日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

卓球男子団体がメダル確定!バドミントン女子ダブルスも決勝進出!

2016年08月16日 | Sports

リオデジャネイロ五輪の大会11日目の15日(現地時間)、卓球の男子団体戦の準決勝で、日本がドイツを下して決勝進出を果たし、メダルを確定させました。



勝てば銀メダル以上が確定するこの試合、第1試合の吉村真晴VSドミトリー・オフチャロフ戦は、第1ゲームはオフチャロフが11-8で制す。第2ゲームでは吉村が背面打ちを見せるも、オフチャロフが11-3で勝利。第3ゲームもオフチャロフが圧倒(11-3)し、オフチャロフが吉村に3-0のストレート勝ち。
第2試合の水谷隼VSティモ・ボル戦は、第1ゲームで水谷が11-9で競り勝つと、第2ゲームも水谷が11-5で圧倒。第3ゲームは9-10とリードされますが、水谷が3連続ポイントを奪い、12-10の逆転勝ち。水谷が3-0でボルにストレート勝ちを収め、1勝1敗の五分とします。
第3試合は丹羽孝希&吉村真晴VSティモ・ボル&バスティアン・シュテーガーのダブルス戦。第1ゲームは11-5で日本が奪い、第2ゲームはジュースの末にドイツが13-15と奪い返す。しかし、日本が第3ゲーム(11-4)と第4ゲーム(11-5)を連取し、ゲームカウント3-1で勝利。日本が2勝1敗と勝ち越し、メダル確定まであと1勝とします。
第4試合の水谷VSシュテーガー戦は、序盤から水谷が圧倒する展開に。第1ゲーム、ラリーの打ち合いを制すと、カウンターのバックハンドドライブも鮮やかに決め、11-5と先取。第2ゲームと水谷が一方的に攻めて11-4、第3ゲームは1-1から9連続ポイントを奪い、最後は長いラリー戦から水谷フォア強打→シュテーガーのバックがアウトとなり試合終了(11-4)。水谷が3-0のストレート勝ちを収め、日本が3勝1敗でドイツを破りました。


男子シングルス戦で水谷選手が銅メダルを獲得し、今度は男子団体戦でメダル確定という快挙を成し遂げました。初戦は完敗でしたが、第2試合で水谷選手がティモ・ボル選手にストレート勝ち。ドイツのエースを破ったことで波に乗り、その後の2試合も連勝。水谷選手は準決勝で2試合ともストレート勝ちでした。前日の女子団体準決勝で、日本がドイツに敗戦しましたが、男子チームが女子の借りを返してくれました。
快進撃が続く卓球男子は、決勝で中国と対戦。シングルス金メダルの馬龍、銀メダル・張継科を擁しており、物凄く手強い相手です。団体金メダルはとてもと言って無理だと思いますが、悔いのない戦いを期待したいです。




そして、日本時間16日夜に嬉しいニュースが入りました。女子バドミントンのダブルスの準決勝で、世界ランキング1位の高橋礼華&松友美佐紀ペアが、韓国のチョン・ギョンウン&シン・ソンチャン組にゲームカウント2-0で勝利し、決勝に進出しました。
第1ゲームの立ち上がりは、韓国ペアが2-5とリード。しかし、日本が3度の3連続ポイントで13-8とリードを奪う。その後も優位に進め、20-16とゲームポイントを奪い、最後は相手のスマッシュがネットに当たり、21-16で日本が第1ゲームを取ります。
第2ゲーム、日本が8-5とリードしますが、韓国が3連続ポイントで8-8の同点に追いつく。9-8と日本が再びリードした後、ラリーの応酬→松友のスマッシュが決まり10点目。これで流れを引き寄せた日本は、徐々に韓国ペアを突き放し、高橋の強打で19点目を挙げると、最後は相手のクロスネットがアウトとなり、日本に21点目が入りゲームセット。第2ゲームも日本が21-15でモノにしました。

女子ダブルスのタカマツペアが、韓国のペアに完勝。これで日本は前回のロンドン大会の垣岩令佳&藤井瑞希ペアに次いで、2大会連続のメダルを確定させました。相手も世界ランキングで5位の強豪でしたが、世界ランク1位の実力を大いに見せ付けましたね。高橋選手と松本選手共に集中力を切らさなかったし、スマッシュも冴え渡ってました。ディフェンス力も高く、韓国の強打を次々と拾い、松友選手の前衛攻撃は本当に素晴らしい!
タカマツペアは予選リーグを3戦全勝。準々決勝ではマレーシアのペアを相手に2-1と勝利。準決勝もストレートの快勝。盤石の強さで決勝まで駒を進め、バドミントン競技で日本初の金メダルに王手をかけました。決勝ではデンマークのカミラ・リターユヒル&クリスティナ・ペデルセンのペア(世界ランキング6位)と対戦。ここまで来たら金メダル獲得してほしいですね!
バドミントン女子はシングルスでも注目の一戦があり、日本時間17日早朝の準々決勝で、奥原希望VS山口茜の日本人対決が実現します。過去の対戦成績は奥原選手の6戦6勝。選手村でも同じ部屋ということでやりづらいかもしれませんが、お互い力を出し切って戦ってほしいところだ。ホントは準決勝以降に実現してほしかったけどね…。





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やっぱりボルトは強い!前人未到の100m3連覇!

2016年08月16日 | Sports

熱戦が続くリオデジャネイロ五輪。日本時間15日午前に陸上競技の男子100mの準決勝と決勝が行われました。日本からはケンブリッジ飛鳥選手、山県亮太選手の2人が準決勝に進出しましたが、桐生祥秀選手は1次予選で敗退しました。この種目には男子100mの世界記録保持者&五輪2連覇中のウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が出場。「最後の五輪」となるリオ五輪で史上初の3連覇の快挙に挑みました。




準決勝第2組にボルトと山県が登場。1回目のスタートでアンドリュー・フィッシャー(バーレーン)がフライングで失格。2回目のスタートで山県が素晴らしい反応を見せるが、6レーンからボルトが一気に抜け出し、9秒86のタイムで1着。2着にはアンドレ・デグラッセ(カナダ)、3着にトレイボン・ブロメル(アメリカ)が入り、山県は10秒05で5着に終わりました。
第3組には、ケンブリッジのほかに、アメリカのジャスティン・ガトリン、ヨハン・ブレーク(ジャマイカ)、クリストフ・ルメートル(フランス)などが登場。ブレークは4レーン、ガトリンは6レーン、ケンブリッジは7レーンに入った。スタートでガトリンが好スタートを決めたのに対し、ケンブリッジは少し出遅れる。残り50mを切ってガトリンが抜け出し、ブレークが2番手で追うも、ガトリンが先頭でゴール。ブレーク2着に入り決勝進出。ケンブリッジは伸びきれず10秒17の7着。


準決勝を終えて、ボルト、ガトリン、ブレーク、デグラッセ、ブロメルのほかに、第1組からジミー・ビコ(フランス)、アカニ・シンビネ(南アフリカ)、ベン=ユセフ・メイテ(コードジボワール)の3人が決勝に進出。
迎えた決勝レース。ガトリンが準決勝と同様にスタートダッシュを決めて、50mを通過しても先頭を行くが、ボルトが徐々に差を詰め、ゴール前でガトリンをかわして1着フィニッシュ!ウサイン・ボルトが差し切り勝ちで100m3連覇達成!

男子100m結果
金メダル:ウサイン・ボルト(ジャマイカ) 9秒81
銀メダル:ジャスティン・ガトリン(米国) 9秒89
銅メダル:アンドレ・デグラッセ(カナダ) 9秒91


やっぱりボルトは強かった!前人未到の男子100m3連覇の快挙を成し遂げました!スタートからガトリン選手が逃げ、ボルト選手も後半にグーンと伸びて、ゴール前でガトリン選手を捕らえました。ボルト選手のストライドの大きさと後半の伸び脚は本当に凄いというか、えげつなかったです。ガトリン選手も素晴らしい走りを見せての銀メダルでしたが、「打倒ボルト」の夢は叶いませんでした。
ボルト選手は今年7月にジャマイカでの代表選考会で左太もも裏を痛めて決勝を棄権。五輪3連覇へ不安を残したんですが、五輪本番では1次予選、準決勝、決勝の3レースで全て1着。「連覇へ黄信号」、「暗雲」と言われながらも、本番では絶対王者の貫禄を見せて金メダル。さすがスーパースターです。
100m制覇で3大会連続の3冠制覇へ好スタートを切ったボルト選手。16日からは男子200mに出場し、さらには4×100mリレーにも登場予定。「ボルト劇場inリオ」はまだ終わらない…。





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