■メイン写真
今回のゴール、氷結したブライダルベール
大峰山系、大普賢岳の東側、川上村のほうに深く切れ込むワサビ谷(上流部は地獄谷)。
従来より冬季はこの谷にできる氷瀑でアイスクライミングを楽しむ岳人たちがいたが、
数年前からツアー登山を含め、当エリアでの環境破壊・盗難・糞尿汚染、迷惑駐車などの
問題が増えた。
エリアは私有地を含むため、一時、入山中止となっていたが、地元アウトドアツーリズム
団体のメンバーたちが地権者と話し合い、一定のルールを設けて、清掃や登山道整備
などの管理をすることで、入山が可能になった。
現在、「ワサビ谷環境管理組合」がエリアを管理し、同組合の会員・ガイド会員及び、
ガイド会員が引率・同行する最大10名のパーティのみが入山可能となっている。
会員になると、年間の清掃や登山道整備に参加することが義務となる。
今回、その「ワサビ谷環境管理組合」の発足に深く関わった竹中雅幸ガイドの案内に
より、お客様のあこがれの氷瀑を観ることができた。
我々のほうにも守るべきルールがあり、当日のGPSデータを公開することはNG。
また、こうしてWEB等に山行記録を掲載する際にも、「ワサビ谷管理組合のガイド
会員の引率の元、ルールに従って入山している」旨を、必ず記載しなくてはならない。
ということで、「ワサビ谷管理組合のガイド会員の引率の元、ルールに従って入山」
してきた。数日前からの冷え込みで、新雪が積もって歩きにくくなっていたが、
そもそもこの暖冬では完全に凍りつくことも稀で、貴重な氷瀑を観られて本当に良かった。
谷筋から大普賢岳方面を見上げる。晴れていたら正面に小普賢岳がそびえるが、
あいにくの雪天だ。
道端のつららがきれい。ミニ氷瀑だ(笑)!!
ちょっとした難所も、お助け紐をつけていてくれるので嬉しい。
沢の向こうに見えるのは「バーティカルアイス・ミニ」。
まだ痩せてはいるが、これはこれで美しい。
さらに先へ行くと、今度は左手に「アイスガーデン」が見える。
この先で昼食を摂り、アイゼンを装着した。
ずっと沢の右岸を歩いてきたが、この小滝の前で渡渉し、左岸から越えて行く。
「シェイクスピア氷柱群」との二股あたりで、岩の隙間がトンネルのようになっている
ところがあり、小さな氷柱ができていた。
雪が深いとこの穴自体が埋まるので、暖冬・少ない雪の時ならではの光景。
「ブライダルベール」に到着。クライミングできるような氷の質ではなく、
流芯はいまだ、少し水が流れ落ちている状態だったが、美しさと迫力はさすが。
「ブライダルベール」の裏側は、ちょっとした岩屋になっている。
ベールの裏にも入れるが、滝の流れが雨のように降り注いでいたので遠慮した。
氷の隙間から金魚か熱帯魚か!!
この日だけの氷の芸術。
下山後は、道の駅「杉の湯 川上」でゆっくり休息。
皆さん、「朝日館」の柚子羊羹や、「宮滝しょうゆ」のポン酢など、地元名産を
お土産にゲットして、楽しい一日を締めくくった。
竹中ガイド、ありがとう。またよろしくね。
・ワサビ谷環境管理組合→サイトはこちら
・ヨイヨイかわかみ→サイトはこちら
今回のゴール、氷結したブライダルベール
大峰山系、大普賢岳の東側、川上村のほうに深く切れ込むワサビ谷(上流部は地獄谷)。
従来より冬季はこの谷にできる氷瀑でアイスクライミングを楽しむ岳人たちがいたが、
数年前からツアー登山を含め、当エリアでの環境破壊・盗難・糞尿汚染、迷惑駐車などの
問題が増えた。
エリアは私有地を含むため、一時、入山中止となっていたが、地元アウトドアツーリズム
団体のメンバーたちが地権者と話し合い、一定のルールを設けて、清掃や登山道整備
などの管理をすることで、入山が可能になった。
現在、「ワサビ谷環境管理組合」がエリアを管理し、同組合の会員・ガイド会員及び、
ガイド会員が引率・同行する最大10名のパーティのみが入山可能となっている。
会員になると、年間の清掃や登山道整備に参加することが義務となる。
今回、その「ワサビ谷環境管理組合」の発足に深く関わった竹中雅幸ガイドの案内に
より、お客様のあこがれの氷瀑を観ることができた。
我々のほうにも守るべきルールがあり、当日のGPSデータを公開することはNG。
また、こうしてWEB等に山行記録を掲載する際にも、「ワサビ谷管理組合のガイド
会員の引率の元、ルールに従って入山している」旨を、必ず記載しなくてはならない。
ということで、「ワサビ谷管理組合のガイド会員の引率の元、ルールに従って入山」
してきた。数日前からの冷え込みで、新雪が積もって歩きにくくなっていたが、
そもそもこの暖冬では完全に凍りつくことも稀で、貴重な氷瀑を観られて本当に良かった。
谷筋から大普賢岳方面を見上げる。晴れていたら正面に小普賢岳がそびえるが、
あいにくの雪天だ。
道端のつららがきれい。ミニ氷瀑だ(笑)!!
ちょっとした難所も、お助け紐をつけていてくれるので嬉しい。
沢の向こうに見えるのは「バーティカルアイス・ミニ」。
まだ痩せてはいるが、これはこれで美しい。
さらに先へ行くと、今度は左手に「アイスガーデン」が見える。
この先で昼食を摂り、アイゼンを装着した。
ずっと沢の右岸を歩いてきたが、この小滝の前で渡渉し、左岸から越えて行く。
「シェイクスピア氷柱群」との二股あたりで、岩の隙間がトンネルのようになっている
ところがあり、小さな氷柱ができていた。
雪が深いとこの穴自体が埋まるので、暖冬・少ない雪の時ならではの光景。
「ブライダルベール」に到着。クライミングできるような氷の質ではなく、
流芯はいまだ、少し水が流れ落ちている状態だったが、美しさと迫力はさすが。
「ブライダルベール」の裏側は、ちょっとした岩屋になっている。
ベールの裏にも入れるが、滝の流れが雨のように降り注いでいたので遠慮した。
氷の隙間から金魚か熱帯魚か!!
この日だけの氷の芸術。
下山後は、道の駅「杉の湯 川上」でゆっくり休息。
皆さん、「朝日館」の柚子羊羹や、「宮滝しょうゆ」のポン酢など、地元名産を
お土産にゲットして、楽しい一日を締めくくった。
竹中ガイド、ありがとう。またよろしくね。
・ワサビ谷環境管理組合→サイトはこちら
・ヨイヨイかわかみ→サイトはこちら