登りの入渓点を今日はパスし、一般登山道を上がる。
7:00時点で奈良の自宅は雨が降っていたが、幸い、こちらは雨はあがっていた。

水が噴き出すように飛び出している小滝を見下ろせば、10人ほどのヘルメット
集団が沢を遡行していた。
こちらは、ロープがかけられた崩壊箇所をトラバース。ともちゃんは、8月に
拓かれたばかりの高巻きを調査。ここをすぎれば、すぐに妙見滝だ。


妙見滝だ撮影していると、沢登りパーティが追いついてきた。若いパーティーだ。
先頭としんがりがおっちゃん。聞けば、高校の山岳部だそうで、高校時代から
優秀な指導者のもと、沢登りを体験できる高校生たちは、なんとシアワセなことか!
彼らといろいろ話をして、思わぬ大休止。

ここからは、Mr.Dashも、直登ルートで遡行する。今日は散歩なので、
ローカットの靴。濡らさないように転石をつたうのも愉しい。


いつものように、小滝を快適に登る。降雨の直後なので水量が豊富でよい。
要所にロープはあるが、わざわざ頼るほどの登攀でもない。いつの間にか
周囲は霧で包まれている。先行するいくつかのパーティを、斜瀑の直登部で
ゴボウ抜き。


水が切れると、ブナの樹林だ。ブナと霧は、相性がいい。好きな光景だ。

12:00ちょうどに寺の売店に着く。昼時で、さすがに人が多い。
ふと見ると、ウチの山岳部のゴッドマザーO坂さん、G嬢、ポチK本さんが
昼食をとっていた。豪勢に焼肉としゃれこんだようで、余ったウインナーを
焼いてくれた。美味!ありがとね。

ともちゃんが、ここで左小指をブヨにかまれ、えらく悔しがっている。

彼女たちは、妙見谷から登り、ツツジオ谷を下りるという。ここで別れ、
我々は文殊尾から下山。結構、涼しかった。
念仏坂に下りて振り向いたら「立入禁止」の立て札。
ごめんね。荒らしていないから許して。

バス停横に出て、トイレ&スポーツドリンク休憩。バスに乗るのもなんなので、
そのままバス道を歩いて、金剛登山口まで。
ふと見ると、ポチK本さんの青いクルマが停まっている。あれ、まだ下りて
いないのかなと思ったら、向こうから3人連れ。再会だ。
彼女たちの愉しそうな表情をみて、やっぱり山っていいもんだなとしみじみ。

Mr.Dashともちゃんは、そのまま羽曳野の延羽の湯へ。
5時前に帰宅し、“ちょっと昼寝”の心地いいこと。のんびりした、いい日曜だった。


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