■メイン写真
霧に包まれた武奈ヶ岳の山頂
■今回のコース
葛川坊村→明王院→御殿山→ワサビ峠→八雲ヶ原への分岐→武奈ヶ岳→(往路を戻る)→
葛川坊村
久しぶりに武奈ヶ岳へ。日帰り・最短ルートとして、西南稜ルートは有効だが、
標高差910mの一気登りは、ウチの登山教室のレベルとしては、なかなか
チャレンジなところ。それだけに気合を入れて登っていただいたが、無事、
完登できたことは、大きな自信につながったことと思う。
葛川坊村から歩行スタート。料亭・比良山荘前を通過。
明王院の脇が登山口である。
最初は植林の中の急登だ。いきなり、きつい坂が続く。
単調な植林帯にぽつん。ヤマジノホトトギスが咲いていた。
コチャダイゴケ。名前はコケだが、れっきとしたキノコである。
クチベニタケ。丸くてかわいいな。
首筋に何かを感じたので手をやると、なんとヤマビルがいた。
吸血される寸前だったようで、ホント危ないところだった。
今や尾根筋にもヒルが出てくる、おそるべし比良。
登山道上の、ぬかるみのようになっているところではシカのひづめの痕が
残っていた。あまり媒介しないでね。
この日、一番の急登部をこなせば、登山道は90度左に折れる。
標識がポイントだ。このあたりから植生も美しい自然林に変わり、
気分も上がる。
ブナも現れる。好きなタイプの樹林帯だ。
この尾根は、中学生時代の夏合宿で歩いた思い出の道。
暑くて暑くて、メンバーは水をどんどん消費してしまい、昼食のラーメンに
使う水がなくなってしまったため、皆の残ったわずかな水を集め「つけ麺」に
して食べた、遠い記憶。
尾根を忠実にたどる冬道と、右を巻く夏道に分かれる。
この日は夏道へ。小沢を回り込む。
みごとに株分かれしたブナ。なんとも神秘的だ。
御殿山のピーク(1097m)に到着。ここまでに800m近く登ってきた。
ちょうど昼に着いたので、ここでランチ。
残り、ひとがんばりで、武奈ヶ岳だ。
朝、我々を追い抜いた2つのパーティが相次いで、向こうから引き返してきた。
彼らはほぼコースタイムで歩いていることになり、なかなかの健脚だ。
道端に、錆びついた滑車が落ちていた。かなり大きなものだが、林業用の索道でも
あったのかな。
ワサビ峠。中峠を経て、金糞峠へ抜ける道との分岐だ。
ゆるやかな尾根を直進する。
ツルリンドウ。
ホツツジは、葉がもう紅葉し始めている。
イヌツゲはユーモラスな形になっていた。まるで前衛芸術家に刈りこまれたよう。
山頂直前の偽ピークのケルン。
この先で、ちょっとした大岩を巻くが、そこに先人の慰霊碑が埋め込まれている。
オトギリソウ。
意外だったのは、今回、アカモノの小さな群落を発見したこと。
完全に高山植物ではないか!! ちょっと感動した。
そして、待望の武奈ヶ岳に到着!!
残念ながら霧の中。しかし、雨には全く降られていないのは奇跡的だ。
下山は、同じルートを戻ることになる。
途中、霧が少しだけ薄くなり、西側の山並みが見えた。
鎌倉山から峰床山あたりかな~と山座同定。
霧が晴れ、往路とはまた少し違った趣を見せる自然林。
行く手にシカが姿を見せた。悠然としていた。
坊村に着いて、クルマで堅田に戻る最中、強めの雨が降ってきた。
これに遭わなくてよかった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
霧に包まれた武奈ヶ岳の山頂
■今回のコース
葛川坊村→明王院→御殿山→ワサビ峠→八雲ヶ原への分岐→武奈ヶ岳→(往路を戻る)→
葛川坊村
久しぶりに武奈ヶ岳へ。日帰り・最短ルートとして、西南稜ルートは有効だが、
標高差910mの一気登りは、ウチの登山教室のレベルとしては、なかなか
チャレンジなところ。それだけに気合を入れて登っていただいたが、無事、
完登できたことは、大きな自信につながったことと思う。
葛川坊村から歩行スタート。料亭・比良山荘前を通過。
明王院の脇が登山口である。
最初は植林の中の急登だ。いきなり、きつい坂が続く。
単調な植林帯にぽつん。ヤマジノホトトギスが咲いていた。
コチャダイゴケ。名前はコケだが、れっきとしたキノコである。
クチベニタケ。丸くてかわいいな。
首筋に何かを感じたので手をやると、なんとヤマビルがいた。
吸血される寸前だったようで、ホント危ないところだった。
今や尾根筋にもヒルが出てくる、おそるべし比良。
登山道上の、ぬかるみのようになっているところではシカのひづめの痕が
残っていた。あまり媒介しないでね。
この日、一番の急登部をこなせば、登山道は90度左に折れる。
標識がポイントだ。このあたりから植生も美しい自然林に変わり、
気分も上がる。
ブナも現れる。好きなタイプの樹林帯だ。
この尾根は、中学生時代の夏合宿で歩いた思い出の道。
暑くて暑くて、メンバーは水をどんどん消費してしまい、昼食のラーメンに
使う水がなくなってしまったため、皆の残ったわずかな水を集め「つけ麺」に
して食べた、遠い記憶。
尾根を忠実にたどる冬道と、右を巻く夏道に分かれる。
この日は夏道へ。小沢を回り込む。
みごとに株分かれしたブナ。なんとも神秘的だ。
御殿山のピーク(1097m)に到着。ここまでに800m近く登ってきた。
ちょうど昼に着いたので、ここでランチ。
残り、ひとがんばりで、武奈ヶ岳だ。
朝、我々を追い抜いた2つのパーティが相次いで、向こうから引き返してきた。
彼らはほぼコースタイムで歩いていることになり、なかなかの健脚だ。
道端に、錆びついた滑車が落ちていた。かなり大きなものだが、林業用の索道でも
あったのかな。
ワサビ峠。中峠を経て、金糞峠へ抜ける道との分岐だ。
ゆるやかな尾根を直進する。
ツルリンドウ。
ホツツジは、葉がもう紅葉し始めている。
イヌツゲはユーモラスな形になっていた。まるで前衛芸術家に刈りこまれたよう。
山頂直前の偽ピークのケルン。
この先で、ちょっとした大岩を巻くが、そこに先人の慰霊碑が埋め込まれている。
オトギリソウ。
意外だったのは、今回、アカモノの小さな群落を発見したこと。
完全に高山植物ではないか!! ちょっと感動した。
そして、待望の武奈ヶ岳に到着!!
残念ながら霧の中。しかし、雨には全く降られていないのは奇跡的だ。
下山は、同じルートを戻ることになる。
途中、霧が少しだけ薄くなり、西側の山並みが見えた。
鎌倉山から峰床山あたりかな~と山座同定。
霧が晴れ、往路とはまた少し違った趣を見せる自然林。
行く手にシカが姿を見せた。悠然としていた。
坊村に着いて、クルマで堅田に戻る最中、強めの雨が降ってきた。
これに遭わなくてよかった。
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