福岡ソフトバンクホークスの宮崎キャンプは5日に第2クールがスタート。この日は新外国人選手のアギーラ選手が合流。来日していきなり飛ばしてくれました。他にも松中VS大場のフリー打撃対決が実現しました。
アギーラ選手は奥さんが子供を出産したため来日が延期となっていましたが、4日に宮崎入り。5日に入団発表を行い、「右中間、左中間に鋭い打球を打て、チーム打撃ができる」と意気込んでいました。その後のフリー打撃では41スイング中8本の柵越えを見せたアギーラ、合流遅れを感じさせないパワフルな打撃を見せました。守備練習でも柴原や多村と仲良くなったらしく、日本でのプレーにも心配はなさそうです。
公式サイトをチェックすると、アギーラ選手はとてもユニークな人で、「必勝」鉢巻きをつけて宮崎入りすれば、記者から「好きな日本食は?」の質問に対して「マクドナルド!」と答えていました。なぜマックかというと、「日本の店で作ったハンバーガーは日本食だよ」と理由付けていたとか。どうでもいいことですが、佐世保バーガーは日本生まれです。ホークスファンを楽しませてくれた外国人といえばズレータ選手が有名ですが、ズレータの後継者はこの人で決まり?ホームランを打った後やお立ち台で、特技の「ファイア・ナイフ・ダンス」を見せてほしいですね~。
アイビースタジアムでは、投手陣がフリー打撃に登板。2年目の大場投手は松中選手と対戦し、26球中13球がボール球と制球面で不安を残す形となりました。本人も「力んでしまった」と反省気味でしたが、投球には手ごたえを感じていたらしい。松中選手には「ナイスボールだったよ」と褒められていました。1年目はわずか3勝と周囲の期待を大きく裏切っただけに、今年は飛躍とリベンジのシーズンにしたいところですが、今回の内容からすれば開幕ローテーションに入れるのはまだ厳しいでしょう。
その大場と対戦した松中は、隣接するサッカー場で外野の特守に取り組み、45分間もノックの打球を追いかけていました。ブルペンにも入り、6日に初顔合わせの巽真悟の投球を視察。巽VS松中の対決はどんな結果が待っているのか?外野の守備練習にサッカー場を選んだのは、ヤフードームの新しい人工芝と同じタイプだからだそうです。選手たちは人工芝の感触を試しているかのように全力疾走していました。この感覚を掴めれば、安定した守備や鮮やかなファインプレーも見られるかも。でもさ、サッカー場にいるんだから、サッカーもやったっていいんじゃない。
第2クールではシートノックと投内連係も追加されたので、徐々に実戦ムードに取り掛かってきております。6日の宮崎も快晴で穏やかなキャンプ日和となりそうです。