日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

WBC宮崎合宿最終日&最終メンバー発表で和田が落選ってなぜだ?

2009年02月23日 | Sports

WBC日本代表の宮崎合宿が最終日を迎え、22日も巨人との練習試合が行われました。最終日も雨にもかかわらず満員のファンが駆けつけ、練習試合では前日に引き続いて打線が爆発しまくり。試合後には日本代表の最終メンバーが発表されました。

練習試合の先発メンバーは前日と同じ。先発投手は涌井でした。
1(左)青木宣親
2(遊)中島裕之
3(右)イチロー
4(指)稲葉篤紀
5(三)村田修一
6(一)小笠原道大
7(中)福留孝介
8(捕)城島健司
9(二)岩村明憲
 (投)涌井秀章

試合は初回に涌井が2死満塁のピンチを迎え、坂本勇人にライトへ痛打されますが、イチローがファインプレーを見せてピンチを凌ぎます。2回にも先頭打者に2塁打を許しながらも無失点。2回裏、日本は稲葉と村田の連打の後、小笠原が四球を選んで無死満塁。ここで福留が巨人先発・金刃憲人の直球をライトへ弾き返す満塁本塁打で4点を先取。3回には村田と小笠原の連打で1点を追加、4回に1死1塁の場面で中島がレフトへの2ランを放って7-0とリード。
5回以降も日本の打線は止まりません。2死から福留の内野安打、石原慶幸の四球で1,2塁の場面で、岩村が右中間への3ラン本塁打を放ちます。6回、川崎宗則と亀井義行の連打で無死1,2塁。稲葉凡退の後、栗原健太の2塁打で2者が生還。この後小笠原も2塁打で続きもう1点加えました。
投手陣では、3回から2番手で登板した岩田稔が2回1失点、4番手の山口鉄也が打者5人に出塁を許さない好投を見せました。なお試合は7回終了時に雨が激しくなったため降雨コールド。13-1でこの試合も圧勝し、巨人との練習試合2連戦を連勝で飾りました。

■日本代表 13-1 巨人
G 001 000 0=1
J 041 233 0=13
(7回終了降雨コールド)
(巨)金刃、歌藤、西村、福田-加藤、実松
(日)涌井、岩田、渡辺、山口-阿部、石原
【本】福留、中島、岩村(日本代表)

この日も侍JAPANの打線が大当たり!3本の本塁打が飛び出す一発攻勢、2回から6回まで毎回得点の圧勝で宮崎合宿を締めくくりました。先制の満塁弾を放った福留は2打数2安打4打点、中島は3打数2安打2打点、岩村は3打数2安打とバットが好調でした。2試合連続で4番に入った稲葉は無安打、イチローは3打数無安打で2試合連続ノーヒット。イチローのバットに快音が聞かれないのは少し気になるところですが…。2試合とも同じ打順で大量点を挙げたということは、今の侍JAPANのベストオーダーと言っても良いのかな?


そして宮崎での代表合宿が終了し、数時間後に大阪での強化試合・オーストラリア代表戦の帯同メンバー、即ち日本代表の最終メンバー28名が発表されました。
<投手>
ダルビッシュ有 馬原孝浩 田中将大
涌井秀章 松坂大輔 岩田稔
岩隈久志 藤川球児 内海哲也
小松聖 渡辺俊介 山口鉄也
杉内俊哉
<捕手>
城島健司 阿部慎之助 石原慶幸
<内野手>
中島裕之 片岡易之 岩村明憲
小笠原道大 村田修一 川崎宗則
<外野手>
福留孝介 青木宣親 内川聖一 
亀井義行 稲葉篤紀 イチロー

この中で落選したのは、左アキレス腱を痛めていた松中信彦選手、西武の細川亨捕手と岸孝之投手、広島の栗原健太選手、和田毅投手の5人。松中選手の脱落は正直仕方ないけど、和田投手が落選とはどういう事なんですか!土曜日に4奪三振の好投を見せて最終メンバー入りをアピール、左の先発候補の貴重な選手だったのに、最終的には外すなんて信じられません!いくらなんでもこれはおかしいですよ。落選候補の亀井を残したのは「身内」だから?俺もWBCで和田が日本代表のユニフォームで投げる姿が見たかったですよ。落選を聞いた秋山監督のコメントには「チームにとっては大助かりだし、いいこと」と前向き発言。「なんか残念ですね」という気持ちは無いんですか?ホークスファンのほとんどが和田の落選に不満やショック、怒りを隠しきれない人が多いと思います。この怒りをどこにぶつけりゃええねん!
福岡ソフトバンクからは、馬原・杉内・川崎の3選手が出場。杉内は左のエースとして、馬原は抑え、川崎は守備要因か代走での出場がメインになるかもしれないけど、何らかの形で日本の勝利に貢献してもらいたいですね。
この後の予定は、24日と25日に京セラドーム大阪での強化試合・豪州戦、25日の2戦目には最終登録メンバーが発表されます。28日からは東京ドームで西武・巨人との練習試合を行い、3月5日からは第1ラウンドとなります。選ばれた選手にはぜひとも活躍してくれることを願っております。



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7歳2強敗れたり!フェブラリーSはブロッケン&カジノの4歳馬ワンツーフィニッシュ!

2009年02月23日 | 競馬

2009年最初の中央競馬GIレース、春のダート王決定戦・第26回フェブラリーステークスが22日、東京競馬場で行われました。今年はダイワスカーレットが2009年の初戦に使う予定だったんですが、浅屈腱炎で回避→引退ということになりました…。今年は、GI7勝の②カネヒキリ、昨年の覇者・⑨ヴァーミリアン、2007年優勝馬・サンライズバッカスの過去3年のフェブラリーSの勝ち馬が揃いました。もちろん勝てば史上初の同レース2勝目です。7歳2強に待ったをかけるのは、3歳ダート王・⑮サクセスブロッケン、ドバイに挑戦する⑭カジノドライヴ、JBCスプリントを制した⑤バンブーエール、根岸ステークス優勝馬・⑯フェラーリピサ、ダートに転向してから5連続連帯中の⑫エスポワールシチーなど。東京ダート1600mに16頭が出走し、ダート実力日本一の座をかけて争われました。

直前の単勝オッズでは、カネヒキリが1番人気(2.7倍)、2番人気にヴァーミリアン(4.1倍)、カジノドライヴが3番人気(5.0倍)、以下フェラーリピサ(8.8倍)、エスポワールシチー(9.4倍)と10倍以下が5頭も出ました。
ファンファーレが鳴り、順調に各馬がゲート入り。スタートの瞬間、サンライズバッカスが出遅れ、専攻争いではエスポワールシチーがダートに入ると同時に先頭に立ち、2番手争いにカジノドライヴとサクセスブロッケン、カネヒキリが4番手で内側から徐々に進出。フェラーリピサが5番手、ヴァーミリアンは7番手、バンブーエールは10番手のところ。後方では⑦ヒシカツリーダー、サンライズバッカスが15番手、⑩ビクトリーテツニーが最後方。
逃げるエスポワールは最初の600mを35秒台、800mを46秒台と速いペースを刻む。カジノとブロッケンの4歳コンビが続き、上位3頭は4歳が独占中。カネヒキリはフェラーリピサと並走、ヴァーミリアンは7番手で外側に持ち込む。残り600mから最後の直線に入ってもエスポワールが先頭、2番手とは3馬身のリードで逃げ粘る。カネヒキリが最内から追走し、カジノを捉える勢い。ヴァーミリアンも追い上げるが勢いが感じられない。フェラーリも外側から捉えるも届きそうにない。残り200で先頭争いが激しくなり、逃げるエスポワールをカジノが捉え、間からカネヒキリが突き刺すが、ゴール前でブロッケンが2頭を差し切ってゴールイン!ゴールの瞬間、内田博幸騎手がガッツポーズ!2着争いはカジノとカネヒキリが並んだものの、僅かの差でカジノドライヴが2着、カネヒキリは3着に敗れました。

最終成績&払戻金
1⑮サクセスブロッケン 1:34.6/レコード
2⑭カジノドライヴ   クビ
3②カネヒキリ     アタマ
4⑫エスポワールシチー  1.1/4
5⑯フェラーリピサ    1.1/2
6⑨ヴァーミリアン   クビ
7⑪アドマイヤスバル   4
8⑤バンブーエール   アタマ
9④トーセンブライト   1.1/2
10⑦ヒシカツリーダー  クビ
11①カフェオリンポス  クビ
12⑩ビクトリーテツニー  3/4
13⑥ナンヨーヒルトップ クビ
14⑧キクノサリーレ   クビ
15③サンライズバッカス 2.1/2
16⑬オフィサー     クビ

単勝 15 2,060円
複勝 15 450円 14 200円 2 130円
枠連 7-8 1,490円
馬連 14-15 4,710円
馬単 15-14 14,070円
ワイド 14-15 1,700円 2-15 1,180円 2-14 450円
3連複 2-14-15 5,730円
3連単 15-14-2 57,720円


サクセスブロッケンがゴール前での3頭の叩き合いを制して春のダート王に輝き、2着にカジノドライブが入って4歳馬のワンツーフィニッシュ。前人未到のGI8勝目を狙ったカネヒキリが3着に敗れ、ヴァーミリアンは直線で伸び足を欠いて6着と掲示板を外しました。4歳馬のワンツーとダートの2トップが敗れ、ダート戦線の世代交代を告げたレースとなりました。
サクセスブロッケンの優勝タイム・1分34秒6は、2005年優勝馬・メイショウボーラーが持っていた東京ダート1600mのレコードタイムを0.1秒更新。カネヒキリまでの上位3頭が同タイムでゴールしました。ブロッケンは昨年のジャパンダートダービー以来のGI2勝目、鞍上の内田博幸騎手はGI4勝目、前日のクイーンカップでディアジーナとのコンビで制したことで、2日連続の重賞制覇を飾りました。
ジャパンダートダービー以降、出るレースでは常にカネヒキリやヴァーミリアンが立ちはだかっていたんですが、ようやく7歳2強の壁をぶち破ることが出来ました。このまま7歳2強の時代が続いたらダート戦線に未来は無い、2頭を超える次世代の馬が必要だと言われていたときにサクセスブロッケンがやってくれましたね。2着のカジノドライヴ、4着のエスポワールシチーはブロッケンと同期の4歳馬。この3頭以外にも、ダート5連勝中のウォータクティクス、ユビキタス、キクノサリーレとダートの逸材が多数います。ブロッケンがGI制覇したことで、次はカジノがGIを獲る番です。ドバイワールドカップで「カジノドライヴ優勝!」という競馬ファンを歓喜の渦に巻き込むようなニュースを待ちたいところです。
3着に終わったカネヒキリはGI8勝の新記録達成はならず。短い間隔でのレースが続いたことで疲労が溜まっていたのか、内枠だった事が敗因だったんでしょう。復帰後も強い走りが続いたので、このレースも勝てるだろうと予測していた人も多かったんじゃないでしょうか…。4歳コンビに敗れましたが、まだリベンジするチャンスはあるかもな…。6着のヴァーミリアンですが、武豊騎手のコメントに「本質的にマイルの馬じゃない」とあり、確かに長距離クラスのレースが続いたことで感覚が掴めなかったように思えます。でもこの着順を見ると、右肩の違和感が影響したのかもしれません。しばらくは休養した方がいいでしょう。


この後のGIレースは、3月29日に第39回高松宮記念(中京競馬場・芝1200m)が行われます。その前哨戦が来週あり、阪神競馬場で阪急杯が開催されます。高松宮記念の他にも安田記念のステップレースでもあるんですね。ファイングレイン、ファリダット、ローレルゲレイロ などが登録されています。中山競馬場では中山記念が行われ、エアシェイディ、ドリームジャーニー、カンパニー、スマイルジャックが出走予定となっています。春の訪れとともにGI戦線がヒートアップ、今年の上半期の競馬界はどの馬が主役になるのか?




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