
「金副隊長の山岳救助隊日誌 ~山は本当に危険がいっぱい~」角川学芸出版
を読んだ。
著者の金邦夫(邦の字は異体字)さんは、警視庁青梅警察署山岳救助隊の
副隊長。奥多摩で、年間なんと40回の救助活動を行なっておられる。
その金(こん)さんの体験をつづった山岳エッセイである。
奥多摩では、たいした遭難など、そんなにないのではと思っていたが、
どうしてどうして。関東の山のことをMr.Dashは知らなさすぎた。
結構、一気に100m以上落ちるような滑落事故も多いし、初心者が
入山するだけ、初歩的な遭難も多いという。
こんさんのエッセイは、冒頭は自然の描写から入るものが多い。
そして、途中で事故が発生し、そのフォローに走られる。
その記録は非常にていねいだ。自然をこよなく愛しながら、登山者の
無事を願うこんさんの人柄がにじみ出ている一冊だ。
を読んだ。
著者の金邦夫(邦の字は異体字)さんは、警視庁青梅警察署山岳救助隊の
副隊長。奥多摩で、年間なんと40回の救助活動を行なっておられる。
その金(こん)さんの体験をつづった山岳エッセイである。
奥多摩では、たいした遭難など、そんなにないのではと思っていたが、
どうしてどうして。関東の山のことをMr.Dashは知らなさすぎた。
結構、一気に100m以上落ちるような滑落事故も多いし、初心者が
入山するだけ、初歩的な遭難も多いという。
こんさんのエッセイは、冒頭は自然の描写から入るものが多い。
そして、途中で事故が発生し、そのフォローに走られる。
その記録は非常にていねいだ。自然をこよなく愛しながら、登山者の
無事を願うこんさんの人柄がにじみ出ている一冊だ。