今年初めての山岳部の例会。10人が参加した。メンバーは、Mr.Dash、
ともちゃん、キューティM居さん、宇宙人I村さん、盆踊りO坂ママ、
F原ママ、元気者ふみちゃん、ポチK本さん、M山さん、そして相棒の
カメラマンY井氏だ。
側川渓谷の林道終点に車を停める。宇宙人I村さんが、時間になっても
なかなか来ないので、ロープハーネスを作り、最小限の道具で
フィックスロープにセルフビレイし、ダブルカラビナで途中の支点を
安全に通過するという練習をした。
30分以上遅れて、宇宙人到着。案の定、槇尾山バス停の方に迷い込んで
いたらしい。ともあれ、これで全員揃った。出発だ。
水量の少ない渓谷沿いを進む。すぐに人知開明ノ滝がかかる。高さは
さほどでもないが、趣のある滝だ。久しぶりに一眼レフカメラを持参したので、
パーティを待たせて、三脚でキッチリ撮影。みんな、待っててくれて
ありがとう。いつもMr.Dashの勝手ばかりで申し訳ない。
ゴルジュ帯は左を高巻きする。暑い季節には、そのまま水に突っ込んで
行きたくなるようなところだ。
ロープが張られた、ちょい危険なトラバースをこなせば、清水ノ滝だ。
黒い岩肌に、2条の白糸が落下している。落差もなかなかのもので、
水量の少なさを除けば、大阪府屈指の滝のひとつといえる。
とはいえ今日は、まずまずの水量がある。ラッキー。ここで荷物をデポし、
全員でも下からは見えない、清水ノ滝の上部の15m(推定)滝を見に行く。
右岸の急斜面をへつるように登っていく、非常に危険なルートだ。
ところどころ、泥壁もあるし、トラロープも心もとない。
そこで、持参したザイルをタイトにフィックスし、全員、さっき
練習したビレイをしながらトラバースしていく。今日、初めてセルフビレイ
を体験するメンバーもいたが、クライミング経験者がぴったり付き添って
サポートする。ウチの山岳部も、こんな芸当ができるようになったのだ。
感慨深いものがある。
時間はかかったが、全員、上の滝にたどりついた。幻の、上の滝だ。
前回は、ともちゃんでさえ怖気づき、Mr.DashとY辺さんだけで
取り付いたルート。ここに10人いる。沢登りの経験は、やはり
かけがえのないもので、上部が90度のこの滝でさえ、「これはどうかな、
やはり立っていて登るのは無理やな」という声も聞かれる。
これまたひと苦労して、元に戻る。Mr.DashとカメラマンY井氏は、
パーティのラストで、もろもろの回収役。これが結構愉快で、懸垂下降の
ビレイをしたり、いろいろ遊びながら下った。彼とはもうすっかり呼吸が
あって、何をやるにも小気味よい。
清水ノ滝の直下で昼食を済ませ、フィックスロープが張ってある
急坂から、丸木ベンチのある展望台へ。ここから槇尾山の山頂を経て
蔵岩のてっぺんへ。すばらしい展望。キューティM居さんは、
「施福寺までは知ってたけど、ウチに近い山で、こんなにいいところが
あったなんて…」と遠くを眺めている。ゆったりした達成感が、
全員を支配した、すばらしい時間だった。
帰りは、五ツ辻、船底経由、もとの駐車点へ。じつはカメラマンY井氏は、
間もなく高松に転勤になる。今までのように頻繁には会えなくなる。
パーティ一同、残念がったが、サラリーマンの宿命。山屋の絆は、
それくらいでは切れない。
ガイドブックの調査でも捨て身の協力を惜しまなかったカメラマンY井氏よ、
元気で。四国の沢に、きっと行くからね!
ともちゃん、キューティM居さん、宇宙人I村さん、盆踊りO坂ママ、
F原ママ、元気者ふみちゃん、ポチK本さん、M山さん、そして相棒の
カメラマンY井氏だ。
側川渓谷の林道終点に車を停める。宇宙人I村さんが、時間になっても
なかなか来ないので、ロープハーネスを作り、最小限の道具で
フィックスロープにセルフビレイし、ダブルカラビナで途中の支点を
安全に通過するという練習をした。
30分以上遅れて、宇宙人到着。案の定、槇尾山バス停の方に迷い込んで
いたらしい。ともあれ、これで全員揃った。出発だ。
水量の少ない渓谷沿いを進む。すぐに人知開明ノ滝がかかる。高さは
さほどでもないが、趣のある滝だ。久しぶりに一眼レフカメラを持参したので、
パーティを待たせて、三脚でキッチリ撮影。みんな、待っててくれて
ありがとう。いつもMr.Dashの勝手ばかりで申し訳ない。
ゴルジュ帯は左を高巻きする。暑い季節には、そのまま水に突っ込んで
行きたくなるようなところだ。
ロープが張られた、ちょい危険なトラバースをこなせば、清水ノ滝だ。
黒い岩肌に、2条の白糸が落下している。落差もなかなかのもので、
水量の少なさを除けば、大阪府屈指の滝のひとつといえる。
とはいえ今日は、まずまずの水量がある。ラッキー。ここで荷物をデポし、
全員でも下からは見えない、清水ノ滝の上部の15m(推定)滝を見に行く。
右岸の急斜面をへつるように登っていく、非常に危険なルートだ。
ところどころ、泥壁もあるし、トラロープも心もとない。
そこで、持参したザイルをタイトにフィックスし、全員、さっき
練習したビレイをしながらトラバースしていく。今日、初めてセルフビレイ
を体験するメンバーもいたが、クライミング経験者がぴったり付き添って
サポートする。ウチの山岳部も、こんな芸当ができるようになったのだ。
感慨深いものがある。
時間はかかったが、全員、上の滝にたどりついた。幻の、上の滝だ。
前回は、ともちゃんでさえ怖気づき、Mr.DashとY辺さんだけで
取り付いたルート。ここに10人いる。沢登りの経験は、やはり
かけがえのないもので、上部が90度のこの滝でさえ、「これはどうかな、
やはり立っていて登るのは無理やな」という声も聞かれる。
これまたひと苦労して、元に戻る。Mr.DashとカメラマンY井氏は、
パーティのラストで、もろもろの回収役。これが結構愉快で、懸垂下降の
ビレイをしたり、いろいろ遊びながら下った。彼とはもうすっかり呼吸が
あって、何をやるにも小気味よい。
清水ノ滝の直下で昼食を済ませ、フィックスロープが張ってある
急坂から、丸木ベンチのある展望台へ。ここから槇尾山の山頂を経て
蔵岩のてっぺんへ。すばらしい展望。キューティM居さんは、
「施福寺までは知ってたけど、ウチに近い山で、こんなにいいところが
あったなんて…」と遠くを眺めている。ゆったりした達成感が、
全員を支配した、すばらしい時間だった。
帰りは、五ツ辻、船底経由、もとの駐車点へ。じつはカメラマンY井氏は、
間もなく高松に転勤になる。今までのように頻繁には会えなくなる。
パーティ一同、残念がったが、サラリーマンの宿命。山屋の絆は、
それくらいでは切れない。
ガイドブックの調査でも捨て身の協力を惜しまなかったカメラマンY井氏よ、
元気で。四国の沢に、きっと行くからね!